函館ナイター競輪20周年記念「スターライトクラウン」は27日に2日目が行われた。メインの優秀「スターライト賞」は南潤が中団まくりで快勝。きっちり人気に応えた。ガールズは予選2が行われ、梅川風子、尾崎睦、奥井迪が初日に続いて連勝を飾った。予選2走のポイント上位14名が3日目の準決勝進出した。
28日の3日目は北海道のプロレス団体「道南リング」が函館競輪場で激闘プロレスバトルを繰り広げます。競輪選手&レスラー対決企画やちびっこプロレス、函館在住のイケメンマジシャンDAIGOさんのサイエンスショー、函館市のご当地アイドルとして活躍中のすずはらかのんさんのステージなど、多彩なイベントでナイター開催を盛り上げます。ぜひ函館競輪場でお楽しみください。
<5R>

戸田みよ子選手
打鐘の2センター、6番手から仕掛けた梅川風子に合わせて加瀬加奈子が踏み込んで応戦。両者で激しい踏み合いになるが、外併走を耐えて踏み続けた梅川が最後は力でねじ伏せた。
「行き切れるかなと思ったけど出切れなかったので、冷静に回しながらバックからもう一度踏み込んでいきました。出切れると信じて踏んでいきましたね。あまりいいレースにはならなかったけど、勝てたしバンクコンディションは初日よりよくなっていますね。一戦一戦頑張るだけです」
もがき合いの後ろで様子を見ていた戸田みよ子(写真)が梅川に続く形で2着に入った。
「どっちでも対応できるようにしてました。状態はよくなってます。だいぶ脚は戻ってますね。負け癖があるので、それを脱せるようにしたいですね」
加瀬加奈子は若い梅川に真っ向勝負を挑んだ。3着とはいえ、意地は見せた。
「力勝負していこうと思っていました。踏み合い覚悟でも先行していこうと思って踏んでいきました。力は出し切れているし、やったほうでしょう」
一方、小坂知子は前受けから流れに乗れなかった。
「前受けからあそこ(ホーム)で粘ってもどうしようもないと思ったけど、引いても厳しくてどうしていいのか分からなかったです」
「行き切れるかなと思ったけど出切れなかったので、冷静に回しながらバックからもう一度踏み込んでいきました。出切れると信じて踏んでいきましたね。あまりいいレースにはならなかったけど、勝てたしバンクコンディションは初日よりよくなっていますね。一戦一戦頑張るだけです」
もがき合いの後ろで様子を見ていた戸田みよ子(写真)が梅川に続く形で2着に入った。
「どっちでも対応できるようにしてました。状態はよくなってます。だいぶ脚は戻ってますね。負け癖があるので、それを脱せるようにしたいですね」
加瀬加奈子は若い梅川に真っ向勝負を挑んだ。3着とはいえ、意地は見せた。
「力勝負していこうと思っていました。踏み合い覚悟でも先行していこうと思って踏んでいきました。力は出し切れているし、やったほうでしょう」
一方、小坂知子は前受けから流れに乗れなかった。
「前受けからあそこ(ホーム)で粘ってもどうしようもないと思ったけど、引いても厳しくてどうしていいのか分からなかったです」
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高橋朋恵選手
スローペースの流れから坂口楓華が打鐘の3コーナーで一気に仕掛けて後続を引き離す。後方から踏み上げた尾崎睦が2番手をキープ。前との車間を徐々に詰めた尾崎が最終バックからまくって完勝した。
「坂口さんが行く気配はありました。追いつける感じはあったので、力まないように考えながら踏んでました。結果はしっかり出ているし、1着で勝ち上がれているのでいいと思います。4日間の開催なので、最終日に一番いい状態に持っていけるように、しっかりケアします」
前受けの高橋朋恵(写真)は尾崎を追う形で2着に流れ込んだ。
「諦めないで追いかけてよかったです。坂口ちゃんのダッシュがよかったので、空いてしまった。空いたところで睦さんが来て追いかけました。はまったような感じですね。タイミングがよかったと思います。調子は大丈夫です」
逃げた坂口楓華は後続に飲み込まれて5着まで沈んだ。
「モヤモヤして同じ着よりも自分で動いて出し切ろうと思いました。尾崎さんの後ろに付いてきた人たちにも飲み込まれて粘れなかったです。悔しいですね」
「坂口さんが行く気配はありました。追いつける感じはあったので、力まないように考えながら踏んでました。結果はしっかり出ているし、1着で勝ち上がれているのでいいと思います。4日間の開催なので、最終日に一番いい状態に持っていけるように、しっかりケアします」
前受けの高橋朋恵(写真)は尾崎を追う形で2着に流れ込んだ。
「諦めないで追いかけてよかったです。坂口ちゃんのダッシュがよかったので、空いてしまった。空いたところで睦さんが来て追いかけました。はまったような感じですね。タイミングがよかったと思います。調子は大丈夫です」
逃げた坂口楓華は後続に飲み込まれて5着まで沈んだ。
「モヤモヤして同じ着よりも自分で動いて出し切ろうと思いました。尾崎さんの後ろに付いてきた人たちにも飲み込まれて粘れなかったです。悔しいですね」
<7R>

成田可菜絵選手
奥井迪が初日に続いて圧巻の逃走劇を披露。赤板過ぎに5番手からジワジワと上昇を始め、内にいた中川諒子の様子を見ながら最終ホーム前から先行策に出る。そのまま他を寄せ付けずに連勝を飾った。
「中川さんが前を取った時点で飛び付き狙いだと思ったので。だったら少しでも脚を使わせようと。ホームからはしっかり踏んで、出切ってからはペースで駆けられました」
奥井を懸命に追いかけた飯田よしのは最終2コーナーから徐々に離されていく。3番手に収まった中川が2センターから踏み込むが、その後ろから伸びた成田可菜絵(写真)が2着に入線してホッと一息。
「うまく切り替えられて脚をためられました。最後も伸びると思いました。もう少し動いても良かったけど勝負駆けだったので無理に動けなかった。でも結果的にいい位置が取れたので」
3着の中川諒子は準決進出を決めながらも悔しそうにレースを振り返る。
「鐘過ぎに奥井さんが上に登ったので自分も上がったんですけど、内も気になって脚を使わされました。初日、2日目と2着には入りたかったけどダメでした」
「中川さんが前を取った時点で飛び付き狙いだと思ったので。だったら少しでも脚を使わせようと。ホームからはしっかり踏んで、出切ってからはペースで駆けられました」
奥井を懸命に追いかけた飯田よしのは最終2コーナーから徐々に離されていく。3番手に収まった中川が2センターから踏み込むが、その後ろから伸びた成田可菜絵(写真)が2着に入線してホッと一息。
「うまく切り替えられて脚をためられました。最後も伸びると思いました。もう少し動いても良かったけど勝負駆けだったので無理に動けなかった。でも結果的にいい位置が取れたので」
3着の中川諒子は準決進出を決めながらも悔しそうにレースを振り返る。
「鐘過ぎに奥井さんが上に登ったので自分も上がったんですけど、内も気になって脚を使わされました。初日、2日目と2着には入りたかったけどダメでした」
<8R>

松岡孔明選手
ここからが二次予選。後ろ攻めから早めに動いて先行態勢を取った小酒大勇が打鐘前からペースを上げる。前受けから5番手に下げた片折亮太が強引に巻き返して主導権を握る。打鐘の3コーナーで東北勢の内をすくった松岡孔明(写真)は片折の後位に飛び付く。山下渡をさばいて番手を奪った松岡が早めの追い込み勝負で混戦を断ち切った。
「(片折は)小酒と踏み合っていたので来ないかと思ったらまさか来るとは。タイミングが合ってしまったので(山下は)同期だけど粘らせてもらいました。車は出ているし、自分向きのバンクコンディションですね」
松岡に番手を奪われた山下は3番手で態勢を立て直す。その後ろで脚をためていた真崎新太郎が伸びて2着に。
「ホームでゴチャゴチャしたけど、山下と連結を外さずに追走はできた。勝ち上がりが3着までなら山下の内を踏んでいたけど、4着までだったので外を踏んでいった。初日よりはマシになっている」
松岡と連結を外した小岩大介だが外を踏み上げて3着は確保した。
「松岡さんが引かなくて2車入られてしまい。それでも余裕はあったので、外を踏んでいきました」
「(片折は)小酒と踏み合っていたので来ないかと思ったらまさか来るとは。タイミングが合ってしまったので(山下は)同期だけど粘らせてもらいました。車は出ているし、自分向きのバンクコンディションですね」
松岡に番手を奪われた山下は3番手で態勢を立て直す。その後ろで脚をためていた真崎新太郎が伸びて2着に。
「ホームでゴチャゴチャしたけど、山下と連結を外さずに追走はできた。勝ち上がりが3着までなら山下の内を踏んでいたけど、4着までだったので外を踏んでいった。初日よりはマシになっている」
松岡と連結を外した小岩大介だが外を踏み上げて3着は確保した。
「松岡さんが引かなくて2車入られてしまい。それでも余裕はあったので、外を踏んでいきました」
<9R>

荒澤貴史選手
後ろ攻めから早めに動いた戸田康平が前受けの加賀山淳に赤板前で並びかける。両者で併走しているところを真船圭一郎が踏み上げ、赤板の2コーナーから先行態勢を取る。戸田が4番手に収まり、7番手に加賀山で最終ホームを通過。2コーナーからまくった戸田は車が進まない。番手絶好となった荒澤貴史(写真)が直線できっちり抜け出した。
「真船君があれだけ頑張ってくれたのに、残せないようでは本当にダメですね。反省しかないです。8番(青井賢治)がまくりに来たと思って…。うまくやれば、もう少し遅く踏めた。うれしさ2で反省が8です。(真船に)感謝しかないですね」
北日本コンビ追走から佐藤真一が中割りで鋭く詰め寄った。
「真船のおかげ。強かった。あれで2着に入れたからよかった。(状態は)日に日によくなっている」
7番手に置かれた加賀山は不発となったが、最終3コーナーでインを突いた望月永悟が3着に突っ込んだ。
「加賀山はいつも頑張ってくれる。バック数をたくさん持っている選手がいて大変だったと思う。先行できるのは1人しかいない。あとは自分がどうするかが課題。初日よりも踏めていたと思う」
「真船君があれだけ頑張ってくれたのに、残せないようでは本当にダメですね。反省しかないです。8番(青井賢治)がまくりに来たと思って…。うまくやれば、もう少し遅く踏めた。うれしさ2で反省が8です。(真船に)感謝しかないですね」
北日本コンビ追走から佐藤真一が中割りで鋭く詰め寄った。
「真船のおかげ。強かった。あれで2着に入れたからよかった。(状態は)日に日によくなっている」
7番手に置かれた加賀山は不発となったが、最終3コーナーでインを突いた望月永悟が3着に突っ込んだ。
「加賀山はいつも頑張ってくれる。バック数をたくさん持っている選手がいて大変だったと思う。先行できるのは1人しかいない。あとは自分がどうするかが課題。初日よりも踏めていたと思う」
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大矢崇弘選手
後ろ攻めから上昇した箱田優樹が誘導員の後ろに収まる。打鐘で先頭に立った箱田は後方から踏み上げてきた上野真吾に合わせて一気にペースを上げて主導権。岡崎智哉が最終ホームから巻き返したが、山田敦也が強烈なブロックで止める。最後まで懸命に踏み切った箱田が逃げ切り勝ちを収めた。
「後ろ攻めになってしまったので早めに動いて場所次第でそのまま駆けるか出させるかだと思いました。岡崎さんのスピードがすごくて行かれてしまったと思ったけど、山田さんが止めてくれたので。初日が悔しかった分、頑張れました」
2位入線の山田は押上げにより失格。北日本コンビを追っていた上野真吾が2着に繰り上がったが、表情は冴えない。
「勝負しようと思ったのにそれすらできなくて。脚のなさがはっきりわかるレースになってしまった。近藤(俊明)さんに入れてもらっただけで自分の力ではないですから」
後方からまくり追い込んだ大矢崇弘(写真)が繰り上がりの3着。
「余裕はあったし、落車がなければいけるかなって気がした。でもレースなので仕方ない。初めてGIIIの準決に進めたので頑張りたい」
「後ろ攻めになってしまったので早めに動いて場所次第でそのまま駆けるか出させるかだと思いました。岡崎さんのスピードがすごくて行かれてしまったと思ったけど、山田さんが止めてくれたので。初日が悔しかった分、頑張れました」
2位入線の山田は押上げにより失格。北日本コンビを追っていた上野真吾が2着に繰り上がったが、表情は冴えない。
「勝負しようと思ったのにそれすらできなくて。脚のなさがはっきりわかるレースになってしまった。近藤(俊明)さんに入れてもらっただけで自分の力ではないですから」
後方からまくり追い込んだ大矢崇弘(写真)が繰り上がりの3着。
「余裕はあったし、落車がなければいけるかなって気がした。でもレースなので仕方ない。初めてGIIIの準決に進めたので頑張りたい」
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佐々木雄一選手
打鐘で服部克久を押さえた根本哲吏が主導権を取る。根本が軽快に駆けて、4番手に服部、小林則之が7番手で最終ホームを通過。2コーナーからまくり上げた服部を佐々木雄一(写真)が軽くけん制して止めると、粘る根本をゴール前できっちりとらえた。
「根本君の気合が入っていた。かかっていたし、強かったです。浦川(尊明)さんが付いてくれたのも大きかった。落車明けで初日は不安があったけど、2日目は落車前のセッティングに戻して」
根本哲吏は力強い先行策でレースを支配。ラインを上位独占に導いた。
「初日は押さえて脚を使ってから出ているのでキツかったけど、(2日目は)いい感じに駆けることができたし、ペースで踏むことができましたね。後ろには差されているけど、ワンツースリー決まっているのでいいと思う」
前が不発の展開から西川親幸が4着に入り、勝ち上がりを決めた。
「(服部が)もう少し遅めにいくかと思ったら、思ったより早かったですね。仕掛けてくれたおかげで自分にもチャンスができましたね。落車後の一戦としてはマシなほうです」
「根本君の気合が入っていた。かかっていたし、強かったです。浦川(尊明)さんが付いてくれたのも大きかった。落車明けで初日は不安があったけど、2日目は落車前のセッティングに戻して」
根本哲吏は力強い先行策でレースを支配。ラインを上位独占に導いた。
「初日は押さえて脚を使ってから出ているのでキツかったけど、(2日目は)いい感じに駆けることができたし、ペースで踏むことができましたね。後ろには差されているけど、ワンツースリー決まっているのでいいと思う」
前が不発の展開から西川親幸が4着に入り、勝ち上がりを決めた。
「(服部が)もう少し遅めにいくかと思ったら、思ったより早かったですね。仕掛けてくれたおかげで自分にもチャンスができましたね。落車後の一戦としてはマシなほうです」
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南潤選手
優秀「スターライト賞」を制したのは南潤(写真)だ。打鐘の2コーナーで先頭に立って緩めたところを山本伸一に叩かれたが、4番手で態勢を立て直してホームから力強くまくり切った。
「しんどかったです。出切っていつもならあのまま駆けるけど、ペースを落としてしまった。まくりになって、後ろ4人いるので、無理やり行った感じです。結果1着なんですが、内容はよくないですね。しっかり修正します」
好マークから迫った中野彰人だが、交わせなかった。それでも2日連続で後輩とワンツー決着を決めた。
「やっぱり強いですね。最後は抜きにいったんですけどダメでした。体はそんなによくないですね」
和歌山コンビを追走した湊聖二がしぶとく3着に流れ込んだ。
「前が強いですね。中野君の動きをちょっと見てしまったけど、なんとか付いていけました。脚の感じは悪くないです」
南と別線で勝負した山本伸一は思い切って駆けた。
「しっかり出切れたのはよかったけど、すんなりまくられてしまった。もうちょっとやりあって抵抗したかったですね」
「しんどかったです。出切っていつもならあのまま駆けるけど、ペースを落としてしまった。まくりになって、後ろ4人いるので、無理やり行った感じです。結果1着なんですが、内容はよくないですね。しっかり修正します」
好マークから迫った中野彰人だが、交わせなかった。それでも2日連続で後輩とワンツー決着を決めた。
「やっぱり強いですね。最後は抜きにいったんですけどダメでした。体はそんなによくないですね」
和歌山コンビを追走した湊聖二がしぶとく3着に流れ込んだ。
「前が強いですね。中野君の動きをちょっと見てしまったけど、なんとか付いていけました。脚の感じは悪くないです」
南と別線で勝負した山本伸一は思い切って駆けた。
「しっかり出切れたのはよかったけど、すんなりまくられてしまった。もうちょっとやりあって抵抗したかったですね」