武雄競輪場で開催されている武雄市制20周年・開設76周年記念「大楠賞争奪戦(GIII)」は、4月19日に2日目が行われた。二次予選では、初日特選を制した地元の山田庸平が連勝で人気に応えた。また、眞杉匠を差し切った吉澤純平は、一次予選から連勝で準決に進んだ。4月20日のシリーズ3日目には、準決の3個レースで激しいバトルが繰り広げられる。
記念シリーズは開催中の毎日、ボックスティッシュ、オリジナルクリアファイルを先着100人に来場者プレゼント、日替りプレゼント(20日は卓上カレンダー)、豪華な解説陣による予想ステージ、特産品などが当たる未確定車券抽選会、キッチンカーの出店などが予定されています。また、4月20日のシリーズ3日目には、「JRA騎手・調教師×闘将・ガールズケイリン選手」トークショー(坂井瑠星騎手、矢作芳人調教師、佐々木昭彦さん、児玉碧衣選手)、選手会佐賀支部のチャリティーオークションなどもあります。武雄競輪場では、みなさまのご来場をお待ちしております。また、テレビ、インターネット中継などでの観戦もお楽しみください。
<6R>

浅井康太選手
前受けの菅原大也は、上昇した河端朋之を警戒して赤板過ぎに踏み込む。河端は8番手に下げて、6番手の立部楓真も仕掛けるが菅原がペースを上げる。3番手を確保していた志田龍星は、打鐘4コーナーでスパート。最終ホーム過ぎに志田が叩き切り、浅井康太(写真)がピタリと続く。宮越孝治は付け切れず、離れた3番手に菅原。その後ろの和田真久留が、立部のまくりに合わせて切り替え、前の2人を追いかける。しかしながら、和田も詰め切れず、直線は中部両者の勝負。浅井が楽に差し切った。
「志田君が落ち着いてレースを運んでくれた。宮越(孝治)さんまで3人で決まれば良かったけど、いいタイミングで行ってくれた。(志田の)出足が良くて、自分もそこはピリッとした。昔よりは自分も落ち着いて、番手で走れるようになってきた。志田君が行かなかったら着がないんで、前が行ってくれて自分はできる限りの援護をしてって思っています」
先行策で浅井との人気決着に導いた志田龍星だが、先を見据えて課題をあげる。
「展開が良かったです。(仕掛けたポイントはラインが)3車だったんで、3人で決まるにはっていう感じだった。(踏み出したところは)良かったけど、そのあとが良くなかった。ペダリングだったりちょっと力んでしまった。(感触は前回より)今回の方がいいですけど、その辺りが(修正してできるようになれば)まただいぶ変わってくると思います」
「志田君が落ち着いてレースを運んでくれた。宮越(孝治)さんまで3人で決まれば良かったけど、いいタイミングで行ってくれた。(志田の)出足が良くて、自分もそこはピリッとした。昔よりは自分も落ち着いて、番手で走れるようになってきた。志田君が行かなかったら着がないんで、前が行ってくれて自分はできる限りの援護をしてって思っています」
先行策で浅井との人気決着に導いた志田龍星だが、先を見据えて課題をあげる。
「展開が良かったです。(仕掛けたポイントはラインが)3車だったんで、3人で決まるにはっていう感じだった。(踏み出したところは)良かったけど、そのあとが良くなかった。ペダリングだったりちょっと力んでしまった。(感触は前回より)今回の方がいいですけど、その辺りが(修正してできるようになれば)まただいぶ変わってくると思います」
<7R>

長島大介選手
赤板2コーナー手前で根田空史が、東矢圭吾を押さえて出る。しかしながら、7番手の中島詩音もすかさず仕掛ける。先行態勢の根田が引きつけて、打鐘3コーナーから踏み上げる。根田が合わせ切り主導権をキープして、最終周回。中島はわずかに根田に遅れた松谷秀幸の横に降りるが、1センター過ぎに松谷がさばく。が、松谷は逃げる根田との車間が空く。松谷の後ろに切り替えた長島大介(写真)は、2コーナーからまくりを打った東矢に合わせて3コーナー過ぎに踏み込む。押し切り図る根田を長島がとらえて1着。
「(中島)詩音が強い気持ちで仕掛けてくれました。根田さん(の上)をカマすのはキツいし、内で勝負するのが理想だったけど車番とスタート的に難しかった。(中島から切り替えてからは)まだ余裕がありましたし、切り替えた以上は真崎(新太郎)さんを連れていく意識でした。松谷さんのあおりがないところで仕掛けようと思った。すごい周りが見えているんで、余裕はありますね」
ラインの援護を失った根田空史だったが、2着に踏ん張った。
「今日(2日目)のメンバーで(周回中の)前からはキツい。東矢君がすんなり引いてくれて良かった。(中島を合わせたところは)本気のダッシュを久々にやった感じです。最近はカマシばかりだったので、変化をつけようと思った。今日は切ってから考えようと。でも、キツかった。距離は短いけど、(中島を突っ張った)あそこは全開だったんで、出力はいつもよりも出ている。まだ体調があんまり良くないかな」
「(中島)詩音が強い気持ちで仕掛けてくれました。根田さん(の上)をカマすのはキツいし、内で勝負するのが理想だったけど車番とスタート的に難しかった。(中島から切り替えてからは)まだ余裕がありましたし、切り替えた以上は真崎(新太郎)さんを連れていく意識でした。松谷さんのあおりがないところで仕掛けようと思った。すごい周りが見えているんで、余裕はありますね」
ラインの援護を失った根田空史だったが、2着に踏ん張った。
「今日(2日目)のメンバーで(周回中の)前からはキツい。東矢君がすんなり引いてくれて良かった。(中島を合わせたところは)本気のダッシュを久々にやった感じです。最近はカマシばかりだったので、変化をつけようと思った。今日は切ってから考えようと。でも、キツかった。距離は短いけど、(中島を突っ張った)あそこは全開だったんで、出力はいつもよりも出ている。まだ体調があんまり良くないかな」
<8R>

阿部力也選手
赤板過ぎに高橋舜が突っ張り気味に踏むが、青柳靖起が押さえて出る。先頭の青柳が緩めて高橋が引き切る前に、佐々木豪が2コーナーで仕掛ける。佐々木が主導権を握り、四国ライン3車が出切る。一本棒の7番手になった高橋は、4コーナー手前から巻き返す。先行態勢の佐々木が、最終ホーム手前からペースを上げて風を切る。青柳が遅れて空いた4番手でひと呼吸置いた高橋がまくるが、バック付近から小倉竜二がけん制。不発の高橋の内を突いた阿部力也(写真)は、ゴール寸前で小倉をとらえて突き抜けた。
「(高橋は)基本は突っ張るっていう感じだったけど、(青柳との)赤板のあの踏み合いでは(引くのも)しょうがないですね。もうちょっと早めに引いて、立て直しが早めにできるようになれば良かった。(高橋は)こんなもんじゃないはず、まだまだ彼の力は発揮できていない。自分は外だと届かないと思って内にいった。余裕をもてて冷静に見られているけど、(高橋)舜のおかげですね」
積極策に出た佐々木の番手の小倉竜二は、冷静な判断で高橋を止めた。
「(佐々木は)あれが自在なんでしょう。行くシーンがあれば、行くと。それ(先行)も含めての自在だし、あれで(別線が)仕掛けてきたら飛び付きもある。とにかく前々ですよね。3番(高橋)が来たので、ツケマイでいけば外を回してくるのに時間が掛かるだろうなと。振るよりは、避けながら来られたので。今日(2日目)は余裕があった。昨日と違って、踏んだりやめたりがあったんで、感覚はつかめたと思う」
「(高橋は)基本は突っ張るっていう感じだったけど、(青柳との)赤板のあの踏み合いでは(引くのも)しょうがないですね。もうちょっと早めに引いて、立て直しが早めにできるようになれば良かった。(高橋は)こんなもんじゃないはず、まだまだ彼の力は発揮できていない。自分は外だと届かないと思って内にいった。余裕をもてて冷静に見られているけど、(高橋)舜のおかげですね」
積極策に出た佐々木の番手の小倉竜二は、冷静な判断で高橋を止めた。
「(佐々木は)あれが自在なんでしょう。行くシーンがあれば、行くと。それ(先行)も含めての自在だし、あれで(別線が)仕掛けてきたら飛び付きもある。とにかく前々ですよね。3番(高橋)が来たので、ツケマイでいけば外を回してくるのに時間が掛かるだろうなと。振るよりは、避けながら来られたので。今日(2日目)は余裕があった。昨日と違って、踏んだりやめたりがあったんで、感覚はつかめたと思う」
<9R>

南修二選手
佐藤博紀の上昇に合わせて、前受けの佐々木悠葵が赤板過ぎに突っ張る。しかし、佐藤の動きに続いた昼田達哉が、2コーナーで佐々木を切る。すかさず谷内健太も動いて、打鐘2センター手前で昼田を叩き先頭に立った。佐々木は最終ホーム手前で4番手の外に追い上げて、2コーナー手前から再度踏み込むも進みは鈍い。8番手の佐藤が2コーナーで仕掛けて、バックで一気に加速し前団に迫る。それでも4コーナーを番手絶好で迎えた南修二(写真)が、直線で抜け出した。
「(谷内は)いいピッチだったと思います。(佐々木が追い上げて)そのあとに佐藤君が見えたんで、なんとか1着はと思って踏んだ。(踏んだのは)直線でしたし、張るよりはと。脚は大丈夫です。(初日が終わってセッティングを)ほんのちょっとだけいじった。今日(2日目)の方が良かった」
後方からまくった佐藤博紀は2着。それでも初日同様にスピード良く前団に迫り、近畿コンビのワンツーを阻んだ。
「切らしてほしくて頑張って踏んだけど、チャチャッと合わされた。めちゃめちゃきつかった。頑張って佐々木君を追ったけど、中団で止まってた。行ってくれれば、付いて行って僕も行けたんですけど。もう、あとは自分で仕掛けて行って、だめならだめでと思って、行くしかなかった。一回脚を使って、突っ張られて下がってからなので、やった方。前回よりはいいです。(練習で)後輩たちと外を乗った甲斐がありました」
「(谷内は)いいピッチだったと思います。(佐々木が追い上げて)そのあとに佐藤君が見えたんで、なんとか1着はと思って踏んだ。(踏んだのは)直線でしたし、張るよりはと。脚は大丈夫です。(初日が終わってセッティングを)ほんのちょっとだけいじった。今日(2日目)の方が良かった」
後方からまくった佐藤博紀は2着。それでも初日同様にスピード良く前団に迫り、近畿コンビのワンツーを阻んだ。
「切らしてほしくて頑張って踏んだけど、チャチャッと合わされた。めちゃめちゃきつかった。頑張って佐々木君を追ったけど、中団で止まってた。行ってくれれば、付いて行って僕も行けたんですけど。もう、あとは自分で仕掛けて行って、だめならだめでと思って、行くしかなかった。一回脚を使って、突っ張られて下がってからなので、やった方。前回よりはいいです。(練習で)後輩たちと外を乗った甲斐がありました」
<10R>

山田庸平選手
蕗澤鴻太郎、小川三士郎の順番で動いて、前受けの山崎賢人は後方になるが素早い反応。赤板2コーナー過ぎに中部勢を追いかけて、山崎が次元の違うダッシュで一気に主導権を奪う。踏み出して車間が空いた山田庸平(写真)が追いつき、さらに遅れた佐々木翔一も最終ホームで出切る。6番手から仕掛けた小川は4番手まで。番手の山田が直線で詰めてきっちり差し切った。
「(山崎は)前より踏み直しが良かったし、ずっと踏めている感じがあった。(自分の調子も)とくに問題はないです。ただ、(骨折して入っていた鎖骨のプレートを抜いたが)まだ痛みがあったり、動きが悪い気がしますね。もっと良くなるかなって思ったけど、あんまり変わってないです。(昨年)武雄記念を優勝した時から、ここに向けての取り組みだったり、結果を出さなきゃっていうのが(自分のなかの意識に)あります」
山崎賢人は、地元コンビ2人を連れてさすがの仕掛け。力の違いを見せた。
「流れができていたので、(仕掛けて)行きやすくはなりましたね。(山田は車間が空いていたが)自力がある人なんで、大丈夫だろうと。ちょっと重い感じがあったけど、ラインで決まって良かった。(重い感じの原因は)疲労ですかね。良くなると思います」
「(山崎は)前より踏み直しが良かったし、ずっと踏めている感じがあった。(自分の調子も)とくに問題はないです。ただ、(骨折して入っていた鎖骨のプレートを抜いたが)まだ痛みがあったり、動きが悪い気がしますね。もっと良くなるかなって思ったけど、あんまり変わってないです。(昨年)武雄記念を優勝した時から、ここに向けての取り組みだったり、結果を出さなきゃっていうのが(自分のなかの意識に)あります」
山崎賢人は、地元コンビ2人を連れてさすがの仕掛け。力の違いを見せた。
「流れができていたので、(仕掛けて)行きやすくはなりましたね。(山田は車間が空いていたが)自力がある人なんで、大丈夫だろうと。ちょっと重い感じがあったけど、ラインで決まって良かった。(重い感じの原因は)疲労ですかね。良くなると思います」
<11R>

嘉永泰斗選手
赤板で藤井昭吾、山根将太が順に切った上を、鈴木浩太が叩いて打鐘を迎える。すんなりと7番手に下げた嘉永泰斗(写真)は、4コーナーからスパート。最終1コーナーで4番手の外まで迫るも、山根が合わせて踏み込む。嘉永は1センターで久米良を押し込んで、山根を内からすくって外に張る。嘉永に押し込まれた久米は、東龍之介をすくって鈴木の番手を奪取。それでも外を回した嘉永が、4コーナーで鈴木をとらえて白星をつかんだ。
「組み立てが甘かったです。すんなり下げ過ぎました。(自転車が)出てないんで、良くないです。二次予選で飛ぶわけにいかないので、気持ちだけでした。(状態は)6、7割ですかね。感触も昨日(初日)の方が良かった。(セッティングをいじるか)ちょっと考えます」
嘉永マークの山田英明は、3コーナー手前で下がってきた東が邪魔になり、嘉永との連係を外して内に詰まる。それでも4コーナーで自らのコースをなんとか作り、ゴール前で鋭く伸びる。嘉永と現地集合して2着。
「お客さんに迷惑をかけなくて良かった。もう、泰斗の力が抜けてるんで、変なことをするよりは力を出し切ってもらってと思って、前からでした。泰斗の出が悪かったにしろ、仕掛けてくれたので自分にチャンスが出た。落車明けで苦しいと思うけど、それでも行ってくれた。ただ、さすがにきついかと思って内に行ったけど、そのあとに伸びていったので、すごいなと。自分は2着まで来れたし、出し切れている」
「組み立てが甘かったです。すんなり下げ過ぎました。(自転車が)出てないんで、良くないです。二次予選で飛ぶわけにいかないので、気持ちだけでした。(状態は)6、7割ですかね。感触も昨日(初日)の方が良かった。(セッティングをいじるか)ちょっと考えます」
嘉永マークの山田英明は、3コーナー手前で下がってきた東が邪魔になり、嘉永との連係を外して内に詰まる。それでも4コーナーで自らのコースをなんとか作り、ゴール前で鋭く伸びる。嘉永と現地集合して2着。
「お客さんに迷惑をかけなくて良かった。もう、泰斗の力が抜けてるんで、変なことをするよりは力を出し切ってもらってと思って、前からでした。泰斗の出が悪かったにしろ、仕掛けてくれたので自分にチャンスが出た。落車明けで苦しいと思うけど、それでも行ってくれた。ただ、さすがにきついかと思って内に行ったけど、そのあとに伸びていったので、すごいなと。自分は2着まで来れたし、出し切れている」
<12R>

吉澤純平選手
後方の久米康平が上昇して赤板で押さえにかかるが、眞杉匠が突っ張る。浮いた久米は後退。今度は根本哲吏が仕掛ける。眞杉は落ち着いて、打鐘付近からペースを上げる。2センターで眞杉に外に振られた根本は不発。空いたインを4番手にいた仁藤秀がすくって、岡田征陽から3番手を奪い最終周回へ。4番手が岡田と竹内智彦でもつれ、竹内が落車。アクシデントを避けた田尾駿介らは、前の3人と車間が大きく空く。逃げる眞杉の番手で絶好の吉澤純平(写真)が、交わして一次予選から連勝。
「(眞杉が)前を取って突っ張ったら、もう誰も来ないと思った。(そのあとに根本が仕掛けてきたところは)スピード的にも突っ張れるかなと。眞杉の力なら、そんなに踏んでいなくても合わせられる感じだった。(眞杉は最終)2コーナー過ぎからもう一回踏み上げていって、後ろを確認したら8番(仁藤)だけだった。内だけ空けずに最後、(眞杉を)抜ければと。余裕もあるんで、明日(準決)以降はもっと援護をしないといけない。連日、前が強くて、自分は抜くだけになって申し訳ないですね」
突っ張り先行の腹を固めていた眞杉匠は、徐々に感覚を取り戻してはいる様子。こう振り返って、汗をぬぐった。
「今日(2日目)はもう突っ張りでした。昨日の悔しさをぶつけてと思っていた。レースでやっていかないと理想の駆け方にならない。まだ焦りもあって、いい感じで駆けられていない。やっていってモノにできるように。今年に入って1月の立川で突っ張りをしたけど、(最終)ホームでいっぱいで踏み直せる感じがなかった。その時よりは良くなっている。こればっかりはやっていかないと身につかない」
「(眞杉が)前を取って突っ張ったら、もう誰も来ないと思った。(そのあとに根本が仕掛けてきたところは)スピード的にも突っ張れるかなと。眞杉の力なら、そんなに踏んでいなくても合わせられる感じだった。(眞杉は最終)2コーナー過ぎからもう一回踏み上げていって、後ろを確認したら8番(仁藤)だけだった。内だけ空けずに最後、(眞杉を)抜ければと。余裕もあるんで、明日(準決)以降はもっと援護をしないといけない。連日、前が強くて、自分は抜くだけになって申し訳ないですね」
突っ張り先行の腹を固めていた眞杉匠は、徐々に感覚を取り戻してはいる様子。こう振り返って、汗をぬぐった。
「今日(2日目)はもう突っ張りでした。昨日の悔しさをぶつけてと思っていた。レースでやっていかないと理想の駆け方にならない。まだ焦りもあって、いい感じで駆けられていない。やっていってモノにできるように。今年に入って1月の立川で突っ張りをしたけど、(最終)ホームでいっぱいで踏み直せる感じがなかった。その時よりは良くなっている。こればっかりはやっていかないと身につかない」