玉野競輪場で大阪・関西万博協賛・広島競輪開設72周年記念in玉野「ひろしまピースカップ(GIII)」が、12月12日に幕を開ける。年末のグランプリを控えている新山響平に地元の松浦悠士や山口拳矢と3人のS級S班をはじめ、守澤太志、渡部幸訓、菅田壱道、和田真久留、太田海也らが、4日間のシリーズを盛り上げる。12月11日の前検日は、師走のバトルに備えて、選手それぞれが入念な調整を行った。
記念シリーズは開催中の毎日、先着100人様にもみじ饅頭をプレゼント。日替わりのフードコーナー、木三原さくらさん、知香里さんらによる予想会などが予定されています。玉野競輪場では、様々なイベントでみなさまのご来場をお待ちしております。また、テレビ、インターネット中継などでの観戦もお楽しみください。
記念シリーズは開催中の毎日、先着100人様にもみじ饅頭をプレゼント。日替わりのフードコーナー、木三原さくらさん、知香里さんらによる予想会などが予定されています。玉野競輪場では、様々なイベントでみなさまのご来場をお待ちしております。また、テレビ、インターネット中継などでの観戦もお楽しみください。
<1R>

森田一郎選手
10月の西武園で3場所連続の完全Vを達成した森田一郎(写真)。7月に本格デビューしてから7場所でS級に駆け上がってきた期待の新鋭が、いよいよGIIIに初参戦する。期待の1レース1番車に組み込まれ、一次予選突破を目指して力いっぱいペダルを踏み込む。
「(前回の最終日に落車したが)2日後から固定ローラーを使って練習を再開したんですけど、そのあとに体調を崩してしまった。少し休んでまた練習を再開しました。多少は影響があると思うんですけど、直前に練習した感覚は悪くなかった。いまは挑戦する時期だと思うので、積極的に走りたいと思っていますし、先行はしっかりとできるように」
佐々木眞也は補充だった競輪祭で2走目に落車のアクシデントに見舞われたが、続く前回の小松島FIの初日特選でも白星を挙げており、影響なしを強調した。
「(競輪祭での)落車の影響はなかったですね。軽い擦過傷だけだった。前回が終わってからも普通に練習をしてきたので、状態的には変わらず悪くないと思います。いつも通りしっかりと自力で勝てるように」
「(前回の最終日に落車したが)2日後から固定ローラーを使って練習を再開したんですけど、そのあとに体調を崩してしまった。少し休んでまた練習を再開しました。多少は影響があると思うんですけど、直前に練習した感覚は悪くなかった。いまは挑戦する時期だと思うので、積極的に走りたいと思っていますし、先行はしっかりとできるように」
佐々木眞也は補充だった競輪祭で2走目に落車のアクシデントに見舞われたが、続く前回の小松島FIの初日特選でも白星を挙げており、影響なしを強調した。
「(競輪祭での)落車の影響はなかったですね。軽い擦過傷だけだった。前回が終わってからも普通に練習をしてきたので、状態的には変わらず悪くないと思います。いつも通りしっかりと自力で勝てるように」
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福永大智選手
福永大智(写真)は、随所で自慢のスピードを生かした仕掛けで存在感をアピールしている。今年2月に行われた全日本選抜からGIに初挑戦し、競輪祭以外の5つのGIを経験した1年を振り返りながら、今年最後のグレードレースに臨む。
「今年1年はGIにも出られるようになりましたけど、今年4回の落車がすべてGIでした。経験も積めましたけど、そこの結果もふまえて考えていかないと。来年はGIでも活躍できるようにもっと頑張っていきたい。直前は岸和田でグランプリ合宿があって、脇本(雄太)さん、古性(優作)さんたちを中心に若手も参加していい練習ができました。12月の2日から6日までの5日間ですね。疲れはありますけど、練習の成果を出せるように」
芦澤辰弘は11月松阪でデビュー16年目にしてGIII初制覇を達成したが、そのあとの松戸、小松島とFIを2本欠場して今シリーズを迎えることになった。
「松阪GIIIの2日目から腰に違和感があった。優勝はできたんですけど、終わってからも腰が痛くて2場所休みました。ここまで1カ月近くはあったんですけど練習できたのは2週間くらいですね。しっかり追い込めたのは直前の1週間くらいなので、状態的には走ってみてですね」
「今年1年はGIにも出られるようになりましたけど、今年4回の落車がすべてGIでした。経験も積めましたけど、そこの結果もふまえて考えていかないと。来年はGIでも活躍できるようにもっと頑張っていきたい。直前は岸和田でグランプリ合宿があって、脇本(雄太)さん、古性(優作)さんたちを中心に若手も参加していい練習ができました。12月の2日から6日までの5日間ですね。疲れはありますけど、練習の成果を出せるように」
芦澤辰弘は11月松阪でデビュー16年目にしてGIII初制覇を達成したが、そのあとの松戸、小松島とFIを2本欠場して今シリーズを迎えることになった。
「松阪GIIIの2日目から腰に違和感があった。優勝はできたんですけど、終わってからも腰が痛くて2場所休みました。ここまで1カ月近くはあったんですけど練習できたのは2週間くらいですね。しっかり追い込めたのは直前の1週間くらいなので、状態的には走ってみてですね」
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山根将太は近況も積極的な走りで奮闘。9、10月と相次いで落車に見舞われたが、気配は徐々に良くなってきている。
「落車の怪我自体は(9月の)岐阜の方が酷かったんですけど、10月青森の落車はフレームが壊れてしまったのが痛かったです。長い距離を踏めて先行しやすい新車に換えてから、なんとか予選は突破できていますし、徐々に良くなってきていると思います」
山形一気は前回の松山記念が追加参戦であったため、今シリーズは中2日。前回はシリーズを通して3度の確定板入りをしているものの、二次予選敗退という結果に課題をあげた。
「11月の玉野で落車して体のバランスが崩れたのか、そこから自分の乗り方を見失ってしまっている。ちょっとずつ良くはなってきているんですけど、まだしっくりきていないのがレースに出ていますね。今回は同期の守澤(太志)さんがいる。いつも良くなるキッカケをくれるんで楽しみです。いっぱいアドバイスをもらって、少しでも良くなるように」
「落車の怪我自体は(9月の)岐阜の方が酷かったんですけど、10月青森の落車はフレームが壊れてしまったのが痛かったです。長い距離を踏めて先行しやすい新車に換えてから、なんとか予選は突破できていますし、徐々に良くなってきていると思います」
山形一気は前回の松山記念が追加参戦であったため、今シリーズは中2日。前回はシリーズを通して3度の確定板入りをしているものの、二次予選敗退という結果に課題をあげた。
「11月の玉野で落車して体のバランスが崩れたのか、そこから自分の乗り方を見失ってしまっている。ちょっとずつ良くはなってきているんですけど、まだしっくりきていないのがレースに出ていますね。今回は同期の守澤(太志)さんがいる。いつも良くなるキッカケをくれるんで楽しみです。いっぱいアドバイスをもらって、少しでも良くなるように」
<4R>
道場晃規は8月末の川崎Iから9場所連続でF1シリーズを消化して、今回は久々のグレードレースに参戦する。直前に行われた地元の静岡FIでは優勝こそのがしたものの、本人の手応えは良かった様子だ。
「前回の静岡はあっ旋の時点から、そこ目指してやってきていた。いい状態で走れていました。ここに向けても変わらずこられたと思います。(同期の)石原(颯)君のバック数が圧倒的なので、車番もいいですし後手を踏まないようにしっかりと考えて組み立てたい」
今年はここまで83走して43勝とS級選手の中で今年もっとも勝星を挙げている石原颯。昨年は21勝にとどまったが、今年はダブルスコアをつけて年末を迎える。昨年11月に100勝を決めた相性いいバンクで、同期の道場を攻略してライン決着を目指す。
「今年はいっぱい勝てましたけど、記念だと失敗も多くて、大敗もしているので気をつけないと。ここ最近になって一気に寒くなってきて、スピードが出ないコンディションになってきている。9車立てですし、あんまり後方にならないように、長い距離を踏めるように。去年はここで100勝を決められたので、イメージはいいですね」
「前回の静岡はあっ旋の時点から、そこ目指してやってきていた。いい状態で走れていました。ここに向けても変わらずこられたと思います。(同期の)石原(颯)君のバック数が圧倒的なので、車番もいいですし後手を踏まないようにしっかりと考えて組み立てたい」
今年はここまで83走して43勝とS級選手の中で今年もっとも勝星を挙げている石原颯。昨年は21勝にとどまったが、今年はダブルスコアをつけて年末を迎える。昨年11月に100勝を決めた相性いいバンクで、同期の道場を攻略してライン決着を目指す。
「今年はいっぱい勝てましたけど、記念だと失敗も多くて、大敗もしているので気をつけないと。ここ最近になって一気に寒くなってきて、スピードが出ないコンディションになってきている。9車立てですし、あんまり後方にならないように、長い距離を踏めるように。去年はここで100勝を決められたので、イメージはいいですね」
<5R>
近況の太田竜馬は積極性が際立っている。以前のような淡泊さを払しょくし、前々回の松阪GIIIの2日目から6走連続で最終バックを先頭で通過している。
「自分の感覚自体はちょっとずつ良くはなってきていたんですけど、最近はレースの結果として目に見えて良くなってきている。調子が良くなってきているので、最近は基本的に先行でっていう感じで組み立てられている。絶不調のころはどうしたらいいんだろうとか、いろいろと考えすぎてしまっていた。けど、いまは考え方も洗練されてきたというか、長い距離を行っても(大丈夫)っていう気持ちで走れている。それもいい方向に出ていると思います」
自信を取り戻した太田とタッグを組むのは過去に何度もワンツー実績がある同県の久米良。前回の大垣記念で新車を投入して2勝を挙げているが、さらなる上積みを目指して調整してきた様子。
「今年は落車も多かったですけど、ここ最近はずっと勝てる感覚がなかったですね。でも、前回から新車に換えて2勝できたので良かったです。さらに良くなればと思ってやってきたつもりなので、今回も頑張りたいですね」
「自分の感覚自体はちょっとずつ良くはなってきていたんですけど、最近はレースの結果として目に見えて良くなってきている。調子が良くなってきているので、最近は基本的に先行でっていう感じで組み立てられている。絶不調のころはどうしたらいいんだろうとか、いろいろと考えすぎてしまっていた。けど、いまは考え方も洗練されてきたというか、長い距離を行っても(大丈夫)っていう気持ちで走れている。それもいい方向に出ていると思います」
自信を取り戻した太田とタッグを組むのは過去に何度もワンツー実績がある同県の久米良。前回の大垣記念で新車を投入して2勝を挙げているが、さらなる上積みを目指して調整してきた様子。
「今年は落車も多かったですけど、ここ最近はずっと勝てる感覚がなかったですね。でも、前回から新車に換えて2勝できたので良かったです。さらに良くなればと思ってやってきたつもりなので、今回も頑張りたいですね」
<6R>
伊藤旭は追加で参戦した前回の松山記念では二次予選で車体故障に見舞われてしまい、3日目以降は腰痛で欠場を余儀なくされたが、気持ちを切り替えて今シリーズに臨む。
「帰ってケアをして練習をしてきた。練習の感じは普通かなって思います。上積みというよりは、状態維持って感じです。もう少しやれそうかなって感じはあるんですけど。前回も初日は体が動いていた。ラインも長いからタイミングが来たらしっかりと仕掛けたい」
福永らと同様に岸和田で行われたグランプリへ向けての合宿に参加していた脇本勇希。ハイレベルかつハードなトレーニングをこなすなかで、手応えを感じて今シリーズを迎える。
「ちょうどあっせんが空いていたので、自分も(脇本)雄太たちと一緒に岸和田で合宿してきました。かなり脚にも気持ち的にもいい刺激になりました。(12月の2日から始まり)6日に合宿が終わってからはケアを中心に調整してきました。練習では寺崎(浩平)さんのタイムが一番良かったんですけど、自分は寺崎さん、雄太の次にタイムが良かったので自信になりました。練習の成果を出せるように」
「帰ってケアをして練習をしてきた。練習の感じは普通かなって思います。上積みというよりは、状態維持って感じです。もう少しやれそうかなって感じはあるんですけど。前回も初日は体が動いていた。ラインも長いからタイミングが来たらしっかりと仕掛けたい」
福永らと同様に岸和田で行われたグランプリへ向けての合宿に参加していた脇本勇希。ハイレベルかつハードなトレーニングをこなすなかで、手応えを感じて今シリーズを迎える。
「ちょうどあっせんが空いていたので、自分も(脇本)雄太たちと一緒に岸和田で合宿してきました。かなり脚にも気持ち的にもいい刺激になりました。(12月の2日から始まり)6日に合宿が終わってからはケアを中心に調整してきました。練習では寺崎(浩平)さんのタイムが一番良かったんですけど、自分は寺崎さん、雄太の次にタイムが良かったので自信になりました。練習の成果を出せるように」
<7R>

山田庸平選手
昨年の71周年の大会覇者でもある山田庸平(写真)は、直近の競走得点を110点以上、持ちながらもまさかの一次予選からのスタートとなり、今シリーズのレベルの高さがうかがえる。前回の競輪祭後には九州の地区プロ自転車競技大会に出場したあとは、練習と休養を取って調整してきた。
「競輪祭のあとに出た地区プロは、そんなに練習ができないなかだった。いい結果は出せなかったんですけど、そのあとは休んで練習もしてきました。玉野は去年の記念で優勝した以外にも、その前はF1(22年11月)で優勝もしていると思うのでいいイメージはあります。(最近は番手回りが多かったため)久しぶりの自力戦なのでちょっと不安もあるんですけど。自力自在に頑張りたい」
竹内翼は前回の別府FIで結果以上の手応えをつかんで、大事な地元記念に臨む。一次予選からいきなり山田庸が相手となるが、決して怯まない。ラインの厚みを生かして真っ向勝負に出る。
「前回は初日にまくりでしっかりと勝てましたし、最終日はカマシにも行けているので感じは良かったです。ハンガー下がりのフレームに換えたのが良かったと思います。終わってからは街道でペダリングを意識して練習してこられましたし、感じも良かったです。相手は強力ですけど頑張りたい。(今シリーズの目標は)決勝っていいたいところですけど、まずはしっかり1つでも上に上がれるように頑張っていきたいですね」
「競輪祭のあとに出た地区プロは、そんなに練習ができないなかだった。いい結果は出せなかったんですけど、そのあとは休んで練習もしてきました。玉野は去年の記念で優勝した以外にも、その前はF1(22年11月)で優勝もしていると思うのでいいイメージはあります。(最近は番手回りが多かったため)久しぶりの自力戦なのでちょっと不安もあるんですけど。自力自在に頑張りたい」
竹内翼は前回の別府FIで結果以上の手応えをつかんで、大事な地元記念に臨む。一次予選からいきなり山田庸が相手となるが、決して怯まない。ラインの厚みを生かして真っ向勝負に出る。
「前回は初日にまくりでしっかりと勝てましたし、最終日はカマシにも行けているので感じは良かったです。ハンガー下がりのフレームに換えたのが良かったと思います。終わってからは街道でペダリングを意識して練習してこられましたし、感じも良かったです。相手は強力ですけど頑張りたい。(今シリーズの目標は)決勝っていいたいところですけど、まずはしっかり1つでも上に上がれるように頑張っていきたいですね」
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西田優大選手
昨年4月にデビューしたばかりの西田優大(写真)は8月の京王閣で特別昇級を決めてS級で奮闘している。GIIIは今回で3度目となるが、初めての地元記念だけに存在感をアピールしたい。
「(S級に上がってからも)自分のしたいレースができている。ただ、警戒されていないからさせてもらっている感じです。これからは警戒されていくと思うので、そのなかで勝ち切れる走りを見つけていきたい。9車立ては後手を踏むと厳しいから、(現状は)前々にいきたい。(今後は)後方に置かれても乗り越えられるような脚を練習でつけたい。地元記念だからって意識はせずに、初日から力を出し切れるように」
酒井雄多はGI初出場となった前々回の競輪祭で3度の確定板入りと存在感を示したが、直後に行われた地元、平のFIシリーズは未勝利で終わってしまい悔しさをかみしめた。現状の課題と向き合い、目指すべきレーススタイルを追求していく。
「競輪祭は本当に、自分の脚力だけじゃなくて、自分の持っている(器用さも含めて)すべてを出せた結果だと思う。でも、初めてGIを経験してシンプルに脚力が足りないっていうのを感じましたし、前回のFIもしっかり力で勝とうと思って頑張ったんですけど。もうワンランク上を目指すなら、力で勝つべきレースはしっかりと力で勝てるようにならないといけないですし、もっと底上げをしていけるように」
「(S級に上がってからも)自分のしたいレースができている。ただ、警戒されていないからさせてもらっている感じです。これからは警戒されていくと思うので、そのなかで勝ち切れる走りを見つけていきたい。9車立ては後手を踏むと厳しいから、(現状は)前々にいきたい。(今後は)後方に置かれても乗り越えられるような脚を練習でつけたい。地元記念だからって意識はせずに、初日から力を出し切れるように」
酒井雄多はGI初出場となった前々回の競輪祭で3度の確定板入りと存在感を示したが、直後に行われた地元、平のFIシリーズは未勝利で終わってしまい悔しさをかみしめた。現状の課題と向き合い、目指すべきレーススタイルを追求していく。
「競輪祭は本当に、自分の脚力だけじゃなくて、自分の持っている(器用さも含めて)すべてを出せた結果だと思う。でも、初めてGIを経験してシンプルに脚力が足りないっていうのを感じましたし、前回のFIもしっかり力で勝とうと思って頑張ったんですけど。もうワンランク上を目指すなら、力で勝つべきレースはしっかりと力で勝てるようにならないといけないですし、もっと底上げをしていけるように」
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吉田有希選手
近況の吉田有希(写真)は先行とまくりをバランスよく使い分けられるようになり、競走得点も108点を超えてきた。ここも別線の動向を冷静に見極めてライン決着を目指す。
「一気に寒くなってきたので、前みたいにスピードは出づらくなってきているんですけど。対策はやっている。ここ最近は寒暖差のせいでノドをやられて声が変なんですけど、走る分には影響はないですし、走り終わっても苦しいとかはない。点数を気にして小さいレースになってしまうのも良くないですし、レースの流れを殺さずに走れるように頑張ります」
稲毛健太は、前回の松戸FIで2年ぶりとなる優勝を手にして好調ぶりをアピール。当所参戦は5月以来、今年2度目となるが、風が強くなるこの時期のコンディションは得意としているようで、表情も明るい。
「前回は(南)潤のおかげで優勝できましたし、これでウィナーズカップの権利も取れたと思います。齋木(翔多)君は必ず仕掛ける選手ですし、吉田君も積極的なタイプ。風が強いコンディションも嫌いじゃないですし、風が強くなった方がむしろチャンスかなっていう感じのメンバー構成だと思います。しっかりと行けるところを見極めて仕掛けていきたい」
「一気に寒くなってきたので、前みたいにスピードは出づらくなってきているんですけど。対策はやっている。ここ最近は寒暖差のせいでノドをやられて声が変なんですけど、走る分には影響はないですし、走り終わっても苦しいとかはない。点数を気にして小さいレースになってしまうのも良くないですし、レースの流れを殺さずに走れるように頑張ります」
稲毛健太は、前回の松戸FIで2年ぶりとなる優勝を手にして好調ぶりをアピール。当所参戦は5月以来、今年2度目となるが、風が強くなるこの時期のコンディションは得意としているようで、表情も明るい。
「前回は(南)潤のおかげで優勝できましたし、これでウィナーズカップの権利も取れたと思います。齋木(翔多)君は必ず仕掛ける選手ですし、吉田君も積極的なタイプ。風が強いコンディションも嫌いじゃないですし、風が強くなった方がむしろチャンスかなっていう感じのメンバー構成だと思います。しっかりと行けるところを見極めて仕掛けていきたい」
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前回の松山記念で2勝を挙げて準決まで勝ち進んでいた高橋晋也。今シリーズは追加参戦であり、中2日の過密スケジュールだけに状態面は気がかりだ。
「前回の松山は良かったんですけど、準決を走ってみてもっと対応力を上げていかないとだなって思いました。松山の3日目にここの追加が入ったので受けました。一度、家に帰ってすぐに来たので練習をする時間はなかったんですけど、疲労回復するようにケアに時間を使いました。今回も引き続き積極的な走りができるように頑張りたい」
11月武雄FIの初日に落車のアクシデントに見舞われてしまった松本秀之介ではあるが、前回の伊東FIよりも上積みを感じている今シリーズ。前回の初日に敗れてしまった高橋へのリベンジとばかりにヤル気は十分だ。
「武雄で落車して一本休んだんですけど、前回の伊東ではまだ体が戻っていないなっていう感じでした。帰ってからしっかり練習もして、モガいた感じは前回の伊東よりも良かった。高橋さんとは前回の伊東でも対戦したんですけど、自分が全然動けなくて負けてしまった。今回はしっかりと動いていけるように。そのなかで1着勝負ができるように頑張ります」
「前回の松山は良かったんですけど、準決を走ってみてもっと対応力を上げていかないとだなって思いました。松山の3日目にここの追加が入ったので受けました。一度、家に帰ってすぐに来たので練習をする時間はなかったんですけど、疲労回復するようにケアに時間を使いました。今回も引き続き積極的な走りができるように頑張りたい」
11月武雄FIの初日に落車のアクシデントに見舞われてしまった松本秀之介ではあるが、前回の伊東FIよりも上積みを感じている今シリーズ。前回の初日に敗れてしまった高橋へのリベンジとばかりにヤル気は十分だ。
「武雄で落車して一本休んだんですけど、前回の伊東ではまだ体が戻っていないなっていう感じでした。帰ってからしっかり練習もして、モガいた感じは前回の伊東よりも良かった。高橋さんとは前回の伊東でも対戦したんですけど、自分が全然動けなくて負けてしまった。今回はしっかりと動いていけるように。そのなかで1着勝負ができるように頑張ります」
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大川龍二選手
昨年に引き続き玉野競輪場での代替となる『ひろしまピースカップ』ではあるが、大川龍二(写真)が地元記念にかける思いはS級S班の松浦悠士に優るとも劣らない。直近の競走得点も110点に迫る勢いで、決勝進出は最低条件と言わんばかりの意気込みだ。
「あっ旋が出た時点でここに向けてやってきた。前回の別府は追加で決勝には乗れていないけど、調子は大丈夫。年末年始もレースはあるけど、今年の集大成を、自分の色をここで出せればと思っている。河端君は同級生で力は自分よりも上回っている。彼の走りに刺激をもらって、ラインで決められるように。いつもよりスピード練習を多めにしてきた。河端君や、太田(海也)君と連係する時にはスピードは絶対に必要ですから。去年は初日1着でその後にインフルエンザになって欠場したので、今回はその分もですね。今年はやってやります」
気合みなぎる大川に任されたのは、同学年の河端朋之。ファンの声援に応えるべく、責任感ある走りを初日から披露する。
「場所は玉野ですけど、今回は広島記念なので。その辺も頭に入れてしっかりと戦っていければ。このところ急に寒くなってしまって、腰の感じが良くない。痛みはまだそこまで出ていないんですけど、練習量をセーブしながらここまでやってきました。ラインで決められるように頑張りたい」
「あっ旋が出た時点でここに向けてやってきた。前回の別府は追加で決勝には乗れていないけど、調子は大丈夫。年末年始もレースはあるけど、今年の集大成を、自分の色をここで出せればと思っている。河端君は同級生で力は自分よりも上回っている。彼の走りに刺激をもらって、ラインで決められるように。いつもよりスピード練習を多めにしてきた。河端君や、太田(海也)君と連係する時にはスピードは絶対に必要ですから。去年は初日1着でその後にインフルエンザになって欠場したので、今回はその分もですね。今年はやってやります」
気合みなぎる大川に任されたのは、同学年の河端朋之。ファンの声援に応えるべく、責任感ある走りを初日から披露する。
「場所は玉野ですけど、今回は広島記念なので。その辺も頭に入れてしっかりと戦っていければ。このところ急に寒くなってしまって、腰の感じが良くない。痛みはまだそこまで出ていないんですけど、練習量をセーブしながらここまでやってきました。ラインで決められるように頑張りたい」
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松浦悠士選手
3度の広島記念優勝実績を誇り、広島の絶対的なエースである松浦悠士(写真)が、2年ぶりの参戦となる地元記念で輝きを放つ。年末のグランプリ出場をかけて最後の挑戦となった競輪祭では決勝3着に終わってしまったが、気落ちしている様子は一切なし。連係実績豊富な太田海也をリードして別線を迎え撃つ。
「(3場所前の)四日市記念の最終日にいい感覚があった。着が良くなかったので確信は持てなかったですけど、競輪祭は良かったですね。競輪祭はやるだけやってダメだったので、落ち込んでいるとかはないですし、また来年頑張れればって。ようやく自分らしい走りができるようになってきましたし、S班でもS班でなくてもやるべきことは変わらない。今年は(町田)大我が(欠場で)残念ですけど、大川さんだったり自分以外にも(優勝を)狙える選手もいます。今年はなにがなんでも自分がっていうよりも、広島勢で優勝を逃さないように頑張りたい」
太田海也は前回の競輪祭でまさかの2次予選敗退を喫してしまったが、4走目、5走目と積極的な走りで2連対と動きは決して悪くなかった。S班の松浦ともに4車で結束した北日本ラインに力勝負を挑む。
「競輪祭が終わってから間隔が空いたので、しっかりと練習を積めてきました。体の状態としては競輪祭と同じぐらいだと思います。競輪祭で学んだレース感覚とかを今回は生かしていきたい。(前々回の)防府記念から新車に換えて、競輪祭でも使って戦った。今回はサドルまわりを少しいじりました。競輪祭よりも良くなったと思います。地元バンクなので、自分の力を出して松浦さんと一緒に頑張りたい」
年末のグランプリ出場を控えている新山響平は、競輪祭直後の大垣記念は欠場したが、今シリーズは参加を決意。グランプリに向けて弾みをつける意味でも4日間、思う存分、力を出し切ってレース勘を研ぎ澄ませる。
「競輪祭は6日制で長かったですし、終わってからはしっかりと休みを入れてから練習を再開しました。追い込んで練習をしてきたので少し疲れがたまっている感じです。レース内容にもよりますけど、少しずつ(疲れは)抜けてくると思います。過去2年、(競輪祭が終わってからは)走らずグランプリを迎えていたんですけど、そんなに感じが良くなかった。今回は走ってみようかなと。競輪祭の2走目から新車に換えたので、ここでしっかり感覚をつかんでグランプリに行ければと思っています」
「(3場所前の)四日市記念の最終日にいい感覚があった。着が良くなかったので確信は持てなかったですけど、競輪祭は良かったですね。競輪祭はやるだけやってダメだったので、落ち込んでいるとかはないですし、また来年頑張れればって。ようやく自分らしい走りができるようになってきましたし、S班でもS班でなくてもやるべきことは変わらない。今年は(町田)大我が(欠場で)残念ですけど、大川さんだったり自分以外にも(優勝を)狙える選手もいます。今年はなにがなんでも自分がっていうよりも、広島勢で優勝を逃さないように頑張りたい」
太田海也は前回の競輪祭でまさかの2次予選敗退を喫してしまったが、4走目、5走目と積極的な走りで2連対と動きは決して悪くなかった。S班の松浦ともに4車で結束した北日本ラインに力勝負を挑む。
「競輪祭が終わってから間隔が空いたので、しっかりと練習を積めてきました。体の状態としては競輪祭と同じぐらいだと思います。競輪祭で学んだレース感覚とかを今回は生かしていきたい。(前々回の)防府記念から新車に換えて、競輪祭でも使って戦った。今回はサドルまわりを少しいじりました。競輪祭よりも良くなったと思います。地元バンクなので、自分の力を出して松浦さんと一緒に頑張りたい」
年末のグランプリ出場を控えている新山響平は、競輪祭直後の大垣記念は欠場したが、今シリーズは参加を決意。グランプリに向けて弾みをつける意味でも4日間、思う存分、力を出し切ってレース勘を研ぎ澄ませる。
「競輪祭は6日制で長かったですし、終わってからはしっかりと休みを入れてから練習を再開しました。追い込んで練習をしてきたので少し疲れがたまっている感じです。レース内容にもよりますけど、少しずつ(疲れは)抜けてくると思います。過去2年、(競輪祭が終わってからは)走らずグランプリを迎えていたんですけど、そんなに感じが良くなかった。今回は走ってみようかなと。競輪祭の2走目から新車に換えたので、ここでしっかり感覚をつかんでグランプリに行ければと思っています」