小松島競輪場で開設75周年記念「阿波おどり杯争覇戦(GIII)」が、7月3日に幕を開ける。今年の後期一発目の記念が、小松島からスタート。地元の犬伏湧也をはじめ、古性優作、松浦悠士、岩本俊介のS級S班4人が参戦する豪華なメンバーだ。S級S班のほかにも菅田壱道、守澤太志、佐藤慎太郎、森田優弥、松井宏佑、小倉竜二、嘉永泰斗らの実力者たちがシリーズを盛り上げる。前検日の7月2日に小松島に選手たちが集結し、今期初戦に備えて、それぞれが入念な調整を行った。
記念開催中は毎日、「YouTube Live」公開放送・予想会、選手会徳島支部物販ブースなどが予定されています。小松島競輪場では、みなさまのご来場をお待ちしております。また、テレビ、インターネット中継などでの観戦もお楽しみください。
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道場晃規選手
道場晃規(写真)は前回の高松宮記念杯の一次予選1は佐々木眞也の番手回り。連結を外してしまったが、自らまくってGIの勝ち上がりで初めての1着をつかむ。逃げの決まり手がなくなり、バック数も減少したが、これからもタテ脚勝負をしていく。
「まだ自力にこだわっていますよ。前回は(佐々木)眞也さんが前の方がメンバー構成上、いいということになったんです。GIで初めて一次予選を勝ち上がれたのは良かったです。(前回は)2走が人の後ろに付かせてもらったんですけど、どこでいけばいいのかいい勉強になりましたし、それを今後に生かせればいいなと」
東龍之介は前々回の四日市GIIIは2432着で準優勝。続く前橋FIは342着と安定感があり、道場を目標から1着を取った実績もあり、南関東勢が強力な本線を形成する。
「(道場との連係は)イメージは悪くないですし、ここで連係して決勝に乗っていると思う。近況は上向きですね。自分の持ち場でしっかり仕事をして、まずは一戦、一戦をクリアしていきたい」
「まだ自力にこだわっていますよ。前回は(佐々木)眞也さんが前の方がメンバー構成上、いいということになったんです。GIで初めて一次予選を勝ち上がれたのは良かったです。(前回は)2走が人の後ろに付かせてもらったんですけど、どこでいけばいいのかいい勉強になりましたし、それを今後に生かせればいいなと」
東龍之介は前々回の四日市GIIIは2432着で準優勝。続く前橋FIは342着と安定感があり、道場を目標から1着を取った実績もあり、南関東勢が強力な本線を形成する。
「(道場との連係は)イメージは悪くないですし、ここで連係して決勝に乗っていると思う。近況は上向きですね。自分の持ち場でしっかり仕事をして、まずは一戦、一戦をクリアしていきたい」
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川口雄太は6月に別府で行われたレインボーカップA級ファイナルを3着で特別昇級をしたが、7月からもともとS級に昇級予定であったため、地元の小松島記念は正規のあっ旋。番手の北村信明とともに、地元勢のトップバッターを務める。
「(A級1、2班戦では)それなりに走ることはできたけど、思ったよりも成長はできなかった。A級では先行できる自在屋として売っていたけど、S級では常に総力戦です。地元記念は4年連続で走らせてもらっているし頑張りたい」
山岸佳太は6月がFIシリーズ3場所に出走。レース内容を反省点にあげたが、練習はしっかりとできている様子。初日は当地のバンク特性も踏まえた仕掛けを見せる。
「6月は良くない内容が多かったですね。自力の時はもっと動きたかったですし、人に任せた時は判断が悪かった。練習はできているので、ガクっと調子を落とすことはないんですけど。ここまで一日も休まずに練習をしてきましたし、疲労はたまっているんですけど日に日に抜けていけば。小松島は掛かっちゃうバンクなので、先行基本に前々に走れればと思います」
「(A級1、2班戦では)それなりに走ることはできたけど、思ったよりも成長はできなかった。A級では先行できる自在屋として売っていたけど、S級では常に総力戦です。地元記念は4年連続で走らせてもらっているし頑張りたい」
山岸佳太は6月がFIシリーズ3場所に出走。レース内容を反省点にあげたが、練習はしっかりとできている様子。初日は当地のバンク特性も踏まえた仕掛けを見せる。
「6月は良くない内容が多かったですね。自力の時はもっと動きたかったですし、人に任せた時は判断が悪かった。練習はできているので、ガクっと調子を落とすことはないんですけど。ここまで一日も休まずに練習をしてきましたし、疲労はたまっているんですけど日に日に抜けていけば。小松島は掛かっちゃうバンクなので、先行基本に前々に走れればと思います」
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桑原大志は前回の高松宮記念杯で一次予選の2走を13着で4日目は白虎賞に進出した。そこで輪界トップのスピードを体感し、自身の課題と向き合い、トレーニングに励んできた。
「(前回のGIを終えて)自分になにもかも足りないなと。みんな強いなと感じましたし、(初日の1着は)たまたま展開が向いただけ。圧倒的に足りないところが見つかったので、自分なりにかなり追い込んでトレーニングしてきました。苦しいことをしないと、チャンスをもらった時にモノにできないかなと思う」
福永大智は前回の地元GI、高松宮記念杯を94862着。最終日に連対をしたものの、納得のいく結果ではなく、その思いを今後につなげていく。
「地元のGIで結果も良くなかったですし、悔しい結果でした。練習はできていたし、そこまで悪くなかったですけど、単純に力がなかったですね。(期始めで)今年初戦に落車をして、去年の年末でも落車をしているで、期始めとか期末はあまり良くないので、今回はいいスタートを切れるようにしたいですね。小松島は何回も呼んでもらっていますし、嫌なイメージはないです」
「(前回のGIを終えて)自分になにもかも足りないなと。みんな強いなと感じましたし、(初日の1着は)たまたま展開が向いただけ。圧倒的に足りないところが見つかったので、自分なりにかなり追い込んでトレーニングしてきました。苦しいことをしないと、チャンスをもらった時にモノにできないかなと思う」
福永大智は前回の地元GI、高松宮記念杯を94862着。最終日に連対をしたものの、納得のいく結果ではなく、その思いを今後につなげていく。
「地元のGIで結果も良くなかったですし、悔しい結果でした。練習はできていたし、そこまで悪くなかったですけど、単純に力がなかったですね。(期始めで)今年初戦に落車をして、去年の年末でも落車をしているで、期始めとか期末はあまり良くないので、今回はいいスタートを切れるようにしたいですね。小松島は何回も呼んでもらっていますし、嫌なイメージはないです」
<4R>

島川将貴選手
島川将貴(写真)が復調ムード。前々回の小倉FIでは真鍋智寛、太田竜馬の後ろから優勝しており、前回の熊本FIでも114着で2勝を挙げ、初日は上がり10秒8の好タイムでまくっていた。
「自力ではほぼ戦っていないですし、前のおかげで成績が上向きだけど、自力で格上の選手と戦う時はどうなのかと。(中4日だが)疲れは感じていないですし疲労は大丈夫。(小倉の優勝は)ラインが大事だなと思いました。3番手を回ることはあんまりなかったけど、(先頭の)真鍋が頑張ってくれました。いいキッカケをつくってくれたし、このいいイメージでいきたいです」
小川真太郎は高松宮記念杯を欠場して、今回が約1カ月ぶりの実戦になるが、負傷した右人差し指の状態は気がかりだ。
「自分の不注意でギア盤に手を挟んでしまって、人差し指の第1関節よりちょっと上がなくなってしまった。でも、お医者さんが優秀で、つけてくれたんですけど、まだ力が入らない感じはあります。5、6割くらいですね。手術をして(病室の)ベッドから(地元記念に)行く気持ちだけは切らさないでいました」
「自力ではほぼ戦っていないですし、前のおかげで成績が上向きだけど、自力で格上の選手と戦う時はどうなのかと。(中4日だが)疲れは感じていないですし疲労は大丈夫。(小倉の優勝は)ラインが大事だなと思いました。3番手を回ることはあんまりなかったけど、(先頭の)真鍋が頑張ってくれました。いいキッカケをつくってくれたし、このいいイメージでいきたいです」
小川真太郎は高松宮記念杯を欠場して、今回が約1カ月ぶりの実戦になるが、負傷した右人差し指の状態は気がかりだ。
「自分の不注意でギア盤に手を挟んでしまって、人差し指の第1関節よりちょっと上がなくなってしまった。でも、お医者さんが優秀で、つけてくれたんですけど、まだ力が入らない感じはあります。5、6割くらいですね。手術をして(病室の)ベッドから(地元記念に)行く気持ちだけは切らさないでいました」
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小松崎大地は日本選手権の落車でろっ骨骨折と肩鎖関節の脱きゅう。前回はGIで復帰戦となったが97769着と厳しい結果になった。回復具合がキーポイントになりそうだが、その表情は明るく、四国アイランドリーグの徳島インディゴソックスで過ごした日々を思い出しながらレースに臨む。
「点数が物語っているように、それが現状ですね。ないものを求めても、仕方がないので、しっかり立て直すというか、つくり直す感じです。(徳島には)4年間住んでいたので、地元勢には申し訳ないですけど、自分も地元のつもりで頑張ります」
小川賢人は2月の伊東FIで先頭員早期追い抜きをして失格。今回は約4カ月ぶりに実戦復帰となる。
「(あっ旋が止まる前の)脚は悪くなかったですし、怪我ではないので4カ月しっかりと練習をしました。(練習は)ウエートトレーニングに振り切ってパワーをつけてきました。(今回は)楽しみです」
「点数が物語っているように、それが現状ですね。ないものを求めても、仕方がないので、しっかり立て直すというか、つくり直す感じです。(徳島には)4年間住んでいたので、地元勢には申し訳ないですけど、自分も地元のつもりで頑張ります」
小川賢人は2月の伊東FIで先頭員早期追い抜きをして失格。今回は約4カ月ぶりに実戦復帰となる。
「(あっ旋が止まる前の)脚は悪くなかったですし、怪我ではないので4カ月しっかりと練習をしました。(練習は)ウエートトレーニングに振り切ってパワーをつけてきました。(今回は)楽しみです」
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このレースの競走得点トップは松本秀之介。今回は追加配分で前回から中6日での参戦になるが、ここまで追い込んだ練習をしてきた。
「(前回は)決勝に乗れたけど、感触は全然良くなかったです。体が重かったですね。調整するよりも強めに練習をしてきたので、疲れはありますけど、(今節で)走りながら抜けてくれれば。ここは記念では初めて走るので9車に立てになると、どうかですね」
朝倉佳弘は前々期の競走得点が100.51だったが、前期は105.13と成績を上昇させた。コンスタントに1着を取っており、好調の理由をこう語る。
「最近は落車をしていないので、やりたい練習ができている。それが、少しずつ成績につながっているかなと思います。あとは細かい動きでムダな脚を使っているので、その辺を修正していければ。9車立てはキツいですけど、みんなキツいと思うし、チャンスは多いかなと。(鈴木)薫とは何度もありますし、いつも頑張ってくれるので信頼して任せます」
「(前回は)決勝に乗れたけど、感触は全然良くなかったです。体が重かったですね。調整するよりも強めに練習をしてきたので、疲れはありますけど、(今節で)走りながら抜けてくれれば。ここは記念では初めて走るので9車に立てになると、どうかですね」
朝倉佳弘は前々期の競走得点が100.51だったが、前期は105.13と成績を上昇させた。コンスタントに1着を取っており、好調の理由をこう語る。
「最近は落車をしていないので、やりたい練習ができている。それが、少しずつ成績につながっているかなと思います。あとは細かい動きでムダな脚を使っているので、その辺を修正していければ。9車立てはキツいですけど、みんなキツいと思うし、チャンスは多いかなと。(鈴木)薫とは何度もありますし、いつも頑張ってくれるので信頼して任せます」
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佐藤慎太郎選手
佐藤慎太郎(写真)は1月の松阪記念の落車で骨盤骨折の重傷を負った。復帰してからも本調子とはいえないが、オールスターのファン投票でオリオン賞に選出されるなど、ファンからの声援は多く、今回もできる限りの走りで応えていく。
「(ファン投票の結果は)ありがたいですし、頑張らないといけない気持ちです。しっかりと1レース1レース、1日、1日を大切にしないといけないですよね。練習はだいぶ通常に戻りつつあるので、それが成果として出てくるかどうか。やっぱり競輪選手ですから、走りで魅せたいというのはありますし、目の前のことを頑張っていきたい」
木村弘は佐藤との連係の一次予選に気合いが入っている。過去の連係実績は佐藤がすべて1着を取っているが、木村は確定板に入ることはできていないので、今回こそはと意気込む。
「(佐藤)慎太郎さんとの連係は気合が入りますよね。今回で3回目だと思うんですけど、記念の最終日で特別優秀での連係です。慎太郎さんは両方1着を取っていると思います。今回はゴール前勝負をしたい。練習はしっかりとできています」
「(ファン投票の結果は)ありがたいですし、頑張らないといけない気持ちです。しっかりと1レース1レース、1日、1日を大切にしないといけないですよね。練習はだいぶ通常に戻りつつあるので、それが成果として出てくるかどうか。やっぱり競輪選手ですから、走りで魅せたいというのはありますし、目の前のことを頑張っていきたい」
木村弘は佐藤との連係の一次予選に気合いが入っている。過去の連係実績は佐藤がすべて1着を取っているが、木村は確定板に入ることはできていないので、今回こそはと意気込む。
「(佐藤)慎太郎さんとの連係は気合が入りますよね。今回で3回目だと思うんですけど、記念の最終日で特別優秀での連係です。慎太郎さんは両方1着を取っていると思います。今回はゴール前勝負をしたい。練習はしっかりとできています」
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太田竜馬選手
69、71周年記念と2回の地元、小松島記念制覇実績がある太田竜馬(写真)。今回は2年ぶりの参戦。今年は3月玉野記念の落車で長期欠場を余儀なくされたが、しっかりと休んだことが近況の好成績に結びついている。
「レースはできているかなと思うし、マシになってきましたね。玉野で落車して、しっかり休んだのが良かったかなと。ケアして、バンクにも少し入って調整してきました。(2度、小松島記念を制しているが)前と状態は違いますけど、しっかりと走れればいいなと思います」
阿竹智史は前回の高松宮記念杯で59924着だったが、開催前に体調を崩したことが原因にあるようだ。そこから9日間の期間があったが、万全といえるまでの状態ではないか。
「(前回は)入る前に体調が良くなくて、それがそのまま着に出てしまった。整えるのに時間が掛かってしまったので、(練習は)そこまできっちりとはできていないですね。(初日は)太田君にしっかりと。ラインで決められるように」
「レースはできているかなと思うし、マシになってきましたね。玉野で落車して、しっかり休んだのが良かったかなと。ケアして、バンクにも少し入って調整してきました。(2度、小松島記念を制しているが)前と状態は違いますけど、しっかりと走れればいいなと思います」
阿竹智史は前回の高松宮記念杯で59924着だったが、開催前に体調を崩したことが原因にあるようだ。そこから9日間の期間があったが、万全といえるまでの状態ではないか。
「(前回は)入る前に体調が良くなくて、それがそのまま着に出てしまった。整えるのに時間が掛かってしまったので、(練習は)そこまできっちりとはできていないですね。(初日は)太田君にしっかりと。ラインで決められるように」
<9R>
守澤太志は前々回の別府で2年ぶりの記念制覇。いいリズムで前回のGIに臨めるかと思いきや、二次予選は新山響平の踏み出しに離れてしまった。トップクラスで戦うからこそ、今の課題を冷静に見つめ直す。
「調子は悪くなかったんですけど、ラインに迷惑を掛ける競走もあったし、反省しています。GIに行くと、調子が上がっていても(現状では)勝負にならないかなと。ラインに迷惑を掛けないようにダッシュ練習をいっぱいしてきました」
佐藤博紀はコンスタントに1着を取っているが、成績にムラがあるのも事実。現在は通算299勝で今シリーズに節目を達成ができるのか、注目したい。
「ハマらないとダメっていうのはわかっているし、そこはなにかが足りないと思っています。前回は初日、準決勝と番手回りでしたが、決勝は自力でしたけど、そこから状態は変わっていない。守澤君は同期同級生。点数ももっているし、僕がダメな時でも自分でなんとかしてくれると思う」
「調子は悪くなかったんですけど、ラインに迷惑を掛ける競走もあったし、反省しています。GIに行くと、調子が上がっていても(現状では)勝負にならないかなと。ラインに迷惑を掛けないようにダッシュ練習をいっぱいしてきました」
佐藤博紀はコンスタントに1着を取っているが、成績にムラがあるのも事実。現在は通算299勝で今シリーズに節目を達成ができるのか、注目したい。
「ハマらないとダメっていうのはわかっているし、そこはなにかが足りないと思っています。前回は初日、準決勝と番手回りでしたが、決勝は自力でしたけど、そこから状態は変わっていない。守澤君は同期同級生。点数ももっているし、僕がダメな時でも自分でなんとかしてくれると思う」
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藤井侑吾選手
藤井侑吾(写真)は年始の立川記念で決勝に進出するなど、スタートダッシュを決めて飛躍の一年になるかと思われたが、2月の静岡記念最終日に当日欠場をすると、豊橋の全日本選抜と地元の名古屋記念を続けて欠場するなど、悔しさの残る前半戦となった。後期のスタートに注目したい。
「前回の良くない原因がわかったので、ここに向けてしっかり修正してきました。体の調子は元々、大丈夫ですし、自転車の問題でした。ここまでいつも通りしっかり練習をやって来られたし、悪くないかなと思います。ラインで決めたいですね」
志智俊夫は64周年記念の覇者で72周年記念決勝は個人上がり10秒5で2着に入った実績がある。藤井とは取手記念の二次予選で連係したことがプラスに働く。
「小松島はなんか走りやすいんですけど、説明はできないんですよね。今回は追加(配分)で練習を頑張っていたところに入ったので感覚はわからないですね。取手で(藤井と)久しぶりに連係して、その時はクセを忘れていて(追走が)キツかったけど、どんな感じで伸びていくかはわかりました」
「前回の良くない原因がわかったので、ここに向けてしっかり修正してきました。体の調子は元々、大丈夫ですし、自転車の問題でした。ここまでいつも通りしっかり練習をやって来られたし、悪くないかなと思います。ラインで決めたいですね」
志智俊夫は64周年記念の覇者で72周年記念決勝は個人上がり10秒5で2着に入った実績がある。藤井とは取手記念の二次予選で連係したことがプラスに働く。
「小松島はなんか走りやすいんですけど、説明はできないんですよね。今回は追加(配分)で練習を頑張っていたところに入ったので感覚はわからないですね。取手で(藤井と)久しぶりに連係して、その時はクセを忘れていて(追走が)キツかったけど、どんな感じで伸びていくかはわかりました」
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小倉竜二選手
地元勢の精神的支柱となるのは小倉竜二(写真)。前々回の静岡FIは中野慎詞ら強敵を相手に今年初優勝を決めると、前回のGIでも一次予選2は最後方からコースを見つけて強襲して1着をつかむなど、ここに向けて調子を上げてきた。
「(前回の準決は)内しか狙っていなかったですけど、清水(裕友)君に見つかって終わってしまったなと。前回は脚というより、暑さで連日ダルかったですね。帰ってからも風邪を引いたので、練習もあまりできませんでしたし、軽く体を動かした程度なので走ってみてですね。(初日に連係する)西田(優大)君とは何度かあって、たしか成績も良かったと思います。信頼して付いていきます」
西田優大は一次予選で地元のS級1班の2人が後ろで緊張した面持ちだったが、気持ちを引き締め直した。近況は成績が上向きだが、練習中に落車をしたことが気がかりだ。
「練習中に落車をして怪我は全然ないんですけど、今回はレースで使っていた自転車ではなく、練習用のモノになってしまった。違和感はなかったんですけど、それがどうでるかですね。小倉さんは地元で一番勝ち上がらせないといけない人だと思っていますし、めちゃくちゃ緊張します」
「(前回の準決は)内しか狙っていなかったですけど、清水(裕友)君に見つかって終わってしまったなと。前回は脚というより、暑さで連日ダルかったですね。帰ってからも風邪を引いたので、練習もあまりできませんでしたし、軽く体を動かした程度なので走ってみてですね。(初日に連係する)西田(優大)君とは何度かあって、たしか成績も良かったと思います。信頼して付いていきます」
西田優大は一次予選で地元のS級1班の2人が後ろで緊張した面持ちだったが、気持ちを引き締め直した。近況は成績が上向きだが、練習中に落車をしたことが気がかりだ。
「練習中に落車をして怪我は全然ないんですけど、今回はレースで使っていた自転車ではなく、練習用のモノになってしまった。違和感はなかったんですけど、それがどうでるかですね。小倉さんは地元で一番勝ち上がらせないといけない人だと思っていますし、めちゃくちゃ緊張します」
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犬伏湧也選手
昨年大会で地元の小松島記念を初制覇した犬伏湧也(写真)。4月からはS級S班として輪界をリードする立場にもなり、狙うは〝連覇〟の2文字だけだろう。
「(前回の高松宮記念杯は)白虎賞と準決勝は、もう少しうまいことできたかなと。自分のなかでは、まだまだ周りと比べて劣っているなと感じましたね。今年の前半戦はもっといい結果を出したかったですし、もっとやれたかなと。悔しい前半戦でした。今回は徳島勢もたくさんあっ旋されていますし、みんなで決勝を目指していけば、おのずと結果も付いてくるかなと。練習の感じは思った以上に動けていたし、ここに向けて仕上げられたかなと思います」
松浦悠士は平原康多の電撃引退で7月から繰り上がりでS級S班に選出された。7カ月ぶりに赤いレーサーパンツに足を通して報道陣の前に姿を現した。
「(前回の)4日目、5日目は感触が良くて、最終日はまだまだかなって。骨折からの復帰戦はしんどいけど、今まで(の骨折)よりは(しんどさを)感じなかった。(今回からS級S班で)元々なかったもので、ワクワクする気持ちの方が強い。(アドバンテージは)あると思うし、最大限に生かしたい。半年だけで終わらないようにしたいです。状態が上がってくれば、(求めるところは)まだまだだなって思う。自力の時にいいレースを意識しているし、それができれば、タイトル争いができるのかなと」
古性優作は18年以来、7年ぶりに当地に参戦。その間にGP2回、GI8回の優勝を誇り、2年連続でオールスターのファン投票1位を獲得。金色に輝く〝王者〟のユニフォームで地元勢の前に立ちはだかる。
「(前回の高松宮記念杯は)ラインの選手に助けてもらったなと。(前期は)ちょっとみっともない結果が続いていました。結果もそうですけど、一昨年よりも去年、去年よりも今年とどんどん一緒に走っている選手と力の差が開いているなと感じますね。(ここまでは)しっかりとトレーニングしてきました。ただ、鉄(競輪用)の自転車には1回も乗っていないので、乗ってみてですね。いま使っているフレームは、いまのとこはいいかなと思います」
「(前回の高松宮記念杯は)白虎賞と準決勝は、もう少しうまいことできたかなと。自分のなかでは、まだまだ周りと比べて劣っているなと感じましたね。今年の前半戦はもっといい結果を出したかったですし、もっとやれたかなと。悔しい前半戦でした。今回は徳島勢もたくさんあっ旋されていますし、みんなで決勝を目指していけば、おのずと結果も付いてくるかなと。練習の感じは思った以上に動けていたし、ここに向けて仕上げられたかなと思います」
松浦悠士は平原康多の電撃引退で7月から繰り上がりでS級S班に選出された。7カ月ぶりに赤いレーサーパンツに足を通して報道陣の前に姿を現した。
「(前回の)4日目、5日目は感触が良くて、最終日はまだまだかなって。骨折からの復帰戦はしんどいけど、今まで(の骨折)よりは(しんどさを)感じなかった。(今回からS級S班で)元々なかったもので、ワクワクする気持ちの方が強い。(アドバンテージは)あると思うし、最大限に生かしたい。半年だけで終わらないようにしたいです。状態が上がってくれば、(求めるところは)まだまだだなって思う。自力の時にいいレースを意識しているし、それができれば、タイトル争いができるのかなと」
古性優作は18年以来、7年ぶりに当地に参戦。その間にGP2回、GI8回の優勝を誇り、2年連続でオールスターのファン投票1位を獲得。金色に輝く〝王者〟のユニフォームで地元勢の前に立ちはだかる。
「(前回の高松宮記念杯は)ラインの選手に助けてもらったなと。(前期は)ちょっとみっともない結果が続いていました。結果もそうですけど、一昨年よりも去年、去年よりも今年とどんどん一緒に走っている選手と力の差が開いているなと感じますね。(ここまでは)しっかりとトレーニングしてきました。ただ、鉄(競輪用)の自転車には1回も乗っていないので、乗ってみてですね。いま使っているフレームは、いまのとこはいいかなと思います」