寬仁親王牌の興奮も冷めやらぬなか、四日市競輪場で開設74周年記念「泗水杯争奪戦(GIII)」が、10月31日からの4日間、ナイターシリーズで開催される。GI開催直後にも関わらず、全国から強豪が多数集結して超豪華な大会になった。古性優作、眞杉匠、犬伏湧也、岩本俊介、松浦悠士のS級S班5名に止まらず寺崎浩平、嘉永泰斗の今年のタイトルホルダーや深谷知広、山口拳矢まで参戦する。迎え撃つ地元勢もエース浅井康太の名前があり、V争いは初日から熾烈を極めるだろう。季節は変わって冬に向かっているが、熱い4日間の夜となる。
記念開催中は毎日、先着来場者プレゼント、井上茂徳さん、内林久徳さん、山口幸二さん、村上義弘さん、まーちんさんによる日替わりでメンバーを入れ替えてのトークショー&レース展望などが予定されています。さらに31日にはボートレーサートークショー(前田紗希選手、福山恵里奈選手)もあります。四日市競輪場では、みなさまのご来場をお待ちしております。また、テレビ、インターネット中継などでの観戦もお楽しみください。
記念開催中は毎日、先着来場者プレゼント、井上茂徳さん、内林久徳さん、山口幸二さん、村上義弘さん、まーちんさんによる日替わりでメンバーを入れ替えてのトークショー&レース展望などが予定されています。さらに31日にはボートレーサートークショー(前田紗希選手、福山恵里奈選手)もあります。四日市競輪場では、みなさまのご来場をお待ちしております。また、テレビ、インターネット中継などでの観戦もお楽しみください。
<1R>

鈴木竜士選手
鈴木竜士(写真)は、京王閣記念で落車して今回が復帰戦。初日は同郷の武田亮には任せずに、前で自力で戦うことを決意した。
「武田は練習仲間だし、先行選手として魅力ある選手。もちろん付きたい気持ちはあるけど、自分は今回が復帰戦なんで、初日は自力で感触を確かめたいんです。武田も、今後番手回りが増えると思うので、お互いに勉強ですね。(落車で)負傷したところ以外は大丈夫。脚は問題ないと思います」
今期S級に復帰した林昌幸は、8月名古屋でS級初優勝を飾るなど、以前よりも強くなった姿を見せつけている。競走得点も急上昇しており、S級1班の点数も狙える位置にいる。
「前よりも脚力は上がっていると思います。(松山バンクが改修中だが)僕は前から街道練習しかしないので、全く問題ないですし、むしろ練習量を増やしたので脚力が上がっているんだと思います。来期はA級になっちゃうんで、そこから戻った時に(S級)1班でいられたらいろいろと楽になると思う。来期は特進したいと思ってますし、先に向けて頑張りたい」
「武田は練習仲間だし、先行選手として魅力ある選手。もちろん付きたい気持ちはあるけど、自分は今回が復帰戦なんで、初日は自力で感触を確かめたいんです。武田も、今後番手回りが増えると思うので、お互いに勉強ですね。(落車で)負傷したところ以外は大丈夫。脚は問題ないと思います」
今期S級に復帰した林昌幸は、8月名古屋でS級初優勝を飾るなど、以前よりも強くなった姿を見せつけている。競走得点も急上昇しており、S級1班の点数も狙える位置にいる。
「前よりも脚力は上がっていると思います。(松山バンクが改修中だが)僕は前から街道練習しかしないので、全く問題ないですし、むしろ練習量を増やしたので脚力が上がっているんだと思います。来期はA級になっちゃうんで、そこから戻った時に(S級)1班でいられたらいろいろと楽になると思う。来期は特進したいと思ってますし、先に向けて頑張りたい」
<2R>
寬仁親王牌で2勝を挙げた佐々木龍は、休養を挟まずその勢いのままに今節に参加する。初日は、好調な根田空史の番手から勝ち上がりを狙う。
「親王牌から気持ちを切らさないようにしてきました。気持ちが切れちゃうと、一気に疲れが出ちゃうので、そうならないようにしてきました。GIで力の差も感じたんですけど、それなりに手応えはありました。GIでも、すんなりなら1着を取れたのは収穫です。あとは、厳しい展開の時に確定板に絡めるようになりたい。GIもそうだけど、記念も、FIでも、1日、1日気を引き締めて走ります」
阿部英斗は、前回の10月別府GIIIで、準決、最終日と先行して結果は9着も、ラインの先頭としての役割を果たした。ヤンググランプリの出場が決定し、強豪ひしめく今回はレース内容で名前を売っていきたい。
「前回の準決は、流れの中での先行だった。最終日は、先行すると決めていたけど、あんなにフカして逃げなくてもよかったですね。そこは、普段先行していないからペース配分が分からなかったです。ヤンググランプリが決まったんで、そこに向けてしっかりとやっていきたい。出るからには結果を残したいですから。今回はすごいメンバーですし、初日も自分が本命じゃない。チャレンジャーの気持ちでいきます」
「親王牌から気持ちを切らさないようにしてきました。気持ちが切れちゃうと、一気に疲れが出ちゃうので、そうならないようにしてきました。GIで力の差も感じたんですけど、それなりに手応えはありました。GIでも、すんなりなら1着を取れたのは収穫です。あとは、厳しい展開の時に確定板に絡めるようになりたい。GIもそうだけど、記念も、FIでも、1日、1日気を引き締めて走ります」
阿部英斗は、前回の10月別府GIIIで、準決、最終日と先行して結果は9着も、ラインの先頭としての役割を果たした。ヤンググランプリの出場が決定し、強豪ひしめく今回はレース内容で名前を売っていきたい。
「前回の準決は、流れの中での先行だった。最終日は、先行すると決めていたけど、あんなにフカして逃げなくてもよかったですね。そこは、普段先行していないからペース配分が分からなかったです。ヤンググランプリが決まったんで、そこに向けてしっかりとやっていきたい。出るからには結果を残したいですから。今回はすごいメンバーですし、初日も自分が本命じゃない。チャレンジャーの気持ちでいきます」
<3R>

栗山和樹選手
栗山和樹(写真)も、ヤンググランプリ出場が決まった一人。寬仁親王牌には3日目から補充で参戦し、大舞台で着実に経験を積んだ。
「GIはやっぱりレベルが高いんで、自分じゃなかなか通用しないなって。自分もなにか1つくらいは強みがないと駄目だなって感じてます。(ヤンググランプリには)ギリギリ滑り込めましたね。ずっと出ることを目標にやってたんで、決まって良かったです。GIでありがたい経験をさせてもらっているし、大きいところでちゃんと走れるように、頑張っていきたい。松阪記念から新車を使っていて、その辺の感じは良いです」
地元のトップバッターは柴崎淳。寬仁親王牌は、選手人生初の補充参加だった。
「前回は初めて補充を走ったんですけど、GIっていうのもあって疲れはありますね。でも、その前の別府が思ったよりも良かったんで、悪くはないと思います。マッサージも入れて調整してきました。栗山君とは何度か連係がありますけど、強くて抜けなかったこともありますね」
「GIはやっぱりレベルが高いんで、自分じゃなかなか通用しないなって。自分もなにか1つくらいは強みがないと駄目だなって感じてます。(ヤンググランプリには)ギリギリ滑り込めましたね。ずっと出ることを目標にやってたんで、決まって良かったです。GIでありがたい経験をさせてもらっているし、大きいところでちゃんと走れるように、頑張っていきたい。松阪記念から新車を使っていて、その辺の感じは良いです」
地元のトップバッターは柴崎淳。寬仁親王牌は、選手人生初の補充参加だった。
「前回は初めて補充を走ったんですけど、GIっていうのもあって疲れはありますね。でも、その前の別府が思ったよりも良かったんで、悪くはないと思います。マッサージも入れて調整してきました。栗山君とは何度か連係がありますけど、強くて抜けなかったこともありますね」
<4R>
橋本優己は、10月豊橋GIIIを2日目まで好内容で勝ち上がったものの、準決はまくりに構えて4着で敗退。デキは良かっただけに、悔しさの残る開催だった。
「(豊橋GIIIの)初日と、2日目は長い距離を踏んで勝ち上がれたけど、準決は勝ちを狙いに行って負けてしまった。勝ち上がって志田(龍星)さんと連係したいっていう気持ちが強過ぎて、失敗しました。前回(の岸和田FI)が終わってから中3日なんで、状態は変わってないと思います。四日市は3年前の記念で決勝に乗ってるんで、イメージは良いです」
上田国広は、8月高知FIで落車し、そこから52日間の欠場を余儀なくされた。10月別府GIIIで復帰し、1場所走ってから大事な地元記念に備えてきた。
「(前回は)レース勘とかがまだまだでしたね。鎖骨を折ったんで、まだワイヤーが入ってて違和感はあるけど、もう鎖骨は何回も折ってるから慣れました。別府を走って実戦の感覚を上積みできたのは大きいですね。地元ですけど、なんせメンバーがすごいですね。でも、前回の地元GIIIよりも良い結果を残したい。それぐらい思っていないと気後れしてしまう」
「(豊橋GIIIの)初日と、2日目は長い距離を踏んで勝ち上がれたけど、準決は勝ちを狙いに行って負けてしまった。勝ち上がって志田(龍星)さんと連係したいっていう気持ちが強過ぎて、失敗しました。前回(の岸和田FI)が終わってから中3日なんで、状態は変わってないと思います。四日市は3年前の記念で決勝に乗ってるんで、イメージは良いです」
上田国広は、8月高知FIで落車し、そこから52日間の欠場を余儀なくされた。10月別府GIIIで復帰し、1場所走ってから大事な地元記念に備えてきた。
「(前回は)レース勘とかがまだまだでしたね。鎖骨を折ったんで、まだワイヤーが入ってて違和感はあるけど、もう鎖骨は何回も折ってるから慣れました。別府を走って実戦の感覚を上積みできたのは大きいですね。地元ですけど、なんせメンバーがすごいですね。でも、前回の地元GIIIよりも良い結果を残したい。それぐらい思っていないと気後れしてしまう」
<5R>

佐々木豪選手
佐々木豪(写真)は、寬仁親王牌は初日8着で勝ち上がりを逃したものの、しり上がりに調子を上げて8、6、2、1着の成績だった。
「前回は調整ミスですね。初日が重くて体が動かなかった。2日目からは感触的にもタイム的にも悪くなかったんで。勝ち上がれなくて悔しかったので、今回はその分も頑張りたいです。終わってからは筋トレもして、練習もしました」
和田圭は、10月富山FIで1、1、2着の好成績を残し、いいリズムでGIを迎えたかと思いきや、寬仁親王牌での確定板入りはなし。自転車がマッチしなかったようだ。
「(寬仁親王牌は)あんまり良くなかったですね。状態というよりも、自転車ですかね。富山の時に自転車を変えて、成績が良かったからその自転車を親王牌でも使ったんですけど、しっくりこなかった。前橋に合ってなかったのかなとも思うんですけどね。なんで、今回はその前の自転車に戻してみます」
「前回は調整ミスですね。初日が重くて体が動かなかった。2日目からは感触的にもタイム的にも悪くなかったんで。勝ち上がれなくて悔しかったので、今回はその分も頑張りたいです。終わってからは筋トレもして、練習もしました」
和田圭は、10月富山FIで1、1、2着の好成績を残し、いいリズムでGIを迎えたかと思いきや、寬仁親王牌での確定板入りはなし。自転車がマッチしなかったようだ。
「(寬仁親王牌は)あんまり良くなかったですね。状態というよりも、自転車ですかね。富山の時に自転車を変えて、成績が良かったからその自転車を親王牌でも使ったんですけど、しっくりこなかった。前橋に合ってなかったのかなとも思うんですけどね。なんで、今回はその前の自転車に戻してみます」
<6R>

山田英明選手
山田英明(写真)は、寬仁親王牌の4走のうち、3走が単騎戦。同地区といえども簡単には連係せず、自身のレーススタイルを貫いた。
「やっぱり自分でも何でもやっていかないといけないと思っているので(親王牌は単騎で走った)。今後、まったく連係しないとかではないです。(嘉永)泰斗が優勝して、いい刺激をもらいました。自分も次の競輪祭に向けて上げていかないとだなって思っていますし、今回もしっかりと戦いたい」
阿部拓真は、年始の岸和田FIから数えて今年だけで6回落車している。ただ、そのなかでも長期の欠場はせず、強靭なバイタリティーで走り続けている。
「大きなケガはしてないんで、たくさん落車している割には体は大丈夫です。でも、直前に体調を崩したんで、今回はそっちの方がどうかなって感じです。喘息があるんで、この時期は崩しやすいんです。練習できない期間もあったけど、昨日(前検日前日)は強めに刺激を入れてきました」
「やっぱり自分でも何でもやっていかないといけないと思っているので(親王牌は単騎で走った)。今後、まったく連係しないとかではないです。(嘉永)泰斗が優勝して、いい刺激をもらいました。自分も次の競輪祭に向けて上げていかないとだなって思っていますし、今回もしっかりと戦いたい」
阿部拓真は、年始の岸和田FIから数えて今年だけで6回落車している。ただ、そのなかでも長期の欠場はせず、強靭なバイタリティーで走り続けている。
「大きなケガはしてないんで、たくさん落車している割には体は大丈夫です。でも、直前に体調を崩したんで、今回はそっちの方がどうかなって感じです。喘息があるんで、この時期は崩しやすいんです。練習できない期間もあったけど、昨日(前検日前日)は強めに刺激を入れてきました」
<7R>
地元の坂口晃輔は、着以上に競走での手応えをつかんでいる様子。直前はアクシデントもあったようだが、大事な地元記念は気力で乗り越える。
「前々回の京王閣記念は成績こそ良くなかったですけど、感覚的にはここ最近のなかで一番良かったですね。展開負けが続いただけな感じなので。前回の小田原が終わってから体調を崩してしまいました。脚的には悪くないとは思うんですけど、そこだけが不安ですね」
地元勢に前を任されたのは堀江省吾だ。補充でGI初出走だった寬仁親王牌は、3日目にGI初勝利をゲットした。
「親王牌が終わった次の日に追加の連絡が来たんですけど、調子も良い感じだったので受けました。親王牌は補充だったんで、変に気負わずに走れたのが良かったんだと思います。点数を上げられて、(S級)1班の点数が現実的になってきました。期の始めに失格して絶望的だったけど、見えてきたので頑張りたい。地元勢に任せてもらえましたし、良いレースをして、点数を上げていきたい」
「前々回の京王閣記念は成績こそ良くなかったですけど、感覚的にはここ最近のなかで一番良かったですね。展開負けが続いただけな感じなので。前回の小田原が終わってから体調を崩してしまいました。脚的には悪くないとは思うんですけど、そこだけが不安ですね」
地元勢に前を任されたのは堀江省吾だ。補充でGI初出走だった寬仁親王牌は、3日目にGI初勝利をゲットした。
「親王牌が終わった次の日に追加の連絡が来たんですけど、調子も良い感じだったので受けました。親王牌は補充だったんで、変に気負わずに走れたのが良かったんだと思います。点数を上げられて、(S級)1班の点数が現実的になってきました。期の始めに失格して絶望的だったけど、見えてきたので頑張りたい。地元勢に任せてもらえましたし、良いレースをして、点数を上げていきたい」
<8R>
寬仁親王牌で3年連続で決勝に乗った河端朋之は、今回も勢いのままに参戦する。決勝はこそ番手戦で見せ場無く9着だったが、勝ち上がりでは爆発的なスピードを見せていた。
「(寬仁親王牌は)2日目、3日目とまくれたんですけど、前がやり合ったところをまくれただけ。たまたまっていうのが大きいかなと。でも、瞬間的なスピードは出てたと思います。航続距離は短いですけど。(中3日で)やれることもないですし、いつも通りトレーニングしてきました」
オールスターで落車した岡崎智哉は、70日間の欠場を挟んで、寬仁親王牌で復帰した。勝ち上がりこそ逃したが、3日目には1着をマーク。ただ、本人のジャッジは厳しかった。
「(寬仁親王牌には)ギリギリ間に合わせたって感じでしたね。GIじゃなかったら、欠場していたと思う。全然動きが良くなかったし、1着を取れたのは奇跡に近い。でも、1日、1日ちょっとずつ良くなっていった感じはありました。終わってすぐに地区プロがあったんで、そこを走ってケガの治療をしてきました」
「(寬仁親王牌は)2日目、3日目とまくれたんですけど、前がやり合ったところをまくれただけ。たまたまっていうのが大きいかなと。でも、瞬間的なスピードは出てたと思います。航続距離は短いですけど。(中3日で)やれることもないですし、いつも通りトレーニングしてきました」
オールスターで落車した岡崎智哉は、70日間の欠場を挟んで、寬仁親王牌で復帰した。勝ち上がりこそ逃したが、3日目には1着をマーク。ただ、本人のジャッジは厳しかった。
「(寬仁親王牌には)ギリギリ間に合わせたって感じでしたね。GIじゃなかったら、欠場していたと思う。全然動きが良くなかったし、1着を取れたのは奇跡に近い。でも、1日、1日ちょっとずつ良くなっていった感じはありました。終わってすぐに地区プロがあったんで、そこを走ってケガの治療をしてきました」
<9R>
三谷竜生は、寬仁親王牌の初日に南修二を振り切って1着をつかみ、好調ぶりをアピール。準決は目標の脇本雄太が当日欠場となるなど、不運な面もあった。前回の好調を維持していれば、追加参戦となる今回も楽しみな存在だ。
「前回が終わってから追加が来ました。ナイターですし、9車立てを走りたかったんで受けました。前回は調子自体は良かったと思うんですけど、結果的には良くなかったんで、今回はその分も頑張りたい」
稲川翔は、前回の寬仁親王牌が今年初のGI出場だった。久々のビッグレースで勝ち上がりこそかなわなかったが、3日目の1着など存在感を放った。
「前回はポンコツでした。でも、現状はこんなものなのかなっていうのもありますね。脚力不足は常日頃から感じていることですし、やらないといけないことは山積みなので。終わってから地区プロもあったり大変でしたけど、ここからまた頑張っていけるように」
「前回が終わってから追加が来ました。ナイターですし、9車立てを走りたかったんで受けました。前回は調子自体は良かったと思うんですけど、結果的には良くなかったんで、今回はその分も頑張りたい」
稲川翔は、前回の寬仁親王牌が今年初のGI出場だった。久々のビッグレースで勝ち上がりこそかなわなかったが、3日目の1着など存在感を放った。
「前回はポンコツでした。でも、現状はこんなものなのかなっていうのもありますね。脚力不足は常日頃から感じていることですし、やらないといけないことは山積みなので。終わってから地区プロもあったり大変でしたけど、ここからまた頑張っていけるように」
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森田優弥選手
森田優弥(写真)は、寬仁親王牌の最終日に失格を喫してしまった。本人はその結果以上に、レース内容を悔やんだ。
「そもそも、成田(和也)さんの位置で絡んでること自体が良くない。力勝負をしようと思っているのに、出切れてない。親王牌は開催を通してそこが良くなかったです。力勝負が通用しなかった。終わってから街道練習と、ワットバイクで練習してきました。疲れを取るとかは考えずにやってきました」
森田の番手を回る神山拓弥は、寬仁親王牌の2日目に番手まくりで1着。5、1、5、5着の結果以上に、車の進みは良かったようだ。
「着うんぬんじゃなくて、なんとなく感覚が良かったですね。2日目は難しい判断だったけど、自分の中では間違ってなかったと思う。練習でやってきたことが噛み合ってきて、ちょっとずつ良くなっている。ゴール前の余裕が出てきたのが良いですね」
「そもそも、成田(和也)さんの位置で絡んでること自体が良くない。力勝負をしようと思っているのに、出切れてない。親王牌は開催を通してそこが良くなかったです。力勝負が通用しなかった。終わってから街道練習と、ワットバイクで練習してきました。疲れを取るとかは考えずにやってきました」
森田の番手を回る神山拓弥は、寬仁親王牌の2日目に番手まくりで1着。5、1、5、5着の結果以上に、車の進みは良かったようだ。
「着うんぬんじゃなくて、なんとなく感覚が良かったですね。2日目は難しい判断だったけど、自分の中では間違ってなかったと思う。練習でやってきたことが噛み合ってきて、ちょっとずつ良くなっている。ゴール前の余裕が出てきたのが良いですね」
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浅井康太選手
地元のエース浅井康太(写真)が、一次予選のメインに登場する。4日間を走り抜いた寬仁親王牌だったが、初日に落車した影響は否めなかった。SS班にも見劣りしない実力者は、当大会に抜群の相性を誇っている。
「練習はちょこちょこやった程度ですね。ほぼ寝てました。今回は良いメンバーですけど、競輪界を盛り上げるSS班に、僕たちが対抗していかないと、開催が盛り上がらない。特に地元だからっていう感じではないですけど。良いメンバーなんで、楽しみですね」
浅井の前を回る谷口遼平は、気合を込めて奮闘を誓った。
「僕が地元最年少なんで、頑張りたい。まず準決には行かないと。前回が終わって、練習もケアもできたし、やれることはやってきました。目をつむって、歯を食いしばって頑張るだけです」
「練習はちょこちょこやった程度ですね。ほぼ寝てました。今回は良いメンバーですけど、競輪界を盛り上げるSS班に、僕たちが対抗していかないと、開催が盛り上がらない。特に地元だからっていう感じではないですけど。良いメンバーなんで、楽しみですね」
浅井の前を回る谷口遼平は、気合を込めて奮闘を誓った。
「僕が地元最年少なんで、頑張りたい。まず準決には行かないと。前回が終わって、練習もケアもできたし、やれることはやってきました。目をつむって、歯を食いしばって頑張るだけです」
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嘉永泰斗選手
寬仁親王牌で、悲願の初タイトルをつかんだ嘉永泰斗(写真)が、登場する。単騎だった決勝戦は、絶好の3番手からおくせずまくって、栄光を手にした。そこから中3日でも、休まず今節に参加する。
「いろんな人からおめでとうと言ってもらえて、ちょっとずつ実感が出てきました。(決勝は)あの位置が取れたのが全てだったのかなと。取れると思って取れる位置じゃないので。そこを取って、しっかり仕掛けられたのが良かったです。ここ(四日市記念)を走るつもりで(予定を)組み立てていたんで、休むつもりはなかったです」
古性優作は、寬仁親王牌決勝3着の結果にも、全く満足していない。サマーナイトの落車も一切言い訳にせず、淡々と話した。
「(現状は)しんどいっすね。(自分の弱さを)ずっと感じてます。それで言うと、デビューしてからずっと感じてますけど。ケガも実力の内なので、それは全く関係ないです。脚力がないだけなんで」
山口拳矢は、寬仁親王牌で3勝の活躍。それだけに、コース取りを失敗して5着に終わった準決勝が悔やまれる。ただ、デキ自体は間違いなく超抜で、地元地区の記念は期待できそうだ。
「(寬仁親王牌が)終わってから身体的な疲れよりも、精神的な疲れが出ましたね。練習は昨日(前検日前日)乗っただけです。準決は、内か、外かの判断のなかで、吸い込まれて内に行ったのが駄目でした。感触自体は最近のなかでは良かったし、あれぐらいの走りを常に出せれば良いんですけど。今回は前橋と違って外のバンクなので重いと思うんですけど、セッティングはとりあえず前回のままでいきます」
「いろんな人からおめでとうと言ってもらえて、ちょっとずつ実感が出てきました。(決勝は)あの位置が取れたのが全てだったのかなと。取れると思って取れる位置じゃないので。そこを取って、しっかり仕掛けられたのが良かったです。ここ(四日市記念)を走るつもりで(予定を)組み立てていたんで、休むつもりはなかったです」
古性優作は、寬仁親王牌決勝3着の結果にも、全く満足していない。サマーナイトの落車も一切言い訳にせず、淡々と話した。
「(現状は)しんどいっすね。(自分の弱さを)ずっと感じてます。それで言うと、デビューしてからずっと感じてますけど。ケガも実力の内なので、それは全く関係ないです。脚力がないだけなんで」
山口拳矢は、寬仁親王牌で3勝の活躍。それだけに、コース取りを失敗して5着に終わった準決勝が悔やまれる。ただ、デキ自体は間違いなく超抜で、地元地区の記念は期待できそうだ。
「(寬仁親王牌が)終わってから身体的な疲れよりも、精神的な疲れが出ましたね。練習は昨日(前検日前日)乗っただけです。準決は、内か、外かの判断のなかで、吸い込まれて内に行ったのが駄目でした。感触自体は最近のなかでは良かったし、あれぐらいの走りを常に出せれば良いんですけど。今回は前橋と違って外のバンクなので重いと思うんですけど、セッティングはとりあえず前回のままでいきます」