『岐阜競輪開設56周年記念(GIII) レポート』 最終日編
 
配信日:12月25日




若生武則の『岐阜競輪開設56周年記念(GIII) レポート』 最終日編


こんにちは。
KEIRINマガジンの中井です。
本日は岐阜競輪場にて開設56周年記念競輪金華賞争奪戦の決勝戦が行われました。雪が残る岐阜バンクは本日も寒かったです。そんな中、見事優勝を飾ったのは雪国・新潟の松本一成選手でした。

2005年最後の記念を優勝で締めくくった松本一成
 


「全然、余裕はなかったですけど、優勝できて嬉しいですね。稲垣もスピードに乗ってたし、坂本さんも踏み出していたし、何とか連に絡めれば良いかなと思ってました。稲垣の番手にうまく入れて、少し脚は溜められましたね。ただ、やっぱり今回は先行できてなかったんで、決勝でも先行で勝てれば良かったですね。僕もまだまだ先行でやっていきたいと思っているし、今回はできなかったけど、次は先行で勝ちます」

●地元の先輩を引き連れ、先行し8着の吉田敏洋
「まぁ今日は地元の濱口(高彰)さんが後ろについてくれていたから、とにかく濱口さんの言われた通りにしようと決めていました。(海老根の突っ張りに対しては)難しいですね。まさかでしたからね。でも僕が海老根さんの立場ならやっていたかもしれないですからね。まぁ今回は初日を除いて、良いレースができたんで、来年の良い弾みになると思います」

●2着の稲垣裕之
「うーん悔しいっすね。作戦的には中団とってやろうとは思っていました。でも単騎はやっぱりやりにくかったですよ。けど、仕方ないですね。今年後半悪かっただけに、来年に向けてまずまずの締めくくりはできたかな」

●3着の阿部康雄
「いやーもう松本が勝ってくれたんで良かったです。僕が何回も勝ってもね(笑)。だから悔しい気持ちもないかな。でも、今日はちょっとバンクが軽かったんですけど、もう少し重かったら届いていたかもしれませんね。ていうか俺、斜行?何かしたかな?」

●4着の大薗宏
「何もないっす。展開ですよ。展開」

■レース展開
誘導以下、海老根恵太-坂本勉、松本一成-阿部康雄-大薗宏、稲垣裕之、吉田敏洋-濱口高彰-山口幸二で周回を重ねていく。
赤板から吉田が上昇し海老根を抑えて先行態勢に入るが、しかし海老根がそれを突っ張り、最終ホームは激しいモガキ合いになるが、海老根は引いて番手で粘る形となった。出切った吉田が主導権。最終2コーナー過ぎからは稲垣が中団から捲り発進。その稲垣の捲りを追走した松本が稲垣の番手に。最終3コーナーでは稲垣が前団を完全に捲りきり、ゴール前粘る稲垣を1/2車輪差交わし、松本が優勝を飾った。2着に稲垣。3着は松本マークの阿部が入線した。

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