豊橋競輪開場73周年記念「ちぎり賞争奪戦(GIII)」は、1月27日に2日目が実施された。早い時間には雪が降りしきる厳しい状況の中でレースは行われたが、主力陣は概ね順当に勝ち上がり、中でもS班勢は守澤太志、古性優作、脇本雄太が1着、松浦悠士も2着で危なげなく二次予選をクリアした。地元からは吉田敏洋、岡本総が準決に進出。28日にはいよいよ準決3個レースでファイナリスト9名が決定する。
豊橋競輪場では記念開催中の毎日、先着ファンサービス、キッチンカーグルメ等を用意してお客様のご来場をお待ちしています。また、28日には、豊橋ローカルスターのピレ姉(クリス・ブレンダ、梨花)トークショー、AMIさん(元DOEE)のダンススクルールパフォーマンス、選手がおもてなしするふとももカフェなど様々なイベントも予定されています。なお、「競輪・オートレースにおける新型コロナウイルス感染症感染拡大予防ガイドライン」に沿った開催となりますので、ご協力とご理解をお願いいたします。テレビ、インターネット中継などでの観戦もお楽しみください。
豊橋競輪場では記念開催中の毎日、先着ファンサービス、キッチンカーグルメ等を用意してお客様のご来場をお待ちしています。また、28日には、豊橋ローカルスターのピレ姉(クリス・ブレンダ、梨花)トークショー、AMIさん(元DOEE)のダンススクルールパフォーマンス、選手がおもてなしするふとももカフェなど様々なイベントも予定されています。なお、「競輪・オートレースにおける新型コロナウイルス感染症感染拡大予防ガイドライン」に沿った開催となりますので、ご協力とご理解をお願いいたします。テレビ、インターネット中継などでの観戦もお楽しみください。
< 6R >

坂井洋選手
大西貴晃が切って、原田研太朗が打鍾で押さえる。仕掛けのタイミングが来た藤井侑吾だが、一瞬迷って構えてしまう。5番手に置かれた坂井洋(写真)は、打鍾過ぎに藤井よりも先に動いて原田を切る。藤井は切った上を最終ホームで叩くが、番手の上田国広は離れ気味で、坂井はそこを逃さずさばいて番手を奪取。2センターからタテに踏み込んだ坂井が抜け出した。
「前から切って切って、藤井君が行った上を叩いて力勝負と思ってました。けど、ジャンで(藤井が)行かなかったので。あれでカマされるとあっちのペースになるので、脚を使ってでも取れる位置を取ろうと。ホームで(藤井を)突っ張ろうかとも思った。ハラケンさん(原田研太朗)がスイッチしてれば突っ張ったけど、スイッチしてなかったし番手も遅れ気味だったので飛び付きました。昨日(初日)は脚も回ってて、着は最悪だったけど感触は良かった。今日は寒くて、視界も悪かったし脚が動かなかった感じはある」
坂井マークの福田知也が続く。他地区の若手の見事な立ち回りに舌を巻いた。
「力勝負って思ってたけど、藤井君が出渋ったんでね。坂井が良いタイミングで切ったからよしよしと思った。藤井が来たからどこまで引くのかなと思ったらまさかの番手飛び付きで。ちょっとそこの対応が難しかった。さすがでした。先行できるからこそあの展開にもできるし、先行できない時にああいうことができるっていうのは南関の選手にも見習ってほしいところ。ここ2場所よりも良いですね。中10日くらい空いて計画的に練習できたし、寒さも気にならないくらい集中できている」
「前から切って切って、藤井君が行った上を叩いて力勝負と思ってました。けど、ジャンで(藤井が)行かなかったので。あれでカマされるとあっちのペースになるので、脚を使ってでも取れる位置を取ろうと。ホームで(藤井を)突っ張ろうかとも思った。ハラケンさん(原田研太朗)がスイッチしてれば突っ張ったけど、スイッチしてなかったし番手も遅れ気味だったので飛び付きました。昨日(初日)は脚も回ってて、着は最悪だったけど感触は良かった。今日は寒くて、視界も悪かったし脚が動かなかった感じはある」
坂井マークの福田知也が続く。他地区の若手の見事な立ち回りに舌を巻いた。
「力勝負って思ってたけど、藤井君が出渋ったんでね。坂井が良いタイミングで切ったからよしよしと思った。藤井が来たからどこまで引くのかなと思ったらまさかの番手飛び付きで。ちょっとそこの対応が難しかった。さすがでした。先行できるからこそあの展開にもできるし、先行できない時にああいうことができるっていうのは南関の選手にも見習ってほしいところ。ここ2場所よりも良いですね。中10日くらい空いて計画的に練習できたし、寒さも気にならないくらい集中できている」
< 7R >

大塚玲選手
久島尚樹が赤板で切って、すかさず齋木翔多が押さえる。前受けからすんなり7番手に下げた山口拳矢は前と車間を切ってタイミングを取りながら構える。齋木が徐々にペースを上げて先行し、打鍾、最終ホームと動きがないままレースは進む。久島がバックから仕掛けても、山口はまだ仕掛けない。齋木の番手の大塚玲(写真)は久島のまくりを止めると、4コーナーから前に踏んで抜け出した。
「ほぼ先行一車のメンバーだったので、山口君を後方に置いてって感じで齋木君が駆けてくれました。久島君がまくってきたら止めて、少しでも山口君の邪魔になればと思って。昨日(初日)、ハンドル回りが変だったのでいじったら良くなりました。最後はいかれてしまったと思ったんですけど。齋木君を残せれば一番良かったんですけど、最後はシビアに踏ませてもらいました」
じっくりと溜めた山口拳矢は最終3コーナーからまくり追い込む。勢いよく迫ったが、大塚をとらえ切るには至らず。
「前から引いて自分の行けるタイミングでって思っていたんですけど…。ジャン前の2コーナーで一回詰まったんですけど、自分の脚力ではあそこからは持たないと思って。昨日は47ギアを使ったんですけど合わなくて、今日は51に戻した。練習でも47ギアを使っていたので踏み方の違いがあった。でも、明日には良くなると思うので」
「ほぼ先行一車のメンバーだったので、山口君を後方に置いてって感じで齋木君が駆けてくれました。久島君がまくってきたら止めて、少しでも山口君の邪魔になればと思って。昨日(初日)、ハンドル回りが変だったのでいじったら良くなりました。最後はいかれてしまったと思ったんですけど。齋木君を残せれば一番良かったんですけど、最後はシビアに踏ませてもらいました」
じっくりと溜めた山口拳矢は最終3コーナーからまくり追い込む。勢いよく迫ったが、大塚をとらえ切るには至らず。
「前から引いて自分の行けるタイミングでって思っていたんですけど…。ジャン前の2コーナーで一回詰まったんですけど、自分の脚力ではあそこからは持たないと思って。昨日は47ギアを使ったんですけど合わなくて、今日は51に戻した。練習でも47ギアを使っていたので踏み方の違いがあった。でも、明日には良くなると思うので」
< 8R >

小堺浩二選手
初手で5番手を取った志田龍星だが、後ろ攻めから切りに動いた河合佑弥ラインには乗っていかずに一旦7番手の位置で落ち着く。河合が切って流すと、志田は打鍾目掛けて一気にカマシ先行。打鍾過ぎ2センターでは中部ライン3車で出切る。マークした浅井康太は車間を切って後ろの反撃に備える。最終2センターから車間を詰めていった浅井が直線で抜け出したかに、3番手から浅井の外を踏んだ小堺浩二(写真)が強襲し、タイヤ差交わして1着をゲットした。
「前々回の別府でも、浅井君の後ろで3番手を回って離れて迷惑を掛けた。内を締めるのも考えて、反省を生かせた。(真後ろに)菅田(壱道)君がいるのが分かってなかった。6番(山中秀将)が来ているのは分かってたんですけど。浅井君が残しにかかってたし、4コーナーで後ろの気配を感じて踏んだんですけど。もっと自分に余裕があってうまく走れれば志田君を3着に残せたと思う。余裕があるなら菅田君を張るとかできた」
浅井康太は絶好展開を生かせず。断然の人気を背負っていただけに反省に終始した。
「失敗しました。申し訳ないです。志田君を残すことしか考えていなくて。少しずつ車間を詰めていって、ちょっとだけ踏んで、志田君を残せるようにゴール線に向けてスピードを合わせようと思って緩めたら…。お客さんに迷惑をかけてしまったし本当に申し訳ない。けど、ラインとしての走りはできた。初連係でも、志田君は信頼して駆けてくれたし、その気持ちに応える走りを自分もしたかった。志田君のことを考えて走ったけど、失敗した。3番手に行かれてしまっているので、もう一個考えて走りたい」
「前々回の別府でも、浅井君の後ろで3番手を回って離れて迷惑を掛けた。内を締めるのも考えて、反省を生かせた。(真後ろに)菅田(壱道)君がいるのが分かってなかった。6番(山中秀将)が来ているのは分かってたんですけど。浅井君が残しにかかってたし、4コーナーで後ろの気配を感じて踏んだんですけど。もっと自分に余裕があってうまく走れれば志田君を3着に残せたと思う。余裕があるなら菅田君を張るとかできた」
浅井康太は絶好展開を生かせず。断然の人気を背負っていただけに反省に終始した。
「失敗しました。申し訳ないです。志田君を残すことしか考えていなくて。少しずつ車間を詰めていって、ちょっとだけ踏んで、志田君を残せるようにゴール線に向けてスピードを合わせようと思って緩めたら…。お客さんに迷惑をかけてしまったし本当に申し訳ない。けど、ラインとしての走りはできた。初連係でも、志田君は信頼して駆けてくれたし、その気持ちに応える走りを自分もしたかった。志田君のことを考えて走ったけど、失敗した。3番手に行かれてしまっているので、もう一個考えて走りたい」
< 9R >

守澤太志選手
野口裕史が初日同様に前受けから突っ張り先行。突っ張られた池野健太も必死の抵抗を見せて踏み続けるが、ハイパワーで飛ばす野口が踏み勝って主導権を譲らない。野口の掛かりの前に別線は釘付けで、4番手の野田源一も最終バックを過ぎても動けない。野田が3コーナー過ぎから外を踏み込むが、それを外に張った守澤太志(写真)が抜け出した。
「(野口と初連係だが)イメージ通りでしたね。強かったです。前を取って突っ張ってくれて。ジャンの所はこんなに踏んで大丈夫って思ったんですけど、心配はいらなかったですね。(野口は)脇本(雄太)君みたいにトップスピードは高くないですけど、ずっとまくりづらいスピードって感じですね。あとは野田さんだけだと思っていたのでずっと見ていたんですけど。早めに来れば止めたかったんですけど、まくり追い込みだったので。サドルを戻して昨日(初日)の(新しいサドルの)方が感触は良かったけど、今日の(前回も使っていたサドルの)方が乗り心地はいいかなって思うので、準決勝もこのままいきます」
中団から遅めの仕掛けで野田源一が2着に入った。
「野口君が前を取って近畿勢とやりあってくれたので。自分は周回を重ねるごとに脚が冷えて重たくなってきていたんですけど、あとはどこから仕掛けるかでした。思い切っていっても面白かったと思うんですけど、野口君もペースに入れてましたし、番手は守澤君なので。(後ろから)誰か来ればいかないとでしたけど。野口君も踏み直していて守澤君も脚を余らさせている感じで、なかなかアタマまでは届かなかったですね。昨日より余裕はありましたけどね」
「(野口と初連係だが)イメージ通りでしたね。強かったです。前を取って突っ張ってくれて。ジャンの所はこんなに踏んで大丈夫って思ったんですけど、心配はいらなかったですね。(野口は)脇本(雄太)君みたいにトップスピードは高くないですけど、ずっとまくりづらいスピードって感じですね。あとは野田さんだけだと思っていたのでずっと見ていたんですけど。早めに来れば止めたかったんですけど、まくり追い込みだったので。サドルを戻して昨日(初日)の(新しいサドルの)方が感触は良かったけど、今日の(前回も使っていたサドルの)方が乗り心地はいいかなって思うので、準決勝もこのままいきます」
中団から遅めの仕掛けで野田源一が2着に入った。
「野口君が前を取って近畿勢とやりあってくれたので。自分は周回を重ねるごとに脚が冷えて重たくなってきていたんですけど、あとはどこから仕掛けるかでした。思い切っていっても面白かったと思うんですけど、野口君もペースに入れてましたし、番手は守澤君なので。(後ろから)誰か来ればいかないとでしたけど。野口君も踏み直していて守澤君も脚を余らさせている感じで、なかなかアタマまでは届かなかったですね。昨日より余裕はありましたけどね」
< 10R >

古性優作選手
前受けの古性優作(写真)は南関勢を受けるが、南関勢を追った単騎の掛水泰範と位置がバッティング。古性は4番手内で併走になる。押さえた道場晃規がペースを落とさず駆けていき、古性は併走のまま最終周回。古性は1コーナーで車を一車下げると、すかさず2コーナーから仕掛ける。和田真久留が道場の番手から出るが、古性はお構いなしのその上をねじ伏せて貫禄の白星を手にした。
「組み立ては特に考えてなかったです。スピードが合って(4番手で)粘ったんですけど、スピードが落ちてきたのでキメることはできないなと思って引いた。引いたんですけど、後ろには迷惑をかけました。自分が冷静に判断して引いていれば。引いてすかさず仕掛けたのは良かったんですけど。初日が脇本さんの番手だったっていうのもあるけど、感覚のズレがある。いい意味の感覚のズレというか、思ったよりも(前が)かかっていく感じじゃなかった」
地元の岡本総が2着に続く。S班との初連係を感激した様子で振り返った。
「もう全部お任せで。さすがですね。簡単には引かないし、引いてからもすぐ行ってくれたし。さすがSSって感じで、味わったことのないスピード感でした。(和田が番手まくりに出て)重なるとヤバいなって思ったけど、なんとか出切れた。寒いのは得意ではないんですけど、精一杯やれている」
「組み立ては特に考えてなかったです。スピードが合って(4番手で)粘ったんですけど、スピードが落ちてきたのでキメることはできないなと思って引いた。引いたんですけど、後ろには迷惑をかけました。自分が冷静に判断して引いていれば。引いてすかさず仕掛けたのは良かったんですけど。初日が脇本さんの番手だったっていうのもあるけど、感覚のズレがある。いい意味の感覚のズレというか、思ったよりも(前が)かかっていく感じじゃなかった」
地元の岡本総が2着に続く。S班との初連係を感激した様子で振り返った。
「もう全部お任せで。さすがですね。簡単には引かないし、引いてからもすぐ行ってくれたし。さすがSSって感じで、味わったことのないスピード感でした。(和田が番手まくりに出て)重なるとヤバいなって思ったけど、なんとか出切れた。寒いのは得意ではないんですけど、精一杯やれている」
< 11R >

岩津裕介選手
松浦悠士は笠松将太の上昇を受けて3番手の位置へ。橋本優己が関東勢に続くが、笠松は打鍾前からペースを上げて橋本に仕掛けさせない。松浦は打鍾で一瞬前と車間が空き、橋本がその位置に入ろうとする。が、すかさず松浦が内から追い上げてさばき、橋本は6番手に追いやられる。まんまと好位を占めた松浦は最終2コーナーからまくり上げる。笠松をあっという間に飲み込んでゴール前は中国両者の争い。マークした岩津裕介(写真)が鋭く差し切った。
「もう本当に松浦君がラインを引き連れて全部やってくれたので。自分も良い感じでレースを違和感なく走れているので。松浦君も復帰戦で本調子ではないところもあると思うので、脚力差はまだまだあるんですけどね。なかなかまくりを抜くのは難しいんですけどね。これでいいイメージが持てますね」
松浦悠士はさすがの立ち回りで別線を退けた。
「(初手は)前か、最低でも中団からって感じでした。(橋本が)先に切りに来なかったので、ジャンの所はあえて隙を作って入りに来てくれればって思って。叩き合いになっても、(橋本が)4車ラインなので内に包まれるのも嫌だったので、笠松君の3番手からが良かったですね。バックがかなり重かったんですけど、昨日(初日)終わったあと、岩津さんにセッティングを見てもらって良くなったので昨日よりも上積みはありました。最後はいっぱいで、体も突っ込んでしまっていてハンドルを投げる余裕もなかったんですけど。さらに上積みできるようにしたい」
「もう本当に松浦君がラインを引き連れて全部やってくれたので。自分も良い感じでレースを違和感なく走れているので。松浦君も復帰戦で本調子ではないところもあると思うので、脚力差はまだまだあるんですけどね。なかなかまくりを抜くのは難しいんですけどね。これでいいイメージが持てますね」
松浦悠士はさすがの立ち回りで別線を退けた。
「(初手は)前か、最低でも中団からって感じでした。(橋本が)先に切りに来なかったので、ジャンの所はあえて隙を作って入りに来てくれればって思って。叩き合いになっても、(橋本が)4車ラインなので内に包まれるのも嫌だったので、笠松君の3番手からが良かったですね。バックがかなり重かったんですけど、昨日(初日)終わったあと、岩津さんにセッティングを見てもらって良くなったので昨日よりも上積みはありました。最後はいっぱいで、体も突っ込んでしまっていてハンドルを投げる余裕もなかったんですけど。さらに上積みできるようにしたい」
< 12R >

脇本雄太選手
スタートで中四国勢が飛び出して、脇本雄太(写真)は連日の後ろ攻め。脇本は例によって赤板では動かず、前と車間を空けてタイミングを取る。朝倉智仁は打鍾のタイミングで仕掛けて主導権を奪う。脇本は初日特選と同じように、最終ホーム過ぎ1コーナー付近から仕掛ける。中団から片岡迪之が先まくりに出るが、脇本にとっては関係ない。圧巻のスピードでまくり切り、後続を突き放して連勝した。
「今日(2日目)も(後ろ攻めで)おや?って思った。みんな対策としてやってきますよね。朝倉君が仕掛けたタイミングも、彼が行かなかったら自分が行くタイミングだったので。(仕掛けたのは)ホームくらいからでしたね。もう、仕掛けてからは力ずくで行くだけでした。昨日みたいな風があって気温が高いよりは、今日みたいな風がなくて気温が低い方が走りやすかった。上積みはないですね。すぐに変わることもないですし、あとは気持ちだけです」
脇本の加速には村上博幸すらも付いていけない。関東勢をまくった片岡迪之が2着に食い込んだ。
「(初手は)前からで、ジャンで僕か、朝倉君のどっちが先頭にいるかだと思ってました。朝倉君が来てくれたし、そこは邪魔せずに出させて朝倉君にワッキー(脇本)に対抗してもらおうと思って。(打鍾過ぎ)4コーナーでワッキーが来なかったので、あとは自分が先に仕掛けてどこまで行けるか。久木原(洋)さんの所だけ乗り越えられればと思っていたし、締めながら乗り越えられてよかった」
「今日(2日目)も(後ろ攻めで)おや?って思った。みんな対策としてやってきますよね。朝倉君が仕掛けたタイミングも、彼が行かなかったら自分が行くタイミングだったので。(仕掛けたのは)ホームくらいからでしたね。もう、仕掛けてからは力ずくで行くだけでした。昨日みたいな風があって気温が高いよりは、今日みたいな風がなくて気温が低い方が走りやすかった。上積みはないですね。すぐに変わることもないですし、あとは気持ちだけです」
脇本の加速には村上博幸すらも付いていけない。関東勢をまくった片岡迪之が2着に食い込んだ。
「(初手は)前からで、ジャンで僕か、朝倉君のどっちが先頭にいるかだと思ってました。朝倉君が来てくれたし、そこは邪魔せずに出させて朝倉君にワッキー(脇本)に対抗してもらおうと思って。(打鍾過ぎ)4コーナーでワッキーが来なかったので、あとは自分が先に仕掛けてどこまで行けるか。久木原(洋)さんの所だけ乗り越えられればと思っていたし、締めながら乗り越えられてよかった」