取手競輪場で開設75周年記念「水戸黄門賞(GIII)」が、5月31日から4日間シリーズで開催される。眞杉匠、郡司浩平のS級S班2人に加えて、先の日本選手権を制して“ダービー王”になった地元の吉田拓矢、佐藤慎太郎、成田和也、山崎芳仁、松井宏佑、藤井侑吾、三谷竜生、岩津裕介、井上昌己ら強豪が顔をそろえた。地元からは吉田拓をはじめ杉森輝大、吉田有希、武田豊樹、芦澤大輔、辰弘らがシリーズを熱くする。あいにくの空模様となった前検日の5月30日だが、選手たちは翌日からの戦いに備えて、それぞれが入念な調整を行った。
記念開催中は毎日、先着ファンサービスとして500人に「茨城のお菓子」をプレゼント。専門解説者によるレース予想会、オリジナルグッズが当たる未確定車券抽選会などが予定されています。また、5月31日の初日は、坂井洋選手のトークショーなどもあります。取手競輪場では、みなさまのご来場をお待ちしております。また、テレビ、インターネット中継などでの観戦もお楽しみください。
記念開催中は毎日、先着ファンサービスとして500人に「茨城のお菓子」をプレゼント。専門解説者によるレース予想会、オリジナルグッズが当たる未確定車券抽選会などが予定されています。また、5月31日の初日は、坂井洋選手のトークショーなどもあります。取手競輪場では、みなさまのご来場をお待ちしております。また、テレビ、インターネット中継などでの観戦もお楽しみください。
<1R>

西田優大選手
西田優大(写真)は、前回の平塚記念を1858着。一次予選を逃げ切って好スタートを切ったものの、二次予選からは一息でリズムに乗れなかった。
「(前回は二次予選で車体故障もあり敗れたが)アクシデントもありましたけど、(後方に立ち遅れてしまった時点で)自分の現状の力だと思います。後ろの援護があってこその自分だと思う。初日のメンバーは2人(浮島知稀、鈴木浩太)とも積極的なタイプですし、いろいろと考えてですね。そのなかで先行できれば、結果的にラインで決まりやすいと思う」
前々回の平塚記念では2勝を挙げた小川真太郎は、続く全プロ記念を38着。
「最近は番手を回ることも多くて、そのたびに課題が見つかっている。その課題も、少しずつは克服できるようになっている。(一次予選でも)しっかり仕事をして、(ラインの)3人で決められるように走りたいです」
「(前回は二次予選で車体故障もあり敗れたが)アクシデントもありましたけど、(後方に立ち遅れてしまった時点で)自分の現状の力だと思います。後ろの援護があってこその自分だと思う。初日のメンバーは2人(浮島知稀、鈴木浩太)とも積極的なタイプですし、いろいろと考えてですね。そのなかで先行できれば、結果的にラインで決まりやすいと思う」
前々回の平塚記念では2勝を挙げた小川真太郎は、続く全プロ記念を38着。
「最近は番手を回ることも多くて、そのたびに課題が見つかっている。その課題も、少しずつは克服できるようになっている。(一次予選でも)しっかり仕事をして、(ラインの)3人で決められるように走りたいです」
<2R>
直近は4場所連続で優出中。白星ラッシュの横関裕樹は、前回の京王閣FIの決勝ではアクシデントを避けての準V。
「前回の決勝はかなり前がゴチャゴチャしていて、自分は前に付いていく感じだった。けど、シリーズを通して感じは良かった。スポーツ遺伝子検査をやって、年末年始ぐらいから低負荷のトレーニングを多くやるようにした。最近はそのおかげで成績も出てきた」
前々回の高松FIでは決勝にコマを進めた志智俊夫だったが、前回の地元、大垣FIでは初日に落車。2日目からは欠場を余儀なくされた。
「前回の落車で左腕(左上腕部)を怪我したので縫いました。でも、そのほかは軽い擦過傷程度だったので、練習は普通にやってこられました。フレームも無事だったので良かったです。最近の横関君は成績も調子も良さそうなので期待して任せます」
「前回の決勝はかなり前がゴチャゴチャしていて、自分は前に付いていく感じだった。けど、シリーズを通して感じは良かった。スポーツ遺伝子検査をやって、年末年始ぐらいから低負荷のトレーニングを多くやるようにした。最近はそのおかげで成績も出てきた」
前々回の高松FIでは決勝にコマを進めた志智俊夫だったが、前回の地元、大垣FIでは初日に落車。2日目からは欠場を余儀なくされた。
「前回の落車で左腕(左上腕部)を怪我したので縫いました。でも、そのほかは軽い擦過傷程度だったので、練習は普通にやってこられました。フレームも無事だったので良かったです。最近の横関君は成績も調子も良さそうなので期待して任せます」
<3R>
前回の全プロ記念では初日にまくりで勝ち星を挙げた河端朋之は、全プロ競技大会のスプリントでも準V。競技でも力を示した。
「(競技のスプリントは)優勝した雨谷(一樹)君が強かったですね。自分自身はなんとか2、3位には入りたいと思っていた。終わってからは日にちもなかったですし、練習はそこまでやれていないです。(腰の状態は)とくに問題もなく、いまは痛みも出ていないので変わらずですね」
前回の京王閣FIでV奪取の佐藤一伸だが、北日本ラインの3番手での立ち回りには反省まじりで振り返る。
「前回の決勝は(3番手回りで)ヘタクソでした。もっと人の後ろを回る技術を磨かないと。ダービー(日本選手権)は仕上げていて感じも良かったけど、その反動か前回、前々回と感じが良くなかった」
「(競技のスプリントは)優勝した雨谷(一樹)君が強かったですね。自分自身はなんとか2、3位には入りたいと思っていた。終わってからは日にちもなかったですし、練習はそこまでやれていないです。(腰の状態は)とくに問題もなく、いまは痛みも出ていないので変わらずですね」
前回の京王閣FIでV奪取の佐藤一伸だが、北日本ラインの3番手での立ち回りには反省まじりで振り返る。
「前回の決勝は(3番手回りで)ヘタクソでした。もっと人の後ろを回る技術を磨かないと。ダービー(日本選手権)は仕上げていて感じも良かったけど、その反動か前回、前々回と感じが良くなかった」
<4R>
近況は成績をまとめている感のある小畑勝広だが、手ごたえはいまひとつのよう。しかしながら、地元の記念だけに気持ちは自然と乗ってくるだろう。
「感じは良くないですね。レースが続いていたし、その影響か体調も良くないです。でも、自転車のセッティングはいい感じだし、地元なので気持ちで頑張りたい。(初日)自分のところだけ、ラインが3車になるのはありがたいし、まずは勝ち上がれるように走りたい」
一次予選は地区的な目標不在でラインの先頭で戦う阿竹智史。桑原大志と息を合わせて、勝ち上がりを目論む。
「感じは悪くないですよ。前々回の川崎は自分でやったけど、その時は車が出なかった。でも、今回は9車立てだし、レースが動いてくれればやれると思う。(初日は桑原と)2人で決まるように、位置は取って走りたい」
「感じは良くないですね。レースが続いていたし、その影響か体調も良くないです。でも、自転車のセッティングはいい感じだし、地元なので気持ちで頑張りたい。(初日)自分のところだけ、ラインが3車になるのはありがたいし、まずは勝ち上がれるように走りたい」
一次予選は地区的な目標不在でラインの先頭で戦う阿竹智史。桑原大志と息を合わせて、勝ち上がりを目論む。
「感じは悪くないですよ。前々回の川崎は自分でやったけど、その時は車が出なかった。でも、今回は9車立てだし、レースが動いてくれればやれると思う。(初日は桑原と)2人で決まるように、位置は取って走りたい」
<5R>
上杉嘉槻は、前回の大垣FIで初日、最終日をともにまくりを繰り出して1着。内容をふまえて、こう口を開く。
「前回の大垣は2勝できましたけど、内容的には良くなかったですね。(前々回)平塚記念は4日間とも先行できました、でも、前回は2勝ともまくりだった。自分が仕掛けたいタイミングでほかのラインが先に仕掛けるということは、自分の先行を警戒して少しでも脅威に思ってくれているからだと」
前々回の平塚記念では一、二次予選を連勝。近況は様々な展開と番組に対応しながら松本秀之介は、コンスタントに白星を重ねている。
「前回の全プロ記念が終わってから体調が良くなかったので、ゆっくりしてきた。最近は熊本からも若い子が出てきたし、番手を回る時はしっかり走りたいと思っています。自力自体の感じはここ最近良くなかったけど、前々回の平塚は悪かった時に比べるといい感じだった」
「前回の大垣は2勝できましたけど、内容的には良くなかったですね。(前々回)平塚記念は4日間とも先行できました、でも、前回は2勝ともまくりだった。自分が仕掛けたいタイミングでほかのラインが先に仕掛けるということは、自分の先行を警戒して少しでも脅威に思ってくれているからだと」
前々回の平塚記念では一、二次予選を連勝。近況は様々な展開と番組に対応しながら松本秀之介は、コンスタントに白星を重ねている。
「前回の全プロ記念が終わってから体調が良くなかったので、ゆっくりしてきた。最近は熊本からも若い子が出てきたし、番手を回る時はしっかり走りたいと思っています。自力自体の感じはここ最近良くなかったけど、前々回の平塚は悪かった時に比べるといい感じだった」
<6R>

芦澤大輔選手
地元記念に気持ちを込める芦澤大輔(写真)は、先日、引退した平原康多にもふれて、戦闘モードに切り替える。
「(地元記念で)カカリ気味です。前回の京王閣は(2日目に目標が当日欠場し)競りにいったけど、競りにもならず恥ずかしい競走でした。でも、新車を使って、セッティングも納得いく感じに仕上がった。(平原が引退して)彼が思っていたいい競輪を自分が伝えていけたら」
前回の宇都宮記念では積極策でアピールした吉田有希だが、準決の眞杉匠の失格が心残り。今度は自身の地元記念を迎える。
「(前回のあとは)いつもと変わらずやってきた。前回の宇都宮記念は3日間バックを取れたけど、準決で眞杉さんに仕事させてしまい失格になってしまったので申し訳なかった。今回は地元記念だけど気負わずに走りたい。(初日は)後ろがファイターの芦澤さんなので、自分も気合いが入ります」
「(地元記念で)カカリ気味です。前回の京王閣は(2日目に目標が当日欠場し)競りにいったけど、競りにもならず恥ずかしい競走でした。でも、新車を使って、セッティングも納得いく感じに仕上がった。(平原が引退して)彼が思っていたいい競輪を自分が伝えていけたら」
前回の宇都宮記念では積極策でアピールした吉田有希だが、準決の眞杉匠の失格が心残り。今度は自身の地元記念を迎える。
「(前回のあとは)いつもと変わらずやってきた。前回の宇都宮記念は3日間バックを取れたけど、準決で眞杉さんに仕事させてしまい失格になってしまったので申し訳なかった。今回は地元記念だけど気負わずに走りたい。(初日は)後ろがファイターの芦澤さんなので、自分も気合いが入ります」
<7R>

佐々木眞也選手
前々回の日本選手権の一次予選で落車に見舞われた佐々木眞也(写真)は、復帰場所の全プロ記念が74着。
「ダービー(日本選手権)の落車明けだったので、(前回は)間隔も空いて良くなかった。久々だったんで、レースの流れにちょっと遅れている部分があったので修正したい。(そのあとは)調整をしながら、(練習で)刺激を入れてきた。脚の感じは悪くない」
大怪我から徐々にではあるものの、復調の感触をつかんできている佐藤慎太郎は、長期スパンで先を見据える。
「(復帰して5場所目となるが)徐々にですね。もちろん、あきらめてはいませんよ。練習の強度は少しずつ上げられてきていますし、これから良くなっていくんじゃないかなっていうのはあります。でも、まだ良かったころの100%の練習ができているわけじゃない。そうですね、まだ80%ぐらいかな。これが100%まで戻せたところから、3カ月ぐらいで以前のようにまでは戻るかなって思っている。まずはそこからですね」
「ダービー(日本選手権)の落車明けだったので、(前回は)間隔も空いて良くなかった。久々だったんで、レースの流れにちょっと遅れている部分があったので修正したい。(そのあとは)調整をしながら、(練習で)刺激を入れてきた。脚の感じは悪くない」
大怪我から徐々にではあるものの、復調の感触をつかんできている佐藤慎太郎は、長期スパンで先を見据える。
「(復帰して5場所目となるが)徐々にですね。もちろん、あきらめてはいませんよ。練習の強度は少しずつ上げられてきていますし、これから良くなっていくんじゃないかなっていうのはあります。でも、まだ良かったころの100%の練習ができているわけじゃない。そうですね、まだ80%ぐらいかな。これが100%まで戻せたところから、3カ月ぐらいで以前のようにまでは戻るかなって思っている。まずはそこからですね」
<8R>

三谷竜生選手
前回の全プロ記念の動きが一息に見えた三谷竜生(写真)だけに、全プロ競技大会から中3日の今シリーズで変わり身はあるのか。
「前回の青森(全プロ記念)は疲れが出てしまいましたね。普段はそんなに疲れが出るタイプじゃないんですけど、前回の青森は重かったです。競技もあったので実質中3日だった。休養をメインに調整してきました。前検日の前日に自転車に軽く乗りましたけど、感触は悪くなかったので今回は問題ないと思います」
松崎広太は、前回の奈良FIを連勝で優出。地元記念に弾みをつけたが、いきなりタイトルホルダーが相手だけに慎重なコメント。
「初の地元記念です。点数もないし、厳しい戦いにはなると思うけど、少しでも上に上がれるように。最近は成績がいいけど、成績ほど感じがいいわけでない。もっと良くなるとは思う。ケアと練習できることは、すべてやってきた」
「前回の青森(全プロ記念)は疲れが出てしまいましたね。普段はそんなに疲れが出るタイプじゃないんですけど、前回の青森は重かったです。競技もあったので実質中3日だった。休養をメインに調整してきました。前検日の前日に自転車に軽く乗りましたけど、感触は悪くなかったので今回は問題ないと思います」
松崎広太は、前回の奈良FIを連勝で優出。地元記念に弾みをつけたが、いきなりタイトルホルダーが相手だけに慎重なコメント。
「初の地元記念です。点数もないし、厳しい戦いにはなると思うけど、少しでも上に上がれるように。最近は成績がいいけど、成績ほど感じがいいわけでない。もっと良くなるとは思う。ケアと練習できることは、すべてやってきた」
<9R>

武田豊樹選手
前回の宇都宮記念で3勝をマークした武田豊樹(写真)が、上々の動きを見せた。3度制している地元の取手記念に期待は膨らむ。
「(京王閣の欠場は、前回の)宇都宮のあとに、腰に張りがあったんで。(宇都宮は)悪くなかったですね、3勝できるとは思ってなかった。(そのあとは)体の方はそんなに良くない。けど、気持ち的には戦えるのかなと。(引退した神山雄一郎、平原康多とは)かなりのレース数、期待に応えてきた。その先輩と後輩がいなくなったのはさみしい。自分はGIから離れているので、もう一度GIを目指してやりたい」
木村皆斗は、前々回の岸和田FIを完全VでS級初優勝。前回の武雄ミッドナイトGIIIも連勝で決勝進出を果たした。
「(前回も)ちゃんとレースに参加できたのかと。A級でやっていたことをS級でもやろうっていう感じです。(そのあとは)取手で普段通りに練習ができたので、その辺の心配はないです。(地元記念でも)普段通り、しっかりと自力で戦うことに変わりはないです」
「(京王閣の欠場は、前回の)宇都宮のあとに、腰に張りがあったんで。(宇都宮は)悪くなかったですね、3勝できるとは思ってなかった。(そのあとは)体の方はそんなに良くない。けど、気持ち的には戦えるのかなと。(引退した神山雄一郎、平原康多とは)かなりのレース数、期待に応えてきた。その先輩と後輩がいなくなったのはさみしい。自分はGIから離れているので、もう一度GIを目指してやりたい」
木村皆斗は、前々回の岸和田FIを完全VでS級初優勝。前回の武雄ミッドナイトGIIIも連勝で決勝進出を果たした。
「(前回も)ちゃんとレースに参加できたのかと。A級でやっていたことをS級でもやろうっていう感じです。(そのあとは)取手で普段通りに練習ができたので、その辺の心配はないです。(地元記念でも)普段通り、しっかりと自力で戦うことに変わりはないです」
<10R>

山崎芳仁選手
前回の全プロ記念では97着と大きい着が続いた山崎芳仁(写真)だが、コンディションは悪くなさそう。櫻井祐太郎との一次予選での巻き返しは十分だろう。
「(前回は)初日に飛ばされて、最終日は内に詰まった。(状態は)悪くないと思います。(そのあとは)日にちがないので調整程度です。チャンスがあれば差せる脚にはあると思う。(櫻井とは)連係もあるし、強いんで大丈夫だと思います」
前回の京王閣FIでは3日間バックを取っての125着。内容の濃い走りを見せた櫻井祐太郎が、ここも積極的に仕掛けて先行力を発揮しよう。
「前回が終わってから、かなり疲れがあった。それでケアを十分にやってきた。レースでは慎重に判断して走るようにしていきたい。自分でレースを組み立てられるように」
「(前回は)初日に飛ばされて、最終日は内に詰まった。(状態は)悪くないと思います。(そのあとは)日にちがないので調整程度です。チャンスがあれば差せる脚にはあると思う。(櫻井とは)連係もあるし、強いんで大丈夫だと思います」
前回の京王閣FIでは3日間バックを取っての125着。内容の濃い走りを見せた櫻井祐太郎が、ここも積極的に仕掛けて先行力を発揮しよう。
「前回が終わってから、かなり疲れがあった。それでケアを十分にやってきた。レースでは慎重に判断して走るようにしていきたい。自分でレースを組み立てられるように」
<11R>
前回の奈良FIでは未勝利も2連対の杉森輝大は、地元記念の今シリーズを見据えた仕上げだった。それだけに上積みは十分だろう。
「(前回は)ダービー(日本選手権)が終わって、しっかりとここに向けてトレーニングを重ねていた。その現状でなんとか戦えた。脚の状態は前回よりもいいと思うので、しっかりと勝ち上がりたい。取手(茨城)は層が厚いので取手記念を走れる機会もなかなかない。だから、このチャンスをモノにできれば」
試行錯誤した自転車とのマッチングにも光が差してきた山口多聞は、近況の成績もまとまっている。
「ここ最近はいろいろとセッティングをいじっていたんですけど、だいぶ良くなってきました。前回から間隔も空いたので、しっかりと練習してこられました。(S級1班の点数を取ることは)目標にしていますけど、そこだけにこだわらないように。緊張するメンバー構成ですけど、しっかりと主導権を取れるように」
「(前回は)ダービー(日本選手権)が終わって、しっかりとここに向けてトレーニングを重ねていた。その現状でなんとか戦えた。脚の状態は前回よりもいいと思うので、しっかりと勝ち上がりたい。取手(茨城)は層が厚いので取手記念を走れる機会もなかなかない。だから、このチャンスをモノにできれば」
試行錯誤した自転車とのマッチングにも光が差してきた山口多聞は、近況の成績もまとまっている。
「ここ最近はいろいろとセッティングをいじっていたんですけど、だいぶ良くなってきました。前回から間隔も空いたので、しっかりと練習してこられました。(S級1班の点数を取ることは)目標にしていますけど、そこだけにこだわらないように。緊張するメンバー構成ですけど、しっかりと主導権を取れるように」
<12R>

吉田拓矢選手
前々回の日本選手権で2度目のGI制覇を遂げた吉田拓矢(写真)は、前回の全プロ記念を13着。翌日の全プロ競技大会のケイリンで優勝して、連覇のかかる地元記念を迎える。
「(前回は)調子は良かったけど、(最終日はラインに)迷惑を掛けて悔しい結果になった。(全プロ競技大会のケイリン優勝は)あんまり深く考えずに走ってました。あんなに頑張るつもりはなかったんですけど(笑)。(そのあとは)練習を軽めにやって、疲れを取ることに重点をおいた。ちょっと疲れているけど大丈夫かなって思います。(取手記念連覇に関しては)あんまり考えていない。考えると力が入ってしまうだけなんで」
前回の全プロ記念の感触がいまひとつだった眞杉匠は、今シリーズに新車を投入。それが“吉”と出れば、大幅な変わり身がありそうだ。
「(前回は)体の感じは、だいぶ悪かった。そのあとは日にちがなかったけど、しっかり練習をしてきた。あとは走ってみてですね。(良くない理由は)連戦で練習ができてなかった。今回は新しい自転車でと思っています。昨日(前検日の前日)自転車を組んで1本しかモガいてない。でも、ポン付けで悪くないかなっていう感じだった」
郡司浩平は、前回の全プロ記念の初日に新山響平と力勝負を演じて8着。しかしながら、新山に踏み勝った。
「(前回の全プロ記念の初日は)勝負をしにいっての結果ですけど、力不足ですね。もう少し早いタイミングで行けていればっていう反省点はあります。全然、調整しないでいって、どうかなっていうのがあった。そしたら思ったよりも走れたので、まだまだ上積みがあるかなっていうのがあります。(今回の追加は)1週間前くらいですね。間隔は短いけど、しっかりとレースで力を出し切りたい」
「(前回は)調子は良かったけど、(最終日はラインに)迷惑を掛けて悔しい結果になった。(全プロ競技大会のケイリン優勝は)あんまり深く考えずに走ってました。あんなに頑張るつもりはなかったんですけど(笑)。(そのあとは)練習を軽めにやって、疲れを取ることに重点をおいた。ちょっと疲れているけど大丈夫かなって思います。(取手記念連覇に関しては)あんまり考えていない。考えると力が入ってしまうだけなんで」
前回の全プロ記念の感触がいまひとつだった眞杉匠は、今シリーズに新車を投入。それが“吉”と出れば、大幅な変わり身がありそうだ。
「(前回は)体の感じは、だいぶ悪かった。そのあとは日にちがなかったけど、しっかり練習をしてきた。あとは走ってみてですね。(良くない理由は)連戦で練習ができてなかった。今回は新しい自転車でと思っています。昨日(前検日の前日)自転車を組んで1本しかモガいてない。でも、ポン付けで悪くないかなっていう感じだった」
郡司浩平は、前回の全プロ記念の初日に新山響平と力勝負を演じて8着。しかしながら、新山に踏み勝った。
「(前回の全プロ記念の初日は)勝負をしにいっての結果ですけど、力不足ですね。もう少し早いタイミングで行けていればっていう反省点はあります。全然、調整しないでいって、どうかなっていうのがあった。そしたら思ったよりも走れたので、まだまだ上積みがあるかなっていうのがあります。(今回の追加は)1週間前くらいですね。間隔は短いけど、しっかりとレースで力を出し切りたい」