さぁ、始動だ! 熊本競輪場で大阪・関西万博協賛・開設74周年記念「火の国杯争奪戦(GIII)」が、10月3日からスタートする。熊本競輪場では15年以来、9年ぶりの記念開催。脇本雄太、松浦悠士、深谷知広、山口拳矢のS級S班4人をはじめ、郡司浩平、坂井洋ら豪華なメンバーが、400バンクに生まれ変わった熊本バンクを激走する。前検日の10月2日はあいにくの雨となり、選手それぞれが調整を行い、翌日からの戦いに備えた。
記念シリーズは開催中の毎日、先着500人に来場者プレゼント(初日はオリジナルフェイスタオル)。コンドル出版の武田氏による全レース解説、競輪レジェンドたちによるレース展望・トークショー、キッチンカーの出店、未確定車券抽選会などが予定されています。熊本競輪場では、様々なイベントでみなさまのご来場をお待ちしております。テレビ、インターネット中継などでの観戦もお楽しみください。
記念シリーズは開催中の毎日、先着500人に来場者プレゼント(初日はオリジナルフェイスタオル)。コンドル出版の武田氏による全レース解説、競輪レジェンドたちによるレース展望・トークショー、キッチンカーの出店、未確定車券抽選会などが予定されています。熊本競輪場では、様々なイベントでみなさまのご来場をお待ちしております。テレビ、インターネット中継などでの観戦もお楽しみください。
<1R>

東矢圭吾選手
東矢圭吾(写真)にとっては、初めての地元シリーズが記念。信頼を寄せる先輩とともに、オープニングで流れをつくって、自身も波に乗りたい。
「(前回の岐阜記念は)最後にタレる感覚があったのと、レースでの組み立てが甘かったかなって。状態は、ほぼほぼ戻ってきている。(練習での)感覚もいいと思います。緊張はするけど、後ろの(松岡)貴久さん、(坂本)亮馬さんが付いてくれるのは心強い。直近は(GIIIで)準決に乗れていないので、まずは準決、あわよくば決勝にいきたい」
前回の四日市FIが633着といまひとつだった松岡貴久だが、直近の競走得点も109点台に戻り、このメンバーでは競走得点最上位の存在。
「四日市は疲れもあって、体調はそんなに良くなかった気がします。(今年のここまでの成績は)前の選手の頑張りのおかげですね。(地元は)9年ぶり、やっと走れるっていう感じです。まずは4日間、無事完走。それにプラスして確定板ですね」
「(前回の岐阜記念は)最後にタレる感覚があったのと、レースでの組み立てが甘かったかなって。状態は、ほぼほぼ戻ってきている。(練習での)感覚もいいと思います。緊張はするけど、後ろの(松岡)貴久さん、(坂本)亮馬さんが付いてくれるのは心強い。直近は(GIIIで)準決に乗れていないので、まずは準決、あわよくば決勝にいきたい」
前回の四日市FIが633着といまひとつだった松岡貴久だが、直近の競走得点も109点台に戻り、このメンバーでは競走得点最上位の存在。
「四日市は疲れもあって、体調はそんなに良くなかった気がします。(今年のここまでの成績は)前の選手の頑張りのおかげですね。(地元は)9年ぶり、やっと走れるっていう感じです。まずは4日間、無事完走。それにプラスして確定板ですね」
<2R>
前々回の小田原記念では、3日目に1位入線も失格。前回の立川FIは、腰痛により2日目以降を欠場。リズムが良くないまま地元記念を迎えた上田尭弥だが、3週間以上空いた今シリーズの仕上がりは悪くなさそうだ。
「(立川は)腰痛で無理はできないなって思った。そのあとは治療にもいって、万全の状態で練習もできた。(練習を)やりすぎないようにして、やりたいことはできました。(近況は)フレームを換えたり、練習がバンクでできるようになってから、(調子が)少しずつ戻っている。ただ、大事なところでヘマしたりしているところもあるんで、地元なんでしっかりと」
中村圭志は、15年8月のA級1、2班戦以来の地元場所。感慨深げに口を開く。
「(地元を)もう走れないかもしれないと思っていたので、うれしいですね。ただ、落車の影響もあって(今年の)前半戦は思うようにいかなかった。後半戦は巻き返して良かった時くらいに戻したい。ここ最近は疲れが取れなくてキツかったけど、(今回は12日)空いていたので練習と休養もできた。やれることをやってきたので、結果を出したいですね」
「(立川は)腰痛で無理はできないなって思った。そのあとは治療にもいって、万全の状態で練習もできた。(練習を)やりすぎないようにして、やりたいことはできました。(近況は)フレームを換えたり、練習がバンクでできるようになってから、(調子が)少しずつ戻っている。ただ、大事なところでヘマしたりしているところもあるんで、地元なんでしっかりと」
中村圭志は、15年8月のA級1、2班戦以来の地元場所。感慨深げに口を開く。
「(地元を)もう走れないかもしれないと思っていたので、うれしいですね。ただ、落車の影響もあって(今年の)前半戦は思うようにいかなかった。後半戦は巻き返して良かった時くらいに戻したい。ここ最近は疲れが取れなくてキツかったけど、(今回は12日)空いていたので練習と休養もできた。やれることをやってきたので、結果を出したいですね」
<3R>
前回の富山FIを331着。決勝は先行した岩谷拓磨を目標に好展開をモノにした隅田洋介が、7月の弥彦FI以来、今年2度目の優勝を遂げた。
「(優勝は岩谷に)全部、やってもらった。自分はキレは戻ったと思うけど、長い距離をいってない。そこはまだビビっている感じです。(前回のあとは)練習を強めにやってきた。しり上がりに良くなればと思います」
FIでは初日予選を4連勝中だった武田亮だが、前回の岐阜記念では一次予選を7着で敗退。前回、久々の9車立てを経験したことで、続けての記念シリーズにはプラスに働きそうだ。
「前回の岐阜記念は、久々の9車立てっていうのもあって失敗しました。やっぱり7車立てと9車立ては、全然違いますね。押さえに行くだけでも距離が長いなって。記念だと初日に失敗してしまうことが多いんですけど、状態自体は悪くない。しっかりと勝ち上がれるように頑張りたい」
「(優勝は岩谷に)全部、やってもらった。自分はキレは戻ったと思うけど、長い距離をいってない。そこはまだビビっている感じです。(前回のあとは)練習を強めにやってきた。しり上がりに良くなればと思います」
FIでは初日予選を4連勝中だった武田亮だが、前回の岐阜記念では一次予選を7着で敗退。前回、久々の9車立てを経験したことで、続けての記念シリーズにはプラスに働きそうだ。
「前回の岐阜記念は、久々の9車立てっていうのもあって失敗しました。やっぱり7車立てと9車立ては、全然違いますね。押さえに行くだけでも距離が長いなって。記念だと初日に失敗してしまうことが多いんですけど、状態自体は悪くない。しっかりと勝ち上がれるように頑張りたい」
<4R>

和田圭選手
FIでは今年4度の優勝を誇る和田圭(写真)だが、近況はグレード戦線でなかなか結果を残せていない。11月の競輪祭までは、ここが最後のグレード戦だけに足がかりをつけたいところだろう。
「(近況の感触は)そんなに悪くなかった。(気温が)急に冷えてきたのもあるけど、そこは問題ないですね。(前回のあとも)練習ができたし、そんなに変わらずです。ただ、調整もしてなくて、疲れをためてきた。それが徐々に抜けてくれれば。新しいバンクなので、イメージ良く帰りたい」
コンスタントに勝ち星を挙げている佐々木則幸は、丁寧に近況を振り返りこう説明する。
「それなりにっていう感じです。めちゃくちゃいいっていう感じではないけど、1着はたまに取れている。(前回の)最終日は平尾(一晃)君の11秒0のまくりに付いていけた。けど(前々回の準決では)取鳥(雄吾)君のカマシに離れてしまった。(支部長職で)東京に行ったりもあって、計画的に練習ができているわけではないけど。そのわりにはっていうのはあります」
「(近況の感触は)そんなに悪くなかった。(気温が)急に冷えてきたのもあるけど、そこは問題ないですね。(前回のあとも)練習ができたし、そんなに変わらずです。ただ、調整もしてなくて、疲れをためてきた。それが徐々に抜けてくれれば。新しいバンクなので、イメージ良く帰りたい」
コンスタントに勝ち星を挙げている佐々木則幸は、丁寧に近況を振り返りこう説明する。
「それなりにっていう感じです。めちゃくちゃいいっていう感じではないけど、1着はたまに取れている。(前回の)最終日は平尾(一晃)君の11秒0のまくりに付いていけた。けど(前々回の準決では)取鳥(雄吾)君のカマシに離れてしまった。(支部長職で)東京に行ったりもあって、計画的に練習ができているわけではないけど。そのわりにはっていうのはあります」
<5R>
前回の岐阜記念では、1月の和歌山以来の決勝進出を果たした阿竹智史だが、直近の数場所は腰痛に悩まされて万全のコンディションとはいえず満身創い。
「腰が良くないので、(前回も)そこまで感じ良くは走れてない。展開が向いて決勝に乗れた。8月後半から9月にかけて腰痛が出て、練習はほとんどできていない状態ですね」
前回の岐阜記念でも同配分だったものの、中島詩音との直接の顔合わせがなかった野口裕史が一次予選に気を引き締める。
「前回の岐阜記念までの開催が、ほとんど中3日くらいだった。それで開催の間にあまり練習ができていなかったですね。今回は久々に競走間隔が空いたので、いい感じだと思います。前回の岐阜が終わって、ガッツリ練習して、2日間はゆっくりしながら調整しました。なので、前回の岐阜よりもいいと思います。(初日は)積極的な中島君もいますけど、負けないように頑張りたい」
「腰が良くないので、(前回も)そこまで感じ良くは走れてない。展開が向いて決勝に乗れた。8月後半から9月にかけて腰痛が出て、練習はほとんどできていない状態ですね」
前回の岐阜記念でも同配分だったものの、中島詩音との直接の顔合わせがなかった野口裕史が一次予選に気を引き締める。
「前回の岐阜記念までの開催が、ほとんど中3日くらいだった。それで開催の間にあまり練習ができていなかったですね。今回は久々に競走間隔が空いたので、いい感じだと思います。前回の岐阜が終わって、ガッツリ練習して、2日間はゆっくりしながら調整しました。なので、前回の岐阜よりもいいと思います。(初日は)積極的な中島君もいますけど、負けないように頑張りたい」
<6R>
小川勇介は、前回の弥彦FIを準V。林大悟の先行を利して好展開が訪れたが、渡部幸訓に伸び比べで屈した。初日の一次予選は、大悟の弟、林慶次郎とのタッグになった。
「(前回は)感触が良かったけど、優勝できなかったのは自分の力不足です。(そのあとも)変わらず(不動會の)一門でいつも通りやってきました。林兄弟にはずっとお世話になっているので、明日(初日)はどうにか決めたいですね」
2度の熊本記念制覇の実績があり、タイトルホルダーでもある合志正臣は、今期S級にカムバックして地元記念に参戦。
「熊本が再開して走る時に、もっと力のある状態で走りたかった。それが一番ですけど、S級で走れて良かった。(地元記念は)選手生活で最後になるかもしれない。そのくらいの気持ちです。ここに来る前には万全な調整ができなくて、手術したところがあって急ピッチで練習をした。結果がどうであれ、最後まであきらめずにと思います」
「(前回は)感触が良かったけど、優勝できなかったのは自分の力不足です。(そのあとも)変わらず(不動會の)一門でいつも通りやってきました。林兄弟にはずっとお世話になっているので、明日(初日)はどうにか決めたいですね」
2度の熊本記念制覇の実績があり、タイトルホルダーでもある合志正臣は、今期S級にカムバックして地元記念に参戦。
「熊本が再開して走る時に、もっと力のある状態で走りたかった。それが一番ですけど、S級で走れて良かった。(地元記念は)選手生活で最後になるかもしれない。そのくらいの気持ちです。ここに来る前には万全な調整ができなくて、手術したところがあって急ピッチで練習をした。結果がどうであれ、最後まであきらめずにと思います」
<7R>
3場所前に落車を喫した谷口遼平だったが、共同通信社杯を経て前回の四日市FIを121着。決勝は3番手から鮮やかなまくりで後続をちぎり、ホームバンクでの優勝を果たした。
「(四日市は)しっかりと走れて優勝ができたんで良かった。(落車の影響は)気にしないようにしています。(そのあとの)疲れも大丈夫だと思います。しっかりと仕掛けることを頭において、変に受けにまわらないようにと思っています」
志智俊夫は前回の地元、岐阜記念では順当に一、二次予選を勝ち上がったが、準決では展開が向かずに5着に敗れた。
「自分の調子は良かったですね。そのあともここまで変わってない。疲れもそんなにないです。(今期は)失格もしてしまっているんで、頑張らないといけないですね」
「(四日市は)しっかりと走れて優勝ができたんで良かった。(落車の影響は)気にしないようにしています。(そのあとの)疲れも大丈夫だと思います。しっかりと仕掛けることを頭において、変に受けにまわらないようにと思っています」
志智俊夫は前回の地元、岐阜記念では順当に一、二次予選を勝ち上がったが、準決では展開が向かずに5着に敗れた。
「自分の調子は良かったですね。そのあともここまで変わってない。疲れもそんなにないです。(今期は)失格もしてしまっているんで、頑張らないといけないですね」
<8R>

成田和也選手
成田和也(写真)は、500バンクの熊本で12年に日本選手権を制した。初タイトルを奪取した思い出の地が、今度は400バンクにリニューアルされた。
「(日本選手権制覇から)だいぶ経ちましたけど、競輪選手としてあそこでGI優勝をさせてもらったのが、自分の姿勢とかが変わるキッカケになりました。そこでまた走れるのはうれしい。タイトルホルダーとして、それに見合った選手になろうって、(当時は)そういう気持ちになった。(近況は)流れがいいけど、いまひとつ自転車が進んでない。もう少しなんとかしたいっていう思いで練習しています」
前回の岐阜記念では一、二次予選を連勝した小松崎大地は、まずまずの手ごたえをつかんで、追加配分の今シリーズに挑む。
「今回は3日くらい前に追加の連絡が来たんですけど、(次の寬仁親王牌までが)結構、空く感じになるので受けました。疲れとかは大丈夫です。現状を受け止めつつ、少しずつでも上がって行ければと思ってやっています。新しくなった熊本バンクを走れるのは楽しみですね」
「(日本選手権制覇から)だいぶ経ちましたけど、競輪選手としてあそこでGI優勝をさせてもらったのが、自分の姿勢とかが変わるキッカケになりました。そこでまた走れるのはうれしい。タイトルホルダーとして、それに見合った選手になろうって、(当時は)そういう気持ちになった。(近況は)流れがいいけど、いまひとつ自転車が進んでない。もう少しなんとかしたいっていう思いで練習しています」
前回の岐阜記念では一、二次予選を連勝した小松崎大地は、まずまずの手ごたえをつかんで、追加配分の今シリーズに挑む。
「今回は3日くらい前に追加の連絡が来たんですけど、(次の寬仁親王牌までが)結構、空く感じになるので受けました。疲れとかは大丈夫です。現状を受け止めつつ、少しずつでも上がって行ければと思ってやっています。新しくなった熊本バンクを走れるのは楽しみですね」
<9R>

松本秀之介選手
8月のオールスターでは2勝をマークして存在感を見せた松本秀之介(写真)は、直近の2場所を武雄FIを311着、福井FIを423着と成績を残している。
「お客さんの応援もそうだし、僕たちの気持ちも久留米でやっていた熊本記念とは違うので、空回りをしないように。(状態は)ちょっとずつ上がっていると思います。ちょっと前に悪かったところがあんまり気にならなくなって、レースで動けるようになった。それで点数もまとまってきました」
7月の熊本再開のFIシリーズを欠場していた小倉竜二が、今回は追加配分で参戦。03年には当所記念を制している小倉が、こう口を開く。
「7月は(熊本のあっ旋が入っていたが)高松宮記念杯で落車したあとに小松島記念、松戸のサマーナイトフェスティバルって無理して走ったら鎖骨とろっ骨が悲鳴を上げてしまって走れなかった。追加ですけど今回こうやって呼んでもらえてうれしいですね。追加は(10月の)1日だったので急な追加だったんですけど、走りたかったので来ました。ちょうどウエートトレーニングをがっつりやっていたんですけど、疲れはちょうどいいくらい。前回から中3日なので、状態は変わらないと思います」
「お客さんの応援もそうだし、僕たちの気持ちも久留米でやっていた熊本記念とは違うので、空回りをしないように。(状態は)ちょっとずつ上がっていると思います。ちょっと前に悪かったところがあんまり気にならなくなって、レースで動けるようになった。それで点数もまとまってきました」
7月の熊本再開のFIシリーズを欠場していた小倉竜二が、今回は追加配分で参戦。03年には当所記念を制している小倉が、こう口を開く。
「7月は(熊本のあっ旋が入っていたが)高松宮記念杯で落車したあとに小松島記念、松戸のサマーナイトフェスティバルって無理して走ったら鎖骨とろっ骨が悲鳴を上げてしまって走れなかった。追加ですけど今回こうやって呼んでもらえてうれしいですね。追加は(10月の)1日だったので急な追加だったんですけど、走りたかったので来ました。ちょうどウエートトレーニングをがっつりやっていたんですけど、疲れはちょうどいいくらい。前回から中3日なので、状態は変わらないと思います」
<10R>

町田太我選手
町田太我(写真)は、前回の岐阜記念を1273着。先行策で準決まで勝ち上がり、二次予選では松浦悠士とワンツーで人気に応えた。
「(前回もそうだけど自分は)展開次第ですね。脚がどうのこうのよりも、すんなり駆けられるかどうか。(前回の)準決でも意地を出して(駆けて)いけば良かった。終わってみれば、そう思いました。脚の状態は変わらないですね。(一次予選は後ろが中川誠一郎で)すごく緊張します」
前回の共同通信社杯から2週間近く空いた中川誠一郎。7月の熊本再開のFIシリーズでは574着と一息だっただけに、今シリーズにリベンジの気持ちも強いだろう。
「(7月の熊本再開の)一発目がひどかったので、不安はだいぶあります。でも、精いっぱいやりたい。(最近は)感覚が良くなかったけど、(前回の)共同通信社杯の後半で感覚が良くなった。シューズを戻したら、踏み方を思い出した感じです。直前の練習ではだいぶマシになったし、できるだけのことはやりました。(7月の地元シリーズの)あのころはめちゃくちゃ忙しかった。その時よりだいぶ落ち着いて、地元を迎えられた」
「(前回もそうだけど自分は)展開次第ですね。脚がどうのこうのよりも、すんなり駆けられるかどうか。(前回の)準決でも意地を出して(駆けて)いけば良かった。終わってみれば、そう思いました。脚の状態は変わらないですね。(一次予選は後ろが中川誠一郎で)すごく緊張します」
前回の共同通信社杯から2週間近く空いた中川誠一郎。7月の熊本再開のFIシリーズでは574着と一息だっただけに、今シリーズにリベンジの気持ちも強いだろう。
「(7月の熊本再開の)一発目がひどかったので、不安はだいぶあります。でも、精いっぱいやりたい。(最近は)感覚が良くなかったけど、(前回の)共同通信社杯の後半で感覚が良くなった。シューズを戻したら、踏み方を思い出した感じです。直前の練習ではだいぶマシになったし、できるだけのことはやりました。(7月の地元シリーズの)あのころはめちゃくちゃ忙しかった。その時よりだいぶ落ち着いて、地元を迎えられた」
<11R>

嘉永泰斗選手
コンディションを崩して8月のオールスターの欠場を余儀なくされた嘉永泰斗(写真)は、復帰の2場所、向日町記念、共同通信社杯を未勝利。それだけに状態面がどうか、気になるところ。
「あんまり良くないですね。向日町から(新車に)自転車を換えたりして良くなかったので、今回は戻します。(前回のあとに)やれることはやったので、共同通信社杯よりは良くなっている。しっかりと決勝まで勝ち上がって、熊本勢から優勝者を出せるようにしたい」
嘉永の番手を回るのは同県の中本匠栄。昨年は久留米で行われた熊本記念を獲り、今シリーズは連覇がかかるが、前回の向日町記念は落車に見舞われた。
「(落車による)怪我は擦過傷と打撲ですね。ただ、練習をすぐに再開して、練習とケアをして、できる限りのことはできた。だいぶ時間もあったので、向日町の時よりは良くなっている。大丈夫だと思います」
「あんまり良くないですね。向日町から(新車に)自転車を換えたりして良くなかったので、今回は戻します。(前回のあとに)やれることはやったので、共同通信社杯よりは良くなっている。しっかりと決勝まで勝ち上がって、熊本勢から優勝者を出せるようにしたい」
嘉永の番手を回るのは同県の中本匠栄。昨年は久留米で行われた熊本記念を獲り、今シリーズは連覇がかかるが、前回の向日町記念は落車に見舞われた。
「(落車による)怪我は擦過傷と打撲ですね。ただ、練習をすぐに再開して、練習とケアをして、できる限りのことはできた。だいぶ時間もあったので、向日町の時よりは良くなっている。大丈夫だと思います」
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瓜生崇智選手
地元からただ一人、特選シード権を得た瓜生崇智(写真)は、脇本雄太の番手を選択。震災により、地元、熊本バンクは、これがデビュー戦になる。
「16年に学校を卒業して、その年に地震があった。地元デビューできるかと思ったけど、地元で走れなかった。109期の僕らから(地元を)走れなかったので、8年は長かったです。でも、(初めての地元で初日は)特選で脇本さんに付けられるって、逆に“持ってる”のかなと。8年分を取っておきました。(前回は)失格でファンの方々に迷惑を掛けてしまって申し訳なかった。(そのあとは)いつも通り、気負わずにマイペースでやって、心技体を整えてきました。地元で特選に乗りたくて、GI、GIIで結果を残しての点数なので。たくさんの方々が、来場してくれると思う。本場で見てもらえるのが楽しみで仕方ない。やっとデビュー戦です」
松浦悠士は、前回の岐阜記念を8121着。3月の玉野以来、今年2度目の優勝を遂げて、追加配分の今シリーズを迎える。
「賞金も上積みしたいし、共同通信社杯と岐阜記念で感じたことの答え合わせをしたい。そこを意識しながらですね。それはタテ、自力ですね。落車の影響も岐阜よりは感じなくなっているけど、まだまだ体がうまく使えてない。練習の感じは岐阜の前よりは良くない。けど、練習もケアもしてきました」
前回の共同通信社杯でファイナル進出の郡司浩平は、そこから2週間近く空いたローテーションで、次の寬仁親王牌を見据える。
「(前回は)自力を出してトップスピードは良かった。けど、そのあとの粘りがまだまだ足りない。そういうところを強化したい。(前回のあとは)いつも通り練習して、まずはGIに向けてやっているところですね。(練習での感触は)最近、そんなにいい感じではないけど、レースを走れば良くなるのでそんなに気にしてない」
「16年に学校を卒業して、その年に地震があった。地元デビューできるかと思ったけど、地元で走れなかった。109期の僕らから(地元を)走れなかったので、8年は長かったです。でも、(初めての地元で初日は)特選で脇本さんに付けられるって、逆に“持ってる”のかなと。8年分を取っておきました。(前回は)失格でファンの方々に迷惑を掛けてしまって申し訳なかった。(そのあとは)いつも通り、気負わずにマイペースでやって、心技体を整えてきました。地元で特選に乗りたくて、GI、GIIで結果を残しての点数なので。たくさんの方々が、来場してくれると思う。本場で見てもらえるのが楽しみで仕方ない。やっとデビュー戦です」
松浦悠士は、前回の岐阜記念を8121着。3月の玉野以来、今年2度目の優勝を遂げて、追加配分の今シリーズを迎える。
「賞金も上積みしたいし、共同通信社杯と岐阜記念で感じたことの答え合わせをしたい。そこを意識しながらですね。それはタテ、自力ですね。落車の影響も岐阜よりは感じなくなっているけど、まだまだ体がうまく使えてない。練習の感じは岐阜の前よりは良くない。けど、練習もケアもしてきました」
前回の共同通信社杯でファイナル進出の郡司浩平は、そこから2週間近く空いたローテーションで、次の寬仁親王牌を見据える。
「(前回は)自力を出してトップスピードは良かった。けど、そのあとの粘りがまだまだ足りない。そういうところを強化したい。(前回のあとは)いつも通り練習して、まずはGIに向けてやっているところですね。(練習での感触は)最近、そんなにいい感じではないけど、レースを走れば良くなるのでそんなに気にしてない」