伊東競輪場で第6回施設整備等協賛競輪in伊東温泉「花と海といで湯賞(GIII)」が、2月16日に幕を開けた。初日は当所がホームバンクの格清洋介の1着でシリーズがスタートした。アクシデントもあったメインの特選は、隅田洋介がまくりで勝ち星を挙げた。シリーズ2日目の2月17日は、二次予選で勝ち上がりが争われ、33バンクを舞台にさらに激しいバトルが展開される。
シリーズ開催中の毎日、伊東市内のペア宿泊券などが当たる未確定車券ガラポン大抽選会や予想会などが予定されています。なお、伊東競輪場では「競輪・オートレースにおける新型コロナウイルス感染症感染拡大予防ガイドライン」に沿った開催となりますので、ご協力とご理解をお願いいたします。テレビ、インターネット中継などでの観戦もお楽しみください。
<1R>

格清洋介選手
才迫開、川口聖二の順で切る。下げて7番手の格清洋介(写真)は、打鍾前のタイミングは見送って、最終ホームから仕掛けて巻き返していく。格清に合わせて才迫が中団から出るが、蛇行した柴崎俊光の動きを受けて、才迫と高橋広大がからんで高橋が落車。大外を力ずくでまくり切った格清が、地元GIIIで白星スタートを切った。
「緊張したけど、1着で良かった。前を取って流れででしたけど、ジャン前に(別線が)踏んでいたので、あの仕掛けになった。冷静になってしまった。無理やりの仕掛けになったので、もう少しスパーンと行きたかったですね。朝早くは大変だったけど、何とか頑張ったし、ホッとしました。12月の(伊東)記念は初日に失敗したので、今回は勝ち上がれて良かった」
格清マークの石塚孝幸が懸命に食らい付いて2着に続いた。
「ホームバンクで地元の格清君が好きに走ってくれればと。前を見ていてタイミングで行ってくれればって。格清君がけん制されて、止まるかなと思って内に行こうと思ったけど、行かなくて良かった。そしたら格清君も飛んでしまっていたかもしれない。朝一だけど、動けたし、余裕はありました」
「緊張したけど、1着で良かった。前を取って流れででしたけど、ジャン前に(別線が)踏んでいたので、あの仕掛けになった。冷静になってしまった。無理やりの仕掛けになったので、もう少しスパーンと行きたかったですね。朝早くは大変だったけど、何とか頑張ったし、ホッとしました。12月の(伊東)記念は初日に失敗したので、今回は勝ち上がれて良かった」
格清マークの石塚孝幸が懸命に食らい付いて2着に続いた。
「ホームバンクで地元の格清君が好きに走ってくれればと。前を見ていてタイミングで行ってくれればって。格清君がけん制されて、止まるかなと思って内に行こうと思ったけど、行かなくて良かった。そしたら格清君も飛んでしまっていたかもしれない。朝一だけど、動けたし、余裕はありました」
<2R>
伊東翔貴が切って大石崇晴が押さえると、赤板から仕掛けて下野義城が勢い良く叩く。阿部将大は四国勢を追いかけるようにして間髪入れずに仕掛け、最終ホームで叩き切って主導権を奪う。伊東がまくりで迫るが、久島尚樹が好ブロック。最後までしっかりと踏み直した阿部が逃げ切った。
「久島さんが仕事してくれたのが大きかったです。流れの中で緩んだら行こうと思ってたんですけど、下野君が切ったら絶対緩むと思って、そこを目掛けて行きました。もう並んだ時には(脚を)回せていたし、回しながら出切って(最終)バックから徐々に上げていく感じで。風はそんなに気にならなかったです。(地元の)別府に比べれば全然ですよ。力で抑え込めて良かったです」
伊東を止めた久島尚樹は、最終2センターで内を狙ってきた青井賢治もしっかりと締め込んで中割りを許さない。渋い仕事ぶりで2着をキープした。
「もう阿部君がきれいに駆けてくれたので、僕が仕事をすればワンツーだと思った。内を来られても締めればいいやと思って、伊東さんは大きめに張った。ゴール前で内に来たので、締めながら差し込んだ感じだった。逃げ切られたのはしょうがない。33バンクは内を来られるし、外はフワッと張れば飛んでくれるので内はしっかり気にして。すぐに仕掛けてくれた阿部君のおかげです。調子は良いので、問題ないです」
「久島さんが仕事してくれたのが大きかったです。流れの中で緩んだら行こうと思ってたんですけど、下野君が切ったら絶対緩むと思って、そこを目掛けて行きました。もう並んだ時には(脚を)回せていたし、回しながら出切って(最終)バックから徐々に上げていく感じで。風はそんなに気にならなかったです。(地元の)別府に比べれば全然ですよ。力で抑え込めて良かったです」
伊東を止めた久島尚樹は、最終2センターで内を狙ってきた青井賢治もしっかりと締め込んで中割りを許さない。渋い仕事ぶりで2着をキープした。
「もう阿部君がきれいに駆けてくれたので、僕が仕事をすればワンツーだと思った。内を来られても締めればいいやと思って、伊東さんは大きめに張った。ゴール前で内に来たので、締めながら差し込んだ感じだった。逃げ切られたのはしょうがない。33バンクは内を来られるし、外はフワッと張れば飛んでくれるので内はしっかり気にして。すぐに仕掛けてくれた阿部君のおかげです。調子は良いので、問題ないです」
<3R>

畑段嵐士選手
青板バックで前田義和が切る。九州勢に続いて動き出した土生敦弘は、内の木村弘にプレッシャーをかけてから赤板で叩いて先頭へ。2コーナーで7番手から木村が巻き返すと、土生も合わせてペースを上げる。土生の掛かりが良く、畑段嵐士(写真)のけん制を受けた木村は最終バックで後退。小堺浩二もあおりを受けて勢いが鈍り、直線で畑段が抜け出した。
「木村君が駆けて、後方にならないようにってレースを考えていたんですけどね。(土生が)掛かっていて(木村を)楽に止められるというピッチでした。今回は走ってみないとって思っていたけど、良さそうな気がします」
木村が出切れないと判断した齋藤登志信は、最終2コーナーで内に降りて3番手の位置を確保。畑段に続いて2着に入った。
「(木村は)1回休んだのが失敗かなと。思い切って行った方がキッカケをつかめるのではと、(レース後に)話をしました。2着になれたのは前と後ろのおかげ。たまたま空いていたので、畑段の後ろに(入った)。ダメもとだけど、前に踏みましたけどね。今日(初日)は(状態が)良かったけど、1回寝ると変わってしまいますからね」
「木村君が駆けて、後方にならないようにってレースを考えていたんですけどね。(土生が)掛かっていて(木村を)楽に止められるというピッチでした。今回は走ってみないとって思っていたけど、良さそうな気がします」
木村が出切れないと判断した齋藤登志信は、最終2コーナーで内に降りて3番手の位置を確保。畑段に続いて2着に入った。
「(木村は)1回休んだのが失敗かなと。思い切って行った方がキッカケをつかめるのではと、(レース後に)話をしました。2着になれたのは前と後ろのおかげ。たまたま空いていたので、畑段の後ろに(入った)。ダメもとだけど、前に踏みましたけどね。今日(初日)は(状態が)良かったけど、1回寝ると変わってしまいますからね」
<4R>

小原丈一郎選手
切った岡崎景介を、小原丈一郎(写真)が押さえて赤板で先頭へ。小林史也が巻き返すと、1コーナーで福島武士と接触して福島が落車。小林史は一瞬押さえるタイミングが遅れるが、小原はすんなりと出させて4番手を確保する。岡崎の仕掛けはなく、絶好のポジションを確保した小原は最終2コーナーからまくる。あっという間に中近勢を飲み込んだ小原が押し切った。
「(小林史の巻き返しが)もうちょい遅ければ先行だったけど、あのタイミングで出させたら岡崎さんを後方に置けるから面白いかなと思った。落ち着いているし、周りも見えてますね。(ラインで)ワンツースリーで良かった。前回の1着はちゃんと自力を出しての1着ではなかったし、GIIIの初日1着は初めてなのでうれしい。伊東はS級で初めて決勝に乗ったバンクだし、相性は良いと思ってます」
小原マークの武藤篤弘は、ゴール前で迫って2着。
「(初手で)中団は取れないと思ってたけど、小林大介さんがすごいうまい位置取りをしてくださっていい展開になりました。抜ければ良かったけど、現状はこんな感じですね。前よりは良くなってるけど、グングン伸びているとかそういう感じではない。でも最低限はできたし、前みたいなチンプンカンプンの感覚ではないですね。徐々に良くなっている中で勝ち上がれたのは大きいし、正直うれしいです」
「(小林史の巻き返しが)もうちょい遅ければ先行だったけど、あのタイミングで出させたら岡崎さんを後方に置けるから面白いかなと思った。落ち着いているし、周りも見えてますね。(ラインで)ワンツースリーで良かった。前回の1着はちゃんと自力を出しての1着ではなかったし、GIIIの初日1着は初めてなのでうれしい。伊東はS級で初めて決勝に乗ったバンクだし、相性は良いと思ってます」
小原マークの武藤篤弘は、ゴール前で迫って2着。
「(初手で)中団は取れないと思ってたけど、小林大介さんがすごいうまい位置取りをしてくださっていい展開になりました。抜ければ良かったけど、現状はこんな感じですね。前よりは良くなってるけど、グングン伸びているとかそういう感じではない。でも最低限はできたし、前みたいなチンプンカンプンの感覚ではないですね。徐々に良くなっている中で勝ち上がれたのは大きいし、正直うれしいです」
<5R>

武田亮選手
堀兼壽が青板バックで押さえると、武田亮(写真)は誘導を残したまま下げる。中部勢に続いた青柳靖起が武田にフタをしたまま赤板を通過。堀が誘導を降ろしてペースを上げると、打鍾目掛けて青柳も踏み上げて両者で先行争いに発展する。青柳が踏み勝つが、サラ脚の武田が最終ホームから満を持して仕掛ける。河村雅章と2車で後続を突き放した武田が、河村すらも振り切った。
「展開ですよ。(フタをされて)すんなり行けないなって。もっとモガき合っていると思ったけど、青柳君が出切ってましたね。そこを乗り越えられるようにと。前回は疲れで、どんな競走をしたらいいか、わからなかった。今回は自分のやりたいことを師匠(山崎充央)と考えてきました」
河村雅章は8分の1輪差まで詰め寄って2着。
「(武田の)踏み出しが良くて口が空いたけど、バックで追いついて良かった。重く感じたけど、そこまで悪くはないですね。(二次予選以降は前でも後ろでも)どうなっても心構えをしておきます」
「展開ですよ。(フタをされて)すんなり行けないなって。もっとモガき合っていると思ったけど、青柳君が出切ってましたね。そこを乗り越えられるようにと。前回は疲れで、どんな競走をしたらいいか、わからなかった。今回は自分のやりたいことを師匠(山崎充央)と考えてきました」
河村雅章は8分の1輪差まで詰め寄って2着。
「(武田の)踏み出しが良くて口が空いたけど、バックで追いついて良かった。重く感じたけど、そこまで悪くはないですね。(二次予選以降は前でも後ろでも)どうなっても心構えをしておきます」
<6R>
後ろ攻めの鈴木浩太が青板バックで切りに行こうとするが、中団の宮本隼輔が中バンクに上がってけん制する。タイミングの狂った鈴木だが、4コーナーからの山おろしで勢いをつけると、赤板目掛けてカマシ気味に前を叩く。出切った鈴木が打鍾でペースに入れると、詰まったタイミングで宮本が反撃を開始。合わせてペースを上げた鈴木が宮本を合わせ切る。最終4コーナーを番手で回った土屋裕二は、勝機を逃さず踏み込んで抜け出した。
「毎年地元記念に呼んでもらってて、なかなか結果が出せてなかった。初日の大事なところで1着が取れてうれしい。でも、鈴木君を残せなかったのが。余裕はあったけど、1着を欲しがっちゃいましたね。ただ、あの感じなら鈴木君も(勝ち上がり権利の)5着には残るだろうなと思って。初日が大事だし踏ませてもらいました」
宮本が外に浮いて後退すると、北村信明は3番手外で併走になる。外併走をこらえて踏み続け、2着に入った。
「(宮本が)先に切るかなって思ってたけど、鈴木君の邪魔をする形になったし、それなら慌てずに一発狙いで良いぞと思って付いてました。(宮本が後退して)本当はタテを出すつもりで行ったけど、出なくてすぐ左にウインカーを出した(笑)。今は前次第ですね。今日(初日)も前が頑張ってくれたおかげです」
「毎年地元記念に呼んでもらってて、なかなか結果が出せてなかった。初日の大事なところで1着が取れてうれしい。でも、鈴木君を残せなかったのが。余裕はあったけど、1着を欲しがっちゃいましたね。ただ、あの感じなら鈴木君も(勝ち上がり権利の)5着には残るだろうなと思って。初日が大事だし踏ませてもらいました」
宮本が外に浮いて後退すると、北村信明は3番手外で併走になる。外併走をこらえて踏み続け、2着に入った。
「(宮本が)先に切るかなって思ってたけど、鈴木君の邪魔をする形になったし、それなら慌てずに一発狙いで良いぞと思って付いてました。(宮本が後退して)本当はタテを出すつもりで行ったけど、出なくてすぐ左にウインカーを出した(笑)。今は前次第ですね。今日(初日)も前が頑張ってくれたおかげです」
<7R>
田上晃也が押さえてペースを上げるが、お構いなしに齋木翔多が叩いて赤板2コーナーで主導権を取り切る。齋木が出切ると、すかさず黒沢征治も反撃を開始するが、黒沢マークの恩田淳平は二藤元太のけん制で黒沢と連結を外してしまう。黒沢後位には齋木がハマって最終周回。4コーナーを回って逃げ粘る黒沢、齋木、二藤で横一線のゴール争いかに、4番手で態勢を立て直していた恩田が3車の外を強襲して1着をさらった。
「(黒沢に)付いていけば、ワンツースリーまで決まるレースだったのに、前と後ろに迷惑を掛けてしまった。反省しないといけないです。(黒沢が)出切れないパターンが頭をよぎって動いてしまった。付いていける感じもあったけど、(二藤に)いいのをもらってしまった。前も後ろも頑張っているし、自分はそこから外を踏もうと。あんなに出るとは思わなかったです。この1着がいい流れになれば」
齋木に叩かれた田上は不発。藤田昌宏は最終ホームで切り替えて自ら追い上げていくと、2センターで大外を踏んで2着に突っ込んだ。
「黒沢や齋木は力のある選手だし、後手になると巻き返せない。田上君に、らしいレースをして欲しかったですけどね。(後方になって)田上君の動きを見てからでしたけど、自分でまくって行ければ良かったけど、恩田君がからんでいるのを見てしまった。混戦になって抜け出すことはできたので、結果につながって良かった」
「(黒沢に)付いていけば、ワンツースリーまで決まるレースだったのに、前と後ろに迷惑を掛けてしまった。反省しないといけないです。(黒沢が)出切れないパターンが頭をよぎって動いてしまった。付いていける感じもあったけど、(二藤に)いいのをもらってしまった。前も後ろも頑張っているし、自分はそこから外を踏もうと。あんなに出るとは思わなかったです。この1着がいい流れになれば」
齋木に叩かれた田上は不発。藤田昌宏は最終ホームで切り替えて自ら追い上げていくと、2センターで大外を踏んで2着に突っ込んだ。
「黒沢や齋木は力のある選手だし、後手になると巻き返せない。田上君に、らしいレースをして欲しかったですけどね。(後方になって)田上君の動きを見てからでしたけど、自分でまくって行ければ良かったけど、恩田君がからんでいるのを見てしまった。混戦になって抜け出すことはできたので、結果につながって良かった」
<8R>

渡邉晴智選手
竹内翼が後ろ攻めから青板バックで切る。続いて長尾拳太が押さえに行くが、竹内はやや突っ張り気味に踏んで簡単には出させない。長尾が踏み上げて赤板2コーナーで出切ると、今度は鈴木陸来がカマシを放つ。鈴木が渡邉晴智(写真)と2車で出切って最終周回。5番手の竹内は仕掛けられず、長尾も空いた車間を詰めるのでいっぱい。最後は渡邉が渾身の力で差し切った。
「33バンクなので、僕はもう必死ですよ。(1着で)良かったです。(抜ける感じは)なかった。ゴールしたら1着でした。(鈴木と渡邉雅也が同期で)息子がいつも世話になっているので。僕はもう頑張るだけです」
鈴木陸来は地元同士の渡邊とのワンツーに笑顔。
「すんなり押さえ先行になる流れだったけど、前でやり合ってくれてカマシ気味に行けた。(最終)バックではキツくて、最後はグダグダでした。誘導を早く感じたし、前がやり合って早い段階からペースが上がってたので。(渡邉とのワンツーは)うれしいです。同期(渡邉雅也)の師匠でもあり、お父さんでもあるので。感触は良い感じですね。見極めもできているし、流れも見えている」
「33バンクなので、僕はもう必死ですよ。(1着で)良かったです。(抜ける感じは)なかった。ゴールしたら1着でした。(鈴木と渡邉雅也が同期で)息子がいつも世話になっているので。僕はもう頑張るだけです」
鈴木陸来は地元同士の渡邊とのワンツーに笑顔。
「すんなり押さえ先行になる流れだったけど、前でやり合ってくれてカマシ気味に行けた。(最終)バックではキツくて、最後はグダグダでした。誘導を早く感じたし、前がやり合って早い段階からペースが上がってたので。(渡邉とのワンツーは)うれしいです。同期(渡邉雅也)の師匠でもあり、お父さんでもあるので。感触は良い感じですね。見極めもできているし、流れも見えている」
<9R>
板垣昴が桐山敬太郎を切って、林昌幸が赤板で叩く。桐山は赤板2コーナーから追い上げて、中団の板垣を外から決めて4番手を確保する。先頭の林が快調に飛ばして隊列は一本棒。桐山が最終2コーナーからまくりを狙うが、進みはイマイチ。久保田泰弘が切った車間を詰める勢いで、ゴール前で差し切った。
「(付いていて)余裕はないですよ。ちょっと抜けないかと思うくらいだった。めちゃくちゃキツかったです。最近、調子が上がってきていますね。初日も1着なので。最近は気合を入れて練習ができている。伊東は常連の感じになっているし、ホーム(の防府)も33バンクなので、違和感がなく走れている」
林昌幸は格上を相手に堂々の押え先行で、別線を完封してみせた。
「どの位置からでも先行態勢にもっていけるようにって。(9車立ては)ルーキーチャンピオンでしか走っていないので、ほぼ初めてのような感じ。落ち着いて自分のペースに持ち込めたとは思う。(4日制は)逃げでやっているので、脚にくると思う。脚の状態はいいので、あとは自分の展開にもっていければ。主導権を取ることを目標にしてやっていきたい」
「(付いていて)余裕はないですよ。ちょっと抜けないかと思うくらいだった。めちゃくちゃキツかったです。最近、調子が上がってきていますね。初日も1着なので。最近は気合を入れて練習ができている。伊東は常連の感じになっているし、ホーム(の防府)も33バンクなので、違和感がなく走れている」
林昌幸は格上を相手に堂々の押え先行で、別線を完封してみせた。
「どの位置からでも先行態勢にもっていけるようにって。(9車立ては)ルーキーチャンピオンでしか走っていないので、ほぼ初めてのような感じ。落ち着いて自分のペースに持ち込めたとは思う。(4日制は)逃げでやっているので、脚にくると思う。脚の状態はいいので、あとは自分の展開にもっていければ。主導権を取ることを目標にしてやっていきたい」
<10R>

竹山陵太選手
谷元奎心を叩いて坂本紘規が赤板で主導権を握る。人気の高橋築は5番手から打鍾で追い上げるが、3番手の位置は谷元が譲らず、高橋は1車下げて4番手。隊列のもつれを見た伊原克彦が2センターから巻き返すが、坂本に合わされて出切れない。伊原の仕掛けにかぶった高橋は万事休す。坂本マークの竹山陵太(写真)が、好展開を生かして抜け出した。
「寒かった上に自力も出していないから自分の感触はわからないんですけど、(坂本)紘規が強かった。余裕はありました。前回も悪くはなかったし、状態は変わらない。前で頑張ってくれる人がいれば、なんとかなるかなって感じ。今回からシューズを新しくしたので、それはちょっと微調整したい」
シビアな位置取りを見せた谷元奎心が、竹山を追って2着に入った。
「基本は後ろから。切って、坂本さん次第でどうするかって感じで考えていました。思った通りにいきましたね。(最終)3コーナーで詰まった感じがあって、アタマまで行ければ良かったけど最低限でしたね。前回はボロボロだったけど、調整してきてやれそう」
「寒かった上に自力も出していないから自分の感触はわからないんですけど、(坂本)紘規が強かった。余裕はありました。前回も悪くはなかったし、状態は変わらない。前で頑張ってくれる人がいれば、なんとかなるかなって感じ。今回からシューズを新しくしたので、それはちょっと微調整したい」
シビアな位置取りを見せた谷元奎心が、竹山を追って2着に入った。
「基本は後ろから。切って、坂本さん次第でどうするかって感じで考えていました。思った通りにいきましたね。(最終)3コーナーで詰まった感じがあって、アタマまで行ければ良かったけど最低限でしたね。前回はボロボロだったけど、調整してきてやれそう」
<11R>
緒方将樹が勢い良く切ってピッチを上げ、渡口勝成が赤板で叩く。櫻井祐太郎もすぐさま反撃して叩きに行くが、これを渡口が突っ張って打鍾から両者で激しい踏み合いになる。最終ホームから仕掛けた緒方が踏み合いをまとめてのみ込みにかかるが、3コーナーで内に斜行して自ら落車。中田雄喜も落車し、櫻井も車体故障で後退してしまう。2コーナーから大外をまくり上げた横関裕樹が先頭となり、伊藤正樹がゴール前でとらえた。
「(横関が)強いのは知っているので、すべてお任せでした。休んでいる期間が長かったのでレース勘を戻していかないと。練習はまだ思い通りにできていないけど、レースはなんとなくできてきた。ラインの先頭ではないし、人の後ろなので疲れは大丈夫。走って戻していくしかないので」
好回転のまくりを放った横関裕樹。落車の有無にかかわらず、前をのみ込んでいたように思える。
「車番が悪かったので前か後ろで、それなら前からと。緩んだところで行こうと思っていたけど、2周くらいからやり合っていたので。自分も踏んでいたから落車に巻き込まれないで良かった。前回の後に風邪を引いてしまって1週間乗れなかった。(状態は)良いわけではないけど、仕掛けられてはいますね」
「(横関が)強いのは知っているので、すべてお任せでした。休んでいる期間が長かったのでレース勘を戻していかないと。練習はまだ思い通りにできていないけど、レースはなんとなくできてきた。ラインの先頭ではないし、人の後ろなので疲れは大丈夫。走って戻していくしかないので」
好回転のまくりを放った横関裕樹。落車の有無にかかわらず、前をのみ込んでいたように思える。
「車番が悪かったので前か後ろで、それなら前からと。緩んだところで行こうと思っていたけど、2周くらいからやり合っていたので。自分も踏んでいたから落車に巻き込まれないで良かった。前回の後に風邪を引いてしまって1週間乗れなかった。(状態は)良いわけではないけど、仕掛けられてはいますね」
<12R>

隅田洋介選手
石塚輪太郎、山口拳矢の順で切った上を、青野将大が叩く。赤板で先頭に立った青野は、そのまま緩めることなくハイペースで飛ばして別線に仕掛ける隙を与えない。3番手を確保した山口は最終2コーナーから仕掛けるが、斜行した松坂洋平と接触して車体故障。このアクシデントで大きく内が空く。竹内智彦が松坂の内をすくって青野を交わして抜け出すが、竹内を追った隅田洋介(写真)が3コーナーからまくって混戦を打破した。
「スタートはもう取れた位置から、どこでもって思ってました。行けるところから行こうと思ってたけど、寒くて脚がたまっているのかわからなかった。それで仕掛けが遅くなったけど、踏んだら出たので。まあでも、空いたところを突っ込んだだけです。セッティングがちょっと気になるので、修正しようと思う」
退避する山口のさらに外をまくった石塚輪太郎が2着。
「流れ通りに動いてから勝負だなと思ってました。最終ホームで無理やりにでも叩くべきでしたね。思った以上に進みが悪かった。(アクシデントを)避けたっていうのもあったけど、踏んでいるわりには進まない感じ。修正したいですね」
竹内智彦はとっさの判断が光って3着も、欠場後の練習不足が響いた様子。
「転ばなくて良かった。(内から出切ったが)さすがにもたなかったね。(直前の練習で)外で乗ってなかったっていうのはある。しっかり乗り込んでないと、ああいう距離は無理。行けるかなって思ったら(最終)4コーナーでタレた。一瞬の動きは楽だったし、問題ないです」
「スタートはもう取れた位置から、どこでもって思ってました。行けるところから行こうと思ってたけど、寒くて脚がたまっているのかわからなかった。それで仕掛けが遅くなったけど、踏んだら出たので。まあでも、空いたところを突っ込んだだけです。セッティングがちょっと気になるので、修正しようと思う」
退避する山口のさらに外をまくった石塚輪太郎が2着。
「流れ通りに動いてから勝負だなと思ってました。最終ホームで無理やりにでも叩くべきでしたね。思った以上に進みが悪かった。(アクシデントを)避けたっていうのもあったけど、踏んでいるわりには進まない感じ。修正したいですね」
竹内智彦はとっさの判断が光って3着も、欠場後の練習不足が響いた様子。
「転ばなくて良かった。(内から出切ったが)さすがにもたなかったね。(直前の練習で)外で乗ってなかったっていうのはある。しっかり乗り込んでないと、ああいう距離は無理。行けるかなって思ったら(最終)4コーナーでタレた。一瞬の動きは楽だったし、問題ないです」