小田原競輪場で開催されている開設76周年記念「北条早雲杯争奪戦(GIII)」は、11月8日に3日目を迎えた。決勝をかけて熱戦が繰り広げられた準決では、郡司浩平、中野慎詞、菅原大也の3人がそれぞれ勝ち星を挙げた。地元からは郡司、菅原をはじめ、松井宏佑、和田真久留の4人が決勝進出を果たした。11月9日のシリーズ最終日には、激戦を勝ち抜いた9人による決勝で優勝が争われる。
記念開催中は、11月9日のシリーズ最終日も、様々なイベントでみなさまのご来場をお待ちしております。「紺野ぶるま」の爆笑ライブ、ガールズ予想会、先着でオリジナルパッケージのお菓子をプレゼント、オリジナルグッズが当たる未確定車券ガラポン抽選会、キッチンカー大集合、ワークショップなどが予定されています。また、テレビ、インターネット中継などでの観戦もお楽しみください。
<10R>

中野慎詞選手

和田真久留選手
前受けの石原颯は、吉田有希の上昇を阻み、青板3コーナーで踏み上げる。突っ張った石原が緩めたところを、今度は中野慎詞(写真)がすかさず仕掛ける。赤板手前で中野が主導権を握り、石原は4番手に入る。7番手が吉田で、単騎の伊藤旭は一本棒の9番手で打鐘を通過する。別線を引きつけながら中野が逃げる。石原は、最終ホーム手前からスパート。駆ける中野の番手の和田真久留がけん制するも石原もへばりつき、清水裕友が3コーナーから外を踏み込む。が、別線を完封した中野が、和田も振り切った。
「自分としてもいいタイミングで(仕掛けて)行けたと思います。その分、脚を使わずに出られたんで良かった。あとは出し切ろうと、自分の感覚のままに走りました。ただ、後ろに地元勢が付いてくださって、変なレースはできないと。和田さんに結構、仕事をしてもらった。石原君があそこまで来ていたので、行かれないように。逃げの決まり手が付いたし、最近は1着も取れてなかったので良かった」
石原にかぶった和田真久留(写真)は、直線で踏み場を確保して中野との差を詰めた。
「(中野は青板3コーナー過ぎの)ここで行かないと、石原君もスイッチが入っちゃうなっていうところだった。すんなり出られた分、ほかのラインも脚がたまるんで、そこは警戒していました。(中野は)対戦相手として走っている時と違う踏み上がり方だったんで、自分は間合いの取り方が難しかった。石原君とスプリントみたいな先行の仕方だった。(追加を受けて)前検日は後悔したけど、疲れがあっても、なんとかラインのおかげで勝ち上がれた。感覚は今日(3日目)が一番良かった」
最終2コーナーからまくる吉田の進みは一息。鈴木玄人は3コーナー過ぎに中のコースを踏み上げて、直線では外を強襲した。
「(スタートは)自力選手の希望にそってあげたかったけど、僕の技術不足でした。(吉田)有希がなんとしてでもって踏んでくれたんで、僕のコースが空いた。毎回ですけど、有希サマサマです。しんどい体調のなかで、ラインの先輩、後輩のおかげで勝ち上がれている。誰のおかげで勝ち上がれているかを考えて、(決勝も)しっかりと走りたい」
「自分としてもいいタイミングで(仕掛けて)行けたと思います。その分、脚を使わずに出られたんで良かった。あとは出し切ろうと、自分の感覚のままに走りました。ただ、後ろに地元勢が付いてくださって、変なレースはできないと。和田さんに結構、仕事をしてもらった。石原君があそこまで来ていたので、行かれないように。逃げの決まり手が付いたし、最近は1着も取れてなかったので良かった」
石原にかぶった和田真久留(写真)は、直線で踏み場を確保して中野との差を詰めた。
「(中野は青板3コーナー過ぎの)ここで行かないと、石原君もスイッチが入っちゃうなっていうところだった。すんなり出られた分、ほかのラインも脚がたまるんで、そこは警戒していました。(中野は)対戦相手として走っている時と違う踏み上がり方だったんで、自分は間合いの取り方が難しかった。石原君とスプリントみたいな先行の仕方だった。(追加を受けて)前検日は後悔したけど、疲れがあっても、なんとかラインのおかげで勝ち上がれた。感覚は今日(3日目)が一番良かった」
最終2コーナーからまくる吉田の進みは一息。鈴木玄人は3コーナー過ぎに中のコースを踏み上げて、直線では外を強襲した。
「(スタートは)自力選手の希望にそってあげたかったけど、僕の技術不足でした。(吉田)有希がなんとしてでもって踏んでくれたんで、僕のコースが空いた。毎回ですけど、有希サマサマです。しんどい体調のなかで、ラインの先輩、後輩のおかげで勝ち上がれている。誰のおかげで勝ち上がれているかを考えて、(決勝も)しっかりと走りたい」
<11R>

菅原大也選手

杉浦侑吾選手
青板バック過ぎに町田太我が、前受けの新山響平を押さえて先頭に立つ。新山は車を下げるが、町田ラインの後ろに山田久徳が切り替えたことで、後方まで下がる。すると、杉浦侑吾が一気にスパートし、打鐘過ぎに町田を叩き切る。佐藤礼文がピタリと続き、車間が空いた3番手の町田が追いかけて、最終周回。町田は、バックで車間を詰め切るも、そこから仕掛けられず後退。山田が、その外を勢いよくまくり上げるも、番手の佐藤が2センターでけん制する。町田から切り替えた菅原大也(写真)は、直線で佐藤を張ってこじ開けて、逃げる杉浦をゴール寸前で交わした。
「奇跡ですね。打鐘で(外に)1回振って、町田君が3番手に入ったので、追いかけてくれればと思ったら、めちゃくちゃ踏み上がった。離れたので、全開で追いかけました。先輩(桐山敬太郎)に任されて番手を回してもらいましたし、やることをしないとと思った。杉浦君ラインの3番手にスイッチされないように振った。要所、要所で仕事はできたと思います。最後は、見えたコースがあそこしかなかったですね。空いたところを無我夢中で踏むだけでした。(前回から)中1日ですけど、結果がいいので、気持ちで乗り越えられています」
好タイミングで仕掛けた杉浦侑吾(写真)は、菅原に先着を許したものの、2着に逃げ残った。
「初手は、これがいいかなって並びになりました。新山さんが(町田を)出さすんだってなったけど、中団がゴチャついたので、そこを行くしかないなと。(前団を)のみ込める感じはあったし、あとは後ろをどれだけ引き離せるかでした。(佐藤と)ワンツーが決まらなかったのは、ちょっと残念です。最後、菅原さんのコースを空けちゃったのは、良くなかったですね。今日(3日目)はバンクも軽かったし、悪くなかった。初日よりは動けていて、日に日に良くなっている。ダッシュのキレがいい感じがします」
最終2コーナーから踏み込んだ山田久徳は、2センターで佐藤のけん制を受けて、直線で佐藤と接触しながらも3着に入った。
「誰が前を取ってもピッチが上がると思っていたので、前々に攻めようと思ってました。脚には余裕がありましたけど、町田が(杉浦を)出させると思わなかった。でも、タイミングを逃さずに行けた。感覚的には1着までいけそうな感じだった。(三谷)将太さんとワンツーが決まりそうな感じでしたけど、内から当たられて車輪が壊れてしまった。でも、練習以上の脚が出せたかなと思います」
「奇跡ですね。打鐘で(外に)1回振って、町田君が3番手に入ったので、追いかけてくれればと思ったら、めちゃくちゃ踏み上がった。離れたので、全開で追いかけました。先輩(桐山敬太郎)に任されて番手を回してもらいましたし、やることをしないとと思った。杉浦君ラインの3番手にスイッチされないように振った。要所、要所で仕事はできたと思います。最後は、見えたコースがあそこしかなかったですね。空いたところを無我夢中で踏むだけでした。(前回から)中1日ですけど、結果がいいので、気持ちで乗り越えられています」
好タイミングで仕掛けた杉浦侑吾(写真)は、菅原に先着を許したものの、2着に逃げ残った。
「初手は、これがいいかなって並びになりました。新山さんが(町田を)出さすんだってなったけど、中団がゴチャついたので、そこを行くしかないなと。(前団を)のみ込める感じはあったし、あとは後ろをどれだけ引き離せるかでした。(佐藤と)ワンツーが決まらなかったのは、ちょっと残念です。最後、菅原さんのコースを空けちゃったのは、良くなかったですね。今日(3日目)はバンクも軽かったし、悪くなかった。初日よりは動けていて、日に日に良くなっている。ダッシュのキレがいい感じがします」
最終2コーナーから踏み込んだ山田久徳は、2センターで佐藤のけん制を受けて、直線で佐藤と接触しながらも3着に入った。
「誰が前を取ってもピッチが上がると思っていたので、前々に攻めようと思ってました。脚には余裕がありましたけど、町田が(杉浦を)出させると思わなかった。でも、タイミングを逃さずに行けた。感覚的には1着までいけそうな感じだった。(三谷)将太さんとワンツーが決まりそうな感じでしたけど、内から当たられて車輪が壊れてしまった。でも、練習以上の脚が出せたかなと思います」
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郡司浩平選手

松井宏佑選手
酒井雄多を突っ張った北津留翼の上を、西田優大が赤板手前で出て先頭に立つ。ただ、松井宏佑の反応も素早く、中四国コンビを追った松井がペースを上げる西田を叩く。西田が番手で郡司浩平(写真)と併走になり打鐘。橋本強は3コーナー過ぎに小原太樹をさばいて、西田を3番手に迎え入れる。後方になった酒井は、2センターから反撃。郡司は2度のブロックで酒井を止める。空いたインを西田が踏むも、郡司が締めて、今度は3コーナーで須永優太を張る。逃げる松井の余力を見極めて追い込んだ郡司が、大立ち回りで勝ち切った。
「(初日は自分が松井の)前を志願して、今日(3日目)は任せる形だった。本来の(松井)宏佑の強さがあらわれていたと思う。信頼して付けていました。(松井は西田に)思っていた以上に踏まされちゃって、宏佑もペースを落とせなかった。流れのなかで叩いていったし、踏まされる結果になったけど、(松井の)ラインで決めたいっていう気持ちだと。自分は余力をもって回れた。初日に前を回らせてもらったことで、気持ちの余裕もあった。小原(太樹)さんまで決まれば良かったけど、こうやって(松井と)ワンツーを決められたことは大きな一歩だと思います」
二次予選に続いて内容の濃い走りを見せた松井宏佑(写真)が、郡司とのワンツーを息を整えながら振り返る。
「すかさず(仕掛けて)行って、西田君が掛かり切る前に行けば(ラインの)3人で出切れるかなって。西田君も踏んでいたんで、ほぼ全開でした。小原さんが浮いていたんでからまれているかなと。でも、郡司さんが付いていると思ったので、最後まで全力で踏みました。西田君を叩いて、かなり脚も削られていた。ペースというよりは、自分がどこまで粘れるか。イチかバチかみたいな感じだった」
西田が内に詰まり、橋本強は直線で外を踏んで3着。強力な地元トリオの一角、小原をさばいた動きも上々だった。
「松井君がカマしてきて、できれば郡司君を飛ばしたかった。けど、(地元ライン3番手の)小原君はうまく飛ばせたかなと。若手が頑張ってくれているので、僕も精いっぱいやろうと。(最終)バックからは(松井が)タレていたけど、郡司君がすごすぎた。(郡司の)脚力とテクニックにやられました。自分は要所、要所で対処ができているんで、状態はいいかなって思います」
「(初日は自分が松井の)前を志願して、今日(3日目)は任せる形だった。本来の(松井)宏佑の強さがあらわれていたと思う。信頼して付けていました。(松井は西田に)思っていた以上に踏まされちゃって、宏佑もペースを落とせなかった。流れのなかで叩いていったし、踏まされる結果になったけど、(松井の)ラインで決めたいっていう気持ちだと。自分は余力をもって回れた。初日に前を回らせてもらったことで、気持ちの余裕もあった。小原(太樹)さんまで決まれば良かったけど、こうやって(松井と)ワンツーを決められたことは大きな一歩だと思います」
二次予選に続いて内容の濃い走りを見せた松井宏佑(写真)が、郡司とのワンツーを息を整えながら振り返る。
「すかさず(仕掛けて)行って、西田君が掛かり切る前に行けば(ラインの)3人で出切れるかなって。西田君も踏んでいたんで、ほぼ全開でした。小原さんが浮いていたんでからまれているかなと。でも、郡司さんが付いていると思ったので、最後まで全力で踏みました。西田君を叩いて、かなり脚も削られていた。ペースというよりは、自分がどこまで粘れるか。イチかバチかみたいな感じだった」
西田が内に詰まり、橋本強は直線で外を踏んで3着。強力な地元トリオの一角、小原をさばいた動きも上々だった。
「松井君がカマしてきて、できれば郡司君を飛ばしたかった。けど、(地元ライン3番手の)小原君はうまく飛ばせたかなと。若手が頑張ってくれているので、僕も精いっぱいやろうと。(最終)バックからは(松井が)タレていたけど、郡司君がすごすぎた。(郡司の)脚力とテクニックにやられました。自分は要所、要所で対処ができているんで、状態はいいかなって思います」