『富山競輪開設61周年記念(GIII)レポート』 前検日編

配信日:8月24日
 明日から富山競輪場で開設61周年記念「瑞峰立山賞争奪戦」が開幕する。現在、記念3連覇中の武田豊樹、浅井康太がそろって参戦。直接対決に注目が集まるが、村上義弘、山口幸二ら他にも好メンバーが多数参戦し、し烈な頂上決戦を繰り広げる。前橋ASの前哨戦ともいえる短走路での戦いに注目だ。
 場内ではさまざまなイベントを予定しています。開催中は毎日、朝練習見学会(受付は正門入場口にて8:00~8:20)、野菜直売所や予想会(4R発売中、8R発売中)など。初日の明日は特命戦隊ゴーバスターズショー(10:30~、13:00~)、B級グルメ大集合や選手会富山支部によるオークションが予定されています。明日から始まる富山記念をぜひ本場でお楽しみください。
<1R>
渡部哲男選手
渡部哲男選手
 オープニングレースに渡部哲男(写真)が登場する。5月の別府記念以来、勝ち星から遠ざかっているが、ふるさとダービー準優勝の実績もある相性のいい富山で流れを変えたい。
 「もう腰は大丈夫です。でも前橋の全プロから何だか良くないですね。1レースは朝早いから大変だけど、点数も落としてきてるし、ここから立て直したい」
 國村洋は「前回の地元戦からけっこう空いたので。準決勝で9着と結果が悪かったので、それを踏まえて練習してきた」と地元戦の悔しさを同じ短走路のここにぶつける。

<2R>
 服部克久は好調を維持。今年早くも20勝を挙げ、昨年の数字と並んだ。
 「前回は追加だったけど、初日は突破できたんで。終わってからもしっかり練習はできました。今回もまずは初日を突破して、準決勝に乗れるように頑張りたいですね」
 谷田泰平は7月佐世保で落車。その後、2場所は大きな数字が並んでいる。
 「練習では影響がないんだけど、競走になると結果が出ないですね。いつも落車すると成績が悪くなってしまう。でも富山は悪いイメージがないし、後ろに地元の人も付くんでしっかり走りたいですね」

<3R>
 岩本和也が5年ぶりの地元記念に臨む。
 「前回から2週間空いたし、ちょっと休んでから仕上げてきました。仕上がりはバーディくらいですね。成績はイーグルになるように頑張ります」
 青森伸也は落車欠場明け。落車前の状態が良かっただけに、影響が心配だ。
 「成績が上がってきて良い感じだなと思ったら落車。まあ、仕方無いですけどね。怪我は擦過傷と打撲。大事を取って休んだけど、もう大丈夫だと思います。練習はできたけど、33なんでまずは走ってみてですね」

<4R>
坂本英一選手
坂本英一選手
 追加参戦だがベテラン坂本英一(写真)が元気一杯だ。
 「前回が終わってから、壁を破ってやろうと思って強烈にウエイトをやってたら追加が入ったんで、慌てて調整してきました。上手くいけば成果が今回出るかな? 山田(義彦)君とは前回の初日にも連係してるし、期待してます」
 中野彰人は前回一宮で敗者戦ながら連勝と乗れている。
 「調子は良いと思うけど、普通って書いといてください。3場所前の玉野で落車してからタテタテに踏むように意識してから良いのかな。富山も成績は良いと思います」

<5R>
 筒井裕哉は7月小倉から2場所連続で大きな着が目立つ。
 「体が悪いとかはないし、練習もできてる。原因はよく分からないんですよね。(隣にいた黒木誠一には良いと言われると)先輩は良いと言ってくれるけど、結果が出てないのが…。とにかく一戦、一戦頑張っていくしかないですね」
 石井秀治は前回の和歌山であわや決勝という走りを見せた。
 「和歌山の感じも良かったし、調子は悪くないと思う。3分戦で筒井君も志村(太賀)君も強いのは分かってるけど、僕も負けないように頑張ります」

<6R>
宮越大選手
宮越大選手
 山田久徳は前回の防府で決勝に進出。同じ33バンクの富山でも活躍が期待される。
 「前回は藤木(裕)さんが車間を空けてくれたので残れた。でも、ここだって先行したら残りやすいと思うし、いつもどおりやるだけですね。走ってみないと分からないけど、調子は変わらず来てると思う。レース勘も大丈夫です」
 宮越大(写真)はいよいよ地元記念を迎え、静かにこう話す。
 「状態は大丈夫だと思います。気負いはあるけど、気負ったくらいのほうが良いと思うので。この暑いなかでもバンクで毎日練習してきましたよ」

<7R>
佐藤龍二選手
佐藤龍二選手
 予選では抜群の安定感を誇る佐藤龍二(写真)。松坂英司に前を任され気合も十分だ。
 「練習の感じは悪くなかったし、タイムも出てた。今回も4コーナー先頭で回ってラインで決められるように頑張りたいですね。松坂さんとは初めての連係だし、迷惑はかけられません」

<8R>
 予選のメーンは小川勇介。前回の小松島を欠場したが、7月佐世保で落車の傷も癒え、状態は上向きつつある。
 「前回の小倉が師匠の冠レースだったし、痛み止めの座薬を入れながら走ったら、終わってから反動が出た。一本休んで治療をメーンにやって来ました。練習もできたし、もう大丈夫だと思います」

<9R>
村上義弘選手
村上義弘選手
 村上義弘(写真)は前回のサマーナイトで決勝2着。フォームを変え、いきなり結果が出た。
 「前回は後輩が頑張ってくれた。宮杯の落車で肩が痛かったし、15年くらい変えてないフォームを変えた。また勝負できるところまでいけると思うし、何とかこれをモノにしたいですね」
 渡邉一成はオリンピック帰りのサマーナイトでいきなり優出。しかし、本人の評価はまだまだのようだ。
 「今はまだ様子を見ながら、疲れを取りながらって感じです。前回、久々に実戦を走ってレース勘もあまりよくなかったから。毎回そうなんだけど、今回も走ってみないとですね」
 記念初の特選スタートとなる矢野昌彦が村上や渡邉に挑戦する。
 「調子自体は良いと思います。記念の特選は初めてだし、メンバーも強いのでどこまでやれるか楽しみですね。頑張りますよ」
 北野武史は笑顔で検車入り。
 「気負わず、普通に頑張ります。状態は良いと思う。いや、良いはずです!」

<10R>
浅井康太選手
浅井康太選手
 6月岐阜から記念3連覇中の浅井康太(写真)。前検日も多くの記者に囲まれたが、「(前回は地元ビッグだったが)終わったことは気にしないので。今回もまずは初日走ってみてからですね」と多くは語らず。まずは初日の走りで状態を判断しよう。
 番手は8年ぶりの地元記念に気合みなぎる坂上忠克が死守する。
 「あまりにもサマーナイトが悪かったんで、終わってからはちょっとやって、休んで、祈ってって感じですね。こんなに空回りするかってくらい、気合が空回りしてました。でも8年ぶりの地元記念だし、気持ちを入れて。欠場した小嶋(敬二)さんのぶんも頑張りたい」
 合志正臣はオールスターをにらんで4回転にギアを上げる。
 「ここと前橋とは違うと思うけど、同じ33なんでね。特選スタートのオールスターに向けて、今回は4日間、4回転でいこうと思う。ただ夏場は体がばてるのか、調子はあまり良くないんですよね…」

<11R>
武田豊樹選手
武田豊樹選手
 ここ6場所で5Vと抜群の勝負強さを見せる武田豊樹(写真)。自ら「好きなバンク」と公言する富山競輪場で初日からどんな走りを見せてくれるのか?
 「前回優勝したけど、張り切ってやりすぎないように練習してきました。状態は変わらないと思います。腰がだいぶ良くなってきたのが大きいですね。松戸記念の時はひどかったから。ここは走り慣れてるし、好きですね。終わったらオールスターだし、しっかり頑張ります」
 南関勢が武田後位を主張し、伏見俊昭は自分で戦うことを選択した。
 「前回(サマーナイト21着)は着はともかくアタリがなかった。体調があまり良くなかったですね。だから今回も走ってみて。相手は強いけど、やるだけやってみます」
 菅原晃は「(8月に練習中に落車したが)肋骨の痛みはもうない。前回よりはいいと思う」と上向きを示唆。強い武田を相手にどう戦うか注目だ。
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