『松阪競輪開設59周年記念(GIII)レポート』 3日目編
 
配信日:11月2日


 松阪競輪開設59周年「蒲生氏郷杯王座競輪」もいよいよ大詰め。3日目の今日は準決勝4個レースでファイナリスト9つの椅子を争った。地元、三重勢からは岩見潤と浅井康太が決勝に進出。岩見は明日の決勝で地元記念連覇を狙う。
 明日(3日)も競輪選手会三重支部によるイベントや伊藤克信氏による予想会、さらに6レース発売中には桜塚やっくんによるお笑い&トークライブが開催されます。ぜひ明日も松阪競輪場へお越しください。


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太田真一選手
太田真一選手
   1着権利の準決勝Cを制したのは太田真一(写真)だった。後ろ攻めになった窪田陽介ライン三番手に位置すると、直線で鋭く伸びた。
 「今日は後ろ攻めのラインから組み立てて、すんなりだったら2コーナーくらいからまくってやろうと思ってた。かぶっちゃったけど余裕はあったし、冷静に走れましたね。コースが空くまで我慢して、あとは後ろの小倉に割られないようにと思ってた。明日、決勝に乗るのと負け戦とじゃ気持ちが違う。感じも良いですね」
 太田後位から差し脚を伸ばした小倉竜二だがわずかに届かず2着まで。
 「太田さんは2番車だし、その後ろからでもコースが空けばと思ってた。空くのが遅かったし、伸びるコースもなかったね。太田さんも踏めてたんで抜けんなと思った。しゃーないです」
 上田国広のまくりに乗って3着に伸びた山口泰生は「2コーナーまで千切れてて、自力を使ってるみたいでキツかった。でも最後は意外に伸びましたね」とレースを振り返る。
 窪田の番手を回った池田智毅にもチャンスはあった。
 「30mラインまでは優勝戦に乗れたと思ったけどね…。これが現状です。後ろの二人とは力の差があるし、これを励みに頑張ります」


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岩見潤選手
岩見潤選手 吉田敏洋選手
吉田敏洋選手
   連日流れが向かなかった岩見潤(写真)だが、今日は吉田敏洋のまくりに乗って快勝。地元記念連覇へ向け、きっちりと決勝へ勝ち進んだ。
 「敏洋の気持ちが嬉しかったし、ホッとしましたね。5番(佐藤真一)が競り負けて、これはイケるなと思った。ここまで来たら明日は獲りにいきます」
 2着の吉田敏洋(写真)は「キツかった」を連呼する。
 「こんなにキツいとは思わなかった。5番が競り負けて口が空いたから、行かなアカンと思った。3コーナーでズバンと行くイメージが意外にモコモコだった。良いときよりタイミングがズレてるのかな? とりあえずワンツーが決まったし、久しぶりの記念の決勝は嬉しい」
 3着には中部ライン四番手を回った成田健児が食い込んだ。
 「鈴木(幸紀)が先踏みしたのにつられて詰まったときに前が行ってしまった。3コーナーで(伊原と吉田のスピードが)合ったと思ったんだけどね。そしたらチャンスだと思ってたのに」
 後位が競りとなった伊原克彦には不運な展開だった。
 「競りは走りづらいですね。でもやれることはやったんで。吉田さんが来たのは分かったし、余裕があったので合わせられるかなと思ったんですけどね。もうちょいでした。感覚的には今日が一番良かった」


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中川誠一郎選手
中川誠一郎選手 神山拓弥選手
神山拓弥選手
   打鐘で先頭にたった神山拓弥をホームから稲垣裕之が一気に叩く。そこをすかさず中川誠一郎(写真)がまくり返すと連勝で決勝進出を決めた。
 「神山がどうするのか分からなかったので、見ながら見ながらしてたら口が空いてしまった。神山が三番手に引いたので行かなきゃと思ってまくりました。思った以上にいけてますね。自分のタイミングで動けてます」
 中川のまくりに続いた豊岡哲生は初めての記念準決勝でいきなり優出を決めてしまった。
 「信じられんです。中川さんはこっから行くんですかって感じでした。最初は離れそうだったし、中川さんが強すぎた。記念の決勝は嬉しいですね」
 伊藤保文と神山拓弥(写真)の3着争いは神山に軍配があがった。
 「風が強くて打鐘からペースが上がらなかったし、稲垣さんを出させてもどこかでチャンスはあると思って行かせました。中川さんの巻き返しが早かったですね。狭くなって外は行けないと思って中を踏んだけど、伸びたんで悪くないです」
 惜しくも4着で決勝進出を逃した伊藤保文は悔しさを隠せない。
 「出切った稲垣もペースやったし、僕も神山を締めてひと息ついたら中川が来てた。失敗しましたね」


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浅井康太選手
浅井康太選手 松坂英司選手
松坂英司選手
   連日消化不良のレースだった浅井康太(写真)が準決勝でうっ憤を晴らした。後ろ攻めから動いた石橋慎太郎を打鐘過ぎに叩くと、有賀高士の追撃を振り切って逃げ切った。
 「富さんが来るのが思ったより早かった。出切ってからもっと踏んどけばよかったかな。バックが向かいで流れなかったし、ペースで駆けられたけど感触はイマイチです」
 バックで富のまくりをブロック。有賀高士がきっちりとラインでワンツーを決めた。
 「昨日までのことがあったんで康太もシンプルに行ったんでしょう。康太はいいペースでしたね。富のまくりはうまく止められなかったけど、康太が踏み直してくれたから。仕事もしたし、抜けなかったですね」
 3着には松坂英司(写真)がしぶとく食い込んだ。
 「慎太郎が前々に踏んでくれた。前か中団から組み立てたかったけど取れずに、慎太郎がやりたくない展開にしてしまった。今日はラインのおかげ。3着までに入れたし、よかったです」
 好回転でまくった富弥昭だが、有賀のブロックの前に不発に終わった。
 「石橋の外に追い上げようと思ったら、半信半疑でそのまま行ってしまった。でも今日は悔しいね。地元の意地に負け…、いや脚負けだね(苦笑)」
 中部三番手を回った野木義規は「余裕はあったけど、焦っちゃった。(吉永に)当たらなきゃよかったです」と惜しくも決勝進出を逃した。

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情報提供:日刊プロスポーツ新聞社
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