川崎と昼夜リレー形式でつなぐ大阪・関西万博協賛・別府市制100周年記念事業「別府ナイターGIII」が10月11日に始まった。初日のメインの特選レースは豪快にまくった長島大介の後位から抜け出した杉森輝大が勝利。一次予選では大西貴晃が地元の声援に応えて1着スタートを決めた。また、前半戦に行われたガールズ予選1では、シリーズ3強の石井寛子、當銘直美、坂口楓華が順に1着を取って好スタートを切った。
GIIIシリーズ開催中の毎日、先着300名様に日替わり「競輪猫マグネット」をプレゼント。未確定車券抽選会、美味しいスイーツが勢ぞろいする別府けいりんSWEETS PARADISEも実施されます。さらに12日にはミャクミャクグリーティング、高木真備さんと野中美智子さんのトークショー、高木真備presentsわんにゃんフェスティバル特別企画・出張わんにゃんクイズin別府競輪場、大分の魅力伝えるインフルエンサーのオオイタケンのトークショー、大分支部選手トークショー(12日は甲斐俊祐)、お笑いガールズグループのショウガールズトークショーが予定されています。別府競輪場では、みなさまのご来場をお待ちしております。また、テレビ、インターネット中継などでの観戦もお楽しみください。
<1R>

石井寛子選手
打鐘過ぎに誘導が外れるまで動きはなく、太田美穂が正攻法から徐々にペースを上げて行く。ホーム線をめがけて仕掛けた小林真矢香は太田に合わされて2番手の安東莉奈の横まで行くが、いっぱいになり元の3番手の位置に戻る。小林を再び入れた石井寛子(写真)は間髪入れず1センター4番手から発進。ジワジワと前との距離を詰めていき、ゴール前で太田をとらえた。
「めちゃくちゃ緊張しましたね。いつもの初日と同じ感じではあったんですけど、GIIIだと思ったら緊張して。見ている方も多いですしね。自分のタイミングで行こうとは思っていました。1着を取れて良かったです。何とか差せましたし。明日(12日)の方が良くなると思います」
太田美穂は石井にはまくられたものの正攻法から1周以上を駆けて2着に粘り、さすがの先行力を披露した。
「(石井)寛子さんより前にいたかったですし、寛子さんは最近まくりが多いイメージがあるので、できれば後方に置きたかった。2番車(高木萌那)が来ると思ったけど7番車(小林真矢香)が来たので、全部突っ張ろうとは思っていました。軽かったですし、風も感じなかったですね。調子は悪くないですね。ケアして明日に臨みたいと思います」
「めちゃくちゃ緊張しましたね。いつもの初日と同じ感じではあったんですけど、GIIIだと思ったら緊張して。見ている方も多いですしね。自分のタイミングで行こうとは思っていました。1着を取れて良かったです。何とか差せましたし。明日(12日)の方が良くなると思います」
太田美穂は石井にはまくられたものの正攻法から1周以上を駆けて2着に粘り、さすがの先行力を披露した。
「(石井)寛子さんより前にいたかったですし、寛子さんは最近まくりが多いイメージがあるので、できれば後方に置きたかった。2番車(高木萌那)が来ると思ったけど7番車(小林真矢香)が来たので、全部突っ張ろうとは思っていました。軽かったですし、風も感じなかったですね。調子は悪くないですね。ケアして明日に臨みたいと思います」
<2R>

當銘直美選手
号砲とともに前に出たのは當銘直美(写真)だったが、刈込奈那が上昇して誘導の後ろに入る。打鐘前に新井美菜が動いて、追い上げる格好で刈込の後ろに割り込む。刈込は2センターから4コーナーにかけて一気にペースアップ。すると新井は車間が空いてしまい、3番手にいた當銘も前との車間を空けて仕掛けるタイミングを図った。態勢を整えた當銘は最終バックから仕掛けて前団を軽々とまくった。
「刈込さんが早く出ると思ったんですけどね。出てから映像を見ていたら刈込さんがソワソワしていたので、空けていたら、上がってきた。刈込さん以外の選手も自力はあるけど、自在もあるので、前にいれば最悪な展開はまぬがれるだろうなって。(新井に入られたところは)隙があったので、そこは気を引き締めていきたい。3番手ならたぶん大丈夫と思っていて、あそこで誰もこなかったから、ショート(の仕掛け)でくるんだろうなと。焦らずに、慌てずに、詰めて行く勢いをもらって行った。(脚は)問題ないと思います」
地元の是永ゆうきは初手から當銘の後ろにいて、道中で動くことはなく當銘の仕掛けにぴったりと続いて2着をキープ。
「本当は全力でSを取りに行ったけど當銘さんが早すぎた。それも考えていたので(當銘の後ろで)展開が向いた。位置が良かっただけです。(追走で)気持ちに余裕があって追走する分には良かったかなって。緊張しましたね。発走機でも(周回中もホームを)通るたびに(お客さんの)声が聞こえてきて緊張した。(脚は)悪くないのかなって。人の後ろだったのであんまり、そうも言えないけど」
「刈込さんが早く出ると思ったんですけどね。出てから映像を見ていたら刈込さんがソワソワしていたので、空けていたら、上がってきた。刈込さん以外の選手も自力はあるけど、自在もあるので、前にいれば最悪な展開はまぬがれるだろうなって。(新井に入られたところは)隙があったので、そこは気を引き締めていきたい。3番手ならたぶん大丈夫と思っていて、あそこで誰もこなかったから、ショート(の仕掛け)でくるんだろうなと。焦らずに、慌てずに、詰めて行く勢いをもらって行った。(脚は)問題ないと思います」
地元の是永ゆうきは初手から當銘の後ろにいて、道中で動くことはなく當銘の仕掛けにぴったりと続いて2着をキープ。
「本当は全力でSを取りに行ったけど當銘さんが早すぎた。それも考えていたので(當銘の後ろで)展開が向いた。位置が良かっただけです。(追走で)気持ちに余裕があって追走する分には良かったかなって。緊張しましたね。発走機でも(周回中もホームを)通るたびに(お客さんの)声が聞こえてきて緊張した。(脚は)悪くないのかなって。人の後ろだったのであんまり、そうも言えないけど」
<3R>

坂口楓華選手
前受けの塩田日海が打鐘前に誘導と距離を空け始め、2番手の松井優佳は後方の坂口楓華(写真)の動きを警戒しながら先頭に立つ。松井は最終ホーム過ぎから徐々にペースを上げて行くが、かかり切る前に坂口が出脚鋭く一気の仕掛け。2コーナーの出口では先頭に立って、そのまま力強く押し切った。
「ここ最近で一番感じが良かったです。気温もいいですし、最近は夜とか朝の極端な時間帯に走ることが多かったので、この時間帯はすごく走りやすいですね。上半身と下半身の力の入り方も連動している感じで、最後までキレイに走れたと思います。行ってしまってもよかったんですけど、ギリギリで勝つことが多いですし、行くっていうのもバレて利用されることもあるので。読まれないようにして、もっと幅を拡げていきたいですね。明日(12日)に向けて、しっかり休んで臨みたいです」
藤原春陽も初手から坂口を追走。坂口の強烈な踏み出しにもしっかりと続いて2着に入った。
「初手で坂口(楓華)さんの後ろを取れてラッキーでした。あとは踏み出しに集中していて、あれを抜けるようになればいいんですけど。ただ、脚は軽かったですね。明日も確定板に乗れるように脚のケアをして、残り3日間もつようにしたいですね」
「ここ最近で一番感じが良かったです。気温もいいですし、最近は夜とか朝の極端な時間帯に走ることが多かったので、この時間帯はすごく走りやすいですね。上半身と下半身の力の入り方も連動している感じで、最後までキレイに走れたと思います。行ってしまってもよかったんですけど、ギリギリで勝つことが多いですし、行くっていうのもバレて利用されることもあるので。読まれないようにして、もっと幅を拡げていきたいですね。明日(12日)に向けて、しっかり休んで臨みたいです」
藤原春陽も初手から坂口を追走。坂口の強烈な踏み出しにもしっかりと続いて2着に入った。
「初手で坂口(楓華)さんの後ろを取れてラッキーでした。あとは踏み出しに集中していて、あれを抜けるようになればいいんですけど。ただ、脚は軽かったですね。明日も確定板に乗れるように脚のケアをして、残り3日間もつようにしたいですね」
<4R>

星野洋輝選手
赤板前に動いた伊原克彦が誘導の後ろに入ると、そこを坂本紘規が切って先頭に立ち、さらに梶原海斗が打鐘で勢い良く出て主導権を奪う。梶原が軽快に駆けて行き、山口貴嗣に絶好の展開になったが、3コーナーで仕掛けた坂本に乗った星野洋輝(写真)が2センターで内に入り、直線で中コースを鋭く伸びた。
「(坂本)紘規さんが仕掛けてくれなかったら(福岡勢後位だった)蓮佛(康浩)さんのところも空かないし、紘規さんのおかげ。(コースは)びびりながらですけど、入っていきました。番手で脚を使わなかったし、脚のたまり方が全然違いますね」
山口貴嗣は新鋭の梶原を交わしたものの、星野の強襲にあって2着。状態面に変化はなさそう。
「(梶原が)いいところで早めに行ってくれた。ペースで行ってくれてよかったです。バックくらいまでペースだったので、決まったと思ったら、2番(星野)に来られた。(脚の感じは)いつも通りでこんなもんですね」
「(坂本)紘規さんが仕掛けてくれなかったら(福岡勢後位だった)蓮佛(康浩)さんのところも空かないし、紘規さんのおかげ。(コースは)びびりながらですけど、入っていきました。番手で脚を使わなかったし、脚のたまり方が全然違いますね」
山口貴嗣は新鋭の梶原を交わしたものの、星野の強襲にあって2着。状態面に変化はなさそう。
「(梶原が)いいところで早めに行ってくれた。ペースで行ってくれてよかったです。バックくらいまでペースだったので、決まったと思ったら、2番(星野)に来られた。(脚の感じは)いつも通りでこんなもんですね」
<5R>
正攻法から組み立てた木村弘は赤板前に誘導と距離を空け始める。一丸尚伍が上昇して行くが、加賀山淳が打鐘でさらに押さえて先頭へ。加賀山がペースを落とすと、7番手まで引いた木村が一気に叩いて主導権。3番手の吉田裕全は離れて、加賀山も前の2人と車間が空いてしまう。木村マークの中田健太がゴール前で交わして一番人気に応えた。
「メンバー的にも木村待ちになると思ったし、逆手にとってじゃないけど、そういう組み立てになりました。理想は中団が良かったですけど、前でも中団のような展開にはなるかなと。自分は余裕がなかったですし、弘が強かったことを祈ります。前回の川崎からセッティングを変えて、見違えるくらい良くはなってきているとは思うので、徐々に上げていきたいですね」
先行した木村弘の強さが光ったレース。出脚の鋭さに、ゴール前でもしっかり2着に粘った。
「中田さんと自信を持って臨めましたし、心強かったです。仕掛けた所はすかさず行けたけど、もう少しスパーンと加速をつけて行ければ良かったですね。風はそんなに気にならなかったですね。セッティングの感じがもう少しなので、修正してみます」
「メンバー的にも木村待ちになると思ったし、逆手にとってじゃないけど、そういう組み立てになりました。理想は中団が良かったですけど、前でも中団のような展開にはなるかなと。自分は余裕がなかったですし、弘が強かったことを祈ります。前回の川崎からセッティングを変えて、見違えるくらい良くはなってきているとは思うので、徐々に上げていきたいですね」
先行した木村弘の強さが光ったレース。出脚の鋭さに、ゴール前でもしっかり2着に粘った。
「中田さんと自信を持って臨めましたし、心強かったです。仕掛けた所はすかさず行けたけど、もう少しスパーンと加速をつけて行ければ良かったですね。風はそんなに気にならなかったですね。セッティングの感じがもう少しなので、修正してみます」
<6R>
後ろ攻めの下井竜が赤板過ぎに先頭に出るが、林大悟がすかさず巻き返す。林は踏み合いを制して最終ホーム前に出切るが、後ろの稲吉悠大は三谷政史にからまれて連係を外し、番手には下井がはまり込む。一旦ははぐれた稲吉だが内に潜りこみ、不破将登、そして下井が上がった隙を逃さずにスルスルと踏み続け林の後ろに付け直す。長い距離を踏んだ林だが、直線でも力強く踏み直して押し切った。
「踏んでくるなら泥沼(試合)になっても踏んで行こうと思った。(後ろに下井に入られて)冷静でしたけど、やばいと思った。番手まくりに来たら、そこは合わせようと思ったけど、稲吉さんが追い上げてきてくれた。あとはしっかり踏みました。修正が何個かあって良くなりそう。(自転車は)北津留(翼)さんのものに似た感じに作って、いい感じにきている」
稲吉悠大は林と呼吸が合わずに連係を外してしまったが、内から追い上げて付け直してワンツーと意地を見せた。
「(林)大悟君が内を探していた感じになって自分も探して(はぐれた)。迷惑をかけるところだったし、申し訳ないですね。離れることが多くて、1個、1個修正します。脚に余裕がないんでしょうね。スピード域はいいんですけど、トルクのかかるところが。疲れは日に日に抜けると思います」
「踏んでくるなら泥沼(試合)になっても踏んで行こうと思った。(後ろに下井に入られて)冷静でしたけど、やばいと思った。番手まくりに来たら、そこは合わせようと思ったけど、稲吉さんが追い上げてきてくれた。あとはしっかり踏みました。修正が何個かあって良くなりそう。(自転車は)北津留(翼)さんのものに似た感じに作って、いい感じにきている」
稲吉悠大は林と呼吸が合わずに連係を外してしまったが、内から追い上げて付け直してワンツーと意地を見せた。
「(林)大悟君が内を探していた感じになって自分も探して(はぐれた)。迷惑をかけるところだったし、申し訳ないですね。離れることが多くて、1個、1個修正します。脚に余裕がないんでしょうね。スピード域はいいんですけど、トルクのかかるところが。疲れは日に日に抜けると思います」
<7R>
後ろ攻めの橋本瑠偉が上昇すると、菊池竣太朗が突っ張り、そこを中西大が出て先行態勢に。中西は巻き返してきた橋本凌汰を合わせるようにペースを上げていくが、両ラインの踏み合いで隊列が短くなる。橋本瑠が勝負所を逃さずに一気にまくった。
「スタートが苦手なので後ろからになるかなとは思ったんですけど、(菊池)竣太朗が突っ張るとは思わなくて。中西さんを追って行って3番手を取れればよかったんですけど、見送ってしまって8番手になってしまいました。全体的に中途半端でしたね。先に仕掛けたところに乗っかって行って、ブロックをもらったらキツいなと思って力んでしまいました。顔見せからいつもよりいい感じはしましたし、間隔が空いて、しっかり練習をしてきたので、感触は悪くなかったです」
岡田泰地は橋本のまくりにぴったりと続き、ゴール前で8分の1車輪差まで迫った。
「(初手で)後ろになるかなとは思っていましたし、前よりは後ろの方がいいかなと。(橋本)瑠偉も想定外の動きがあって、中途半端な展開になりましたし、自分もけっこうバックを踏んでキツかったですね。ただ、思いのほか瑠偉に並べましたし、一走して明日(12日)の方が良くなると思います」
「スタートが苦手なので後ろからになるかなとは思ったんですけど、(菊池)竣太朗が突っ張るとは思わなくて。中西さんを追って行って3番手を取れればよかったんですけど、見送ってしまって8番手になってしまいました。全体的に中途半端でしたね。先に仕掛けたところに乗っかって行って、ブロックをもらったらキツいなと思って力んでしまいました。顔見せからいつもよりいい感じはしましたし、間隔が空いて、しっかり練習をしてきたので、感触は悪くなかったです」
岡田泰地は橋本のまくりにぴったりと続き、ゴール前で8分の1車輪差まで迫った。
「(初手で)後ろになるかなとは思っていましたし、前よりは後ろの方がいいかなと。(橋本)瑠偉も想定外の動きがあって、中途半端な展開になりましたし、自分もけっこうバックを踏んでキツかったですね。ただ、思いのほか瑠偉に並べましたし、一走して明日(12日)の方が良くなると思います」
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菅原大也選手
後ろ攻めの菅原大也(写真)が誘導を切り、竹内翼が打鐘で叩いて先行。菅原は追い上げてきた古屋琢晶をさばいて4番手をキープ。態勢を整えてから最終2センターで車を外に持ち出して1着まで届いた。
「後手を踏まないように、中団併走でしたけど、あそこの位置は譲れなかった。古屋さんをどかすのに、すかさずではなかったので、落ち着いてからになりました。自転車の出が良かったので、届くかなと。バンクは軽かったです。自分だけになったので、明日(12日)はラインを連れ込めるように」
竹内の先行を利した池田良は援護をしてから踏み、前は交わすも菅原の強襲に屈した。
「(竹内が)あそこまで行ってくれたので残したいなって。(かかりが)いいなと思ったけど、最後に来られた。(状態は)最近の中ではまともな方」
佐藤愼太郎は広島勢の後ろを選択し直線は3番手から2着同着になるまで突っ込んだ。
「余裕はありました。外を踏んで伸びた感じはありました。(最近の状態は)だいぶ良くなっていますね。練習もできているし、ちょっとでも上のレースを走れれば」
「後手を踏まないように、中団併走でしたけど、あそこの位置は譲れなかった。古屋さんをどかすのに、すかさずではなかったので、落ち着いてからになりました。自転車の出が良かったので、届くかなと。バンクは軽かったです。自分だけになったので、明日(12日)はラインを連れ込めるように」
竹内の先行を利した池田良は援護をしてから踏み、前は交わすも菅原の強襲に屈した。
「(竹内が)あそこまで行ってくれたので残したいなって。(かかりが)いいなと思ったけど、最後に来られた。(状態は)最近の中ではまともな方」
佐藤愼太郎は広島勢の後ろを選択し直線は3番手から2着同着になるまで突っ込んだ。
「余裕はありました。外を踏んで伸びた感じはありました。(最近の状態は)だいぶ良くなっていますね。練習もできているし、ちょっとでも上のレースを走れれば」
<9R>
初手で4番手の原田亮太は誘導を切って関東3車を出して中団を確保。前受けから7番手まで下げた池野健太は最終ホーム前から巻き返すも、原田が合わせて出て行く。原田は3コーナーで逃げた太田龍希をとらえ、そのまま押し切った。
「最初の並びが想定していたのと違ったので、冷静には走れましたね。池野さんだけ切れば、(太田)龍希がフカしてくると思ったので。龍希が本駆けになったら武田(豊樹)さんは(車間を)切り出すと思うし、整う前に1コーナーで行きました。(佐藤)龍二さんが後ろにいるのは分かったんですけど、誰が来るか分からないし、最後まで踏み切りましたね。最近は点数も成績も落ちていたし、3車で決まっていい薬になります」
佐藤龍二は仕掛けてきた池野を張って原田を援護しながら追走して南関ワンツー。
「原田が踏んだ時に一回待って、行けなくても内と思ったんですけど、池野が原田の後ろに嵌るような感じになったのでブロックして。自分も調子はいいと思っていたんですけど、それ以上に原田の調子が良かったですね」
「最初の並びが想定していたのと違ったので、冷静には走れましたね。池野さんだけ切れば、(太田)龍希がフカしてくると思ったので。龍希が本駆けになったら武田(豊樹)さんは(車間を)切り出すと思うし、整う前に1コーナーで行きました。(佐藤)龍二さんが後ろにいるのは分かったんですけど、誰が来るか分からないし、最後まで踏み切りましたね。最近は点数も成績も落ちていたし、3車で決まっていい薬になります」
佐藤龍二は仕掛けてきた池野を張って原田を援護しながら追走して南関ワンツー。
「原田が踏んだ時に一回待って、行けなくても内と思ったんですけど、池野が原田の後ろに嵌るような感じになったのでブロックして。自分も調子はいいと思っていたんですけど、それ以上に原田の調子が良かったですね」
<10R>

石塚輪太郎選手
吉田昌司が誘導を切って先頭に立つと、昼田達哉が関東勢を追って内に石塚輪太郎(写真)、外で昼田の併走になる。昼田は外併走の状態から最終ホームでスパート。すると、石塚はこのラインを追っていき、2コーナーからはさらに外を回して前団をまくった。
「ジャン前で反応が鈍くて立ち遅れた。昼田君と併走が長引けば、どかしにいったけど、行ったので(昼田の)3番手にスイッチをして行った。要所、要所で立ち遅れているので1着ですけど、感じが良くなくて重かったです。バンクというより体がシャキっとしない。上のグレードでは終わっているし、隙が多すぎました」
上田国広は石塚のまくりにぴったりと続いて2着をキープしたが、上積みが欲しいところ。
「けっこうきつかったです。輪ちゃんが強かったのもあるけど、抜ける感じはなかったし、もっと欲しいです。(状態は)もうひとつかな?何とかクールダウンをして整えたい」
「ジャン前で反応が鈍くて立ち遅れた。昼田君と併走が長引けば、どかしにいったけど、行ったので(昼田の)3番手にスイッチをして行った。要所、要所で立ち遅れているので1着ですけど、感じが良くなくて重かったです。バンクというより体がシャキっとしない。上のグレードでは終わっているし、隙が多すぎました」
上田国広は石塚のまくりにぴったりと続いて2着をキープしたが、上積みが欲しいところ。
「けっこうきつかったです。輪ちゃんが強かったのもあるけど、抜ける感じはなかったし、もっと欲しいです。(状態は)もうひとつかな?何とかクールダウンをして整えたい」
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塩崎隼秀、古賀勝大の順番で動いた所を蒔田英彦が打鐘で出て主導権。前受けから7番手まで下げて岩谷拓磨は2センターからスパート。志村太賀のけん制を乗り越えてバック過ぎに先頭に立つ。追走した大西貴晃が交わして地元GIIIで好発進を決めた。
「(岩谷)拓磨は引いてドンかなと。ジャンで仕掛けるのかなと思って、そこだけ集中していましたね。ホームで拓磨の後輪が跳ねた感じで、それで(菅原)晃さんも付いて行きやすくなったと思います。バックで(志村と)目が合ったけど、拓磨も踏んでいったので。地元で1着を取れて気持ち良かったですね。今回はリラックスして走れていると思います」
岩谷拓磨は地元2人を連れてロングスパート。九州ラインを上位独占に導いた。
「長い距離、外を踏んで行く作戦だったし、作戦通りには仕掛けられましたね。ホームで後輪が跳ねてしまって、そこで少し脚を削られましたね。ライン3人で決められたし、90点から100点満点のレースはできたかなと。脚がいつも以上に回せているし、体も軽いんで調子はいいと思います」
「(岩谷)拓磨は引いてドンかなと。ジャンで仕掛けるのかなと思って、そこだけ集中していましたね。ホームで拓磨の後輪が跳ねた感じで、それで(菅原)晃さんも付いて行きやすくなったと思います。バックで(志村と)目が合ったけど、拓磨も踏んでいったので。地元で1着を取れて気持ち良かったですね。今回はリラックスして走れていると思います」
岩谷拓磨は地元2人を連れてロングスパート。九州ラインを上位独占に導いた。
「長い距離、外を踏んで行く作戦だったし、作戦通りには仕掛けられましたね。ホームで後輪が跳ねてしまって、そこで少し脚を削られましたね。ライン3人で決められたし、90点から100点満点のレースはできたかなと。脚がいつも以上に回せているし、体も軽いんで調子はいいと思います」
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杉森輝大選手
初手で3番手の川口聖二は阿部将大の上昇に合わせ勢い良く前に出る。長島大介はこのラインを追って阿部は一旦6番手まで下げるが、打鐘から再度の巻き返し。川口と阿部で踏み合いになって隊列が短くなったところを長島がまくって最後は杉森輝大(写真)が交わした。
「長島君がいい判断で仕掛けてくれた。道中は楽で脚もたまっている。感じはいいと思う。コンディションを整えて明日(12日)も1着を取れるように走りたい。自転車は踏んだら反応してくれて終始余裕はある」
長島大介は別線の踏み合う気配を察知。戦況に応じた柔軟な組み立てから勝負所ではしっかりと仕掛けた。
「(川口が踏み合う)雰囲気が出ていて察した。いい判断でした。自分でSを取って、いい展開になったし、2車では理想の走り。今日は頑張ったので良かった。(脚の感じは)走りやすい」
小川勇介は阿部が川口に張られて外に浮くと、川口の後ろに入り、懸命に前へと踏んだ。
「(川口)聖二もやる気でしたね。しょうがないです。(自分で踏んで)後ろは兄弟子と先輩もついているので。動けてはいるし、後輩に刺激ももらっている。あとはしっかりと休養したい」
「長島君がいい判断で仕掛けてくれた。道中は楽で脚もたまっている。感じはいいと思う。コンディションを整えて明日(12日)も1着を取れるように走りたい。自転車は踏んだら反応してくれて終始余裕はある」
長島大介は別線の踏み合う気配を察知。戦況に応じた柔軟な組み立てから勝負所ではしっかりと仕掛けた。
「(川口が踏み合う)雰囲気が出ていて察した。いい判断でした。自分でSを取って、いい展開になったし、2車では理想の走り。今日は頑張ったので良かった。(脚の感じは)走りやすい」
小川勇介は阿部が川口に張られて外に浮くと、川口の後ろに入り、懸命に前へと踏んだ。
「(川口)聖二もやる気でしたね。しょうがないです。(自分で踏んで)後ろは兄弟子と先輩もついているので。動けてはいるし、後輩に刺激ももらっている。あとはしっかりと休養したい」