『和歌山競輪開設55周年記念(GIII)レポート』 いよいよ明日決勝戦!
 
配信日:1月17日
 




『若生武則の和歌山競輪開設55周年記念(GIII)レポート』 いよいよ明日決勝戦!


こんにちは、KEIRINマガジンの中村です。
吉田敏洋と高城信雄と好調な自力選手がそろった決勝戦。
だれが優勝の栄冠に輝くのだろうか!?



■ダッグアウトから
8レース 準決勝C
松本一成の番手から1着にきた手島志誠
「嬉しいですね。こうやって、練習してきて結果が出るのは。調子は絶好調時に比べれば、普通だけど、でも悪くないです」

松本は
「作戦的には引いてカマシと思ってたんですけど、しょうがないですね」

何もできずに終わってしまった丸山啓一
「ホームで松本に合わせてカマシで行くつもりだったんですけど、ちょっと車が出てないですね」
9レース 準決勝B

捲り追い込んで1着の野田源一
「展開がよかったです。(海老根恵太さんと村上義弘さんが)もがきあってくれたんでね、あれ、村上さんが出きっていたら、きつかっ
たです」

村上義弘と叩き合い、主導権とりきった海老根啓太
「村上さんは先行して勝たなきゃいけないってプレッシャーがあるだろうけど、僕にはないんで。村上さんと勝負って思って気合入っていました」

海老根の番手についた小川圭二
「(海老根君に)先行してもらって、『これは絶対に村上を止めなあかん』と思って」

10レース 準決勝A
捲り追い込んで1着の吉田敏洋
「(荒井崇博さんを)意識しすぎて、逆に落ち着きすぎちゃいましたね。荒井さんのペースにはまりすぎました。準決勝を乗り越えたんで、決勝は自分のレースができると思います。(落車して)一番悪かった時に比べれば、調子右上がりだと思うので、調子は心配していません今日のレースを気にしすぎて、捕らわれてもしょうがないし、明日力を出し切ります」

直線追い込み2着に届いた岡部芳幸
「緊張した~。荒井がトリッキーなレースすると思っていたら、4コーナーで『なんで行くのー!?』って感じ。あれは吉田を意識してたんだろうね。池尻(浩一)さんのブロックにはびっくりしました。今日は工(正信)さんと鈴木(一央)さんがついてくれたおかげですね。ラインの先頭だとなんとかしなきゃって頭になるからね」

3着で勝ち上がった鈴木一央
「いいコースあきました。グランプリレーサーの岡部(芳幸)君のおかげです」
11レース 準決勝A
直線鋭く伸び1着にきた三宅達也
「展開で勝てました。高城(信雄)さんが抑えにきたら番手で粘るつもりだった。踏み出した感じはよかった。進んではおらんかったけど(笑)、全然伸びんかったから、(直線)惰力で伸びた。できはいいので明日が楽しみ」

高城信雄の番手から抜け出し2着の内林久徳
「とりあえず良かった。(高城)が残ったか不安だったけど、残ってくれて良かった」

カマシて先行した高城信雄
「池上(孝之)さんに、抑えはきついって言われた通り、抑え先行で行ったら無理でした。でも、あれでもきつかったです。年明けて、急ピッチでここに向けて仕上げてきたんですけど、間に合ってよかった」


■決勝展望

並びは、高城信雄-内林久徳-大井啓世、吉田敏洋-鈴木一央-三宅達也、野田源一-岡部芳幸-手島志誠

 主導権をとる可能性が高いのは高城。番手は信頼できる近畿きっての名マーカー・内林、そして大井が3番手をかためてくれるので、思い切って先行策に出そう。レース後、明日のことを聞かれると「先行で!」ときっぱりと言い切っていたことからも先行意欲の高さがうかがえる。
 吉田は捲り狙いになりそう。好調なだけに、タイミングを外さなければ、その威力ははかりしれないだろう。
 気になるのは岡部をつれた野田の動き。
 また、今日と同じように風が強いようなら、3番手の選手から狙ってみるのもおもしろい。


※選手の並びについては、新聞や選手紹介等でご確認下さい。


 
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