小倉競輪場で昼開催の4日制シリーズとして行なわれる大阪・関西万博協賛「第19回吉岡稔真カップ争奪戦(GIII)」が、8月8日に始まった。メインの特選レースでは会心の先行策だった岸田剛を、まくりで捕らえて原田研太朗が勝利。また、一次予選は荒れたレースも多かったが、開幕1レースで柳詰正宏、梶原海斗が地元ワンツー、8レースでは吉岡さんの弟子である阿部英斗が白星スタートを切った。大会2日目の9日は二次予選7個レースで準決への勝ち上がりを競う。
GIII開催中は毎日、北九州グルメなどが当たるバラエティ抽選会、大阪・関西万博PRブース、「小倉けいりんキャッシュレス投票MEMBERS CARD」に新規加入、またはメンバーズカード提示で先着100人に電子マネーをプレゼント、特設スタジオで橋本ゆうすけ、津田三七子、どりあんず平井、内田浩司、片山彰らによる日替わりゲストを招いたYouTube公開LIVE配信などが予定されています。さらに8月9日には、リンカイ!声優の川村海乃さん、長谷川玲奈さんのトークショー&歌謡LIVEが予定されています。小倉競輪場では、みなさまのご来場をお待ちしております。また、テレビ、インターネット中継などでの観戦もお楽しみください。
<1R>

柳詰正宏選手
地元ホーム一番手で登場した柳詰正宏(写真)は同県の梶原海斗に任せるレース運び。梶原が打鐘で飛び出して軽快なペースで逃げると、別線は動けずなすすべなし。絶好の番手周りで最終4コーナーを迎えた柳詰がゴール寸前で差し切った。
「(梶原が)ジャン前に踏まされたので、どうかなと思ったんですけど全然落ち着いてましたね。後ろから見ていて安心しました。カカっていたし、自分の横か後ろぐらいで止まると思ったし、あとは自分が落ち着いていれば後ろも連れ込めるなと。しっかりモノにできているし、状態は大丈夫ですね」
積極的なレースで地元ワンツーに導いた梶原海斗は末もしっかり粘って2着。まずは一次予選をクリアした。
「朝一のレースで体の動き自体は良くなかったですね。頑張って前に出ていこうと。一気にダッシュしてもいいけど、後ろが付き易いように踏みました。自信は付いてきているので、落ち着いて走れたと思います。フレームも前の重さがなくなってきていて、感じはいいですね」
「(梶原が)ジャン前に踏まされたので、どうかなと思ったんですけど全然落ち着いてましたね。後ろから見ていて安心しました。カカっていたし、自分の横か後ろぐらいで止まると思ったし、あとは自分が落ち着いていれば後ろも連れ込めるなと。しっかりモノにできているし、状態は大丈夫ですね」
積極的なレースで地元ワンツーに導いた梶原海斗は末もしっかり粘って2着。まずは一次予選をクリアした。
「朝一のレースで体の動き自体は良くなかったですね。頑張って前に出ていこうと。一気にダッシュしてもいいけど、後ろが付き易いように踏みました。自信は付いてきているので、落ち着いて走れたと思います。フレームも前の重さがなくなってきていて、感じはいいですね」
<2R>

上野優太選手
赤板過ぎに先頭に飛び出した坂田康季がそのまま先行態勢に入る。一列棒状で最終ホームを通過し、バックも先頭で迎えると、4コーナーを絶好の番手周りで迎えた上野優太(写真)が直線で鋭く抜け出した。
「坂田君が強かったです。ずっと赤板から良いペースで踏んでいました。ラインが3車あればどうにかできたかと思うけど、あの展開なら3着までに残してあげたかった。もうちょっと道中楽になればなって感じです。自転車とかではなく体の感じとか乗り方ですかね。修正していきたいです」
道中3番手をキープした坂本貴史は最終2センターからのまくり追い込みで外を伸びて2着に食い込んだ。
「坂田君に切られてまずいと思ったけど、駆けてくれたのは良かった。2コーナーからバックにかけて詰まってしまって…。だったら仕掛けていけば良かった。踏み出してからはゴールまで伸びているので良いけど、あと半周仕掛けが早かったら良かった。疲れは問題ないです」
「坂田君が強かったです。ずっと赤板から良いペースで踏んでいました。ラインが3車あればどうにかできたかと思うけど、あの展開なら3着までに残してあげたかった。もうちょっと道中楽になればなって感じです。自転車とかではなく体の感じとか乗り方ですかね。修正していきたいです」
道中3番手をキープした坂本貴史は最終2センターからのまくり追い込みで外を伸びて2着に食い込んだ。
「坂田君に切られてまずいと思ったけど、駆けてくれたのは良かった。2コーナーからバックにかけて詰まってしまって…。だったら仕掛けていけば良かった。踏み出してからはゴールまで伸びているので良いけど、あと半周仕掛けが早かったら良かった。疲れは問題ないです」
<3R>
青柳靖起が押さえにいくも、正攻法の上杉嘉槻が突っ張って打鐘。最終ホームめがけて、後方から晝田宗一郎が巻き返してくると、勢いそのままに前団をまくり切ってゴールを先頭で駆け抜けた。
「いいプランがなかったので、流れの中でいこうと。青柳が行った時に遅れないようにスイッチしようとは考えていました。(仕掛けたところは)相手が落ち着つくところだったし、そこで行こうと思ったんですけど、浦川(尊明)さんの動きでスピードが鈍ってしまった。話しにならないぐらいキツかったですね。前回、(吉本)哲郎さんと(梶原)海斗に乗り方を聞いて、それはいい方向に出たと思います」
近畿勢を追っていた青井賢治は道中でいったん離れて中団に下がったが、最終バックから内へ潜り込んで直線も内を伸びて2着に入った。
「付いていける感じはあったけど、もう一回踏み上がった時に口が空いてしまって。情けないし内容は0点ですね。ラインに申し訳ないですね。最後は思ったより脚が残っていたし、突っ込もうと思っていました」
「いいプランがなかったので、流れの中でいこうと。青柳が行った時に遅れないようにスイッチしようとは考えていました。(仕掛けたところは)相手が落ち着つくところだったし、そこで行こうと思ったんですけど、浦川(尊明)さんの動きでスピードが鈍ってしまった。話しにならないぐらいキツかったですね。前回、(吉本)哲郎さんと(梶原)海斗に乗り方を聞いて、それはいい方向に出たと思います」
近畿勢を追っていた青井賢治は道中でいったん離れて中団に下がったが、最終バックから内へ潜り込んで直線も内を伸びて2着に入った。
「付いていける感じはあったけど、もう一回踏み上がった時に口が空いてしまって。情けないし内容は0点ですね。ラインに申し訳ないですね。最後は思ったより脚が残っていたし、突っ込もうと思っていました」
<4R>

橋本瑠偉選手
打鐘で溝口葵を内からすくった橋本瑠偉(写真)が3番手をキープ。野口裕史の先行となったが、橋本は最終バックから一気にまくりを決めると、ラインを上位独占に導いた。
「なんとか良かったです。米嶋(恵介)さんだけは突っ張るつもりでした。次のラインが早かったら出しちゃう、遅かった駆けようと思っていました。内へ行ったタイミングで、野口さんがきて、最終ホームでは誰もくるような感じではなかったです。バックで思い切って仕掛けたら乗り越えられたので良かった。天気の影響を受けないし、小倉は好きですね」
橋本と初連係だった櫻井正孝が好追走を決めて2着に入った。
「(橋本と)初連係なのでああだこうだは言わずにいこうと。めちゃくちゃ強かったです。イエローラインの上を踏んでいったし、前がいなくなって風を受けましたよ。開坂(秀明)さんもいてラインとして役割はしっかりできたと思う。初日は重たいので徐々に上がっていければ」
「なんとか良かったです。米嶋(恵介)さんだけは突っ張るつもりでした。次のラインが早かったら出しちゃう、遅かった駆けようと思っていました。内へ行ったタイミングで、野口さんがきて、最終ホームでは誰もくるような感じではなかったです。バックで思い切って仕掛けたら乗り越えられたので良かった。天気の影響を受けないし、小倉は好きですね」
橋本と初連係だった櫻井正孝が好追走を決めて2着に入った。
「(橋本と)初連係なのでああだこうだは言わずにいこうと。めちゃくちゃ強かったです。イエローラインの上を踏んでいったし、前がいなくなって風を受けましたよ。開坂(秀明)さんもいてラインとして役割はしっかりできたと思う。初日は重たいので徐々に上がっていければ」
<5R>
木村弘が打鐘で武田亮を叩いて主導権。後方から山本浩成が巻き返して最終1センターで木村をまくり切るも、2コーナーから仕掛けた栗山俊介のまくりが最後は届いた。
「取れた位置から組み立てようと思っていたし、誰も出なかったので前からに成りました。後は合ったところで、行けるところから仕掛けようと。最近自力を出していないので、迷いが出てしまいましたね。仕掛けた感じは良かったです。3場所前からフレームを試して、感じは良くなってますね」
最終4コーナーを絶好の番手で迎えた田中陽平だったが、最後は栗山に伸び負けて2着。
「(山本浩成が)めちゃくちゃいいスピードでしたね。横に来られてもいける感じはしたし、自分に余裕はあったので。木村さんが後ろにいるのは分かったので、内を空けないようにして。調子はいつも通り問題ないかなと思います」
「取れた位置から組み立てようと思っていたし、誰も出なかったので前からに成りました。後は合ったところで、行けるところから仕掛けようと。最近自力を出していないので、迷いが出てしまいましたね。仕掛けた感じは良かったです。3場所前からフレームを試して、感じは良くなってますね」
最終4コーナーを絶好の番手で迎えた田中陽平だったが、最後は栗山に伸び負けて2着。
「(山本浩成が)めちゃくちゃいいスピードでしたね。横に来られてもいける感じはしたし、自分に余裕はあったので。木村さんが後ろにいるのは分かったので、内を空けないようにして。調子はいつも通り問題ないかなと思います」
<6R>

小川丈太選手
新村穣が打鐘で飛び出す。すかさず立部楓真が巻き返すも、番手の岩谷拓磨は桐山敬太郎に捌かれてしまい、立部の後ろに新村が入って最終ホームを通過。後方に置かれた小川丈太(写真)だったが、ホーム過ぎ仕掛けるとスピード良く前団をまくり切った。
「作戦はなかったです。行けるところで行こうと。自分のタイミングで仕掛けていきました。前が踏み合っていたのは分かったけど、立部君だけ出たのは分からなかった。詰まったら仕掛けていこうって感じでした。踏んだ感じは重たかったです。小倉は軽い感じはしないですね。でも感覚以上にタイムは出ている。良かった頃と比べると体はまだまだです」
最終3コーナーから内を突いた五十嵐綾が2着に食い込んだ。
「ひとつ誤算だったのは小川さんのまくりが届いたことですかね。あの展開なら自分の先まくりだと思ったけど…。内へ入ってタイミングが取れずに、全部被ってしまいました。最後は立部さんと小川さんの内か間か悩んだけど、外へいきました。余裕はありましたね。乗っている感じは悪くないので、あとはまくりのタイミングとかもっと勉強しないとです」
「作戦はなかったです。行けるところで行こうと。自分のタイミングで仕掛けていきました。前が踏み合っていたのは分かったけど、立部君だけ出たのは分からなかった。詰まったら仕掛けていこうって感じでした。踏んだ感じは重たかったです。小倉は軽い感じはしないですね。でも感覚以上にタイムは出ている。良かった頃と比べると体はまだまだです」
最終3コーナーから内を突いた五十嵐綾が2着に食い込んだ。
「ひとつ誤算だったのは小川さんのまくりが届いたことですかね。あの展開なら自分の先まくりだと思ったけど…。内へ入ってタイミングが取れずに、全部被ってしまいました。最後は立部さんと小川さんの内か間か悩んだけど、外へいきました。余裕はありましたね。乗っている感じは悪くないので、あとはまくりのタイミングとかもっと勉強しないとです」
<7R>
南潤が打鐘で先頭に立つとそのまま軽快なペースで駆ける。ホームで追い上げた小原丈一郎は4番手の外で、山根将太と併走。カカリ良く逃げる南が別線を封じて展開は川口公太朗に向くも、3番手の八日市屋浩之が直線で外を突き抜けた。
「しゃくられないようにだけ気を付けてましたね。余裕はあったし来る気配はなかったので、勇気を持って踏ませてもらいました。こないだ脇本(雄太)が練習に呼んでくれて、普段ない刺激をもらって、しごかれたのでそれが結果に出たんだと思います」
絶好の番手で最終4コーナーを迎えた川口公太朗は2着。
「(南潤が)いいスピードでかかっていく感じでしたし、仕事もしやすい感じでしたね。自分としてはもうちょっと伸びる感じは欲しかったです。(今開催に)来たからにはしっかり調整して、日ごとに調子を上げられるように」
「しゃくられないようにだけ気を付けてましたね。余裕はあったし来る気配はなかったので、勇気を持って踏ませてもらいました。こないだ脇本(雄太)が練習に呼んでくれて、普段ない刺激をもらって、しごかれたのでそれが結果に出たんだと思います」
絶好の番手で最終4コーナーを迎えた川口公太朗は2着。
「(南潤が)いいスピードでかかっていく感じでしたし、仕事もしやすい感じでしたね。自分としてはもうちょっと伸びる感じは欲しかったです。(今開催に)来たからにはしっかり調整して、日ごとに調子を上げられるように」
<8R>

阿部英斗選手
正攻法で構えた阿部英斗(写真)は押さえにきた長屋秀明を突っ張ってから関東勢を出して3番手をキープ。中村隆生がそのまま先行態勢に入り、最終ホームで長屋が再度仕掛けてくると前団は踏み合う形になる。阿部はバックから仕掛けて前団をまとめてまくり切ると、九州ラインを上位独占に導いた。
「スタートけん制が入ることも想定には入れていました。本当は(ホーム付近で)出たかったけど、中村さんが強かった。中村さんが思った以上に流したので、自分から立ち上げる展開になったのはきつかったです。勝負勘は良いけど、脚は足りていないし、自分としてはあんまり良いレースではなかった。3車並走の上をいけたのは自信になりました」
阿部をマークした大坪功一が2着。復帰戦の不安を払拭し、二次予選進出を決めた。
「スカスカしたので、セッティングをいじらないと。なんとなくこれというイメージはある。余裕はあったけど、伸びがなかったですね。阿部君はいいレースをしてくれた。今日(初日)は未知数だったので安心しました。これから体も良くなってくるし、動きも大丈夫」
「スタートけん制が入ることも想定には入れていました。本当は(ホーム付近で)出たかったけど、中村さんが強かった。中村さんが思った以上に流したので、自分から立ち上げる展開になったのはきつかったです。勝負勘は良いけど、脚は足りていないし、自分としてはあんまり良いレースではなかった。3車並走の上をいけたのは自信になりました」
阿部をマークした大坪功一が2着。復帰戦の不安を払拭し、二次予選進出を決めた。
「スカスカしたので、セッティングをいじらないと。なんとなくこれというイメージはある。余裕はあったけど、伸びがなかったですね。阿部君はいいレースをしてくれた。今日(初日)は未知数だったので安心しました。これから体も良くなってくるし、動きも大丈夫」
<9R>
打鐘で橋本壮史が先頭に立つとそのまま先行策。一本棒でホームを通過し、最終バック、4コーナーも先頭で迎える。番手の福田知也に絶好の展開となったが、中団を確保していた高橋和也が2センターからまくり追い込みで突き抜けた。
「細切れ戦でしたし、小倉なのでカマシは考えてましたね。初手でもう一つ前にいればそういう流れにもなったのかなと。誘導が残っていたので1回切って考えて、橋本君は出そうと。もっと早く仕掛けられれば良かったですけど、余裕がなかったですね。最近は1着も取れているし悪くはないのかなと。FIの予選では点数も上がっていなかいし、こういうところで1着取れたのは嬉しいですね」
伸び負けた福田知也だったが、2着で一次予選をクリアした。
「前中団が取れたのである程度考えていた形になりました。もう一段かかっていくのかなと思ったんですけど、ペースでいったからなのか、橋本君の調子が悪いのか分からないですね。最後まで自分は踏み止めていたんですけど、外から一気に来られそうな感じだったので、踏ませて貰いました。自分はかなり調子がいいですし、ここ最近の中では1番いいです」
「細切れ戦でしたし、小倉なのでカマシは考えてましたね。初手でもう一つ前にいればそういう流れにもなったのかなと。誘導が残っていたので1回切って考えて、橋本君は出そうと。もっと早く仕掛けられれば良かったですけど、余裕がなかったですね。最近は1着も取れているし悪くはないのかなと。FIの予選では点数も上がっていなかいし、こういうところで1着取れたのは嬉しいですね」
伸び負けた福田知也だったが、2着で一次予選をクリアした。
「前中団が取れたのである程度考えていた形になりました。もう一段かかっていくのかなと思ったんですけど、ペースでいったからなのか、橋本君の調子が悪いのか分からないですね。最後まで自分は踏み止めていたんですけど、外から一気に来られそうな感じだったので、踏ませて貰いました。自分はかなり調子がいいですし、ここ最近の中では1番いいです」
<10R>

林慶次郎選手
村上直久が打鐘で飛び出すも、後方から林慶次郎(写真)がすかさず巻き返す。村上を最終1センターでのみ込んだ林がそのままグングン逃げ切った。
「スタートは前以外が良かった。切った所を叩いて逃げたかったので。村上さんはグイグイとカカっていくタイプなので、駆けられたら厳しいなって思って無理矢理いこうと。4コーナーからホームにかけては良い感じでいけたけど、残り半周で脚にきて、スカスカしていた。セッティングでどうにかなりそうなので、修正したい」
林の番手を務めた渡邉豪大が伸びを欠くと、九州3番手から小林弘和が伸びて2着に食い込んだ。
「ジャン辺りでは林君が仕掛けてくれると思っていた。まずは離れないようにと。追加なんですが、しっかり練習はできていたので脚の感じは良いです。出脚に気をつけて明日(2日目)も集中していきたい」
「スタートは前以外が良かった。切った所を叩いて逃げたかったので。村上さんはグイグイとカカっていくタイプなので、駆けられたら厳しいなって思って無理矢理いこうと。4コーナーからホームにかけては良い感じでいけたけど、残り半周で脚にきて、スカスカしていた。セッティングでどうにかなりそうなので、修正したい」
林の番手を務めた渡邉豪大が伸びを欠くと、九州3番手から小林弘和が伸びて2着に食い込んだ。
「ジャン辺りでは林君が仕掛けてくれると思っていた。まずは離れないようにと。追加なんですが、しっかり練習はできていたので脚の感じは良いです。出脚に気をつけて明日(2日目)も集中していきたい」
<11R>
渡口勝成が打鐘から主導権を握る。嵯峨昇喜郎が3番手の外へ追い上げるも、内で位置取り争いを制した真鍋顕汰が最終バックからまくって白星をつかんだ。
「車番があまり良くなかったので、取れた位置からどこかで仕掛けようと。渡口君が踏んでいったし、あそこは引かずに勝負しようと思いました。普段はびびってできないんですけど、もうやっていくしかないので。2センターからカクカクしたけど、ゴールまで踏めました。練習では調子も完全に戻っていて、あとはレースで出していくだけなので」
逃げた渡口の番手を回った西岡拓朗は3コーナーで嵯峨をけん制しながらタテに踏み込んで2着を確保した。
「後ろで併走になっているのが分かったので、来ないなと思って安心してしまって。まくりには反応できなかったので、せめてハコにはと思って。前回より余裕はありましたね。今回は9車なので、流れにフレームを変えてみて、それが正解でしたね」
「車番があまり良くなかったので、取れた位置からどこかで仕掛けようと。渡口君が踏んでいったし、あそこは引かずに勝負しようと思いました。普段はびびってできないんですけど、もうやっていくしかないので。2センターからカクカクしたけど、ゴールまで踏めました。練習では調子も完全に戻っていて、あとはレースで出していくだけなので」
逃げた渡口の番手を回った西岡拓朗は3コーナーで嵯峨をけん制しながらタテに踏み込んで2着を確保した。
「後ろで併走になっているのが分かったので、来ないなと思って安心してしまって。まくりには反応できなかったので、せめてハコにはと思って。前回より余裕はありましたね。今回は9車なので、流れにフレームを変えてみて、それが正解でしたね」
<12R>

原田研太朗選手
打鐘で岸田剛が林大悟を叩いて主導権。後方から反応した谷口遼平が4番手の外へ追い上げて林と併走になる。岸田が最終バックを先頭で通過。原田研太朗(写真)は後方になるも、バック手前からまくり上げるとグイグイと前団に迫りゴール前でのみ込んだ。
「理想は車番順で、林君と岸田君がモガキ合ってくれたら良かったけど。谷口君はカマすのかと思いました。結構(最終1センターで原誠宏が嶋津拓弥を)持っていってびっくりしたけど、上手く対処して乗り越えられたら3着はあるかと思っていた。優勝してから何カ月か経つけど、小倉は自分に合っていると思う。疲れがあるので寝てケアしたいです」
果敢に逃げた岸田剛が粘り込んで2着をキープ。直前の富山記念の勢いそのままに周囲に存在感をアピールした。
「順番がきて叩いて主導権を取ろうと思っていました。要所で踏めていたので良かったです。(初めての小倉だったが)室内なので普段より距離も持つのかなと。コーナーも上手いこと回せていました。(1着に)残れるかと思っていたら2着だったので悔しい。今日(初日)はしんどかったのでケアして明日も万全でいきたいです」
「理想は車番順で、林君と岸田君がモガキ合ってくれたら良かったけど。谷口君はカマすのかと思いました。結構(最終1センターで原誠宏が嶋津拓弥を)持っていってびっくりしたけど、上手く対処して乗り越えられたら3着はあるかと思っていた。優勝してから何カ月か経つけど、小倉は自分に合っていると思う。疲れがあるので寝てケアしたいです」
果敢に逃げた岸田剛が粘り込んで2着をキープ。直前の富山記念の勢いそのままに周囲に存在感をアピールした。
「順番がきて叩いて主導権を取ろうと思っていました。要所で踏めていたので良かったです。(初めての小倉だったが)室内なので普段より距離も持つのかなと。コーナーも上手いこと回せていました。(1着に)残れるかと思っていたら2着だったので悔しい。今日(初日)はしんどかったのでケアして明日も万全でいきたいです」