『松山競輪開設74周年記念(GIII)レポート』 前検日編

配信日:3月6日
 令和6年能登半島地震復興支援競輪・開設74周年松山記念「金亀杯争覇戦(GIII)」が、3月7日に開幕する。古性優作、脇本雄太の近畿黄金タッグに注目が集まるが、全日本選抜でブレークした北井佑季、深谷知広の南関勢、新山響平、佐藤慎太郎の北のS班コンビ、嘉永泰斗、荒井崇博の九州勢と他地区からの参加選手もとにかく強力そのもの。迎え撃つ四国勢も犬伏湧也に、松本貴治をはじめベストメンバーをそろえた地元勢で万全の態勢を敷く。ウィナーズカップを前に絶対に見逃せないシリーズとなろう。
 記念シリーズは週末に多数のイベントが用意されているほか、開催中の毎日、レース展望会、先着300名様に松山名物(7日はポンジュース)、先着100名様に3連単車券プレゼントが予定されています。松山競輪場では、みなさまのご来場をお待ちしております。また、テレビ、インターネット中継などでの観戦もお楽しみください。

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 1レース1番車の期待枠に入ったのは地元の真鍋智寛。昨年の当大会ではルーキーチャンピオンレースを走っているが、今回がS級で初めて迎える地元シリーズで、初めての地元記念に。2月の高松記念でGIII初勝利を挙げており、地元ファンの声援を力に存在感を示す。
 「(高松記念は)初日がダメで、2日目に修正できて初めて(GIIIで)勝てたんですけど、3日目、4日目ってもう少しうまくやれたのかなって。(9車立ては)展開が早いんですけど、ちょっとずつ慣れてきました。(前回の久留米は)当日の朝に熱が出てしまって、おなかが痛くて。胃腸炎で欠場しました。思っていたよりも長引いて4、5日しか練習できなかったので、完璧じゃないですけど。調整はできたので。地元で1レース1番車になったので期待されていると思うので。期待に応えられるように頑張ります」
 末木浩二は前々回の全日本選抜の初日に白星を挙げるなど、良かったころの力強さが戻ってきている印象の近況だ。初登場となる当所のバンク攻略を目指す。
 「一時期は練習の効率を求めて、質を上げて練習量を落としていたんですけど、なかなかうまくいかなかったですね。去年の伊東記念が終わったくらいから練習量を増やしていったら調子も上がってきたので。やっぱり練習量も大事なんだなって気づきました。前回の奈良記念は二次予選はアクシデントもあって準決勝に勝ち上がれたんですけど、今回は自分の力で準決勝までは勝ち上がれるように頑張りたいですね」


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河端朋之選手
河端朋之選手
 スピード抜群の河端朋之(写真)は今年1月の当所FIシリーズでも決勝に勝ち上がっており、当所戦での連対率は高い。前回の全日本選抜では負け戦ながら2日目に鋭いまくりで白星を挙げており、ビッグ戦線で通用するダッシュ力が最大の武器になる。
 「(前回の全日本選抜は)見ての通りですね。バックを取ると着が悪いパターンで。長い距離にはちょっと不安があるなっていう感じです。流れに乗ってタイミングとかもかみ合えば動けているとは思うので。前回が終わってからPIST6を走ったので多少の疲れはありますけど、出し切れるように頑張ります」
 前回の久留米FIが終わってから中7日で今シリーズを迎える和田圭。全日本選抜で感じた上位陣との差を少しでも埋めるために試行錯誤を続けている。
 「前回の久留米は悪くなかったですね。セッティングをいじって岐阜よりも良くなりました。今回は新しいシューズのサンを試そうと思っています。練習で使った感じは良かったので。今までのシューズのサンとは角度が違うんですけど、内に入る感じでコーナーが回りやすくなるかなって。うまくかみ合ってくれればいいですね」


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 2年連続で当大会に参戦する渡邉一成。昨年行われた73周年大会のファイナリストでもあり、71周年大会でも決勝入りを果たすなど、バンク相性の良さが際立っている印象だ。
 「(近況は)昨年末からの悪いコンディションを引きずっている感じで良くないですね。インフルエンザだったりギックリ腰もやっていて…。ケアはしているんですけど体が戻り切っていないので、悪循環の中でやれることを探してやっている感じですね。(当所との相性の良さは)コンディション次第な部分もあると思うので。でも決勝に乗れているので相性がいいんだなって自分に言い聞かせて頑張ります。(レースの組み立てとしては)いつも通りですね。いつでも行ける準備だけはしておきたいです」
 岡崎智哉は相次ぐ落車と体調不良が重なって苦しんでいる状況ながらも、決して下は向かない。原点に立ち返り現状打破を目指している。
 「落車もそうですけど、全日本選抜の前に盲腸にもなってしまって。少しでも良くなるようにと思って努力は続けているんですけど。自転車も色々と試してみたんですけど、結果的に戻します。いつ頃使っていたやつかって言われると正確には言えないんですけど。自分が良くなる時のきっかけになったフレームですね。練習の感じは少しずつ良くなってきているので。〝気持ちを強く持って走る〟をテーマに頑張りたいですね。攻める時に攻める。それでダメだったらまた練習するしかないので。そうやって強くなってこれたと思うんで頑張ります」


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 9車立てを得意としている園田匠にとっては2月の静岡から4場所連続でグレードレースを走れることは、高松記念から中14日間もレース間隔が空いてしまったことを差し引いてもプラス材料だろう。スピード抜群の中川誠一郎の後輪に集中して自慢の鋭脚を発揮する。
 「前回はセッティングがしっくりこなかったですね。4日間とも毎日違うセッティングで走ったんですけど、これっていうアタリが感じられなかった。終わってからはトークショーとかもあったんですけど、普通に練習してきました。自分の場合、練習の感触はアテにならないので。レースで走ってみてっていう感じですけど。誠一郎さんとは久しぶりですね。やっぱりスピードが凄いので、お手柔らかにって感じです(笑)」
 タイトルホルダーの伏見俊昭がようやく復活の兆しを見せている。一昨年の高松宮記念で落車して鎖骨、肋骨、肺挫傷の大怪我を負い、そのあとにも肉離れとなり昨年はまさかの7勝に留まったが、今年はFI戦がメインながらすでに6勝を挙げている。自分のペースで一歩、一歩、復調の階段を上っている。
 「(一昨年の)宮杯で落車して、そのあとに肉離れになって。こんなに長期間、連続で休んだこともなかったですし、去年は苦しかったですね。やっぱりあの怪我から1年ぐらい掛かりましたね。去年の秋ぐらいから良くなってきて、11月の静岡からフレームを換えて徐々にかみ合ってきました。FI戦の準決で勝ち切れていないっていうのはあるんですけど。年齢的にも焦りはないですし、やってダメならっていうのもあるので」


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窓場千加頼選手
窓場千加頼選手
 前回の全日本選抜競輪で正規あっせんで初めてのGIを経験した窓場千加頼(写真)。負け戦ながら2度の確定板入りを果たすなど、上位で戦える手応えをつかみ始めている。
 「やっぱり脚力以上のモノは出せないなって。初日はどうしても点数もなくて車番も悪くて、厳しい状況だったんですけど。負け戦はなんとか大丈夫かなっていうのはあったんで。(1月の)平記念の決勝ぐらいから上位でも戦えるのかなっていう自信はふつふつと沸いてきているので。(前回の四日市の欠場は)GIの疲れが出て腰痛になったのでケアをして、ここまでは計画的にトレーニングはできたので。自力自在に何でもやっていきます」
 久田裕也は前回の玉野記念で初日、2日目と大敗を並べたが、原因はつかめている様子で表情は明るい。中2日でも疲れはない様子で、前回の分まで今シリーズで暴れる。
 「前回は四日市までのフレームと違うものを使ったんですけど、進みが全然良くなかったですね。今回は四日市まで使っていたフレームに戻します。練習の感じも良かったですし、疲れも気にならないです。初日は山中(貴雄)さんがついてくださるので、前回の分まで気持ちを入れて頑張りたい」


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松本貴治選手
松本貴治選手
 71周年大会の覇者でもある地元の松本貴治(写真)が6レースに登場する。全日本選抜の最終日に落車に見舞われてしまったが、前回の佐世保ではしっかり決勝に勝ち進んでいる。二度目の地元記念制覇を目指して初日から奮闘する。
 「(全日本選抜の落車は)大したことなくて終わってからすぐに練習しました。前回の佐世保は日に日に良くなる感じで問題なかったです。佐世保が終わってからは練習もケアもバランス良くできました。状態はいつも通りで、そんなめちゃくちゃ良いわけでもないし、めちゃくちゃ悪いわけでもない。地元記念なので頑張りたい。2度目の地元記念優勝できるように。しっかりと仕掛けてラインで決まる様に頑張りたい」
 55周年、69周年大会と2度の優勝実績があるベテランの渡部哲男が松本と呼吸を合わせる。近況は展開に苦しめられている印象ながらも、決め脚の鋭さは衰えていない。優勝した昨年12月の地元戦から投入しているフレームの感触は良好で、一次予選はもちろん通過点だ。
 「去年の一次予選も貴治と一緒でワンツーでしたね。抜いたと思ったらきっちり合わされました。貴治は自在性があって前々に踏んでくれるので。後方にはならないと思うので、まずはしっかり付け切ってですね。最近は展開が厳しいことが多いですけど、成績ほど悪くはないので。地元戦ですし頑張りたいですね」


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皿屋豊選手
皿屋豊選手
 皿屋豊(写真)は全日本選抜の初日に力強いまくりで一次予選を突破。2日目以降は番手回りのレースで、前回の久留米は3日間とも番手を回ることとなり、最終日にはジカ競りも経験した。自力で動くのは全日本選抜の初日以来となるが果たして。
 「(前回の久留米は)なんとも言えないですね。余裕はあったんですけど、自分の調子は判断しづらい感じです。今回の初日に急に自力で走るっていうのは不安もあるんですけど、しっかりと練習してきたので自信を持って走りたい。松山は前回きたときに準決勝で負けたんですけど、それ以外は悪くないのでいいのかなって。初日は細切れで、行け行けの若い子ばかりなので、大人の走りで頑張ります」
 2月の高松記念以来、2度目のグレードレースに参戦する山口多聞。前回の西武園ではS級に昇格後初となる決勝進出を果たすなどまさに伸び盛りで、同県の平原康多からも力を認められている逸材だ。
 「松山は去年ルーキーチャンピオンを走って以来で2回目ですね。(9車立ては)まだ慣れてはいないですね。4分戦も初めてです。自分の展開になればっていうのはあるんですけど。(1月の平塚で連係した平原康多に)脚はあるからペースだったり、踏める距離を伸ばしていったらって良くなるって言ってもらえました。でもだいぶ緊張しました(苦笑)。(ペース先行が)ストロングポイントっていうよりも、それしかまだ勝ちパターンを見つけられていないので。同じことばかりやっていてもダメなので、色々と試していければ」 


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 前々回の全日本選抜で3度の確定板入りを果たしている坂井洋だが、前回の西武園はまさかの準決勝で敗退を喫してしまった。今シリーズは修正を施して自慢のスピードを最大限に発揮する。
 「全日本選抜からギアを(前のギア板が)47の方の3.92にして感じは良かったんですけど、前回の西武園は良くなかったです。7車と9車の違いもあるかもなんですけど。古性(優作)さんとか郡司(浩平)さん、松浦(悠士)さんだったり強い人はみんな(前のギア板が)47の方の3.92なので使ってみたんですけど。自分は早く踏んで回したいんですけど、47は後ろが引っかかってうまく回せない感じでした。今回は(前のギア板が)51(で後ろのギア板が13)の92に戻してみます。練習の感じは良かったので」
 武藤龍生は地元の大宮で今年2度目の優勝を飾ってリズム良く参戦する。坂井洋とは久々の連係となるが、過去には何度もワンツー実績があり、呼吸を合わせて別線を迎え撃つ。
 「前回の決勝は落車もあって難しい感じにはなりましたけど、思ったよりも伸びましたね。正直、いままで大宮で優勝したことがないので、縁がないなって。このままできないのかなって思っていたんですけど、優勝できて良かったです。前回から新車に換えたんですけど、練習では使っていて。(使う)タイミングをいつにしようかなって思っていたら前回の追加が入って。たまたま車に乗せていたので、使ってみたら良かったです。サイズは一緒なんですけど、材質を固くしたら力が逃げることなく自転車に伝わっている感じがします」


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 昨年広島記念in玉野で落車して腰椎の横突起を骨折してしまった和田真久留だが、走るたびに良化している印象。FI戦ながら2場所連続で決勝に進出中と、先行も含めて自慢のスピードで存在感を示している。  
 「決勝には上がれていますけど、その決勝で失敗してしまっているので。まだまだですよね。やっと(広島記念in玉野で落車した)怪我が癒えてきたって感じで、脚が上がってきている感じはまだないです。でも前回の西武園から違和感とかはなくなってきているので。小原(太樹)さんとは(2月)豊橋の決勝で連係したけど迷惑をかけたので今度こそ決められるように」
 小原太樹も昨年12月の川崎の落車から調子を崩してしまっているが、ようやくどん底を脱した様子。走りながら脚力と感覚を取り戻してきている。
 「(怪我は)左肩鎖関節の脱臼でした。復帰戦の岐阜が5、6割だったら前回の豊橋は7割ぐらいですね。底は脱したと思うんですけど、7から上に上げるのはもう少し時間がかかりそう。脚のウエイトトレーニングはレッグプレスとかできているんですけど、スナッチとか上半身と下半身を連動させてやるウエイトができていないので、自転車に乗っていても連動していない感じで。前回の2日目は最後、伸びましたけど、道中で余裕がなくてはぐれてしまっていますね。4月の桜花賞までにはもう少し上げていきたいので、初日は真久留に離れないようにしっかり付け切りたいですね」


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佐々木豪選手
佐々木豪選手
 地元の佐々木豪(写真)は前回の高松記念でリズム良く準決勝に勝ち上がったものの、3日目は力を出し切れず8着に大敗。最終日は松本秀之介の番手を回ったが、うまく援護できずに終わってしまった。地元のGIIIは22年10月に行われた道後温泉杯争覇戦で決勝に勝ち上がっており、強い気持ちを持ってシリーズを戦い抜く。
 「前回は2(着)、2(着)でいい流れを作れたんですけど、3日目から悪い流れになってしまって…。でも今回はそれを引きずらないように。(最近は番手回りも増えてきているが)できることを増やしていかないと上では戦えないので。(今回に向けては)今までで一番きつい練習をしてきましたし、ケアもしっかりできて調整できたので。気負い過ぎても良くないので、できるだけいつも通りに戦えたらって思っています」
 昨年の大会に続き2年連続で金亀杯争覇戦に登場する木村皆斗。1月の和歌山記念で落車したダメージが今も色濃く残っているが、長い目で復活の足掛かりを探している。
 「成績の通り全然良くないですね。和歌山の落車で左鎖骨を骨折して、思うように練習もできていなくて…。(直前に走った)PIST6も全然でした。今の状態で勝てるほど甘くないですね。初日は佐々木さんが相手ですし、難しいメンバー構成ですね。たぶん戻るのに今から3、4ヵ月はかかると思うので6月くらいまでには良くなるように頑張っていきたいです」


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犬伏湧也選手
犬伏湧也選手
 犬伏湧也(写真)は前回の高松記念で初日から3日間は積極的な走りを披露したが、準決勝は地元を背に逃げ潰れて5着に沈んでしまった。最終日は後ろが千切れるほどの鋭いまくりで白星締めに成功したが現状の課題を掲げる。
 「やっぱり決勝に勝ち上がれていないので、良くないのかなって思っています。(状態的には)そこまで悪くはないのかなって思うんですけど、自転車とのかみ合いが良くないかもですね。しっかりと練習はできているので。どうしても冬場でバンクが重いんですけど、それでも残れるようにと思って(長い距離を踏める)練習をしてきました。(松山は)走りやすいイメージですね。橋本(強)さん、山本(拳也)さんについていただけるのでラインで決まるように頑張ります」
 72周年記念大会の覇者でもある地元の橋本強は前回の久留米を腰痛で欠場しているが、大事な地元記念に向けて調整に抜かりはない。ワンツー実績豊富な犬伏の踏み出しに集中して付け切り、二次予選へと勝ち進む。
 「犬伏君は加速の次元が違うので集中したいですね。前回は腰痛で休みましたけど、ここに向けて練習はできたので。(最近は犬伏との連係精度が上がっているが)自分のダッシュが良くなったので付け切れるようになったんじゃないかなって思います」


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古性優作選手
古性優作選手
 特別競輪の決勝とそん色ない豪華メンバーが集結した初日特選。近畿勢は古性優作(写真)が、昨年別府で行われたウィナーズカップ決勝以来となる脇本雄太の前回りを決意。先行力を磨いている北井佑季、新山響平らの仕掛け合いを見極めて反撃のチャンスを窺う。
 「脇本さんが任せるって感じでした。直前に(一緒に合宿を行ったときに)腰が痛そうだったので、そういうのもあったと思います。(任されることは)とくに意外とかはなかったです。(いつでも前を回る)準備はもちろんしているので。理想を言えば、どちらが前でも戦えるようにはしておきたいので。(全日本選抜、奈良記念と走って)弱いですね。力不足です。(終わってからは)とにかく疲労をためることを考えてトレーニングをしてきました。(直近の目標は)日本選手権ですね。(調子を)落としすぎても上がってこれなくなるので、考えながらですけど。体調とかは崩していないですし、あとは疲労感の問題だけですね」
 脇本雄太は前回奈良記念で3連勝で決勝に進出しているが、現状には満足していない様子。直前は岸和田で合宿を行なってきて、初日特選は古性に前を託して別線攻略を目指す。
 「(前回の奈良は)終わってみれば自分の中で納得できるレースは一つもなかったですね。体のコンディションもそうですし、仕掛けどころだったりを含めても。とてもじゃないですけど納得できるレースはなかったです。正直、回復はしてきていますけど、目途が立ったわけでもないですし、(怪我との付き合いは)長期戦になると思っているので。(直前は)合宿をしてきました。(場所は)岸和田ですね。ギックリ腰にもなったので良くないかなって。岸和田では寺崎(浩平)君も入っていいメンバーでできたと思います。(初日の並びに関しては)純粋に自分の調子が良くないので。古性君に好きに走ってもらえれば。後ろで勉強したいと思ってます」
 深谷知広は前回の全日本選抜で初日特選を制してスタールピー賞に勝ち進んだが、準決勝は後方でからまれる苦しい展開となって5着に敗れる結果に。最終日は打鐘過ぎから一気に巻き返したが、3着に沈んでしまい現状の課題を掲げた。
 「前回は調子が悪くないなっていう感覚の中で、あまり走れていなかった感じですね。練習の貯金がなくなっている感じがしたので、久しぶりに限界を超えるところぐらいまでやってきました。(今回は)疲れマックスできていますね。ウィナーズに向けて上げていけるように。(北井との連係は)何度もあります。先行選手としても強いですし、先行以外でも対応できる選手なのでしっかりとついていって援護できるように」