『第62回オールスター競輪(GI)』 決勝戦共同インタビュー

配信日:8月17日
8月18日(日) 11R(発走予定16時30分)
平原康多(埼玉・87期)
平原康多選手
 直前の感触が良かったので、そのままの感触でこれていると思います。(前回の西武園記念から使っている新車が)徐々に体にも馴染んできました。(疲れは)そんなに。大丈夫です。(準決は)難しい感じだったんですけど、結果的には良い感じになりました。(北日本勢が4車で並ぶのはご存じですか?)はい。聞きました。(手ごわい?)そうですね。(脇本雄太が決勝にいないのは?)脇本も新田も変わんないので。(決勝は)とにかく諸橋さんと優勝争いができるように頑張ります。(自力で?)はい。
新田祐大(福島・90期)
新田祐大選手
 (3走を終えて)1走目は仕掛けたんですけど、脇本(雄太)選手の強さを感じたレースになったのかなと思います。2走目に関してはレースが落車もあってちょっと動揺してしまって、しっかりしたレースが組み立てられなかったのが敗因にもなりましたし、レースに参加できていない感じがありました。(落車を避けるのに脚を使ったというより)落車しちゃったなって感じで。その後の動きをちゃんと考えればよかったんですけど、何か自分の中で落ち着きすぎてしまったのが位置になりましたし、前もどんどんスピードが上がっていく中で自分が見て仕掛けるタイミングだったのに行かなかったのが敗因になってしまったかなと思いましたね。(準決は)作戦としてタイミングを見て、遅いようだったら、スピードが緩むようだったら仕掛けたいと思いますって話はしていて。一度こう仕掛けようとしたときに松浦(悠士)君とタイミングが合ってしまって。そこで一度様子を見てしまったので、次こそ仕掛けるときはもうダメ元でも行くしかないという気持ちで行ったのが、大森(慶一)さんまで出切れなかったんですけど、とりあえず2車、(佐藤)慎太郎さんと僕と出ることができたので良かったのかなと思います。(ナショナルチームの脇本と深谷知広が脱落した中で責任は果たせたと思う?)果たせたかは多分結果次第だと思います、明日(決勝)の。(同じナショナルチームの)女子2人も1人は失格してしまいましたし、(小林)優香も負けてしまって。その悔しさを帰る前に、2人からしっかり優勝してもらって、その返事を宜しくお願いしますってことで思いを託されたので、その責任もあるのかなと思います。(決勝は)北日本4人でしっかり並んで。壱道君が先頭で頑張りたいと言ってくれたのでその熱い気持ちと、(渡邉)一成さん、慎太郎さんが後ろは任せろと言ってくれたので、番手で頑張りたいと思います。
中川誠一郎(熊本・85期)
中川誠一郎選手
 (3走を終えて)やっと普通通り走れるようになりましたね。(準決は)あの位置(山崎賢人の番手)を回らせてもらったんで、ちょっとシビアにいかせてもらいました。(前検日の共同会見でも話題になった今年3つ目のGIタイトルが実現するときが来た?)メンバー的には厳しそうですけど、チャレンジしてみます。(決勝は地区的に)1人なので、単騎かなって感じです。(脚を溜めて一発狙う感じ?)はい。溜まればいいですね。
菅田壱道(宮城・91期)
菅田壱道選手
 今日もしっかり外を伸びているので調子は上向きだと思います。(準決の作戦は)平原さんが前を取った時点で、深谷が2番手にいて。そこを前まで行ったら突っ張られると思ったんで、そこは深谷を後方に置いてって。そこから流れは対応していこうかなと思ったんですけど。(最後も2着に入って)ただ流れ込んでるんじゃないんで、しっかり前を交わせているので。(GI、GIIの決勝の常連となって、そろそろタイトルという気持ち?)これが最後の競輪じゃないんで。明日(決勝)は北の先頭を任せてもらったんで。しっかり自分の役割を果たして。明日が競輪最後って言ったら、わがままを言うのかなと思ったんですけど。自分の中ではそれはなかったんで、先輩に気持ちを伝えて、先頭で頑張らせてくださいってことになりました。
諸橋愛(新潟・79期)
諸橋愛選手
 展開的にすごく恵まれている3日間かなと思います。体調面は、(弥彦記念から)キープはしているかなと思います。(準決勝は)僕の中で(平原)康多がどういう動きをするのか把握できてなかったので、その分の修正点で少し。明日(決勝)はもう少しいけるかなと思います。(名古屋は)走りやすい感じはあります。(決勝は)もちろん康多の後ろで戦いたいと思います。
渡邉一成(福島・88期)
渡邉一成選手
 (ここまでの3走は)しっかりとタテに踏めていますし、気持ちを切らさずに走れていると思います。(近況は)特に好調だとかってことはなく、しっかりとレースに集中して、できることをやろうっていう思いで走っているので、それが成績につながっていると思います。(名古屋バンクは)走りやすいと思いますし、この時期暑い中走るのも苦ではないので。気持ちを切らさずに、目の前に集中するだけですね。(決勝は)菅田君を先頭に、新田君、僕、(佐藤)慎太郎さんで。(並びはすんなり決まった?)はい。すんなり。
郡司浩平(神奈川・99期)
郡司浩平選手
 準決勝は(今シリーズで)初めての自力だったんですけど、最低限の位置は取れたかなと思います。ライン3車ってことで有利に運べるんで、そこを生かして上手く運べたかなと思います。(脇本雄太を)僕は正直、見る余裕はなかったんですけど、前の(渡邉)一成さんがたまたま反応してくれて、僕がたまたまそこに付いていけただけです。(今シリーズは復帰戦で)不安はあったんですけど、走ってみて日に日に良くなっている感じはあるので、明日(決勝)はもっと良くなるかなって思います。(決勝は中村)浩士さんと。僕は自力で戦いたいと思います。
中村浩士(千葉・79期)
中村浩士選手
 日に日に風も軽くなってきて、自分の体の状態も良いですね。(準決は)イメージした通りに(レースを)運べて、あの位置(南関ラインが3、4、5番手)になった感じです。(名古屋は)軽くてスピードが出て、自分は好きなバンクです。(決勝は)郡司君の後ろに行きます。
佐藤慎太郎(福島・78期)
佐藤慎太郎選手
 (3走して)前は抜けてないですけど、タイムがタイムなんで。付いていけているだけ、状態は良いのかなって思います。(新田の)準決勝の仕掛けだと、付いていけますよね。あれじゃなくて、カマシになった時に付いて行けるか、行けないかだと思うんですけど、準決勝は新田が僕に気を使ってああいう仕掛けをしてくれたと思います。(準決の新田は別線が)いつまくってきても合わせられるような、余力をもった先行だったと思うので、新田の状態はすごく良いのかなって思います。(決勝は北日本ラインの)4番手ですね。いつも頑張ってくれている自力屋が3人いますんで。(そこから優勝を狙う?)もちろん。頑張ります。