『KEIRINグランプリ04(GP)レポート』 初日編
配信日:12月28日
若生武則の 『KEIRINグランプリ04(GP)レポート』 初日編
ここ立川競輪場に来るまでの人の波が、やっと年末らしい雰囲気になってきました。明日はヤンググランプリがいよいよ開催されますね。
ヤンググランプリは86期から88期までの選手の中から選抜され、若手の登竜門となっているレースです。
今回の目玉選手は、武田豊樹選手。実力はグランプリ出場選手並みと選手間でも言われているので、その走りに大注目したいですね。
■
今日のイベント
第4レース終了後ワールドメダリストの表彰がバンク内で行われました。伏見俊昭、長塚智広、井上昌己のアテネオリンピック自転車競技トラック・チームスプリント銀メダルに対して表彰されました。
今後の活躍にも注目です。
第6レース終了後には、グランプリ出場選手による公開練習が行われました。バンクを縦横無尽に駆け抜ける姿は、カッコいいですよね。この光景はグランプリだからこそのもの。そして、この公開練習では、選手たちのパフォーマンスも話題になります。今年もやってくれたのが、佐藤慎太郎選手と小野俊之選手、村上義弘選手でした。果たしてこの中から優勝者が出るのでしょうか。
佐藤選手
小野選手
10レース
11レース
阿佐田哲也杯のS級特選は、第10レースは6番海野敦男選手を競り落とし、7番坂本勉選手の捲りから見事に差し抜けた、1番後閑信一選手が1着。2着に4番湊聖二選手、3着3番岩見潤選手でした。
第11レースは8番森田達也選手が先行し、中団を取った1番金子貴志選手が捲り追い込んで1着。2着に森田選手を追走した3番有坂直樹選手、3着は伸びた香川雄介選手でした。
グランプリでも、なかなかお目に掛からないのが夜の指定練習です。とっぷりと日の暮れた中、カクテル光線に照らされたバンクを疾走する18選手と言いたいところなんですが、全選手は走らず任意の選手だけでした。中でも目に付いたのが、稲垣裕之選手を追走する内林久徳選手と村上義弘選手。並走状態って、競りの練習ですか? 気合が入ってました。そして、ここでもパフォーマンスを繰り広げるのが佐藤選手。ガッツポーズの練習をしていたら、本当にグランプリを優勝したあの選手の真似でしょうか。
夜指定練習 佐藤選手
夜指定練習 近畿勢
→ダッグアウトから
→私的明日の展望
■ダッグアウトから
<6R>
先行逃げ切り決めた池崎太郎
「4番手が取り合いみたいな感じになっていたんで、ついてましたよ」
<7R>
高橋大作が捲り決まり、地元勢でワンツー
「緊張した~。先行するならもっと早めに行かなきゃダメでしたね。でも、結果はワンツーなんで良かったです」
高橋を交わして1着の志村勇二
「『行ってくれー』と思ったら、(高橋君が)ちょうど行ってくれたんでよかった。高橋君とは、弥彦記念の初日に決めた事があるんで、いいイメージがあるんですよ」
先行した山本真矢は「きつかったです。体調的にやれるかと思ったし、展開も良かったけど、重かったですね。明日、稲垣(裕之)がヤンググランプリ走るし、グランプリで村上(義弘)も走るんで、景気づけに頑張りたかったんですけどね」
<8R>
捲り決まった石橋慎太郎
「ゴール前は重かったですね。周回中に脚を使ったんでもたないかと思いました。2コーナーから山おろし気味に行ったけど、3コーナーきつかったですね」
石橋マークの藤田晃英
「(石橋が)カマシか捲りって言ってたんで、それだけを気をつけていきました」
番手で粘った伊藤大志は「石橋君が引けばと思ったんですけど、引かなかったんで、番手にいっちゃえと思って」
<9R>
直線鋭く追い込み1着の高井広明
「河津(照彦)さんと決まったからね、良かったです。いつ行こう、いつ行こうと思ってて、でも、前に合わせられてもね、僕も若くないし(笑)」
先行した市川健太の番手にはまった足達重満は「前回の初日が慌てて失敗してもうたけん、今回はと思ったんですけど、今回は大事にいき過ぎました」
<10R>
後閑信一は、海野敦男と坂本勉の番手争いなるも奪取し、さらに直線追い込んで1着に来た
「体調をここに合わせてきました。けっこう休んだんで大丈夫かなと思ったけど、1着とれたんでホッとしました」
池尻浩一は「車間切ってタイミング見ていた時に行かれたんですよ。脚は軽かったんですけどね。失敗しました」
<11R>
森田達也の先行を、鮮やかに捲り追い込んで1着の金子貴志
「長塚(智広)が車間あけてましたね。最終バックで『行くしかない』と思って、行ったんです。決まったのはたまたまですよ(笑)。武雄記念から自転車変えたんですけど、今日が一番良かったですね」
森田の番手につき、2着にきた有坂直樹は「(最終バックで)後ろ見ても誰もいないから、そしたら、4コーナーで白い光の影が見えました(笑)。あれで慌てて踏んだんですけどね。森田は強かったですよ」
森田は「末の粘りがないんで、粘れるように頑張ります。明日は金子さんとだけは一緒になりたくなかったんですけどね(苦笑)。石橋はだいたい何やるか読めるので(笑)」
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■私的明日の展望
9R 準決勝
高橋大作―長塚智広―幸田光博、坂本勉-有坂直樹-足達重満、湊聖二-香川雄介-上田学
高橋が先行しそう。そうなると自在宣言をした長塚が番手の利で一着か。しかし、「ギアを1枚落としたんですけど、感じはいいですよ」と言っていた坂本の存在が怖いところ。湊も好調そうで注意が必要。
私的には、有坂から考えたい。
10R
石橋慎太郎-海野敦男、森田達也-伊藤大志-大前寛則、金子貴志-岩見潤-高井広明、内田浩司
ダッシュタイプの3人が顔をそろえた。
先行しそうなのは森田だが、レース後のコメントからもわかるように金子をかなり意識しており、その影響がどう出るか。客観的に見て、金子の実力が一枚上の感覚だが、もつれれば石橋の捲りにも注意が要るだろう。
11R
山本佳嗣-金田健一郎-河津照彦、中川誠一郎-池尻浩一-藤田晃英、後閑信一-深井高志-志村勇二
山本が先行する可能性が高そう。
後閑がどう動くかが注目したい。今日の後閑は強かった。私的にも後閑からいきたい。
12R ヤンググランプリ
武田豊樹-矢口啓一郎、平原康多-岩津裕介、稲垣裕之-井上昌己、五十嵐力-海老根恵太-武井大介
全員が自力を持っているので、先行は、ラインの長い五十嵐か!? 武田は捲っても強い。この辺りをどの選手が警戒して、潰しに掛かるかがレースの見所だろう。最終バックで後方に置かれたら、武田と言えども苦しくなるはず。
私的には、武井からか、井上から考えたい。五十嵐の先行意欲と、稲垣の先行意欲を買ってみたい。
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