ナイターGIII。四日市競輪場で開催されている大阪・関西万博協賛「ベイサイドナイトドリーム(GIII)」は、4月2日に2日目が行われた。二次予選では、S級S班の守澤太志、新山響平、地元の浅井康太、皿屋豊らが白星を挙げた。また、ガールズケイリンは、奥井迪、久米詩が予選を連勝で準決に進んだ。シリーズ3日目の4月3日は、男子、ガールズケイリンともに、準決でファイナルをかけて熾烈なバトルが展開される。
GIII開催中の毎日、オリジナルクオカードなどが当たる三角くじを先着で配布。山口幸二さんらによるトークショーなどが予定されています。四日市競輪場では、「競輪・オートレースにおける新型コロナウイルス感染症感染拡大予防ガイドライン」に沿った開催となりますので、ご協力とご理解をお願いいたします。テレビ、インターネット中継などでの観戦もお楽しみください。
<1R>

太田美穂選手
2番手の下条未悠が、前の菅原ななことの車間を空けて後続を警戒しながら打鐘を迎える。詰める勢いで下条が、2センターからスパート。逃げる下条に日野友葵が続いて、太田美穂(写真)は3番手で最終周回。太田は2コーナーから外に持ち出して、下条に襲い掛かる。下条をまくり切って、力勝負を制した太田が地元で1着。
「風が強いので、(最終)バックから仕掛けられればいいなと思っていました。(下条に)合わされてしまって踏み直されたんですけど、しっかりゴールまで踏めたと思います。(四日市は)3レースぐらいまでの時間が風が強いのはわかっていたし、明日(3日目)の準決ぐらいの時間は風もなくなると思う。(準決は)コンディションのいいなかで走れると思います」
太田を警戒しながら、積極策に出た下条未悠が2着。
「初手でいい位置を取れたのが良かった。(太田)美穂さんが(打鐘)2センターで来なければ先に行こうと思っていたし、昨日(初日)より風が強くてホームが重かったけどしっかり仕掛けられたと思います。出切られるまで合わせて踏めていたし、自分のレースができたのは良かった」
「風が強いので、(最終)バックから仕掛けられればいいなと思っていました。(下条に)合わされてしまって踏み直されたんですけど、しっかりゴールまで踏めたと思います。(四日市は)3レースぐらいまでの時間が風が強いのはわかっていたし、明日(3日目)の準決ぐらいの時間は風もなくなると思う。(準決は)コンディションのいいなかで走れると思います」
太田を警戒しながら、積極策に出た下条未悠が2着。
「初手でいい位置を取れたのが良かった。(太田)美穂さんが(打鐘)2センターで来なければ先に行こうと思っていたし、昨日(初日)より風が強くてホームが重かったけどしっかり仕掛けられたと思います。出切られるまで合わせて踏めていたし、自分のレースができたのは良かった」
<2R>

久米詩選手
車番通りの隊列で周回を重ねて、打鐘を通過する。先頭の久米詩(写真)が、マイペースに持ち込む。最終ホームを過ぎて、7番手の中野咲が仕掛ける。中野は2コーナーからさらに加速して、逃げる久米に迫る。3コーナーに入り、久米が中野のまくりを合わせて、直線は二の足で後続を振り切った。
「ジャン過ぎで誰か来るかなと思ったんですけど、来なかったんでそのままかなと。(先行して)ちょっと流しすぎたんで、(中野に)真横くらいまで来られてしまった。そこが反省点ですね。仕掛けるタイミングと流すポイント、いろいろ反省するところがありますね。脚の感触は全然問題ない。あとはレースに入り込めるところがもう1つできたら、もっと良くなるかなと」
終始、久米の後位になった高木佑真は、外の中野、川嶋百香にかぶってコースがなくインで我慢。ゴール前でわずかに中野より前に出て2着に入った。
「(周回中は)前を取る選手がいたら、(久米)詩ちゃんより前でと思ってました。誰も(前を取る選手が)いなかったので、詩ちゃんの後ろになりました。(中野)咲さんが行ったところで、自分も行かないといけないのに行けなかったのは反省です。そのあとは咲さんが張りついていたんで、(外のコースが)空くことはないと思ってた。でも、最後に踏めたのは良かったです」
「ジャン過ぎで誰か来るかなと思ったんですけど、来なかったんでそのままかなと。(先行して)ちょっと流しすぎたんで、(中野に)真横くらいまで来られてしまった。そこが反省点ですね。仕掛けるタイミングと流すポイント、いろいろ反省するところがありますね。脚の感触は全然問題ない。あとはレースに入り込めるところがもう1つできたら、もっと良くなるかなと」
終始、久米の後位になった高木佑真は、外の中野、川嶋百香にかぶってコースがなくインで我慢。ゴール前でわずかに中野より前に出て2着に入った。
「(周回中は)前を取る選手がいたら、(久米)詩ちゃんより前でと思ってました。誰も(前を取る選手が)いなかったので、詩ちゃんの後ろになりました。(中野)咲さんが行ったところで、自分も行かないといけないのに行けなかったのは反省です。そのあとは咲さんが張りついていたんで、(外のコースが)空くことはないと思ってた。でも、最後に踏めたのは良かったです」
<3R>

奥井迪選手
打鐘の3コーナーで山口伊吹の1車を受けた奥井迪(写真)が、2番手で外に持ち出してタイミングを取る。塩田日海が3番手から内を進出して、奥井は最終ホームから踏み上げる。出切った奥井は、中バンクに上がり加速をつけて後続を離していく。2番手に飛び付いた山口はなかなか詰まらず、ほかの選手もいっぱい。押し切った奥井が連勝のゴール。
「(最終)ホームでは行こうと思っていましたし、踏み出した感じも良かったですね。風は強かったですけど、そこまでは気にならなかったです。出てからは、昨日(初日)と同じようにペースで踏めました。疲れを残さないようにして、最終日までいい状態で走れるようにしたい」
自ら動いていったんは先頭に立った山口伊吹が、奥井から1車身半離れた2着。
「(奥井が)来たら合わせて踏んで、あの展開しかないかなとは思ってました。奥井さんが上手で、あんなに(バンクの)上を使って来るとは思わなくて勉強不足でした。最後も踏めれば良かったですけど、脚を使っていてキツかったです」
「(最終)ホームでは行こうと思っていましたし、踏み出した感じも良かったですね。風は強かったですけど、そこまでは気にならなかったです。出てからは、昨日(初日)と同じようにペースで踏めました。疲れを残さないようにして、最終日までいい状態で走れるようにしたい」
自ら動いていったんは先頭に立った山口伊吹が、奥井から1車身半離れた2着。
「(奥井が)来たら合わせて踏んで、あの展開しかないかなとは思ってました。奥井さんが上手で、あんなに(バンクの)上を使って来るとは思わなくて勉強不足でした。最後も踏めれば良かったですけど、脚を使っていてキツかったです」
<7R>

久米良選手
前受けの伊藤稔真が、切りに来た小川真太郎を突っ張っる。ペースが緩んだ赤板2コーナーで中団から仕掛けた武田亮が主導権。関東ライン3車で出切り、4番手が伊藤と稲毛健太で併走になり最終ホームを通過する。4番手を稲毛が取り切り、今度は7番手から小川が2コーナーでまくりを打つ。稲毛も合わせて踏んで小川は不発。小川マークからスピードをもらい、まくり気味に追い込んだ久米良(写真)が突き抜けた。
「たまたまコースが空いてくれました。(小川)真太郎がけん制される感じだったので、あそこしかなかった。自分もからまれそうになりましたけど、1着争いできるかなぐらいの感触はありました。初日に新しいセッティングにしたんですけど、悪いところが出てしまったので今日(2日目)は戻しました。明日以降は体調面でセッティングを変えるかどうか考えます」
武田の先行で諸橋愛には好展開だったが、直線での伸び比べで2着。
「(武田は)1周ちょっとの距離だったので、もうちょっと粘れるかなと思った。けど、まくりのスピードが思った以上に良かった。(久米に)当たれば止まったと思うんですけど、避けられてしまった。調子は日ごとに良くなっている感じはあるし、前回からいい感じはあった。久しぶりに最終2センターを番手で回ったので、(1着を)取り切りたかったですね」
「たまたまコースが空いてくれました。(小川)真太郎がけん制される感じだったので、あそこしかなかった。自分もからまれそうになりましたけど、1着争いできるかなぐらいの感触はありました。初日に新しいセッティングにしたんですけど、悪いところが出てしまったので今日(2日目)は戻しました。明日以降は体調面でセッティングを変えるかどうか考えます」
武田の先行で諸橋愛には好展開だったが、直線での伸び比べで2着。
「(武田は)1周ちょっとの距離だったので、もうちょっと粘れるかなと思った。けど、まくりのスピードが思った以上に良かった。(久米に)当たれば止まったと思うんですけど、避けられてしまった。調子は日ごとに良くなっている感じはあるし、前回からいい感じはあった。久しぶりに最終2センターを番手で回ったので、(1着を)取り切りたかったですね」
<8R>

鈴木裕選手
赤板過ぎに神田龍に突っ張られた嘉永泰斗は、3番手に下げた道場晃規と併走。神田が先行態勢を取り打鐘を通過する。番手の竹内雄作は、前との車間を空けて、別線の仕掛けに備える。嘉永は最終2コーナーで道場を押し込んで、返す刀でまくって出る。竹内は止められず、嘉永が前団を仕留めて、瀬戸晋作をさばいた鈴木裕(写真)が追いかける。ゴール前で嘉永をとらえた鈴木が1着。
「ああいう風になるとは思っていた。嘉永君は中団併走を苦にしないんで。先にさばいて(道場を)入れても、今度は6番(瀬戸)とバッティングするだろうから。(最終)バックでは(道場は)いっぱいそうだったんで、申し訳ないけど入れたら僕も佐藤(龍二)君もないだろうし。3コーナー過ぎには(嘉永を)抜けると思った。感じはかなりいいですね」
3番手取り合いと決して楽な流れではなかった嘉永泰斗が、まくりで二次予選をクリアした。
「後ろからだったら1回押さえてと思ったら、突っ張られたんで中団で勝負しようと。外併走でも大丈夫かなと。余裕をもって見られたんで、あとは行けるところからと。対応はできているけど、思った以上に疲れているのか、頭が働かない。メンバーを見た時にパッとやりたいことが思い浮かばないところがありますね」
「ああいう風になるとは思っていた。嘉永君は中団併走を苦にしないんで。先にさばいて(道場を)入れても、今度は6番(瀬戸)とバッティングするだろうから。(最終)バックでは(道場は)いっぱいそうだったんで、申し訳ないけど入れたら僕も佐藤(龍二)君もないだろうし。3コーナー過ぎには(嘉永を)抜けると思った。感じはかなりいいですね」
3番手取り合いと決して楽な流れではなかった嘉永泰斗が、まくりで二次予選をクリアした。
「後ろからだったら1回押さえてと思ったら、突っ張られたんで中団で勝負しようと。外併走でも大丈夫かなと。余裕をもって見られたんで、あとは行けるところからと。対応はできているけど、思った以上に疲れているのか、頭が働かない。メンバーを見た時にパッとやりたいことが思い浮かばないところがありますね」
<9R>

皿屋豊選手
野田源一が切った上を寺沼拓摩が飛び出して打鐘過ぎから先行策。一本棒の7番手でタイミングを取った谷口遼平は、最終ホーム手前から仕掛ける。谷口のスピードもいいが、野田が3番手から合わせて出る。谷口はいっぱいで、九州コンビに皿屋豊(写真)が切り替える。野田がまくり切るも、4コーナーで外に持ち出した皿屋が、九州の2人をまとめて交わした。
「(谷口)遼平君が苦しいところを行ってくれたおかげですね。ノダゲン(野田)さんのところを越えられれば決まったと思うんですけど、完全に遅れ始めたので切り替えさせてもらった。そこからは1着を取りに、気持ちで走りました。全体的に余裕はあるし、そのなかでも動けていると思います」
ソツなく3番手をキープした野田源一は、最終2コーナー手前から谷口に合わせてまくった。
「まだ寺沼君が掛かっていたし、そこで(谷口が)来てしまったので出ていくのがキツかった。もう少し早いか遅いかと思ったんですけど、キツいところで来たので無理やりいった感じでした。(久島尚樹と)ワンツーが決まったと思ったんですけど、(皿屋が)すごい勢いで来た。あれ以上は難しいですね。自分としてはいいレースができたかなと思います」
「(谷口)遼平君が苦しいところを行ってくれたおかげですね。ノダゲン(野田)さんのところを越えられれば決まったと思うんですけど、完全に遅れ始めたので切り替えさせてもらった。そこからは1着を取りに、気持ちで走りました。全体的に余裕はあるし、そのなかでも動けていると思います」
ソツなく3番手をキープした野田源一は、最終2コーナー手前から谷口に合わせてまくった。
「まだ寺沼君が掛かっていたし、そこで(谷口が)来てしまったので出ていくのがキツかった。もう少し早いか遅いかと思ったんですけど、キツいところで来たので無理やりいった感じでした。(久島尚樹と)ワンツーが決まったと思ったんですけど、(皿屋が)すごい勢いで来た。あれ以上は難しいですね。自分としてはいいレースができたかなと思います」
<10R>

新山響平選手
赤板で伊藤信が中団まで上昇すると、前で構えた新山響平(写真)は誘導を降ろして早くも突っ張る。今度は8番手の石原颯が仕掛けるも、新山は打鐘手前からペースを上げる。成田和也が石原を外に振って、最終1センター過ぎの一発で石原は後退。4番手にいた鈴木竜士も動けず、逃げる新山の掛かりがいい。直線でじわじわと詰めた成田を8分の1輪、新山が振り切った。
「(組み立ては)ほぼ突っ張りでした。ジャンで石原君が見えたので、そこはほぼ全開でした。ただ、スピードに乗せるのが悪かったので、成田さんに仕事をしてもらってなんとかペースをつくれた。昨日(初日)は最後の2センターから乗車フォームが崩れたけど、今日はそれがなかった。あとは考えないで、それができるように。調子いい成田さんに差されなかったのは自信になりました」
別線を一度も出させることなく逃げた新山の踏み直しに、成田和也は交わせずの2着。
「石原君のスピードが良くて、(来た)場所的にも悪かった。出切られそうになったけど、思いのほか新山が掛かってました。昨日(初日)の感覚があったので、(新山と)しっかりと決めたいなって思ってた。そしたらむしろ(新山に)踏まれてしまった」
「(組み立ては)ほぼ突っ張りでした。ジャンで石原君が見えたので、そこはほぼ全開でした。ただ、スピードに乗せるのが悪かったので、成田さんに仕事をしてもらってなんとかペースをつくれた。昨日(初日)は最後の2センターから乗車フォームが崩れたけど、今日はそれがなかった。あとは考えないで、それができるように。調子いい成田さんに差されなかったのは自信になりました」
別線を一度も出させることなく逃げた新山の踏み直しに、成田和也は交わせずの2着。
「石原君のスピードが良くて、(来た)場所的にも悪かった。出切られそうになったけど、思いのほか新山が掛かってました。昨日(初日)の感覚があったので、(新山と)しっかりと決めたいなって思ってた。そしたらむしろ(新山に)踏まれてしまった」
<11R>

浅井康太選手
赤板過ぎに古屋琢晶が前に出たが、内から盛り返した南潤が突っ張り先頭は譲らない。そのまま南のペースかに思われたが、車間が空いた8番手でタイミングをうかがっていた格清洋介が詰める勢いで猛然と襲い掛かる。格清のスピードが良く南関2車で出切り、南は浅井康太(写真)のアシストで3番手に飛び付く。立て直して最終バック手前からまくった南を、浅井が追い込んで人気の決着。地元ファンの期待に浅井が応えた。
「南君が1回突っ張って踏んでくれたおかげで、中団を取れたと思う。車間を切りながらいって、あとは大塚(玲)さんに切り替えられないように。南君がいいレースをしてくれましたね。(シューズの)感触は、正直良くないですね。いきたいのに踏めていない感じがします。ズレしかない感じで、それに慣れていかないといけないんですけど。いつものに戻しても初日、2日と感覚は変わってくると思うし考えます」
南関勢を受けてから再度まくりを繰り出した南潤の動きが光った。
「正直、出させたくはなかったですね。そのなかで出られてしまったので、あまり完ぺきなレースではなかったですね。浅井さん、金子(貴志)さんに任せてもらっていたので2周突っ張るつもりでいた。踏んだ感触とか着は悪くないんですけど、最近良くなってきた要因もわかっていない。そのなかでは、できすぎかなとは思います」
「南君が1回突っ張って踏んでくれたおかげで、中団を取れたと思う。車間を切りながらいって、あとは大塚(玲)さんに切り替えられないように。南君がいいレースをしてくれましたね。(シューズの)感触は、正直良くないですね。いきたいのに踏めていない感じがします。ズレしかない感じで、それに慣れていかないといけないんですけど。いつものに戻しても初日、2日と感覚は変わってくると思うし考えます」
南関勢を受けてから再度まくりを繰り出した南潤の動きが光った。
「正直、出させたくはなかったですね。そのなかで出られてしまったので、あまり完ぺきなレースではなかったですね。浅井さん、金子(貴志)さんに任せてもらっていたので2周突っ張るつもりでいた。踏んだ感触とか着は悪くないんですけど、最近良くなってきた要因もわかっていない。そのなかでは、できすぎかなとは思います」
<12R>

守澤太志選手
打鐘3コーナーで出た関東勢に乗って、渡邉一成が踏み上げる。渡邉が主導権を奪い、流れは北日本勢かに思われた。が、しかし、そこを山田諒がまくりで襲い掛かる。伊藤裕貴は付け切れず、最終バックでは守澤太志(写真)のけん制が届かない大外を山田が踏んで前団をのみ込む。4コーナーでは山田が先頭も、守澤が内から伸び切って1着。
「(渡邉が)しっかり仕掛けてくれて、すごくいい展開だった。けど、山田君が強かった。(まくった山田が)イエローラインの外を走ってたから、どうしようもなかった。(山田を)もっていく前から1車ってわかってた。もっと勢い良くいってくれれば、(渡邉を)迎え入れられたりもしたんですけどね。自分は昨日(初日)より若干、良くなっている」
最終ホーム手前で俊敏に北日本勢を追った山田諒が、さらにまくりでとらえて、動きの良さをアピールした。
「いつもだったら反応できないところで動けた。自分の思っている以上の走りができている。(まくりは)イエローラインの上の上まで行った。(出切ったあとは)ビビらず締めておけば良かった。守澤さんがうまいのも知っているけど、あそこはもってこられても前に踏むだけなんで。(脚の状態は)めちゃくちゃいいです」
「(渡邉が)しっかり仕掛けてくれて、すごくいい展開だった。けど、山田君が強かった。(まくった山田が)イエローラインの外を走ってたから、どうしようもなかった。(山田を)もっていく前から1車ってわかってた。もっと勢い良くいってくれれば、(渡邉を)迎え入れられたりもしたんですけどね。自分は昨日(初日)より若干、良くなっている」
最終ホーム手前で俊敏に北日本勢を追った山田諒が、さらにまくりでとらえて、動きの良さをアピールした。
「いつもだったら反応できないところで動けた。自分の思っている以上の走りができている。(まくりは)イエローラインの上の上まで行った。(出切ったあとは)ビビらず締めておけば良かった。守澤さんがうまいのも知っているけど、あそこはもってこられても前に踏むだけなんで。(脚の状態は)めちゃくちゃいいです」