四日市競輪場にて、大垣GIIIと昼夜リレー形式で行われているナイターGIIIの大阪・関西万博協賛「ベイサイドナイトドリーム(GIII)」が3月13日に始まった。初日メインの特選レースは地元の皿屋豊が単騎でまくって勝利。地元勢は一次予選でも伊藤裕貴、柴崎淳が勝ち星をゲットした。また、前半のガールズケイリンでも地元の太田瑛美が開幕1レースで嬉しい1着、シリーズ2強と目される太田りゆ、尾方真生も危なげなく白星スタートを決めた。2日目の14日は男子が二次予選、ガールズは予選2で準決への勝ち上がりを競う。
GIIIシリーズ開催中の毎日、先着で来場者プレゼント、内林久徳さん、村上義弘さん、井上茂徳さん、まーちんさんによるトークショー&レース展望が予定されています。さらに14日には、四日市競輪場テーマソングのノーブレイクスのバンクお披露目ステージがあります(第9レース発売中)。四日市競輪場では、みなさまのご来場をお待ちしております。また、テレビ、インターネット中継などでの観戦もお楽しみください。
<1R>

太田瑛美選手
初手で5番手の太田瑛美(写真)は赤板前に上昇して日野未来の前に入り、そこを佐藤乃愛が追走。打鐘のバックで誘導が外れるが、先頭の清水彩那はペースを上げずに、太田は日野の出方を伺う。残り1周を過ぎて清水がペースを上げていき、日野も5番手の位置から1コーナーを目がけて仕掛ける。太田は日野の仕掛けに合わせてスパート。最終バックで清水をまくって、そのまま押し切った。
「緊張しました。先に自分で動いて、(日野を)後方に置こうと思っていた。(日野)未来さんが踏んでいるのが見えたから、ここで行かないと無理だと思って行こうと。(その後は)必死でした。(バックが)向かい風でホームも流れる所がない。早くゴール線が来てって思っていました。(セッティングを前々回に戻し)レースの感じはこっちの方がいい。体調も問題ないです」
佐藤乃愛は上昇していった太田の動きを追うと、ゴールまでぴったりと続いて、日野との踏み合いをこらえて2着をキープ。
「流れに乗れるように頑張ろうと。(太田)瑛美さんが動いたので付いていった。ちょっとちぎれかけて、未来さんの番手を取られちゃうかなと思ったけど、頑張ったらいけました。未来さんも外にいたので内に包まれちゃうかなって思ったけど、最後に空いて、踏んで、届かなかった。(状態は)いつもよりいいかな。冬期移動は平で練習していて男子選手にセッティングを見てもらったりしているし、いい環境です。まずは準決にいけるように」
「緊張しました。先に自分で動いて、(日野を)後方に置こうと思っていた。(日野)未来さんが踏んでいるのが見えたから、ここで行かないと無理だと思って行こうと。(その後は)必死でした。(バックが)向かい風でホームも流れる所がない。早くゴール線が来てって思っていました。(セッティングを前々回に戻し)レースの感じはこっちの方がいい。体調も問題ないです」
佐藤乃愛は上昇していった太田の動きを追うと、ゴールまでぴったりと続いて、日野との踏み合いをこらえて2着をキープ。
「流れに乗れるように頑張ろうと。(太田)瑛美さんが動いたので付いていった。ちょっとちぎれかけて、未来さんの番手を取られちゃうかなと思ったけど、頑張ったらいけました。未来さんも外にいたので内に包まれちゃうかなって思ったけど、最後に空いて、踏んで、届かなかった。(状態は)いつもよりいいかな。冬期移動は平で練習していて男子選手にセッティングを見てもらったりしているし、いい環境です。まずは準決にいけるように」
<2R>

太田りゆ選手
スタートで一番後ろになった畠山ひすいは、上昇して誘導の後ろに入る。赤板で動きはなく、打鐘で伊藤優里が3番手の位置から一気に先頭に立つ。畠山は伊藤との距離を空けて2番手の位置。先頭の伊藤が徐々にペースを上げていき、畠山も車間を詰めるように仕掛けていく。だが、1センターから踏んだ太田りゆ(写真)のスピードが違う。一気に加速をして3コーナーでは先まくりをした畠山をのみ込んだ。
「先行タイプというか、距離を長く踏む選手が多かったので自分が無理をすることはないかと思って。1車でも自分の後ろに(自力型に)いてもらって封じられればと思っていました。スピード次第で早く出るか、遅く出るかでしたけど、慌てることない感じだったので、あそこから行きました。風が強かったので受けないように、みんなを使ってレースができた。中8日は影響がなく練習できました。花粉症の対応をしているけど、でていますね。(でも、)直前控え室に入ると集中できているし、くしゃみも出なかったです」
加瀬加奈子は初周から太田を追って、踏み出しでは離れかけていたが、持ち前の自力脚もあって、しっかり踏み続けて2着をキープ。
「(太田が)強すぎて、番手だったら、じっとしてようと。話にならないくらい(強かった)。(太田は)3コーナーの向かい風で脚を使うと思ったんですけどね。(太田が)シッティングで行って、行くところを踏んでいたんですけど口が空いた」
「先行タイプというか、距離を長く踏む選手が多かったので自分が無理をすることはないかと思って。1車でも自分の後ろに(自力型に)いてもらって封じられればと思っていました。スピード次第で早く出るか、遅く出るかでしたけど、慌てることない感じだったので、あそこから行きました。風が強かったので受けないように、みんなを使ってレースができた。中8日は影響がなく練習できました。花粉症の対応をしているけど、でていますね。(でも、)直前控え室に入ると集中できているし、くしゃみも出なかったです」
加瀬加奈子は初周から太田を追って、踏み出しでは離れかけていたが、持ち前の自力脚もあって、しっかり踏み続けて2着をキープ。
「(太田が)強すぎて、番手だったら、じっとしてようと。話にならないくらい(強かった)。(太田は)3コーナーの向かい風で脚を使うと思ったんですけどね。(太田が)シッティングで行って、行くところを踏んでいたんですけど口が空いた」
<3R>

尾方真生選手
隊列が整ってから打鐘まで動きはなく、誘導が退避すると、前受けの田野口佳奈が押し出される。2センター過ぎに又多風緑が動いて、そこを川嶋百香がホームで出て先頭に立つ。この時点でもペースが上がっていなかったが、又多は1センター付近から仕掛ける。前団の動きを見ていた尾方真生(写真)は2コーナーの下りからの巻き返し。瞬く間に前団をとらえて1着スタート。
「みんな風が強いと言っていたから、(初手は)前の方がいいかなと思っていた。結果的に(藤田)まりあさんの前で変に動かなくてよかった。先行はしたくなかったので、自分の行ける所から仕掛けた。風は感じなかったし、気にならなかったです。アップから軽くて、状態はいいかな。連勝は意識せず走りたい」
藤田まりあは、初周の位置取りで動いていたところで尾方真生が前に入って来て、そのまま追走。尾方のまくりにもぴったりと続く。
「最初から(尾方)真生ちゃんの後ろを狙っていたわけではなかったけど、入れない理由もないので。何でもしようと思ったけど、真生ちゃんが入ったので、付いていこうと。3コーナーの登りがきつかったです。差せる感じはなかったけど、状態は悪くないのかな。久々のレースで緊張したけど、反応はできていた。(踏む)距離とかを考えて何でもしていきたい」
「みんな風が強いと言っていたから、(初手は)前の方がいいかなと思っていた。結果的に(藤田)まりあさんの前で変に動かなくてよかった。先行はしたくなかったので、自分の行ける所から仕掛けた。風は感じなかったし、気にならなかったです。アップから軽くて、状態はいいかな。連勝は意識せず走りたい」
藤田まりあは、初周の位置取りで動いていたところで尾方真生が前に入って来て、そのまま追走。尾方のまくりにもぴったりと続く。
「最初から(尾方)真生ちゃんの後ろを狙っていたわけではなかったけど、入れない理由もないので。何でもしようと思ったけど、真生ちゃんが入ったので、付いていこうと。3コーナーの登りがきつかったです。差せる感じはなかったけど、状態は悪くないのかな。久々のレースで緊張したけど、反応はできていた。(踏む)距離とかを考えて何でもしていきたい」
<4R>
後ろ攻めの三浦翔太が赤板の1センターで誘導を切り、そこを滝本幸正が打鐘前に押さえて出る。田中大我は内をすくって5番手を確保したが、2センターからスパート。滝本をホームで叩き切る。すると滝本は番手に飛び付いて田中を追うが、一旦は田中マークを手放した元砂勇雪が意地を見せて3コーナーで番手を奪い返す。田中は後続のもつれもあったが、力強く逃げ切った。
「外を行こうとしたけど、内を突っ込んでしまった。どっちにしろ、あそこらへんで行きたかったんで。風はある方がみんなきついんで(自分は)やりやすい。(状態は)いいと思います。(自転車など)特に変えていません」
元砂勇雪は滝本にからまれて連係を外してしまったが、見事なリカバリーで番手を奪い返して奈良ワンツーが決まった。
「(からまれて)きつかったですね。内からも行ってくれたし、ジャンでも行ってくれた。結果、ワンツーだったけど、1コーナーでさばかれないようにしないと。すぐに切り替えて3コーナー前に付き直したけど、余裕はなかったですね。レースは2週間ぶりでしんどかったけど、しのげた」
「外を行こうとしたけど、内を突っ込んでしまった。どっちにしろ、あそこらへんで行きたかったんで。風はある方がみんなきついんで(自分は)やりやすい。(状態は)いいと思います。(自転車など)特に変えていません」
元砂勇雪は滝本にからまれて連係を外してしまったが、見事なリカバリーで番手を奪い返して奈良ワンツーが決まった。
「(からまれて)きつかったですね。内からも行ってくれたし、ジャンでも行ってくれた。結果、ワンツーだったけど、1コーナーでさばかれないようにしないと。すぐに切り替えて3コーナー前に付き直したけど、余裕はなかったですね。レースは2週間ぶりでしんどかったけど、しのげた」
<5R>
宮崎大空が赤板で誘導を切り、そこを中西大が打鐘前に出て先行。中西は巻き返して来た長谷川飛向に合わせてペースを上げる。長谷川は中井俊亮に振られて外に浮く。近畿の後ろを取った宮崎はバック前からまくり出る。中井は宮崎を張った勢いのままタテに踏み先頭でゴールを通過した。
「(初手で)後ろ攻めになることは考えていなかった。後ろでけん制もあったし、すんなりラインで決まるかなと思ったけど。(北川)大五郎が内に差している感じがして、(まくりの)スピードも違ったので、合わせて出ていった。脚の状態はいいと思う。番手に付かせてもらう時は前の力をもらって着もいいです」
宮崎大空は位置を確保してから、まくりを打った。中井に張られて止まりかけてもしぶとく踏み続けて2着に入る。
「2コーナーでは行きたかったけど、それまでにバックを何回も踏み過ぎて脚がカンカンだった。(初日で敗退するのは)奈良でも嫌だと思い知らされたので、どうにか頑張りました。今回は熱がでた影響であまり練習をしてこられなかったのできつかった。全部チェーンを変えようとも思うけど、明後日(15日)が雨なのでその時にしようか迷う」
「(初手で)後ろ攻めになることは考えていなかった。後ろでけん制もあったし、すんなりラインで決まるかなと思ったけど。(北川)大五郎が内に差している感じがして、(まくりの)スピードも違ったので、合わせて出ていった。脚の状態はいいと思う。番手に付かせてもらう時は前の力をもらって着もいいです」
宮崎大空は位置を確保してから、まくりを打った。中井に張られて止まりかけてもしぶとく踏み続けて2着に入る。
「2コーナーでは行きたかったけど、それまでにバックを何回も踏み過ぎて脚がカンカンだった。(初日で敗退するのは)奈良でも嫌だと思い知らされたので、どうにか頑張りました。今回は熱がでた影響であまり練習をしてこられなかったのできつかった。全部チェーンを変えようとも思うけど、明後日(15日)が雨なのでその時にしようか迷う」
<6R>

福田知也選手
福田知也(写真)がスタートを出て鈴木浩太を迎え入れ南関勢が前受け。鈴木は赤板前に誘導と車間を空け始め、近藤翔馬、後藤悠の順番で動いていく。鈴木は7番手まで引いたが、巻き返しは早い。3コーナーを目がけて猛然と踏み込んでいき、後藤をホームで叩き切って主導権を奪い返す。番手の福田が絶好の展開をモノにした。
「(スタートは)思いっきり出てよかったです。(鈴木は)カマシの方が得意ですし。余裕がなくて脚がいっぱいだった。フレームは一長一短ですね。踏み出しは軽いけど、置いていかれる感じ。体調面は、ちょっと疲れがあるけど大丈夫」
鈴木浩太は強風で先行選手が苦しむ中でも2着に逃げ粘り、手応えをつかんだ様子。
「前を取っていただいて、行けるところからでした。フタをされるリスクがあったけど、タイミングで行けるところから行った。何とか乗り越えられてよかったです。詰まったところというより、すかさずだったのできつかったですね。風もあって残らないと思いました。出し切ることができたし、ある意味、調子はいいのかも」
「(スタートは)思いっきり出てよかったです。(鈴木は)カマシの方が得意ですし。余裕がなくて脚がいっぱいだった。フレームは一長一短ですね。踏み出しは軽いけど、置いていかれる感じ。体調面は、ちょっと疲れがあるけど大丈夫」
鈴木浩太は強風で先行選手が苦しむ中でも2着に逃げ粘り、手応えをつかんだ様子。
「前を取っていただいて、行けるところからでした。フタをされるリスクがあったけど、タイミングで行けるところから行った。何とか乗り越えられてよかったです。詰まったところというより、すかさずだったのできつかったですね。風もあって残らないと思いました。出し切ることができたし、ある意味、調子はいいのかも」
<7R>
後ろ攻めの溝口葵は青板バックで上昇して中団の武田亮にフタをする。その状態は長引き、溝口は打鐘を目がけてスパート。下井竜は武田にからまれながらも溝口を追走。3番手の伊豆田浩人は追えずに、そこには兼本将太がはまった。強引に巻き返した武田は溝口をまくったが、脚をためていた兼本のまくりが決まった。
「落ち着いて突っ張る所は突っ張ってと思っていたけど、バラバラで来てしまったりして、引くのも遅くなってしまい後ろに迷惑をかけた。明日(14日)はそこに気をつけたいですね。まくれたし脚は大丈夫。今年の1月から自転車を変えて(いい意味で)違う感じ。(2日目以降は)しっかり積極的に行きたい」
松川高大は落車からの復帰戦で状態に不安を抱えていたが、初日の競走で状態面を確認することができた。
「兼本はうまく冷静に立ち回れていたと思う。最近は一緒に練習することもあるし信頼していた。最後は交わせる脚はなかったですね。前回の落車で肉離れになったけど、(初日2着で)安心した。あとは自転車を煮詰めていければ」
「落ち着いて突っ張る所は突っ張ってと思っていたけど、バラバラで来てしまったりして、引くのも遅くなってしまい後ろに迷惑をかけた。明日(14日)はそこに気をつけたいですね。まくれたし脚は大丈夫。今年の1月から自転車を変えて(いい意味で)違う感じ。(2日目以降は)しっかり積極的に行きたい」
松川高大は落車からの復帰戦で状態に不安を抱えていたが、初日の競走で状態面を確認することができた。
「兼本はうまく冷静に立ち回れていたと思う。最近は一緒に練習することもあるし信頼していた。最後は交わせる脚はなかったですね。前回の落車で肉離れになったけど、(初日2着で)安心した。あとは自転車を煮詰めていければ」
<8R>

伊藤裕貴選手
津村洸次郎、塩崎隼秀、坂本周作の順番で動いたところを、津村が再度で切りにいき、そこを南潤が叩いて主導権。南は軽快に駆けていき、番手の伊藤裕貴(写真)は車間を空けて詰める勢いで抜け出した。
「風が強いし、前からで。(勝ち上がりが)6着までで上がれる人がいるし、みんなが前々に踏むだろうと。(南が)いいタイミングで行ってくれた。潤のタイミングもあったけど、風が強くて予想以上にタレていた。(柴崎)俊光さんに回してもらっているし、被ってもと思って踏みました。(踏み出しで)口が空いたので、もう少し修正というか、反応が欲しかった。練習をしてきたし、今年の初の1着なので、これをキッカケにしていきたい」
柴崎俊光は中近ラインの3番手で踏み出しにしっかりと対応。前の伊藤に続いて2着での勝ち上がり。
「(南の)ダッシュが強烈で危なかった。口が空いていましたね。(南は)この風で苦しかったと思う。普段の夜はやむんですけどね。ついていけたし、状態は問題ない」
「風が強いし、前からで。(勝ち上がりが)6着までで上がれる人がいるし、みんなが前々に踏むだろうと。(南が)いいタイミングで行ってくれた。潤のタイミングもあったけど、風が強くて予想以上にタレていた。(柴崎)俊光さんに回してもらっているし、被ってもと思って踏みました。(踏み出しで)口が空いたので、もう少し修正というか、反応が欲しかった。練習をしてきたし、今年の初の1着なので、これをキッカケにしていきたい」
柴崎俊光は中近ラインの3番手で踏み出しにしっかりと対応。前の伊藤に続いて2着での勝ち上がり。
「(南の)ダッシュが強烈で危なかった。口が空いていましたね。(南は)この風で苦しかったと思う。普段の夜はやむんですけどね。ついていけたし、状態は問題ない」
<9R>
真鍋顕汰が赤板の1コーナーで誘導を切りにいき、そこを松本秀之慎が出て先行。8番手に置かれた安倍大成だが、打鐘4コーナーから豪快な巻き返しを決める。追走の山田義彦が離れて、バック前に九州勢をとらえるが、飯野祐太が安倍を追いかけてまくった。
「スタートを取ってからはレース形態が見えていたし、落ち着いて行けた。(安倍が行って)追い掛ければいいかなと思っていたけど、ワンテンポ、ツーテンポ遅れてしまった。全体的に追いかける感じのレースできつかったけど、出し切れているからだとは思う。脚の感じもいいです。あとは疲れを取るだけ」
スタート回数の多い新山将史が1番車にいるだけに、北日本勢にとって初手の選択肢は広がっただろう。飯野の仕掛けに続いて北日本ワンツーが決まる。
「もうちょっと動きがあるかなと思ったけど、(道中は)中団から行ける所からって感じだったので。(安倍は)いいスピードだったけど、飯野さんの踏み出しもすごくて、これならゴール前では捕らえるだろうと。自分は離れないように集中していた。思ったより風もなかったし、状態もいいですよ」
「スタートを取ってからはレース形態が見えていたし、落ち着いて行けた。(安倍が行って)追い掛ければいいかなと思っていたけど、ワンテンポ、ツーテンポ遅れてしまった。全体的に追いかける感じのレースできつかったけど、出し切れているからだとは思う。脚の感じもいいです。あとは疲れを取るだけ」
スタート回数の多い新山将史が1番車にいるだけに、北日本勢にとって初手の選択肢は広がっただろう。飯野の仕掛けに続いて北日本ワンツーが決まる。
「もうちょっと動きがあるかなと思ったけど、(道中は)中団から行ける所からって感じだったので。(安倍は)いいスピードだったけど、飯野さんの踏み出しもすごくて、これならゴール前では捕らえるだろうと。自分は離れないように集中していた。思ったより風もなかったし、状態もいいですよ」
<10R>

瓜生崇智選手
後ろ攻めの末廣快理は中団の岩谷拓磨にフタをして打鐘を目がけて前に出ていく。車を下げた岩谷は2センターからの巻き返し。岩谷の加速は鋭く、最終1センターで末廣をとらえる。番手で絶好の大勢になった瓜生崇智(写真)は後方からまくり迫った齋木翔多に踏み勝って1着スタート。
「風が強くて、前の方がよかったけど、取れなかった。(仕掛けは)拓磨に任せていました。花粉症がきつかったですね。(岩谷は)勝手に残るかなと思っていましたけど、(齋木が)すごかったですね。行かれたかなって思いました。(状態は)日に日に良くなると思う」
齋木翔多はスタートを取り脚を温存する策に出て、それがはまった。ラインの中川貴徳と2着、3着で勝ち上がった。
「(大事なのは)車番でしたね。2車だったし、風も強いので前を取れば展開が向くかなと思いました。一瞬、回した分、外を伸びきらなかった。自分の位置を確保してから自分のタイミングで行こうと思っていました。今は強い競走で勝てる感じでもないので待つことも大事なのかなと。脚を使ってなかったことは大きいですし、スタートは遅いけど、前を取れてよかった」
「風が強くて、前の方がよかったけど、取れなかった。(仕掛けは)拓磨に任せていました。花粉症がきつかったですね。(岩谷は)勝手に残るかなと思っていましたけど、(齋木が)すごかったですね。行かれたかなって思いました。(状態は)日に日に良くなると思う」
齋木翔多はスタートを取り脚を温存する策に出て、それがはまった。ラインの中川貴徳と2着、3着で勝ち上がった。
「(大事なのは)車番でしたね。2車だったし、風も強いので前を取れば展開が向くかなと思いました。一瞬、回した分、外を伸びきらなかった。自分の位置を確保してから自分のタイミングで行こうと思っていました。今は強い競走で勝てる感じでもないので待つことも大事なのかなと。脚を使ってなかったことは大きいですし、スタートは遅いけど、前を取れてよかった」
<11R>
加藤将武が赤板を目がけて勢い良く誘導を切りにいき畝木聖が追走。前受けから下げた谷和也は柴崎淳のアシストもあり、5番手の位置を確保したが、打鐘を合図に巻き返す。谷が加藤を叩いて主導権を奪うと柴崎は加藤にからまれるも、うまく追走を決める。ゴール前は2人のゴール前勝負になったが、柴崎が微差で交わす。
「地元GIIIの11レースでいい緊張感のなか走れた。ずっと一定の車間を切っていてきつかった。(谷は)合わす所は合わして、4コーナーから踏み直していたし、本当、先行選手って感じだった。最後は交わせないかなと思ったぐらい。(欠場明けで)ちょっとしんどいですね。レースはいろんなものも背負って走っているので。いいスタートは切れたので、あとは体調だけ」
谷和也は一次予選のメインで地元の柴崎を背に重圧を感じていたようだが、しっかりと力を出し切り2着に粘る。
「(後ろが地元で)めちゃくちゃ緊張しました。先行といってもいろいろな先行があるけど、とりあえず先行はしようと思っていた。柴崎さんが2コーナーで仕事をしてくれたのでスペースができて、詰まった所で行こうと。時間帯的にも風もやんで走りやすかった。しっかり練習はしてきたので、あとは力を出し切るだけですね」
「地元GIIIの11レースでいい緊張感のなか走れた。ずっと一定の車間を切っていてきつかった。(谷は)合わす所は合わして、4コーナーから踏み直していたし、本当、先行選手って感じだった。最後は交わせないかなと思ったぐらい。(欠場明けで)ちょっとしんどいですね。レースはいろんなものも背負って走っているので。いいスタートは切れたので、あとは体調だけ」
谷和也は一次予選のメインで地元の柴崎を背に重圧を感じていたようだが、しっかりと力を出し切り2着に粘る。
「(後ろが地元で)めちゃくちゃ緊張しました。先行といってもいろいろな先行があるけど、とりあえず先行はしようと思っていた。柴崎さんが2コーナーで仕事をしてくれたのでスペースができて、詰まった所で行こうと。時間帯的にも風もやんで走りやすかった。しっかり練習はしてきたので、あとは力を出し切るだけですね」
<12R>

皿屋豊選手
北津留翼が赤板で誘導を切り、鈴木玄人が打鐘で押さえて先頭に立つ。鈴木がペースを緩めると、和田真久留が2センターから仕掛けて一気のカマシを敢行。岡村潤は踏み出しで離れてしまって、最終ホームで北津留と接触して北津留が落車。皿屋豊(写真)は和田を追いかけた勢いでそのまま、まくり切った。
「初手はこだわらずにでした。今日(13日)は向かい風を受けたラインはかからないかなって思っていた。(和田)真久留君はホームで行くかなと思っていました。いいダッシュでしたね。(アクシデントは)焦りました。鈴木君の前まで行こうと思ったら、スっとまくりが出たので、1回緩めたけど踏めそうだったので行った。反応が良かったし踏み出しも踏めている。でも明日以降が大事。今回は3番目に点数をもっているし、メインの選手であるという責任感を果たしていきたい」
鈴木をマークの雨谷一樹は最終2センターからタテに踏んで直線では2着まで突っ込む。
「(鈴木)玄人が前々に頑張ってくれたから自分が2着に入ることができた。皿屋さんが来たのがわかって、玄人はバックから苦しそうだったので、早めに踏ませてもらった。(和田)真久留君を抜けたので状態はいいと思う」
和田真久留は援軍を失い3着。踏み出しの加速は抜群だったが、後ろに皿屋が入ってしまったことも影響したレースになった。
「どういうペースかなって思っていたけど、(鈴木が)駆けるならまくりでしたけど、詰まる場面があったので。1コーナーで(皿屋に)はまられたのがわかって、ペースに入れてしまって回し切れなかった」
「初手はこだわらずにでした。今日(13日)は向かい風を受けたラインはかからないかなって思っていた。(和田)真久留君はホームで行くかなと思っていました。いいダッシュでしたね。(アクシデントは)焦りました。鈴木君の前まで行こうと思ったら、スっとまくりが出たので、1回緩めたけど踏めそうだったので行った。反応が良かったし踏み出しも踏めている。でも明日以降が大事。今回は3番目に点数をもっているし、メインの選手であるという責任感を果たしていきたい」
鈴木をマークの雨谷一樹は最終2センターからタテに踏んで直線では2着まで突っ込む。
「(鈴木)玄人が前々に頑張ってくれたから自分が2着に入ることができた。皿屋さんが来たのがわかって、玄人はバックから苦しそうだったので、早めに踏ませてもらった。(和田)真久留君を抜けたので状態はいいと思う」
和田真久留は援軍を失い3着。踏み出しの加速は抜群だったが、後ろに皿屋が入ってしまったことも影響したレースになった。
「どういうペースかなって思っていたけど、(鈴木が)駆けるならまくりでしたけど、詰まる場面があったので。1コーナーで(皿屋に)はまられたのがわかって、ペースに入れてしまって回し切れなかった」