『開設76周年記念久留米競輪(GIII)レポート』 初日編

配信日:6月28日

 久留米競輪場で開設76周年記念「第31回中野カップレース(GIII)」が、6月28日に幕を開けた。初日のメイン、特選では南修二のまくりに乗った三谷将太が追い込んで好配当。また、一次予選では、野田源一、坂本健太郎、北津留翼、小川勇介の福岡勢が白星でファンの声援に応えた。6月29日のシリーズ2日目には、S級S班の郡司浩平、初日特選を制した三谷将太らも加わり、二次予選で勝ち上がりが争われる。
 記念開催中は毎日、先着来場プレゼント、未確定車券抽選会、中野浩一さんをはじめとして豪華なメンバーによる予想会・トークショーなどが予定されています。また、6月29日の2日目は、「ダンディ坂野」のお笑いライブ、「井上あずみ&ゆーゆ」のファミリーステージ、児玉碧衣選手のトークショー、キッチンカーの出店などもあります。久留米競輪場では、みなさまのご来場をお待ちしております。また、テレビ、インターネット中継などでの観戦もお楽しみください。

<1R>

坂本健太郎選手
坂本健太郎選手
 人気の九州ラインが、前団に構える。赤板過ぎに矢口大樹を後藤大輝が突っ張りそのまま主導権。矢口が4番手に収まり、2コーナー手前から畝木聖が仕掛ける。しかしながら、後藤は落ち着いて合わせて駆ける。さらに打鐘2センターから藤田周磨が踏み込むも、後藤がペースを上げて最終周回。藤田は3番手までで、逃げる後藤との車間を空けた坂本健太郎(写真)に絶好の展開。坂本が計ったように後藤を差し切った。
 「(車間を切ったのは)余裕があったわけじゃないけど、最低限やれることはやろうと思った。(後藤が)ちょっと遠いかなと思ったけど、差せて良かったです。今回から新車です。半年前くらいに来たヤツなんですけど、重くて使えなかった。けど、セッティングを試行錯誤しているうちに、ここに来る直前で使える感じがした。差せているし、悪くない。ちょっと硬いけど、調子がいいんで踏めていますね」
 3つのラインすべてのアタックを合わせ切った後藤大輝は、突っ張り先行でラインを上位独占に導いた。
 「去年(の久留米記念)からの1年間で、特別(競輪)を走って学んだペース配分とか、道中の踏み方を出していこうと。突っ張り先行しか考えていなかったです。自分で判断できて、踏みすぎずにペースに入れられました。(1レース1番車で)期待されてるなかで、ラインで決まってうれしいです。大舞台で走ることが増えて、その分いい緊張感で走れているし、変な焦りもなくなった」


<2R>

西村光太選手
西村光太選手
 赤板1センターで先頭に立った中嶋宣成がペースを落として、すんなり岸田剛が押さえて出る。7番手に下げた阿部英斗は、打鐘で反撃に出る。岸田も合わせて駆ける。最終1コーナーで西村光太(写真)が、阿部を大きく外に振る。スピードが鈍った阿部は3番手に降りて、上田裕和をキメて位置を奪取。4番手で上田と渡邉豪大が重なる。3番手から追い込む阿部をけん制しながら、西村が追い込んで1着。
 「中嶋君がもっと抵抗するかと思った。(岸田が出る時に)そこだけが怖かった。ジャンでは岸田のペースに入ったので良かった。(別線が)来たら踏むっていう先行選手が多いけど、脇本(雄太)の練習グループは来なくても踏んでくれる。後ろにとってはすごい仕事がしやすいですね。あとは中嶋君のまくりが来ないでくれって。来たら阿部君が後ろなんで、(仕事をすると)すくわれる。(前回の)GIで歯が立たなかったので、中4日でもできることをやってきた。少しは良くなっているかなって思います」
 1周半以上を駆けた岸田剛は、絶妙なペース配分で別線を完封。
 「ペースが緩んでいたんで、タイミング的にもいいところで行けた。そのあとも自分のペースで踏めた。(阿部が仕掛けて)あそこがかぶってくれれば、西村さんが仕事をしてくれるだろうって。スピードが合ったんで良かった。長い距離を踏んで、最後ももったので良かった」


<3R>

渡邉雅也選手
渡邉雅也選手
 -後方から上昇した徳田匠が先頭に立つと、3番手が伊藤颯馬と近畿勢に続いた渡邉雅也(写真)で併走になる。赤板2コーナー過ぎに伊藤は外の渡邉を張りながら踏み込んで、打鐘2センターで徳田を叩く。が、坂本亮馬は進路を塞がれて付いていけない。主導権を奪った伊藤に渡邉が続いて、3番手で徳田、大槻寛徳がもつれる。最終2コーナー手前で大槻が踏み勝ち、渡邉が番手から出る。バックで先頭に立った渡邉が、後続を退けて1着。
 「(伊藤)颯馬さんと併走になって、そのまま勝負しても良かった。けど、(伊藤が)膨らみながら仕掛けて行く感じだった。それなら外から番手勝負と思ったら、大槻さんが(坂本を)締め込んでくれて、あの形になった。誰も来てないのがわかったし、大槻さんが付いてくれているんで早めに仕掛けて颯馬さんを抜ければと。それで(後ろに)抜かれていないんで、良かったです」
 打鐘過ぎには坂本を封じ込めてから渡邉を追った大槻寛徳は、脚を使わされて今度は徳田にもからまれたが2着を確保した。
 「(渡邉は)前々に行ってくれましたね。番手でもなんでもいいし、後手を踏まないようにいってくれればと思ってました。(坂本を)締めたら遅れましたね。その後も要所、要所で遅れているし、余裕がなかった。高松宮記念杯もたまたま着は取れたけど、抜群にいい感じではなかった。今回もそんな感じです」


<4R>

久島尚樹選手
久島尚樹選手
 踏み込む根田空史を赤板2コーナー手前で晝田宗一郎が切って出る。前受けから引いてタイミングを取った立部楓真が仕掛けて、打鐘3コーナーで先頭に立つ。ペースを握った立部は、一本棒の後続を確認しながら徐々に踏み上げる。根田は、7番手から最終ホーム手前で反撃に出る。4番手の晝田がけん制して止まったかに見えた根田だが、2コーナーから再度、伸びる。根田のまくりを外に振りながら、番手の久島尚樹(写真)が追い込んだ。
 「スタートを取れて良かった。普段、取れないんで良かったです。(立部は)ジャン前でチャッチャって行って、スピード良く叩いた。そのあと流して、メリハリがあって良かった。(根田のまくりが)見えて1人だし、どこかで止まるかなと。そしたらじわじわと来たんで振りながらでした。余裕がもててるんで調子はいい。追走も道中も余裕をもてて、最後も踏めている。(5月の)函館くらいから園田(匠)さんが付けているマスクをアップの時からやっていて、それがいいんだと思います」
 主導権を握った立部楓真は、冷静にペースをつくり番手の久島と息を合わせて2着に粘り込んだ。
 「車番が悪かったんで、後ろから切って(別線を)回すより、(前から)脚を使わずに回した方がと。でも、自分だけ立ち遅れた。そういうところはダメですね。(前回とは感覚が)全然違う。乗り方を思い出して、(山田)庸平さんがGIから帰ってきてみてもらった。それでいいって言われたんで、自信をもってきました。(過去に自分が)良かったころよりも、いいと思います」


<5R>

 5番手の外田心斗が先に切って出て、その上を青野将大が押さえて赤板2コーナーで先頭に立つ。すかさず青柳靖起が仕掛けて、打鐘3コーナーで主導権を奪う。が、瓜生崇智は遅れ気味。青野は瓜生を張りながら、番手から最終ホーム手前で前に踏み込む。青野ライン3車が出切り、外田がまくりで迫る。外田のまくりを阻んだ佐藤礼文が、直線で青野を交わした。
 「青野が行ってくれただけなんですけど、自分のできることをやって(ラインの)3人で確定板に入れたらなと。外田君をもうワンテンポ引きつけてぶつかっても良かったかな。避けられたし、体で当たっていれば8番(根本哲吏)のコースもなかった。戻るのが遅くて、(小林)潤二さんにも重いところを長く踏ませてしまった。セッティング的にも、動きが大きくなっちゃうセッティングなんで、そこをいかにクイックにできるかは、自分の課題です」
 根本哲吏は最終バックで8番手。四国勢に乗って、2センターから外を踏み込んで2着に届いた。
 「ゴチャついたので、もうちょっと早めに仕掛けられれば良かった。8番手だったし、レースも流れてたんで厳しいかなと思った。でも、前々回から使っている新車がだんだん合ってきてて、それで最後も思ったより伸びた。前回の最終日に逃げ切れているし、だんだん合ってきている。もうちょっと煮詰めたいです」


<6R>

 赤板2コーナー過ぎに寺沼拓摩が、磯島成介を押さえて先行態勢を取る。打鐘から上田尭弥も巻き返すが、寺沼もペースを上げて駆ける。埼京、九州の両ラインが重なり最終周回。1コーナーで寺沼が、自ら上田を止めて逃げる。上田は不発で、田中誠は高橋広大にけん制され後退。4番手で磯島と併走になった西田大志が、4コーナーから追い込む。宿口陽一は、逃げる寺沼の余力を計り追い込んだ。
 「寺沼のやりたいレースをっていう感じだったけど、すごい気持ちが入っていた。(上田が叩きに来て)自分は中団をキメて入れようかと思ったら、(寺沼が)踏み込んだので対応が遅れた。(最終1コーナーで寺沼が上田を止めて)あれは自分がやらなきゃいけないんで、その点は反省ですね。正直、体のコンディションは良くない。自転車はいいんで、あとは体を調整してと思っています」
 九州3番手の西田大志は、上田が不発になる苦しい展開も直線で伸びて2着。
 「(上田が合わされて、前の田中)誠さんがどう降りるかを見ていた。1回、誠さんを入れようとしたら、(内から別線が)来ていたんで難しかった。今期初めてGIIIで一次予選をクリアできた。地元だしうれしいですね」


<7R>

 南関コンビが赤板過ぎに先頭に立ち、田中大我と松岡辰泰が3番手で併走になる。松岡が3番手を確保して、田中は打鐘3コーナーで7番手まで下げる。近藤隆司が、4コーナーからペースを上げて逃げる。車間を空けた松岡は、詰める勢いで最終2コーナーまくり。2センターで近藤をつかまえた松岡に続いた小川勇介が、きっちり差し切った。
 「恵まれました。(松岡は)中団にこだわると思ってたんで、田中君が引かなければ稲垣(裕之)さんと勝負だなと。あとは任せてました。踏んだら意外に出ましたね。タツ(松岡)のすんなり3番手まくりを交わせたんで、悪くはないです。前回、落車しているんで、体の微調整は必要かなとは思います」
 結果的に絶好のポジションを手に入れた松岡辰泰が、まくりで南関勢を仕留めた。
 「(打鐘のところは)ペースが緩かったら切るつもりでしたけど、(南関勢が)2車でしたし、田中君をフリーにするよりは、ツケマイするのも得意だし、自分のタイミングで行こうと思った。そしたら下げてくれた。近藤さんが6、7割で踏んでる感じで、ベタ流しだったら叩いてた。(最終)ホームでいければ見ばえが良かったですね。前検日の指定練習ではヤバいかなと思ったけど、大学の先輩の小林泰正さんにセッティングをみてもらったら、軽くなりました」


<8R>

 前受けの五十嵐綾が昼田達哉を突っ張り、そこを野田源一が赤板2コーナー手前で押さえる。地元コンビに続いた藤井栄二が、打鐘過ぎに出て主導権。中近勢の3車を受けた野田は、4番手で最終ホームを通過する。8番手の昼田が1コーナーからまくり、野田が合わせて出る。3コーナーで野田をけん制しながら踏み込んだ不破将登を、野田がまくりで直線半ばでとらえた。
 「自分だけが1着じゃなくて、(原井)博斗とワンツーだったんでうれしい。(車券でも)支持してもらっていたんで、期待に応えられてうれしい。自分が出ると次は藤井君なんで、(藤井が)もう1つを出させるかどうかがキーポイントでした。そのまま先行してくれて、(藤井ラインは)3車だからけん制をもらわないようにと思ったけど、もらってしまった。もっとキレのいいまくりを出したかった。心配な部分もまだあるけど、デキは悪くない。ただ、上のステージになって、ダッシュをするような時にどうかですね」
 近況連係回数も多く息の合った地元の2人が独占。原井博斗は、野田に感謝しきりだ。
 「(野田には)お世話になりっぱなしですね。昨日(前検日)の指定練習で重かったから心配だったけど、今日走ったら問題なさそうだった。チェーンを換えて、ポジションはいじらずでした。(野田は)まくりの出脚も良かった。最後(五十嵐が)突っ込んできて、差されるかと思ったんで良かった」


<9R>

北津留翼選手
北津留翼選手
 近谷涼、久樹克門の順番で動くが、安倍大成は反応せずに前受けの北津留翼(写真)は5番手で打鐘を迎える。ペースを落とした久樹が空けたインを3番手の近谷が進出。久樹との踏み合いから最終1コーナーで近谷が主導権を奪うが、北津留に願ってもない流れ。北津留は、2コーナー手前からまくり一気。同期の松岡貴久を1車身差のまま振り切って、北津留がゴールを駆け抜けた。
 「(スタートで)前になったんで、順番が来たらまくりになるかなと思った。1番(安倍)が来なくて、どっちにしろまくりだったけど、いい位置からのまくりになりましたね。展開的には良かったです。(最終)ホームでも1番が来なくて、来たら踏もうと思ってた。けど、来ないなら1コーナーに向けて詰めて行っての仕掛けでした。一番楽な形で仕掛けられました」
 北津留のまくりごろだっただけに、松岡貴久は流れ込みをこう振り返る。
 「9車立てですし、そんなにスローな展開にもならないんで、(北津留は)さっさと引いて順番が来たら仕掛けると思ってました。でも、ためましたね(笑)。付いてはいけるけど、あれを抜くのは厳しい。(北津留)翼は、俺のなかで出脚がいい方じゃないんで、付いてはいける。でも、その分、末脚がしっかりしているんで、あれは差せない」


<10R>

石原颯選手
石原颯選手
 前受けから松本秀之慎を突っ張った長田龍拳が、そのまま主導権。同期の長田を一本棒の7番手で見る形になった石原颯(写真)は、打鐘過ぎに中途半端に踏み込みながら前団に迫る。最終ホームで中団にたどり着いた石原は、力の違いでバック手前で逃げる長田をねじ伏せた。が、1着にも複雑な表情で振り返る。
 「積極的にいきたいと思っていたけど、いざ走ると脚が重たくて強気にいけなかった。ジャン前のところも(長田)龍拳が踏んだかなって、(自分が踏むのを)ためらっちゃった。車間が詰まったんで、そのまま行った。龍拳を叩き切るまでが悪すぎる。良くもなく、(状態は)変わらずですね」
 最終2センターで中村昌弘をさばいた竹山陵太は、直線で外を伸びて2着に入った。
 「(長田は)基本的には先手を取るような感じでした。もし石原にいかれても、3番手が離れてくるから(長田が)追いかけてって。最低でもそういう形をって。龍拳が強かった、ただそれだけです。中村さんをさばいたのは苦しまぎれだったけど、そのあとは余裕ができた。香川(雄介)さんが苦しそうで、外が伸びるなって。(状態的には)前回よりはいいと思います」


<11R>

 後ろ攻めから照井拓成が押さえると、周回中は3番手にいた太田海也が素早く反応。太田は2コーナー過ぎに出て先行策。幸田望夢が3コーナーで仕掛けるも、太田は引きつけながらスパート。最終1コーナーで合わせて、軽快に風を切る。吉本卓仁が続いて、3番手はう回した角令央奈が追いつく。盤石の3車ラインでの決着で、太田が押し切った。
 「地元勢が付いてくださってたので、出し切れるように走らせてもらいました。でも、まだ道中で隙があると思うので、そういうところをなくしていきたい。VTRを見て振り返っていきたいです。入りも、踏み直しも、まあまあかな。(新車は)もうちょっとかみ合うところがあるかなと思います」
 スムーズに番手を追走した吉本卓仁は、こん身の追い込みも半車輪差まで。自身にこう言い聞かせるように振り返った。
 「(太田は)上手に駆けてるなって感じでした。太田君は、引き付けてからダッシュするタイプなのはわかってたんで、そこだけ集中していた。太田君が強いんで、自分はいらないことをしないように。ほかの動きも見えてたけど、勝手に合わせてくれるだろうと思って追走に集中してました。(最終)3コーナーでもしかしたら(抜けるかも)と思ったけど、外した瞬間に無理だなと。GIの決勝に乗る選手なんで、付いていけただけ良かったです」


<12R>

三谷将太選手
三谷将太選手
 赤板過ぎに先に切った郡司浩平は、関東勢、さらに近畿コンビも送り出して6番手で打鐘。8番手の取鳥雄吾より先に2センターで踏み込む。逃げる小林泰正を最終1センター過ぎに郡司がとらえる。神奈川勢にスイッチした南修二は、2コーナーからまくりを敢行。郡司も合わせて、南は和田真久留の横で併走。南マークの三谷将太(写真)は、前団を見極めて直線で外に持ち出す。三谷が追い込んで、強襲する松本貴治を退けた。
 「(南は)自分が思ったようなところで動いてくれるんで、付きやすいですね。待った分、(1着には)ギリギリだったけど、脚はだいぶ良かったです。キツいはキツいけど、前が頑張ってくれるとチャンスがある。(体的には)しんどいけど、調子はいいと思います」
 取鳥のまくりが最終3コーナー付近で止まると、松本貴治は取鳥の内から空いたコースをシャープに伸びた。
 「初手は後ろよりかは前の方でと。あとはレースの流れを見てって感じで、(取鳥)雄吾に任せていました。自分は余裕があったんで、(最後は)コースが空いて良かったです。体調は相変わらずですけど、なんとか集中して走れている」
 さすがの仕掛けを見せた郡司浩平だったが、南のまくりを合わせるに脚力を消耗。タイトル争いを演じた5走の直後の今シリーズだけに、疲労の蓄積が心配だ。
 「取鳥が前に出たし、なにがなんでも突っ張るって感じでもなかった。それで先に切っておけば、両面に対応できるなと。本来なら4番手くらいの位置にはいたかった。けど、(関東勢に)近畿勢がすんなり付いてきた。あれで取鳥に先に行かれたら最悪なので、その前にと思って仕掛けるタイミングを見ながらでした。(GIあとの中4日で)正直、キツいですね。(最終)バックでは踏み込んでいかないと、スピードが失速しちゃう感じだった。そこでまくられないように脚を使ったんで苦しかった。ただ、踏み上がっていく感覚は変わらずにいい。踏み上がってからのニュートラル感がほしいですね」