岐阜競輪場でナイターシリーズで開催されている開設77周年記念「長良川鵜飼カップ(GIII)」は、9月28日に3日目を迎えた。地元勢からは6人が勝ち上がった準決では、見ごたえのバトルが繰り広げられた。地元からはエースの山口拳矢が1着で優出。松浦悠士は、初日特選から3連勝で決勝に進んだ。シリーズもいよいよファイナル。9月29日の最終日には、S級S班の脇本雄太ら好メンバーによる決勝で優勝が争われる。
記念シリーズは、9月29日の最終日も様々なイベントでみなさまのご来場をお待ちしております。「FC岐阜GGG」のチアダンスステージ、小野俊之さんのトークショー、先着でお菓子をプレゼント。山口幸二さん、後閑信一さんらによる予想会、選手会岐阜支部によるステージイベント、フードフェスティバルなどが予定されています。また、テレビ、インターネット中継などでの観戦もお楽しみください。
<10R>

山崎賢人選手

山田英明選手
赤板1コーナーで吉田有希が、山崎賢人(写真)を押さえる。その上を青野将大が勢い良く飛び出して主導権。吉田は4番手に下げて、打鐘を通過する。青野がそのままペースを落とすことなく駆けて、隊列は一本棒。山崎は前との車間を空けて、7番手でタイミングを計る。詰める勢いで最終2コーナー手前で外に持ち出した山崎が前団に襲い掛かる。松谷秀幸のけん制を乗り越えた山崎が1着。
「(吉田が)しっかりと切る感じだったので出しました。(そこを青野に)すかさず行かれてしまって、自分は反応が遅れてまくりになってしまった。(最終)ホームは掛かっていたしキツかった。(まくりは)そんなにいい感じはなかった。なんとかいけた。(連日)あんまり変わらない感じです。体はべつに問題ない。でも、なにかもうひとつって感じがします」
山崎マークの山田英明(写真)は、直線で山崎の内に進路を取った。
「前が取れたら、前からっていう感じで、あとは(山崎)賢人の感性に任せてだった。(山崎が)引いたら行ける自信もあるだろうし、今日(3日目)もそれで1着だった。(山崎の加速は)抜群でした。ちぎれたら迷惑を掛けるんで必死でした。(最後は)外を行こうかと思ったけど、賢人が膨らんだんで中を行った。けど、全然、伸びなくて、(山崎に)連れていってもらった感じです」
山崎ライン3番手の山形一気は、踏み出しで付いていけない。山崎のまくりに4番手の吉田はアクションを起こせず、志智俊夫は最終3コーナー過ぎに山田の後ろに切り替えて3着に入った。
「青野君も速いペースだったし、山崎君が強いってことですよね。自分が決勝に乗るには(最終3コーナー過ぎに山田にスイッチした)ここしかなかった。山形君が付いてきていても、ここしかなかった。(ホームバンクの記念で)気持ち的には、勝負は今日(3日目)からだと。ただ、決勝に乗ったんで気楽に。緊張してもパフォーマンスが落ちるだけだから、リラックスしていきます」
「(吉田が)しっかりと切る感じだったので出しました。(そこを青野に)すかさず行かれてしまって、自分は反応が遅れてまくりになってしまった。(最終)ホームは掛かっていたしキツかった。(まくりは)そんなにいい感じはなかった。なんとかいけた。(連日)あんまり変わらない感じです。体はべつに問題ない。でも、なにかもうひとつって感じがします」
山崎マークの山田英明(写真)は、直線で山崎の内に進路を取った。
「前が取れたら、前からっていう感じで、あとは(山崎)賢人の感性に任せてだった。(山崎が)引いたら行ける自信もあるだろうし、今日(3日目)もそれで1着だった。(山崎の加速は)抜群でした。ちぎれたら迷惑を掛けるんで必死でした。(最後は)外を行こうかと思ったけど、賢人が膨らんだんで中を行った。けど、全然、伸びなくて、(山崎に)連れていってもらった感じです」
山崎ライン3番手の山形一気は、踏み出しで付いていけない。山崎のまくりに4番手の吉田はアクションを起こせず、志智俊夫は最終3コーナー過ぎに山田の後ろに切り替えて3着に入った。
「青野君も速いペースだったし、山崎君が強いってことですよね。自分が決勝に乗るには(最終3コーナー過ぎに山田にスイッチした)ここしかなかった。山形君が付いてきていても、ここしかなかった。(ホームバンクの記念で)気持ち的には、勝負は今日(3日目)からだと。ただ、決勝に乗ったんで気楽に。緊張してもパフォーマンスが落ちるだけだから、リラックスしていきます」
<11R>

山口拳矢選手

渡部幸訓選手
8番手から上昇した篠田幸希、3番手の新田祐大を、前受けの齋木翔多が赤板過ぎに踏み込んで突っ張る。7番手の岩井芯は、2コーナー手前から迷いなく踏み込んでいく。打鐘3コーナーで岩井が主導権。齋木は飛び付いて、山口拳矢(写真)と併走。前団の隊列が短くなり、6番手の新田が最終ホーム手前で仕掛ける。渡部幸訓は遅れ気味。2コーナー手前で出切った新田に、山口がスイッチ。新田に山口、渡部となり、篠田がまくりを打つ。山口は3コーナーで番手からまくり上げて、篠田は渡部のブロックで不発。地元の山口がシリーズ初勝利で勝ち切った。
「(周回中の)この並びなら、岩井君の間合いになるかなと。(齋木に飛び付かれたが)当たられても大丈夫だなと。新田さんが1人なのはわかって、岩井君を迎え入れるか迷った。けど、後ろに(川口)聖二さんもいたので(スイッチした)。ただ、タイミングは悪かった。先頭に立ってからが、あまり良くない感じですね」
新田に遅れた渡部幸訓(写真)は、川口聖二をキメて山口を追走。新田が6着に沈んだだけに、反省を忘れない。
「新田がいいところで行ってくれた。(新田が)行く想定もしていたけど、コーナーで遅れてしまって、(山口)拳矢も出ていったので連結を外してしまった。(出切ったのが)拳矢だけだったので、8番(篠田)を止めてと思ったけど、内から齋木君も来ていたし、内を見ながらできるだけと。リスクもあるし締め込みはできなかった。結果だけみれば決勝に上がれたけど、連結を外してしまったしラインとしては機能しなかった。新田に申し訳ない」
流れのなかで地元ライン分断に動いた齋木翔多は、山口が新田に切り替えると、最終バック手前から前々に踏み込む。直線でも狭いコースを追い込んでしぶとく優出。
「みんなが岩井君を意識すると思った。早めに来たら出させてもと思ったけど、みんなが引きつけていたし突っ張らないとキツいなと。(岩井がカマしてきて)引いて4番手かなと思ったけど、岩井君も流していたので、番手に行くしかないなと。(山口が切り替えて)ちゃんと当たってスイッチできれば良かった。狭いところのコースを突けているので悪くないけど、自力を出せていないので微妙です。9車立てになると自力を出しての勝ち上がりは難しいし、脚を付けていかないといけない」
「(周回中の)この並びなら、岩井君の間合いになるかなと。(齋木に飛び付かれたが)当たられても大丈夫だなと。新田さんが1人なのはわかって、岩井君を迎え入れるか迷った。けど、後ろに(川口)聖二さんもいたので(スイッチした)。ただ、タイミングは悪かった。先頭に立ってからが、あまり良くない感じですね」
新田に遅れた渡部幸訓(写真)は、川口聖二をキメて山口を追走。新田が6着に沈んだだけに、反省を忘れない。
「新田がいいところで行ってくれた。(新田が)行く想定もしていたけど、コーナーで遅れてしまって、(山口)拳矢も出ていったので連結を外してしまった。(出切ったのが)拳矢だけだったので、8番(篠田)を止めてと思ったけど、内から齋木君も来ていたし、内を見ながらできるだけと。リスクもあるし締め込みはできなかった。結果だけみれば決勝に上がれたけど、連結を外してしまったしラインとしては機能しなかった。新田に申し訳ない」
流れのなかで地元ライン分断に動いた齋木翔多は、山口が新田に切り替えると、最終バック手前から前々に踏み込む。直線でも狭いコースを追い込んでしぶとく優出。
「みんなが岩井君を意識すると思った。早めに来たら出させてもと思ったけど、みんなが引きつけていたし突っ張らないとキツいなと。(岩井がカマしてきて)引いて4番手かなと思ったけど、岩井君も流していたので、番手に行くしかないなと。(山口が切り替えて)ちゃんと当たってスイッチできれば良かった。狭いところのコースを突けているので悪くないけど、自力を出せていないので微妙です。9車立てになると自力を出しての勝ち上がりは難しいし、脚を付けていかないといけない」
<12R>

松浦悠士選手

猿樂楓樹選手
周回中7番手になった脇本雄太が上昇するが、木村佑来が前受けから突っ張る。浮いた脇本は、中団の外で猿樂楓樹にフタをして併走。ペースを握った木村が打鐘3コーナーで空けたインを猿樂が進出。木村も踏み込んで、逃げる木村に、猿樂、松浦悠士(写真)、菅田壱道で最終周回。番手に入った猿樂だが、2コーナー手前で発進。木村をねじ伏せた猿樂に、松浦の追走。7番手の脇本は、3コーナー過ぎに前団に追いついて外を踏み込む。猿樂の掛かりが良く、間合いを取った松浦が落ち着いて交わして3連勝。
「(打鐘3コーナーで猿樂は)よく内に行ってくれた。変に(脇本と)併走するよりも、内に行った方がいいと思っていた。(内が空いていなくて)自分も追走が怪しかったけど、猿樂君がしっかりと空けてくれた。僕が(井上)昌己さんのところを空けられなかったのは反省です。(木村の番手に入った猿樂は)すかさず行くだろうっていうのはありました。自分の感触は2日目以降はいい。初日はあんまり良くなかったけど展開が向いた感じですね」
S級に特進して2度目の記念となった今シリーズ。記念初優出の猿樂楓樹(写真)に笑顔はない。
「準決はなにもできなかった。たまたま(内が)空いたかなと。(脇本との中団併走は)あるとは思っていたけど、最悪の展開だった。内に入った時点で脚は使っていなかった。あとは木村君をどこでとらえるかだった。(木村に)主導権を取られたんで、(最終)バックはと思って(仕掛けて)行った。自分の行けるタイミングで行きました。併走の時点で頭がいっぱい、いっぱいだった。自分がイレギュラーな動きをして、井上さんが付いてこられなくてライン競走になっていなかった」
中団併走で腹を固めた脇本雄太だったが、そこからは想定外の流れになって7番手。3着で決勝には進んだが、その表情は険しい。
「押さえにいくだけは行って、(突っ張られたら)外併走で勝負するしかないと思っていた。あんなに内が空くとは思ってなかったんで、その辺の想定が甘い。苦しい展開になるのはしょうがないけど、想定した展開になかなかならない。体にしても、精神面にしても余裕がない。気持ちだけは入れ直してですね。(前回の)共同通信社杯から新車を持ってきて、2場所使ったけど、(決勝はその前の)オールスターの時の(フレーム)に換えます」
「(打鐘3コーナーで猿樂は)よく内に行ってくれた。変に(脇本と)併走するよりも、内に行った方がいいと思っていた。(内が空いていなくて)自分も追走が怪しかったけど、猿樂君がしっかりと空けてくれた。僕が(井上)昌己さんのところを空けられなかったのは反省です。(木村の番手に入った猿樂は)すかさず行くだろうっていうのはありました。自分の感触は2日目以降はいい。初日はあんまり良くなかったけど展開が向いた感じですね」
S級に特進して2度目の記念となった今シリーズ。記念初優出の猿樂楓樹(写真)に笑顔はない。
「準決はなにもできなかった。たまたま(内が)空いたかなと。(脇本との中団併走は)あるとは思っていたけど、最悪の展開だった。内に入った時点で脚は使っていなかった。あとは木村君をどこでとらえるかだった。(木村に)主導権を取られたんで、(最終)バックはと思って(仕掛けて)行った。自分の行けるタイミングで行きました。併走の時点で頭がいっぱい、いっぱいだった。自分がイレギュラーな動きをして、井上さんが付いてこられなくてライン競走になっていなかった」
中団併走で腹を固めた脇本雄太だったが、そこからは想定外の流れになって7番手。3着で決勝には進んだが、その表情は険しい。
「押さえにいくだけは行って、(突っ張られたら)外併走で勝負するしかないと思っていた。あんなに内が空くとは思ってなかったんで、その辺の想定が甘い。苦しい展開になるのはしょうがないけど、想定した展開になかなかならない。体にしても、精神面にしても余裕がない。気持ちだけは入れ直してですね。(前回の)共同通信社杯から新車を持ってきて、2場所使ったけど、(決勝はその前の)オールスターの時の(フレーム)に換えます」