『別府競輪開設54周年記念(GIII)レポート』 前検日編
 
配信日:10月31日
 
 



『若生武則の別府競輪開設54周年記念(GIII)レポート』 前検日編


 こんにちわ、けいりんマガジンの橋本です!
花月園記念決勝の行方が気になるところですが、明日からは『別府開設54周年記念 別府八湯ゆけむりカップ』が開催されます!
地元の雄・小野俊之選手を筆頭に、強豪が集結した今開催。白熱したレースが期待されますね!
また、冠名にもある通り、別府といえば温泉。別府競輪場で競輪を楽しんだ後は温泉でのんびり、なんて旅打ちプランはいかがでしょうか。

お近くの方はぜひ本場まで足をお運びください!

現場からのレポートは橋本がお送りします。


■今開催の展望
☆小野俊之が地元Vに意気揚々

 地元の雄・小野俊之が、約一カ月ぶりにバンクに帰ってきた。
 今年は年頭の和歌山記念を皮切りに怒濤の6Vを記録したが、8月豊橋記念完全優勝以降は優勝がなく、やや勢いが失速した感は否めない。しかし、当地は小野の庭だし、目標豊富なここは展開有利に運べることは間違いなし。この後に控えた大一番・全日本選抜競輪に向けて弾みをつける意味でもきっちり結果を残したいところだろう。また、昨年の当地記念では決勝戦で2着に入線しながらも失格しているだけに、地元ファンに借りを返したいという気持ちは強いはず。小野の地元記念制覇に期待する。
 小野を先導するのは、先の武雄記念で強さを見せつけた荒井崇博と、新鋭・中川誠一郎だ。快スピードを持つ両者が一気に先制するなら小野の好ガードが望めるだけに、今回も好連携を見せてくれそう。
 大塚健一郎も怖い存在だ。同期の荒井とは武雄記念で2度ワンツーを決めるなど抜群に相性がいいし、俊敏な捌きも健在だ。記念初優勝に向けて視界良好と言えよう。

 山田裕仁、小嶋敬二、山口幸二ら“大御所”を揃えた中部軍団が、地元勢の前に立ちふさがる。
 今年の山田は未だ優勝ゼロ、競走では本来の切れが見られず凡走するケースも見られるが、底力はやはり格上だ。ラインに気心知れた仲間が揃ったのも好材料で、快速捲りで前団を一気に捕らえるシーンが見られそう。

 新田康仁-渡邉晴智の静岡両者も魅力だし、共同通信社杯を制した佐藤慎太郎の動向も気になるところ。



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