武雄競輪場で開設69周年記念「大楠賞争奪戦(GIII)」が、4月4日に幕を開けた。初日のメイン特選では、松浦悠士に交わされたものの、単騎の山田英明がまくりで地元で見せ場をつくり2着に入った。また、一次予選でも、地元の荒井崇博が勝ち星を挙げ幸先いいスタートを切った。5日の2日目は、二次予選のA、Bに分かれて準決進出が争われる。
本場では開催中の毎日、先着500人に「佐賀海苔」をプレゼント、井上茂徳氏、佐々木昭彦氏らによる予想ステージ、佐世保バーガーなどの「安くて美味しいB級グルメ」、競輪選手ふれあいコーナー&グッズ販売などが行われます。武雄競輪場では様々なファンサービスとイベントで、お客様をお待ちしています。ぜひ、本場へ足をお運びください。
<1R>

勝瀬卓也選手
赤板2コーナーで切った小酒大勇の上を、松坂洋平が出て南関ラインが主導権を握る。7番手に置かれた瀬戸栄作は、最終1コーナーからまくり上げる。が、阿部力也にけん制されて失速。逃げる松坂の番手で絶好の勝瀬卓也(写真)が、追い込んで1着。
「(松坂)洋平はいつもより掛かってないのかもしれない。ジャンのところであおりもあったし、それで脚にきたのかも。イメージだともっと掛かっていいんですけどね。僕はなにもせず。4番(小酒)のまくりも来なかったんで、あとは(ラインで)ワンツースリーと」
「年寄りにはキツいですね」とは、積極策でラインを上位独占に導いて、苦笑いで振り返る松坂洋平。
「あれで1番(瀬戸)のカマシだけはって思ってました。(換えたフレームは)硬いのか、まだセッティングを模索中です。今シリーズ中に(セッティングを)見つめ直していきます」
「(松坂)洋平はいつもより掛かってないのかもしれない。ジャンのところであおりもあったし、それで脚にきたのかも。イメージだともっと掛かっていいんですけどね。僕はなにもせず。4番(小酒)のまくりも来なかったんで、あとは(ラインで)ワンツースリーと」
「年寄りにはキツいですね」とは、積極策でラインを上位独占に導いて、苦笑いで振り返る松坂洋平。
「あれで1番(瀬戸)のカマシだけはって思ってました。(換えたフレームは)硬いのか、まだセッティングを模索中です。今シリーズ中に(セッティングを)見つめ直していきます」
<2R>
一度は川口公太朗に上昇を阻まれた高橋陽介だったが、中団外併走から最終ホーム過ぎに川口を叩く。これで番手絶好になった竹内智彦は巻き返して来た金ヶ江勇気を張りながら直線で抜け出した。
「展開が向きましたね。でも、今回は急な追加で前回までのフレームじゃなくて、急きょ持ってきたフレームなので感覚が微妙に違った。思った以上に車間が空いてしまって、焦って抜きにいったら抜きすぎてしまった感じですね。昔から競走間隔が詰まっている方が好きなので、中2日でも気にならない。セッティングを微調整すれば、2日目はもう少し良くなると思う」
2着で二次予選Aに勝ち上がった金ヶ江勇気だが、レース後は組み立てを反省しきり。
「打鐘で切り合いになると思ったから油断してしまった。もう少し自分に脚があればラインで決められたと思うけど…。組み立てが全然ダメですね。状態うんぬんよりも、しっかりレースをしないと」
「展開が向きましたね。でも、今回は急な追加で前回までのフレームじゃなくて、急きょ持ってきたフレームなので感覚が微妙に違った。思った以上に車間が空いてしまって、焦って抜きにいったら抜きすぎてしまった感じですね。昔から競走間隔が詰まっている方が好きなので、中2日でも気にならない。セッティングを微調整すれば、2日目はもう少し良くなると思う」
2着で二次予選Aに勝ち上がった金ヶ江勇気だが、レース後は組み立てを反省しきり。
「打鐘で切り合いになると思ったから油断してしまった。もう少し自分に脚があればラインで決められたと思うけど…。組み立てが全然ダメですね。状態うんぬんよりも、しっかりレースをしないと」
<3R>
打鐘過ぎに先頭に立った藤井栄二が、そのまま先行策。4番手を確保した片岡迪之は仕掛けられず、6番手からまくった佐藤友和も中団まで。番手の中野彰人が、藤田昌宏の中割りを押さえ込んで勝機をモノにした。
「(藤井は)勝手に残ってくれました。(片岡が)1回行きかけたのもわかってました」
小川賢人が後方に置かれて、最終バックでは9番手の中村良二が3コーナーから内を進出。直線で空いたコースを伸びて2着に入った。
「感じはいいですね。前回の3日間もゴールしたあとに苦しくなかったし、今回もキツくなかった。(最後は)気持ち良く空いてくれました」
逃げて3着に踏ん張った藤井栄二は、内容のある走りも首をかしげる。
「全然、踏めてなかった。ジャンの追い風である程度(スピードが)乗ってくれたけど、2センターから流れなくて重かった。(最終)2コーナーからは踏み上げていく力が残ってなかった」
「(藤井は)勝手に残ってくれました。(片岡が)1回行きかけたのもわかってました」
小川賢人が後方に置かれて、最終バックでは9番手の中村良二が3コーナーから内を進出。直線で空いたコースを伸びて2着に入った。
「感じはいいですね。前回の3日間もゴールしたあとに苦しくなかったし、今回もキツくなかった。(最後は)気持ち良く空いてくれました」
逃げて3着に踏ん張った藤井栄二は、内容のある走りも首をかしげる。
「全然、踏めてなかった。ジャンの追い風である程度(スピードが)乗ってくれたけど、2センターから流れなくて重かった。(最終)2コーナーからは踏み上げていく力が残ってなかった」
<4R>

芦澤大輔選手
打鐘過ぎに先頭に立った早坂秀悟は最終ホームからピッチを上げると2コーナーまくりの野田源一も届かず。芦澤大輔(写真)が番手有利に抜け出した。
「前のおかげ。駆けてくれたのでなにがなんでも仕事をと思っていた。(早坂は)練習みたいな感じで駆けてくれた。前々回の前橋からセッティングを良かったころのものに戻して、前回も着は良くなかったけど、感触自体はすごく良かった。1着はいい薬になります」
渡辺十夢は松尾信太郎を飛ばして野田のまくりに切り替えると、大外を鋭く伸びて2着に。
「伊原克彦という男が3番手で併走するとはびっくり。やればできるんだなと思った。野田さんより先に動く余裕はあったけど、見てしまった。伸びているし調子はいいですね」
「前のおかげ。駆けてくれたのでなにがなんでも仕事をと思っていた。(早坂は)練習みたいな感じで駆けてくれた。前々回の前橋からセッティングを良かったころのものに戻して、前回も着は良くなかったけど、感触自体はすごく良かった。1着はいい薬になります」
渡辺十夢は松尾信太郎を飛ばして野田のまくりに切り替えると、大外を鋭く伸びて2着に。
「伊原克彦という男が3番手で併走するとはびっくり。やればできるんだなと思った。野田さんより先に動く余裕はあったけど、見てしまった。伸びているし調子はいいですね」
<5R>
佐々木翔一が打鐘から主導権。今野大輔の巻き返しに合わせて田中晴基が最終1コーナーから仕掛けると、吉本卓仁は番手まくりで佐々木の頑張りに応えた。
「あれだけ頑張ってくれたし、無駄にはできないと思って踏みました。田中君の動きは見えなかったけど、今野君が踏んだのが見えたので。前回の高知は着ほど悪くなかったし、練習のタイムは怪我する前より上がっている。番手でしたけど、この1着がキッカケになれば」
合わされた田中晴基だが、口が空いた松本大地に代わって吉本の番手に入ると2着に続いた。
「今野君が来たのが見えて、吉本さんが番手から出る前に乗り越えたかったけど車が出なくて。ヤバいと思ったら松本さんがいなくなっていて、気づいたら番手に入っていました(笑)。やっぱり疲れが残っているのかな…。重かったです」
「あれだけ頑張ってくれたし、無駄にはできないと思って踏みました。田中君の動きは見えなかったけど、今野君が踏んだのが見えたので。前回の高知は着ほど悪くなかったし、練習のタイムは怪我する前より上がっている。番手でしたけど、この1着がキッカケになれば」
合わされた田中晴基だが、口が空いた松本大地に代わって吉本の番手に入ると2着に続いた。
「今野君が来たのが見えて、吉本さんが番手から出る前に乗り越えたかったけど車が出なくて。ヤバいと思ったら松本さんがいなくなっていて、気づいたら番手に入っていました(笑)。やっぱり疲れが残っているのかな…。重かったです」
<6R>

中村一将選手
周回中、中団にポジションを取った中村一将が、打鐘手前でじわりと押さえて出てペースを握る。坂本貴史を7番手に置く一本棒の展開にした中村が、ペースを上げて逃げて最終ホームを通過。合わせてまくった森山智徳をブロックした前田拓也が、直線できっちり追い込んだ。
「スタートで中団を取れたんでやりやすかった。あとは展開ですね。中村君が頑張ってくれたし、自分の脚は軽かった」
坂本は不発も、コースを縫った内藤宣彦が伸びて2着。逃げた中村一将(写真)は、3着で二次予選に進んだ。
「このメンバーだと誰が駆けてもああなったんじゃないかと。自分たちの位置が良かった。(周回中に)中団に入れたんでね。いいペースで駆けられたのもあるけど、ここに来る前にひらめいたことがあった。それで自転車も換えて、手を加えた。それが初日の展開にすべてかみ合ってくれた」
「スタートで中団を取れたんでやりやすかった。あとは展開ですね。中村君が頑張ってくれたし、自分の脚は軽かった」
坂本は不発も、コースを縫った内藤宣彦が伸びて2着。逃げた中村一将(写真)は、3着で二次予選に進んだ。
「このメンバーだと誰が駆けてもああなったんじゃないかと。自分たちの位置が良かった。(周回中に)中団に入れたんでね。いいペースで駆けられたのもあるけど、ここに来る前にひらめいたことがあった。それで自転車も換えて、手を加えた。それが初日の展開にすべてかみ合ってくれた」
<7R>
小川祐司の後ろで山田庸平がイン粘り。最終ホーム手前まで誘導を使ってペースに持ち込んだ小川がモツれをしり目に押し切った。
「切りにいったときに(山田が)一瞬、車を下げたのでヨシと思ったらそのまま粘られた。それなら誘導は切るべきでしたね。後ろに悪いことをしたし、全然、距離も踏んでいない。二次予選ではしっかりと長い距離を駆けたい」
山田庸平は山形一気との番手争いを制して2着に。
「2分戦で小川さんが強いし、力勝負は自信がなかった。取り切ってからも全然、詰め寄れませんでしたね。勝ち上がれて良かったです」
「切りにいったときに(山田が)一瞬、車を下げたのでヨシと思ったらそのまま粘られた。それなら誘導は切るべきでしたね。後ろに悪いことをしたし、全然、距離も踏んでいない。二次予選ではしっかりと長い距離を駆けたい」
山田庸平は山形一気との番手争いを制して2着に。
「2分戦で小川さんが強いし、力勝負は自信がなかった。取り切ってからも全然、詰め寄れませんでしたね。勝ち上がれて良かったです」
<8R>

野原雅也選手
中四国コンビを受けた野原雅也が、最終ホームで3番手を確保。最終2コーナーからまくって逃げる才迫開をとらえると、追走した志智俊夫が野原を差し切った。
「(最終)ホーム前に内が気になって締め込んだけど、ちょっと危なかったですね。(野原に)付け切ってからは余裕というか、野原君がキレのいいまくりを打ってくれたのでうまいことスピードをもらって差せましたね。風が出てきたから受けないように、小さく丸くなって付いていきました」
好位キープからのまくりで野原雅也(写真)が、ラインの志智とワンツー。
「とりあえずいったん、先行態勢に入ってしまえば叩かれても3番手は取れると思った。内が併走になっている時に来たので(才迫を)出させました。でも、ずっと重かったですね。(最終)2コーナーで仕掛けたけど、まくりに行くのをためらうくらいに重かった」
「(最終)ホーム前に内が気になって締め込んだけど、ちょっと危なかったですね。(野原に)付け切ってからは余裕というか、野原君がキレのいいまくりを打ってくれたのでうまいことスピードをもらって差せましたね。風が出てきたから受けないように、小さく丸くなって付いていきました」
好位キープからのまくりで野原雅也(写真)が、ラインの志智とワンツー。
「とりあえずいったん、先行態勢に入ってしまえば叩かれても3番手は取れると思った。内が併走になっている時に来たので(才迫を)出させました。でも、ずっと重かったですね。(最終)2コーナーで仕掛けたけど、まくりに行くのをためらうくらいに重かった」
<9R>

天田裕輝選手
小川真太郎が打鐘の3コーナーで主導権を奪って駆けると、西村光太が3番手に飛び付いて石丸寛之と併走。8番手の天田裕輝(写真)は、最終2コーナー手前からまくりを打つ。泉文人も合わせるが、天田が乗り越えて前団も仕留めた。
「(池田)良は余裕がある感じだったんで、遠めを走りました。(8番手になって)危なかったですね。風があったんで(先行している)小川君もキツかったと思う。自分も感じは良かったんで、イケるかなっていうのがあった。良かったです」
「前の2場所がなかったことにするくらい頑張ります。(フレームを戻して)まだこっちの方がいいですね」とは、逃げて2着の小川真太郎。
小川マークの池田良は、中村淳をさばいて3着に入った。
「あそこ(天田を止めるの)は自分もリスクがあるし、申し訳ないけど番手だなって。(前回の2日目から自転車を)戻したけど、その前に新車を乗ったことによってセッティングでわかったことがある。それで(セッティングを変えた)今回の方が良さそうですね」
「(池田)良は余裕がある感じだったんで、遠めを走りました。(8番手になって)危なかったですね。風があったんで(先行している)小川君もキツかったと思う。自分も感じは良かったんで、イケるかなっていうのがあった。良かったです」
「前の2場所がなかったことにするくらい頑張ります。(フレームを戻して)まだこっちの方がいいですね」とは、逃げて2着の小川真太郎。
小川マークの池田良は、中村淳をさばいて3着に入った。
「あそこ(天田を止めるの)は自分もリスクがあるし、申し訳ないけど番手だなって。(前回の2日目から自転車を)戻したけど、その前に新車を乗ったことによってセッティングでわかったことがある。それで(セッティングを変えた)今回の方が良さそうですね」
<10R>
人気の近藤隆司に谷口遼平が赤板で併せ込む。打鐘で誘導を交わした相川永伍が駆ける。近藤に踏み勝って3番手を取った谷口が、まくりで勝ち切った。
「外併走からまくる作戦が、その通りにいきました。車の出も悪くないですね。笠松(信幸)さんは5着になったけど、(ラインの)3人で勝ち上がれたので良かったです」
谷口の踏み出しに笠松信幸が徐々に遅れて、中部ライン3番手の笹倉慎也が追い込んで2着。
「笠松さんが離れたのを見て、後ろに伏見(俊昭)さんもいたので、踏むしかなくなった。落ち着いて走れたけど、谷口君の仕掛けは強烈だった」
「外併走からまくる作戦が、その通りにいきました。車の出も悪くないですね。笠松(信幸)さんは5着になったけど、(ラインの)3人で勝ち上がれたので良かったです」
谷口の踏み出しに笠松信幸が徐々に遅れて、中部ライン3番手の笹倉慎也が追い込んで2着。
「笠松さんが離れたのを見て、後ろに伏見(俊昭)さんもいたので、踏むしかなくなった。落ち着いて走れたけど、谷口君の仕掛けは強烈だった」
<11R>

荒井崇博選手
先行態勢を取った大谷靖茂が、打鐘の3コーナーからペースを上げる。7番手に置かれた山崎賢人だったが、最終1コーナーからまくると合わせて出た巴直也ものみ込んで前団をとらえる。山崎に続いた荒井崇博が(写真)、半車輪交わした。
「(山崎は)誘導は残してもいいけど、引くならもっとサッと引かないとね。でも、それよりちょっと(山崎)賢人は出が良くなかったね。モコモコしてた。初日だからなのか俺に抜かれたくなくて、溜めたのがわからんけどね。まぁでも抜くよね(笑)。緊張はしたけど」
さすがのスピードでまくった山崎賢人が、力の違いを見せて人気の決着。
「焦りはなかったですね。でも、誘導を残してしまったのは失敗。細かい部分ですかね。前回からフレームを新しくして感じもいいし、荒井さんには抜かれたけど悪くはないと思います」
「(山崎は)誘導は残してもいいけど、引くならもっとサッと引かないとね。でも、それよりちょっと(山崎)賢人は出が良くなかったね。モコモコしてた。初日だからなのか俺に抜かれたくなくて、溜めたのがわからんけどね。まぁでも抜くよね(笑)。緊張はしたけど」
さすがのスピードでまくった山崎賢人が、力の違いを見せて人気の決着。
「焦りはなかったですね。でも、誘導を残してしまったのは失敗。細かい部分ですかね。前回からフレームを新しくして感じもいいし、荒井さんには抜かれたけど悪くはないと思います」
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松浦悠士選手
三谷竜生を押さえた平原康多が、打鐘で先行態勢を取る。4番手に入った三谷が叩きに出ると、平原もペース上げて合わせる。単騎の山田英明は両者の踏み合いを見極めて、最終2コーナーからまくる。平原の逃げをとらえた山田を松浦悠士(写真)が追い込んだ。
「(最終)ホームで(仕掛けて)行きたかったけど、山田さんが(自分を)見たんで。それで(山田の)動きを見てしまったのが反省。瞬時に判断はできた。でも、山田さんマークみたいな形でレースをしてない。このメンバーで勝ちにいって、1着を取れたのはいいと思うけど」
真後ろに松浦、後方に浅井康太を置いて、先に仕掛けた山田英明がまくりで2着。
「単騎だったし、松浦君も引いてくれた。それで行くだけいってみようと。あとは上位で自分の脚がどれだけ通用するか。モガき合ってたし仕掛けどころでしたからね」
最終バック9番手の浅井康太は、松浦の外を踏んで鋭く伸びた。
「2着までは欲しかったけど、外踏んであそこまでいけたし伸びてるんじゃないですか。その前にバックを踏んでたし、ラインができてれば(最終)ホームで仕掛けてたと思います。この一走、このひと開催が(年末の)グランプリにつながるので、現状でできることをやるだけです」
「(最終)ホームで(仕掛けて)行きたかったけど、山田さんが(自分を)見たんで。それで(山田の)動きを見てしまったのが反省。瞬時に判断はできた。でも、山田さんマークみたいな形でレースをしてない。このメンバーで勝ちにいって、1着を取れたのはいいと思うけど」
真後ろに松浦、後方に浅井康太を置いて、先に仕掛けた山田英明がまくりで2着。
「単騎だったし、松浦君も引いてくれた。それで行くだけいってみようと。あとは上位で自分の脚がどれだけ通用するか。モガき合ってたし仕掛けどころでしたからね」
最終バック9番手の浅井康太は、松浦の外を踏んで鋭く伸びた。
「2着までは欲しかったけど、外踏んであそこまでいけたし伸びてるんじゃないですか。その前にバックを踏んでたし、ラインができてれば(最終)ホームで仕掛けてたと思います。この一走、このひと開催が(年末の)グランプリにつながるので、現状でできることをやるだけです」