西武園競輪場でナイターシリーズの開設75周年記念「ゴールド・ウイング賞(GIII)」が、8月28日に幕を開けた。初日のメイン、特選は、単騎の山口拳矢が俊敏な立ち回りからまくりを繰り出して1着。また、一次予選では、森田優弥、森田一郎、山口多聞の地元勢が白星を挙げて、新田祐大、佐藤慎太郎の福島コンビはワンツーで断然の人気に応えた。8月29日のシリーズ2日目は、初日特選を制した山口拳矢も加わり、二次予選で勝ち上がりが争われる。
記念開催中は毎日、“推し勝”うちわを先着でプレゼント。キッチンカーの出店、未確定車券抽選会、平原康多展覧会「栄光の軌跡展」、SPEEDチャンネル専属解説者による予想会、“推し勝”ビューティートークライブ、選手会埼玉支部のチャリティーブース「チャリ氷」などが予定されています。また、8月29日のシリーズ2日目には、“推し勝”プロ雀士のトークライブもあります。西武園競輪場では、みなさまのご来場をお待ちしております。また、テレビ、インターネット中継などでの観戦もお楽しみください。
<1R>

伊藤颯馬選手
青木瑞樹が、赤板1コーナーで伊藤颯馬(写真)を押さえて出る。前受けの伊藤は中団まで下げて、川越勇星と併走。川越に押し込まれた伊藤は、そのまま青木が空けたインを進出。打鐘3コーナーで伊藤が主導権を奪い、塚本大樹の追走。佐方良行は連結を外して、3番手に川越、4番手が筒井敦史になって最終周回。ペースを握った伊藤が風を切り、3番手の川越は2コーナーからまくる。塚本が川越を止めて、その外を青木もまくるがあおりを受ける。直線で詰める塚本を先行策の伊藤が振り切った。
「(川越と)併走になって押し込まれて、(内が)空いていたのでそのまま行きました。下ってからだったんで重かったんですけど、踏み上がった感じはありました。ここに来る前に強めの練習をやってきた。それで練習の疲れのせいか重さはあるんですけど、(体は)悪くないと思う。自分は勝ったら(日に日に)良くなるタイプなんで」
内から主導権を握った伊藤の動きに対応した塚本大樹は、真後ろからの川越のまくりを阻んで2着。
「理想は(別線が)モガき合ってくれれば良かったけど、(川越)に降りられて(伊藤)颯馬も譲れなかったんだと思う。(最終)バックではいい踏み上がりだった。あとは止めるだけだなって思ったけど、颯馬が思ったよりタレなくて、あと直線も短かった」
「(川越と)併走になって押し込まれて、(内が)空いていたのでそのまま行きました。下ってからだったんで重かったんですけど、踏み上がった感じはありました。ここに来る前に強めの練習をやってきた。それで練習の疲れのせいか重さはあるんですけど、(体は)悪くないと思う。自分は勝ったら(日に日に)良くなるタイプなんで」
内から主導権を握った伊藤の動きに対応した塚本大樹は、真後ろからの川越のまくりを阻んで2着。
「理想は(別線が)モガき合ってくれれば良かったけど、(川越)に降りられて(伊藤)颯馬も譲れなかったんだと思う。(最終)バックではいい踏み上がりだった。あとは止めるだけだなって思ったけど、颯馬が思ったよりタレなくて、あと直線も短かった」
<2R>
山田諒が押さえた上を赤板2コーナー手前から踏み込んだ佐々木堅次が、勢いよく飛び出す。打鐘3コーナーで北日本3車が出切り主導権。しかしながら、7番手の山本勝利もすかさず巻き返す。最終ホーム手前で山本に合わせて、山田も4番手から踏み上げる。山田、山本が前団に迫り、山崎芳仁と接触。山田、山本、内藤高裕、高橋広大、伊藤勝太の5人が落車。逃げる佐々木の後ろは、内に落車を避けた中村弘之輔になる。立て直した山崎が3番手、4番手に柴崎俊光でバックを通過。中村がゴール前で楽に佐々木を交わした。
「(駆けている)佐々木君もいい感じだったんで、結構、(ラインで)決まるんじゃないかと。(落車のアクシデントは)自分は内を締めているだけだった。バックを踏んで山崎さんの後ろと思ったけど、(ほかの人と接触した山崎の)スピードが落ちていた。それで前に踏むしかなかった。自分自身は余裕があったんで、あとは佐々木君が頑張ってくれって。なんにもしてないけど、着だけ良かった。(落車があったので)素直には喜べないですね」
北日本勢で上位を独占。打鐘から1周半を駆けた佐々木堅次は、アクシデントもあったが2着に粘った。
「山崎さんが付いているので、前々にと思っていた。アクシデントがあったけど、ラインでは決まった。(今回は中4日だけど)その前と前の間、間が空いていた。それで練習ができたんで、(前回の)小倉からは自信をもって仕掛けられている」
「(駆けている)佐々木君もいい感じだったんで、結構、(ラインで)決まるんじゃないかと。(落車のアクシデントは)自分は内を締めているだけだった。バックを踏んで山崎さんの後ろと思ったけど、(ほかの人と接触した山崎の)スピードが落ちていた。それで前に踏むしかなかった。自分自身は余裕があったんで、あとは佐々木君が頑張ってくれって。なんにもしてないけど、着だけ良かった。(落車があったので)素直には喜べないですね」
北日本勢で上位を独占。打鐘から1周半を駆けた佐々木堅次は、アクシデントもあったが2着に粘った。
「山崎さんが付いているので、前々にと思っていた。アクシデントがあったけど、ラインでは決まった。(今回は中4日だけど)その前と前の間、間が空いていた。それで練習ができたんで、(前回の)小倉からは自信をもって仕掛けられている」
<3R>

板垣昴選手
兼本将太が切って出て、順番通りに板垣昴(写真)が赤板2コーナー過ぎに押さえて先頭に立つ。林昌幸がすぐに反撃に出るが、林の加速に木村隆弘は遅れる。打鐘2センター過ぎに林が主導権を奪って、離れながら木村が追いかけて最終ホームを迎える。3番手に飛び付いてタイミングを取った板垣は、2コーナーからまくりを打つ。板垣が逃げる林との車間を詰めて、ゴール寸前でつかまえた。
「自分的には(周回中が)理想的な並びだった。あとは林次第で遅ければ駆けるし、合ったところでさばくか引くかだった。林がすごい掛かっていて、自分だけ届く感じになってしまった。もっとズポッといければ、ラインで決まっていたと思う。けど、林が強かった。疲れはたまっているけど、練習もしっかりやってこられた。直前もケアを多めにやってこられた」
3番手まくりの板垣の目標になりながらも、林昌幸が2着に踏ん張った。
「(初手は)中団から行きたかったけど、前からになってしまった。(板垣は)永澤(剛)さんを付けていたし、早めに仕掛けることもあると思った。自分も腹をくくって早めに仕掛けた。(最終)ホームでは後ろが離れていることがわかって、なんとかペースに入れて粘れた。(前期の)A級の終わりから踏めている感じがあったし、前回の優勝が自信になった」
「自分的には(周回中が)理想的な並びだった。あとは林次第で遅ければ駆けるし、合ったところでさばくか引くかだった。林がすごい掛かっていて、自分だけ届く感じになってしまった。もっとズポッといければ、ラインで決まっていたと思う。けど、林が強かった。疲れはたまっているけど、練習もしっかりやってこられた。直前もケアを多めにやってこられた」
3番手まくりの板垣の目標になりながらも、林昌幸が2着に踏ん張った。
「(初手は)中団から行きたかったけど、前からになってしまった。(板垣は)永澤(剛)さんを付けていたし、早めに仕掛けることもあると思った。自分も腹をくくって早めに仕掛けた。(最終)ホームでは後ろが離れていることがわかって、なんとかペースに入れて粘れた。(前期の)A級の終わりから踏めている感じがあったし、前回の優勝が自信になった」
<4R>

柿澤大貴選手
近畿勢が前団。渡邉雅也が4番手から先に切って、太田龍希はいったん南関勢に続いて4番手に入る。前受けだった南潤は、あっさりと7番手まで下げて隊列は一本棒。渡邉がペースを落として、太田が赤板2コーナーで仕掛ける。太田が先頭に立ち、後方の南は打鐘2センターから踏み込む。合わせる太田を南が最終1センター過ぎにとらえる。遅れ気味の大石崇晴を2コーナーで弾いた太田が、番手に飛び付いて追いかける。5番手の渡邉が3コーナー過ぎから踏み込むが、太田も追い込む。南をとらえた太田の外を柿澤大貴(写真)が伸びた。
「理想は前受けだったので、スタートが取れなくて申し訳ないですね。結果的には渡邉君が先に切って、南君が全引きしてくれて、いい展開になった。太田君が地元で気合の入ったレースをしてくれた。(南は)直線だったので止められなかった。(大石も)自分は難しいタイミングだった。最後の直線は、ここ最近では一番余裕があった。(今回は)だいぶ空いたんで練習できたのが大きい。ただ、まだ納得できる水準までは戻ってない」
太田龍希が、地元で奮闘。大石をさばいて、南の番手から追い込んで一次予選をクリアした。
「(機動タイプでは)一番点数がないので、前々に動いてチャンスができればと。先行ができれば見せられるし、地元なんで気持ちだけは負けないようにと。(南に出られて)ああなったら、どこか引っ掛かればっていう感じだった。脚がないので気持ちだけでした。飛び付いてすぐに(仕掛けて)いければ良かったけど、南さんも伸びていった。それでゴール前で抜ければと」
「理想は前受けだったので、スタートが取れなくて申し訳ないですね。結果的には渡邉君が先に切って、南君が全引きしてくれて、いい展開になった。太田君が地元で気合の入ったレースをしてくれた。(南は)直線だったので止められなかった。(大石も)自分は難しいタイミングだった。最後の直線は、ここ最近では一番余裕があった。(今回は)だいぶ空いたんで練習できたのが大きい。ただ、まだ納得できる水準までは戻ってない」
太田龍希が、地元で奮闘。大石をさばいて、南の番手から追い込んで一次予選をクリアした。
「(機動タイプでは)一番点数がないので、前々に動いてチャンスができればと。先行ができれば見せられるし、地元なんで気持ちだけは負けないようにと。(南に出られて)ああなったら、どこか引っ掛かればっていう感じだった。脚がないので気持ちだけでした。飛び付いてすぐに(仕掛けて)いければ良かったけど、南さんも伸びていった。それでゴール前で抜ければと」
<5R>
4車ラインの堀江省吾が突っ張るが、藤田昌宏も踏み込む。小川圭二が連結を外して、先頭に出た藤田の後ろに堀江が収まる。小川は6番手になり、石塚輪太郎が7番手で打鐘を通過。3コーナーで石塚が仕掛けると、ワンテンポ置いて堀江も出る。主導権を奪い返した堀江に石塚が迫るが、最終1コーナーで杉本正隆がブロック。石塚は4番手の房州輝也の外にへばりついて、再度踏み込むがいっぱい。堀江ライン3番手の菊地圭尚が、外から伸びて1位入線も赤板2コーナー付近の内側追い抜きで失格。杉本が繰り上がった。
「(4車のラインになったのが)大きかった。(堀江の頑張りが)一番ですね。(繰り上がりで)すんなりの1着でラインで決められれば最高なんですけど。余裕はあったけど、(最終)4コーナーから(車が)出なさすぎて自分でもビックリした」
最終ホーム手前で主導権を奪った堀江省吾は、結果的に関東ワンツーでの2着。
「(4車になったことで)めちゃくちゃ戦いやすかった。突っ張り切るのが最善だったと思う。けど、モガき合って、石塚さんがサラ脚になってしまうことを考えてしまい弱気になってしまった。(自分にいい)点数をあげられるレースではなかったです。直前に合宿してきたし、先頭に出てからは踏めていたので体の感じは良かった」
「(4車のラインになったのが)大きかった。(堀江の頑張りが)一番ですね。(繰り上がりで)すんなりの1着でラインで決められれば最高なんですけど。余裕はあったけど、(最終)4コーナーから(車が)出なさすぎて自分でもビックリした」
最終ホーム手前で主導権を奪った堀江省吾は、結果的に関東ワンツーでの2着。
「(4車になったことで)めちゃくちゃ戦いやすかった。突っ張り切るのが最善だったと思う。けど、モガき合って、石塚さんがサラ脚になってしまうことを考えてしまい弱気になってしまった。(自分にいい)点数をあげられるレースではなかったです。直前に合宿してきたし、先頭に出てからは踏めていたので体の感じは良かった」
<6R>
前受けの山口多聞は誘導との車間を空けて、上昇してきた同期の小西晴己の動きに対応。赤板過ぎに突っ張り、小西を出させない。川口雄太が4番手をキープ。小西は一度、7番手に戻り、打鐘過ぎに再度、仕掛ける。山口は絶妙に踏み上げて、最終ホームで4番手で川口と小西がもつれる。川口が2コーナー過ぎに踏み勝つが、バックでは仕掛けられない。直線を迎えて踏み直した山口が後続を完封した。
「前から突っ張っていくのが一番無難かなと。同期の小西君も積極的に行くだろうし、だったら(自分が)内の方がやりやすいんじゃないかと。あとはなるべく(別線に)仕掛けられないようにと。バンク自体、軽かったので、落ち着いて駆けられた。自分の展開で勝てたので良かったです」
長井優斗まで流れ込んで、埼京3車で独占。中田健太は、半車身まで詰め寄った。
「僕はスタートを取るのが役目でした。(山口)多聞はあれが一番得意だと思う。アップの時はあんまり良くなくて、体っていうより自転車だと思う。自転車を換えてきたので、それがズレている感じがします。自分では(セッティングが)出たと思ったんですけど。1走して体もいい方に向くと思うので、あとはセッティングがかみ合ってくれば」
「前から突っ張っていくのが一番無難かなと。同期の小西君も積極的に行くだろうし、だったら(自分が)内の方がやりやすいんじゃないかと。あとはなるべく(別線に)仕掛けられないようにと。バンク自体、軽かったので、落ち着いて駆けられた。自分の展開で勝てたので良かったです」
長井優斗まで流れ込んで、埼京3車で独占。中田健太は、半車身まで詰め寄った。
「僕はスタートを取るのが役目でした。(山口)多聞はあれが一番得意だと思う。アップの時はあんまり良くなくて、体っていうより自転車だと思う。自転車を換えてきたので、それがズレている感じがします。自分では(セッティングが)出たと思ったんですけど。1走して体もいい方に向くと思うので、あとはセッティングがかみ合ってくれば」
<7R>

伊藤旭選手
梁島邦友が、4番手の田中大我にフタをして赤板を迎える。梁島が外併走から踏み込んで、2コーナー手前で先頭に立つ。伊藤旭(写真)は3番手を確保して、田中大は6番手になる。打鐘3コーナー過ぎに田中大が仕掛けて、最終ホーム手前で伊藤も合わせるように発進。田中大にかぶった田中誠は、追走できない。1センター過ぎに出た伊藤が後ろを離し、田中大を張りながら早坂秀悟が切り替えて追いかける。梁島も3番手でこらえる。ロングまくりでセーフティーリードの伊藤が、そのまま押し切った。
「ラインが出切るまでは踏んで、(最終)バックで踏み直すイメージでした。しっかりバックを取るレースがしたかった。(感触は)悪くなかったです。(前回からは)しっかり練習してこられたかなと。(2日目に向けては)ケアをしっかりします」
1車身半差の2着には早坂秀悟。反省の振り返りも、同県の梁島が3着に残って胸をなでおろす。
「伊藤旭がいい動きで早めに来ちゃった。1回、振って(伊藤を)1人にはしたんですけど、梁島の外に差し込んでしまった。もう1回、降りる技術がなく前に踏んでしまったのは反省です。梁島が勝手に残ってくれた感じですね。思ったより感じが良くて、脚の余裕もあった。その分、出る判断をしてしまった。今後はそういうところも勉強していかないと」
「ラインが出切るまでは踏んで、(最終)バックで踏み直すイメージでした。しっかりバックを取るレースがしたかった。(感触は)悪くなかったです。(前回からは)しっかり練習してこられたかなと。(2日目に向けては)ケアをしっかりします」
1車身半差の2着には早坂秀悟。反省の振り返りも、同県の梁島が3着に残って胸をなでおろす。
「伊藤旭がいい動きで早めに来ちゃった。1回、振って(伊藤を)1人にはしたんですけど、梁島の外に差し込んでしまった。もう1回、降りる技術がなく前に踏んでしまったのは反省です。梁島が勝手に残ってくれた感じですね。思ったより感じが良くて、脚の余裕もあった。その分、出る判断をしてしまった。今後はそういうところも勉強していかないと」
<8R>

森田一郎選手
赤板1コーナーで出た林敬宏は、根本哲吏を出させず、中部と北日本勢が重なる。森田一郎(写真)は5番手から2コーナーで仕掛けて、2つのラインをまとめて叩いて打鐘3コーナーから先行策。埼京3車で出切り、後方から巻き返した竹内翼は、最終ホーム過ぎには4番手の根本の外まで。竹内は不発で、4番手の根本も動けずバックを通過する。番手の久木原洋も追い込むが、森田が力を発揮して押し切った。
「自分が1着っていう気持ちを持ちながら、ラインで決めようっていう意識でした。(前回と)体はそんなに変わらないけど、気持ちがデカいですね。前回はまだどうしようっていうのがあった。でも、今回は(しっかりと仕掛けて)行くだけっていう感じです。自分は初日があんまり得意じゃなくて、2日目、3日目と上がっていく。肉体的には問題ないけど、まだモタつくというかキレがない。そこも1走したんで変わってくると思います」
後輩の成長を肌で感じた久木原洋は、こう振り返って汗をぬぐう。
「(森田が)強かった。連係が4回目くらいだと思うんですけど、どんどん強くなっていきますね。(自分の調子は)初日は緊張感があってどうかなって感じだったけど、2着で勝ち上がれたんで良かった」
「自分が1着っていう気持ちを持ちながら、ラインで決めようっていう意識でした。(前回と)体はそんなに変わらないけど、気持ちがデカいですね。前回はまだどうしようっていうのがあった。でも、今回は(しっかりと仕掛けて)行くだけっていう感じです。自分は初日があんまり得意じゃなくて、2日目、3日目と上がっていく。肉体的には問題ないけど、まだモタつくというかキレがない。そこも1走したんで変わってくると思います」
後輩の成長を肌で感じた久木原洋は、こう振り返って汗をぬぐう。
「(森田が)強かった。連係が4回目くらいだと思うんですけど、どんどん強くなっていきますね。(自分の調子は)初日は緊張感があってどうかなって感じだったけど、2着で勝ち上がれたんで良かった」
<9R>
松本憲斗が、4番手の齋木翔多に併せ込んで赤板を迎える。1センターから松本が仕掛けるも、前の佐々木豪もペースを上げる。打鐘前から佐々木、松本での踏み合いになり、佐々木は突っ張り切って主導権。九州勢が中団に下げ始めて、今度は4コーナーから齋木が踏み込む。しかしながら、佐々木はそのまま先行策で出させない。中団に降りた望月永悟が、齋木を最終2コーナーで4番手に迎え入れる。バックでは齋木も仕掛けられず、2センターから追い込む。果敢に風を切った佐々木の番手の渡部哲男は、後続を引きつけながら追い込んだ。
「(佐々木が松本を)出すと思っていたけど、火がついたんでしょうね。(佐々木は)ペースに入れて踏んでいていい掛かりだった。(最終)1コーナーに入った時に(齋木が)止まった感じがあって、あの(中団)位置には追い込み勢が入っていると思った。けど、もう1回(齋木が)来た。自分は余裕があったんで、もう少し(佐々木を)残したかった。でも、もう少し残しにかかっていたら、のみ込まれていたと思う。1年前の状態に比べたら良くなっているし、(いい)兆しがみえている」
直線では内よりのコースを探しながら追い込んだ望月永悟が2着。
「松本君が赤板で切ってくれたら、自分らが先行して佐々木君を苦しめられたのに相手(松本)の意図がわからなかった。結果的には(齋木が)あのまま内から佐々木君のラインに付いていけば良かったかもしれないけど、どんな不利な展開でも仕掛けるのが齋木だし、彼のいいところが出た。(齋木が合されて)川口(直人)からしたら切り替えてくれと思っていたんでしょうけど、齋木も(打鐘)2センターから(最終)ホームまでしか踏んでいなかったので入れた。難しい判断だった」
「(佐々木が松本を)出すと思っていたけど、火がついたんでしょうね。(佐々木は)ペースに入れて踏んでいていい掛かりだった。(最終)1コーナーに入った時に(齋木が)止まった感じがあって、あの(中団)位置には追い込み勢が入っていると思った。けど、もう1回(齋木が)来た。自分は余裕があったんで、もう少し(佐々木を)残したかった。でも、もう少し残しにかかっていたら、のみ込まれていたと思う。1年前の状態に比べたら良くなっているし、(いい)兆しがみえている」
直線では内よりのコースを探しながら追い込んだ望月永悟が2着。
「松本君が赤板で切ってくれたら、自分らが先行して佐々木君を苦しめられたのに相手(松本)の意図がわからなかった。結果的には(齋木が)あのまま内から佐々木君のラインに付いていけば良かったかもしれないけど、どんな不利な展開でも仕掛けるのが齋木だし、彼のいいところが出た。(齋木が合されて)川口(直人)からしたら切り替えてくれと思っていたんでしょうけど、齋木も(打鐘)2センターから(最終)ホームまでしか踏んでいなかったので入れた。難しい判断だった」
<10R>

森田優弥選手
赤板1コーナーで出た中野雄喜は、中国勢を出させない。そこを本多哲也が仕掛けて、打鐘3コーナーで主導権を握る。が、千葉コンビを追いかけた森田優弥(写真)が、その上を最終ホーム過ぎに叩いて逃げる。小林潤二まで出切り、4番手に成清貴之が切り替える。稲垣裕之も内を進出するが、別線に出番はない。宿口陽一を僅差で森田が振り切った。
「流れのなかで(仕掛けました)。新車(の感覚)があんまり良くないので元に戻します。同じ寸法なんですけど、(使っている感覚が)まったく同じっていうわけじゃない。(戻した方が)気持ち的にも全然、違う。体はいいと思います」
8分の1輪及ばずの宿口陽一は、最終2センターをポイントにあげてこう言う。
「(スタートの)そこだけ集中していました。(森田が)すごい強かった。自分も余裕があったんですけど、(最終)2センターで森田の内に差しちゃった。それで後ろの(小林)潤二さんに迷惑を掛けました。そういう追走のポイントですね。いろんな人に聞いて、修正をしたい」
「流れのなかで(仕掛けました)。新車(の感覚)があんまり良くないので元に戻します。同じ寸法なんですけど、(使っている感覚が)まったく同じっていうわけじゃない。(戻した方が)気持ち的にも全然、違う。体はいいと思います」
8分の1輪及ばずの宿口陽一は、最終2センターをポイントにあげてこう言う。
「(スタートの)そこだけ集中していました。(森田が)すごい強かった。自分も余裕があったんですけど、(最終)2センターで森田の内に差しちゃった。それで後ろの(小林)潤二さんに迷惑を掛けました。そういう追走のポイントですね。いろんな人に聞いて、修正をしたい」
<11R>
周回中は7番手からの組み立てになった新田祐大は、赤板1コーナーで切って出る。そこを関東勢が出るが、踏み合いにならずにその上を甲斐俊祐が出て打鐘3コーナーで主導権。幸田望夢は4番手に収まり、新田は一本棒の7番手で最終ホームを通過する。1センター過ぎから幸田がまくって隊列が短くなったところを新田がまくる。スピードの違いは明らかで、あっさりとのみ込んで佐藤慎太郎とワンツー。
「ジャンのところでスピードが落ちたけど、4番(甲斐)が踏んでいく感じだった。前のレースを見てイメージしていたけど、風がなくてどこからでも仕掛けるタイミングがあればと思っていた。バンクは軽かった。前々回は櫻井(祐太郎)君が前回は酒井(雄多)君が頑張ってくれて優勝できたけど、メンバー的なものもあった。(競技大会の全日本トラックでは若手に)成長できるキッカケを与えられたと思う」
佐藤慎太郎が危なげなく追走して、1輪差まで迫った。
「スタートで一番後ろだけは避けたかったけど、外枠の2人が速くて対応できなかった。新田が(力)一つ抜けていたし、しっかり集中して付いていた。いっぱいというか、付け切ることに集中していたので抜けなかった。もうちょっと早めにまくり切っていれば、抜きにいくタイミングを図っていけたかもしれない」
「ジャンのところでスピードが落ちたけど、4番(甲斐)が踏んでいく感じだった。前のレースを見てイメージしていたけど、風がなくてどこからでも仕掛けるタイミングがあればと思っていた。バンクは軽かった。前々回は櫻井(祐太郎)君が前回は酒井(雄多)君が頑張ってくれて優勝できたけど、メンバー的なものもあった。(競技大会の全日本トラックでは若手に)成長できるキッカケを与えられたと思う」
佐藤慎太郎が危なげなく追走して、1輪差まで迫った。
「スタートで一番後ろだけは避けたかったけど、外枠の2人が速くて対応できなかった。新田が(力)一つ抜けていたし、しっかり集中して付いていた。いっぱいというか、付け切ることに集中していたので抜けなかった。もうちょっと早めにまくり切っていれば、抜きにいくタイミングを図っていけたかもしれない」
<12R>

山口拳矢選手
誘導のクリップバンドが外れて再発走。関東勢が前団に構える。周回中は9番手にいた単騎の山口拳矢(写真)は、青板バック付近からインを押し上げる。赤板では4番手付近で様子をうかがう。眞杉匠が誘導を降ろして先行態勢を取り、7番手の新山響平が赤板2コーナーで仕掛ける。打鐘3コーナーからさらにインを進出した山口は、吉田拓矢が外にけん制すると逃げる眞杉の後ろにすっぽりと入る。眞杉に山口、吉田、武藤龍生になり、最終ホームで新山を吉田が外に張る。新山が不発も、南修二はかぶってなかなか仕掛けられない。山口が2コーナーからまくる。バック過ぎに眞杉をとらえた山口が、後続を離して1着。
「(周回中は9番手になって、6番手の新山が)切りにいくのが遅かった。ワンテンポ遅く(新山が)カマシにいって、最悪さばかれると思った。それで内々にと。瞬時の判断は冴えていた。感じとしては良くなかったけど、気持ちの面では前回同様に大丈夫かなと。(感触は)ちょっと力が入らない。2、3日前からそんな感じがあります。今日(初日)は単騎なのでうまくいった」
山口に入られた眞杉匠だったが、その後のラインのアシストもあって2着。手ごたえは上々のようだ。
「セッティングをちょっといじって、セッティング面でいい方向に出ているかなと。あとは乗り方を意識してみて、(自分が)SSになる前となったあとのダイジェストを比べてきました。一気に良くはならないだろうけど、徐々に良くなってくれれば。方向性は良くなっていると思う。(山口のまくりを)止めたかったけど、直線だったので内から行かれるのも嫌だった」
番手を明け渡した吉田拓矢は、ラインの前後に気づかい振り返る。
「(再発走で2回出たんで)スタートがキツかった。後ろになっちゃいけないと。(山口)拳矢にあそこで(眞杉の後ろに)入られた。眞杉も掛かっていて、追い上げるスピードじゃなかった。眞杉に申し訳ないし、(武藤)龍生さんにも。もうちょっときれいにやりたかった」
「(周回中は9番手になって、6番手の新山が)切りにいくのが遅かった。ワンテンポ遅く(新山が)カマシにいって、最悪さばかれると思った。それで内々にと。瞬時の判断は冴えていた。感じとしては良くなかったけど、気持ちの面では前回同様に大丈夫かなと。(感触は)ちょっと力が入らない。2、3日前からそんな感じがあります。今日(初日)は単騎なのでうまくいった」
山口に入られた眞杉匠だったが、その後のラインのアシストもあって2着。手ごたえは上々のようだ。
「セッティングをちょっといじって、セッティング面でいい方向に出ているかなと。あとは乗り方を意識してみて、(自分が)SSになる前となったあとのダイジェストを比べてきました。一気に良くはならないだろうけど、徐々に良くなってくれれば。方向性は良くなっていると思う。(山口のまくりを)止めたかったけど、直線だったので内から行かれるのも嫌だった」
番手を明け渡した吉田拓矢は、ラインの前後に気づかい振り返る。
「(再発走で2回出たんで)スタートがキツかった。後ろになっちゃいけないと。(山口)拳矢にあそこで(眞杉の後ろに)入られた。眞杉も掛かっていて、追い上げるスピードじゃなかった。眞杉に申し訳ないし、(武藤)龍生さんにも。もうちょっときれいにやりたかった」