『伊東競輪開設54周年記念(GIII)レポート』 決勝戦結果!
 
配信日:12月7日
 
 



『若生武則の伊東競輪開設54周年記念(GIII)レポート』 決勝戦結果!


 こんにちは、けいりんマガジン編集部の坂本です。
 今日の決勝は南関が4者で結束したものの、稲垣裕之選手の豪快な捲りの前に残念な結果に終わってしまいました。
 優勝したのは稲垣選手を目標にした小倉竜二選手。落車明けながら見事にゴ-ル前で得意のハンドル投げを見せてくれました。では、レポ-トです。


決勝戦
 優勝した小倉竜二は、「今日は(稲垣に)お任せでした。最後は稲垣がタレたんで、抜けました。タレてなかったら抜けてませんよ。うまいこといったね」とホッとした顔を見せた。
 小倉と初の連係をし、見事に優勝に貢献した稲垣は「まずは引っ張ることを考えていたんですけど、カマシ気味にこられたんで…。前と車間があいてたので、一気にいくと水書さんがすんなり出てしまうんで、加速を2回使うかんじで。
出きったと思ったんだけど3コーナーで水書さんに内をすくわれて。あれがいたかったですね。でもワンツ-も決まってるし、力も出し切ったんで満足です。さすが小倉竜二さん、脚ありますね。ハンドル投げを間近で見させてもらいました。すごいですね!(昨日、小嶋敬二選手にこのメンバ-で勝てないと、ヤンググランプリは勝てないと言われていたね、と聞くと)そうなんですよ!さっき記者さんに村上(義弘)さんから電話が来て、まったく同じことを言っていたらしいんですよね(笑)」と苦笑い。
 赤井の積極的な先行で、優勝かと思われた水書義弘は「もうワンテンポ早かったら面白かったんですけどね。まだまだ未熟です。あんなに赤井君ががんばってくれたのに、悔しいです。それにしても稲垣君はすごいスピ-ドだった…」
 稲垣3番手から南関に切り換えた吉岡稔真は「(稲垣のライン追走では)8番手9番手からの競走になってしますからね。それで先手ラインに切り換えたんだけど、その時惰性で水書の前まで行けば良かったのかな。江嶋さんすいません」
 見せ場なく終わってしまった小林大介は「結果からしたら、稲垣君についていけば良かったですが、仕方ないです。あんなにすんなり出るとは思わなかった」
決勝リプレイ
 周回は稲垣裕之-小倉竜二-吉岡稔真-江嶋康光、小林大介、赤井学-水書裕之-松永晃典-高木隆弘。
 青板2センタ-で赤井が上昇し、これに吉岡が切り換える。打鐘は赤井-水書-松永-高木、吉岡-江嶋、稲垣-小倉、小林で通過。最終ホ-ムで稲垣が捲り発進。水書が最終バック過ぎに稲垣に合わせて捲るも、稲垣はその上から捲り切る。ゴ-ル前で、稲垣マ-クの小倉が抜けだして優勝。稲垣は2着に残る。3着には水書が入線。



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