『前橋競輪開設59周年記念(GIII)レポート』 前検日編
配信日:11月6日
今年は開設記念が開催される前橋競輪場。「三山王冠争奪戦」は平成17年以来となる。稲村成浩、木暮安由そして矢口啓一郎と地元エースのそろい踏みで激戦が繰り広げられること間違いなし。初日は吉井秀仁氏、山口健治氏、滝澤正光氏による「フラワーライントークショー」が行われます。先着3,000名様にお配りするスクラッチカードによる抽選で800名様に場内食事券をプレゼント。注目の初日を、ぜひ快適なグリーンドーム前橋でご観戦ください。
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浦山一栄選手
オープニングレースで注目されるのは
浦山一栄(写真)
だ。ギアを4.15に上げて一撃必殺を狙う。
「最近になってようやく初日の連がらみも増えてきているし、調子は良くなっていると思いますよ。前橋はA級でも優勝しているし、S級に上がってからも決勝に乗っている相性の良いバンク。4.15は何度か使っているんですが、最初に逃げ切ったんで良いイメージがあるんですよ」
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杉山悠也選手
房州輝也とタッグを組む
杉山悠也(写真)
は「房州君とはA級でも連係したことがありますね。やっぱり前橋だと中団以内にはいて欲しいな。秋田ではもう雪も降ったんで、ちょっと練習が足りない感じ。そろそろ冬季移動も考えないとダメかな」と明日のレースに思いをはせる。
「後手だけは踏みません」と言い切る
伊藤大彦
。単騎での戦いになりそうだが「前橋はレインボーカップで来た時以来になりますね。前走の花月園ではまさか二日続けて落車するとは思わなかったけど、ようやく影響もなくなってきた。一人だし、何でもアリの競走ですね」と強気なコメントを残した。
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好不調の波が激しい
市川健太
だが、補充で走った京王閣から中2日の強行軍にも関わらず、表情に疲れは見られない。
「ここに向けて仕上げてきましたから。仕掛け所さえ間違わなければ何とかなりますよ。酒井君とは何度も対戦しているので、走り方は分かっている。緩んだところを見逃さず踏みますよ」
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篠塚光一選手
篠塚光一(写真)
は今期2回目の記念出走。勝ち星も増えている近況で、人気を集めそうだ。
「前回の富山が終わってから風邪をひいてしまったんですが、しっかり治してきたんで大丈夫です。とにかく先行で自分のレースをするだけですね。同期の塚本君が相手で、なんだかやりにくいですけどね」
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宮内善光選手
宮内善光(写真)
は気合の入る地元記念だが、アクシデントに見舞われてしまった。
「インフルエンザに罹ってしまったんですよ。薬を飲んだらすぐに症状は治まってくれたので、それだけが救いですね。練習自体も4日間ほどできたので、問題ないと思います。ここも自分の走りを見せたい」
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山本健也選手
選抜戦最初のレースは大混戦。徹底先行同士の熾烈な主導権争いが見られそうだ。
山本健也(写真)
は「竹山君はダッシュがいいんですよね? 多少、早めでも先手を取っていかないとダメだな。後ろ攻めが理想ですね。でも、出られちゃったら引けないし、最悪のケースになったら粘ることも…」とライバルを意識したコメント。
出方が難しくなったのは
佐藤成人
だ。
「難しいですね。競走は二週間以上、空いていたんですが、地区プロがあったりして忙しかった。ドームは嫌いじゃないんで、何とか前々に攻めていきたい」
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中村美千隆選手
中村美千隆(写真)
は中4日での参加。「高松は追加の知らせについ飛び付いちゃいましたけど、疲れが残っていたせいで、動く気になれなかったんですよ。今回はしっかり疲労を取ることに専念しました。前回、最終日に河野君と対戦してバックを取られているんで、油断せずに仕掛けますよ」。
一方、
河野通孝
は前橋バンクとの相性を強調し、自信をのぞかせる。
「昔から相性が良いんですよね。A級でも優勝しているんです。このバンクはとにかく前にいないと勝負にならないし、自分で行く気持ちがないと後手を踏んじゃうという意識がすごくあるんですが、それで積極的に動けるから結果がいいのかもしれませんね」
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鰐渕正利選手
ほぼ100%の割合でバックを先制している
橋爪亮
。地元記念でもスタイルは変えないと胸を張る。
「相手が誰でも、僕はいつも通りのレースをするだけ。とにかく積極的に仕掛けることだけを考えて走ります」
鰐渕正利(写真)
はこのところ展開に恵まれず競走得点を落としているが…。
「ここまで落ちるとね。地区プロのポイントレースに出場するために、気合を入れて体重を落としたんですが、それで成績も一緒に落ちてしまった。今は徐々に体重を戻しているんですが、ようやく1、2キロ増えた感じ。でも、身体が軽くなったおかげで、踏み出しは楽になりましたね」
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永井清史選手
激戦の特選競走。イギリス・マンチェスターで行われたワールドカップから帰国した
佐藤友和
は厳しい日程に顔を曇らせる。
「向こうでも練習するつもりだったんですが、急にスプリントに出場することになってしまい、ほとんど乗れなかったんです。しばらく日本で自転車に乗っていないのが不安材料ですね。まずはしっかり感触をつかみたい」
グランプリ出場に向けて熾烈な賞金レースを繰り広げている
永井清史(写真)
だが、ここも「積極的に」と先行勝負を宣言する。
「頑張っても加藤慎さんより上に行くのは難しいので、いつも通りのレースをするだけですよ。ドームは好きだし、競輪祭に向けてもいい間隔を保てるので気合が入ります。ここもいい走りができれば」
地元の天田裕輝をガードする
木村貴宏
。
「急な追加だったので、ちょっと準備期間は取れなかったけど大丈夫でしょう。天田君は最近乗れているみたいだし、何度か連係したことがあるので走りは分かっていますよ」
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岡部芳幸選手
「JKA インターナショナル・ケイリン」に出場した
岡部芳幸(写真)
は現地で落車のアクシデントに見舞われた。
「最初は肋骨に痛みがあったんですが、幸い折れてはなかったみたいだし、昨日、今日と痛みは軽くなってきましたね。3日に帰国したんですが、調子は走ってみないと分からない。練習自体は向こうでやってきてるんで大丈夫ですけどね」
矢口啓一郎
は気合満点の顔で競輪場に乗り込んだ。
「やっぱり地元ですからね。しかも小林さんと一緒のレースだし。小林さんはずっと群馬で先行選手として頑張ってきた先輩だし、僕が前で頑張るのは自然な流れでしょう。先行できれば、小林さんが仕事をする必要がないぐらいのスピードで駆けたい。その結果、二人でワンツーを決められれば最高ですよ」
石丸寛之
は前回の高松を欠場。「ちょっと腰痛が出てしまいました。今は痛みがないんで問題ないですけどね。ドームではいつもいい走りができているし、去年の親王牌も良かったはず。ここをしっかり走ってグランプリを近づけたい。優勝できれば一番なんですが」
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木暮安由選手
最終レースは群馬コンビと小嶋敬二の対決が焦点となる。
木暮安由(写真)
はいつも通りリラックスしきった表情で「大丈夫ですよ。何とかなります。とにかく中団より前にいることが最低条件。このバンクなら仕掛け所は感覚でつかめているし、勝手に身体が動いてくれるはず。仕上がりもいいですよ」
木暮に託す
稲村成浩
も笑顔が絶えない。
「ドームの申し子? もうこんな歳になっちゃいましたよ。いつも親王牌があるので、地元記念といっても、それほど緊張はないですね。発走10分前だけがいつも嫌ですけど。木暮なら、最終バックでいい位置にいてくれるし、僕は任せて走るだけです。板張り走路で世界選をやった時から走り続けているバンクなんで、ここのことは誰よりも知っています。それを生かしたいですね」
前走の弥彦で優勝を逃した
小嶋敬二
だが、落ち込む様子は見られない。
「一戦一戦が次に向けての走りだし、調子に問題はないので気にしてませんよ。今回は平原(康多)君と対戦したかったんですけどね。(平原が欠場で)それだけが誤算ですよ(笑)」
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情報提供:日刊プロスポーツ新聞社
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