函館競輪場で「第68回オールスター競輪(GI)」が、8月12日にナイター開催で幕を開けた。初日のメインは、ファン投票で選ばれた9人による「ドリームレース」。郡司浩平が、深谷知広のまくりを差し切り南関ワンツーでドリームを制した。郡司、深谷、新山響平、犬伏湧也、眞杉匠の上位5人は、3日目の「シャイニングスター賞」進出を決めた。8月13日のシリーズ2日目は、「オリオン賞レース」の2個レースをメインに、残りの一次予選と二次予選Bが行われる。
シリーズ開催中の毎日、オールスター競輪のオリジナルうちわ、抽選でオリジナルクオカードが当たるインタビュー抽選券を配布。餅まき、キッチンカーの出店、各種物産展、北海道グルメブース、選手会北海道支部ブース、りんりんふわふわ、ガラポン抽選会、SPEEDチャンネルトークショー・公開レース展望などがあります。また、8月13日のシリーズ2日目には、「原口あきまさ」のものまねステージ、「アッキー」のマジックステージ、「かんばやしまなぶ」のライブステージ、「女子オールスター大集合」ガールズケイリン選手のトークショーなども予定されています。函館競輪場では、みなさまのご来場をお待ちしております。また、テレビ、インターネット中継などでの観戦もお楽しみください。

第68回オールスター競輪、開会式

ドリームレース出場選手を代表して意気込みを語る、
古性優作選手

20回連続出場で表彰を受ける井上昌己選手

敢闘宣言をする川津悠揮選手
ドリームレース レース経過
号砲が鳴ると古性優作、郡司浩平、太田海也が飛び出し、外枠ながら太田が誘導員の後ろを占めた。太田-清水裕友の中国勢が前を固め、単騎の眞杉匠がこの後ろを主張。脇本雄太-古性の近畿勢が中団で、以下は新山響平、犬伏湧也、深谷知広-郡司の南関勢の並び。
青板周回の1センターから深谷-郡司が上昇を始めると新山も南関勢に続く。赤板前にイン太田-清水、眞杉、アウト深谷-郡司、新山で併走になった。赤板過ぎに誘導員が退避すると、太田はスンナリ車を下げた。深谷-郡司、新山が前に出ると、すかさず脇本-古性が更に抑え、ジャン前の2コーナーを立ち直ったところで先頭に立った。すると今度は6番手まで下げていた太田が反撃を開始。これに気付いた脇本も踏み込み、両者で叩き合いに発展した。勢いで優っていた太田が最終ホーム前の4コーナーで先頭に躍り出ると、脇本は太田の番手に飛びつき、太田の後ろは脇本と清水で競り合いに。前団の動向を見極めていた深谷は2コーナーでスパート。深谷は素晴らしい加速で前団に迫ると、3コーナーで太田をまくり切り、郡司、新山、眞杉…で続き最後の直線へ。番手で余裕たっぷりの郡司は、ゴール前で深谷を差し切り、ドリームレースを制した。深谷が2着に粘り、終始南関勢を追っていた新山が3着。
青板周回の1センターから深谷-郡司が上昇を始めると新山も南関勢に続く。赤板前にイン太田-清水、眞杉、アウト深谷-郡司、新山で併走になった。赤板過ぎに誘導員が退避すると、太田はスンナリ車を下げた。深谷-郡司、新山が前に出ると、すかさず脇本-古性が更に抑え、ジャン前の2コーナーを立ち直ったところで先頭に立った。すると今度は6番手まで下げていた太田が反撃を開始。これに気付いた脇本も踏み込み、両者で叩き合いに発展した。勢いで優っていた太田が最終ホーム前の4コーナーで先頭に躍り出ると、脇本は太田の番手に飛びつき、太田の後ろは脇本と清水で競り合いに。前団の動向を見極めていた深谷は2コーナーでスパート。深谷は素晴らしい加速で前団に迫ると、3コーナーで太田をまくり切り、郡司、新山、眞杉…で続き最後の直線へ。番手で余裕たっぷりの郡司は、ゴール前で深谷を差し切り、ドリームレースを制した。深谷が2着に粘り、終始南関勢を追っていた新山が3着。





<1R>

吉澤純平選手
中近勢が前団に構える。脇本勇希は誘導を残したまま下げる。上昇した松本秀之介が誘導を追いかけて、九州勢に鈴木竜士が続く。7番手でタイミングを取った中石湊は、赤板2コーナー手前から踏み込む。打鐘3コーナーで中石が先頭に立ち、北日本勢が主導権。4番手に脇本が続いて、8番手になった鈴木は4コーナーから反撃に出る。逃げる中石に鈴木が好スピードで迫り、大森慶一がブロック。最終2コーナー過ぎに戻った大森と鈴木が接触して、大森が落車。鈴木マークの吉澤純平(写真)が、自力に転じてまくりを打つ。中石をスピードの違いでとらえた吉澤が、後続をちぎって1着。
「(後方に置かれて)ちょっとヤバいかなって思ったんですけど、(鈴木は)反応してくれてすかさず行ってくれた。スピードも良かったですし、さすがだなって。大森さんの動きも見えていたんで、外に外しておかないと突っ込んじゃう。(鈴木)竜士のスピードが止まって、大森さんのところに降りた。自分はバックを踏めなかった。特別(ビッグ)なので迷ったら負けちゃう。落車は残念でしたけど、前のおかげで1着取れた」
師匠の大森が落車に見舞われただけに、手放しでは喜べない中石湊だが、初GIの一次予選を先行策でクリアした。
「後ろからスタートして先行しようと思っていたんですけど、(周回中に)前中団になったのは予想外でした。焦らずに落ち着いて対応していこうと思っていたので、落ち着いてはいけました。出るのに脚を使わずにサーッと行けた。ちょっとホームが向かい風で重かったので、ペースに入れたところで来られてしまった。次はもっと踏んでいかないとなって。スピードが落ちたところですぐにまくりに来ていたので、そこは課題ですね」
「(後方に置かれて)ちょっとヤバいかなって思ったんですけど、(鈴木は)反応してくれてすかさず行ってくれた。スピードも良かったですし、さすがだなって。大森さんの動きも見えていたんで、外に外しておかないと突っ込んじゃう。(鈴木)竜士のスピードが止まって、大森さんのところに降りた。自分はバックを踏めなかった。特別(ビッグ)なので迷ったら負けちゃう。落車は残念でしたけど、前のおかげで1着取れた」
師匠の大森が落車に見舞われただけに、手放しでは喜べない中石湊だが、初GIの一次予選を先行策でクリアした。
「後ろからスタートして先行しようと思っていたんですけど、(周回中に)前中団になったのは予想外でした。焦らずに落ち着いて対応していこうと思っていたので、落ち着いてはいけました。出るのに脚を使わずにサーッと行けた。ちょっとホームが向かい風で重かったので、ペースに入れたところで来られてしまった。次はもっと踏んでいかないとなって。スピードが落ちたところですぐにまくりに来ていたので、そこは課題ですね」
<2R>

小川真太郎選手
岡崎智哉、阿部拓真の順番で切って出て、そこを真鍋智寛が打鐘3コーナーで飛び出す。3番手を阿部が確保して、インを狙った岡崎は包まれる。佐々木悠葵は後方。車間を詰める勢いで佐々木が、4コーナーから前団に襲い掛かる。合わせる真鍋を、佐々木が最終2コーナー手前でねじ伏せる。阿部をけん制しながら、小川真太郎(写真)が3番手に切り替える。4番手からまくった阿部が、小川と接触して落車。小松崎大地、佐藤友和、岡崎も乗り上げる。直線で外を伸びた小川が、関東の2人を交わした。
「佐々木君はすごい自信があったみたいで、(スタートの)前取りも早かった。真鍋君は7車立ての走り方というか、流して引きつけてだった。(結果的に関東勢に行かれて)あそこで行かれてしまうと、次々に行かれてしまうので切り替えさせてもらった。事故になってしまったんで、そこは良くなかった。自分は前を見て踏み込んでいました」
ロングまくりの佐々木に付けた武藤龍生は、直線で小川との踏み合いも2着。
「自分は余裕があったので、(佐々木と)2人で決まるように走っていた。自分も外帯線を外して、そのあとに落車があった。厳しいかなと思ったけど、まだレースは終わってないのでなんとか佐々木君とっていう気持ちでした。自分の状態は問題ないけど、(小川)真太郎君が強かった。(前回のあとは)しっかりと練習をしていたんで、あとはレースでどれだけ出せるかですね」
「佐々木君はすごい自信があったみたいで、(スタートの)前取りも早かった。真鍋君は7車立ての走り方というか、流して引きつけてだった。(結果的に関東勢に行かれて)あそこで行かれてしまうと、次々に行かれてしまうので切り替えさせてもらった。事故になってしまったんで、そこは良くなかった。自分は前を見て踏み込んでいました」
ロングまくりの佐々木に付けた武藤龍生は、直線で小川との踏み合いも2着。
「自分は余裕があったので、(佐々木と)2人で決まるように走っていた。自分も外帯線を外して、そのあとに落車があった。厳しいかなと思ったけど、まだレースは終わってないのでなんとか佐々木君とっていう気持ちでした。自分の状態は問題ないけど、(小川)真太郎君が強かった。(前回のあとは)しっかりと練習をしていたんで、あとはレースでどれだけ出せるかですね」
<3R>

杉森輝大選手
6番手から上昇した吉田有希が、赤板手前で誘導の後ろに入る。茨栃3車に単騎の市橋司優人が続いて、5番手で村田祐樹と松本貴治が併走。誘導が残ったまま、先行態勢を整えた吉田が打鐘を通過する。吉田は4コーナー手前から誘導を降ろして、ペースを上げて逃げる。5番手の決着がつかないまま、吉田のマイペース。番手の杉森輝大(写真)が、吉田との車間を空ける。外併走から松本が最終バックでまくるが、市橋ともつれて、市橋、橋本強、西村光太が落車。杉森が勝機をモノにした。
「展開がうまく向いてくれました。誘導も残っていて、(吉田)有希も自分のもつ距離で踏んでいったので良かったです。あとは車間を切りながら、メリハリをつけて僕が踏めばラインで決まるかなって。道中も余裕はあったので、(最終)2センターからはうまく残せるようにと思って走りました。1走目にしてはいいのかなと。前回から新車にして、今日(1走目)、走って微調整するところが見つかった」
茨栃ラインで上位を独占。3番手の神山拓弥が、流れ込んで2着。
「(村田が)突っ張るかなって思ったら引いた。でも、あんなにすんなりだったんでビックリですけど。(5番手の後ろの併走は)確認できていた。(落車した市橋と)ハウスしたんですけど、車輪が壊れなくてもってくれた。有希もほぼ1周駆けだったんで掛かりも良かったですし、余裕もありました」
「展開がうまく向いてくれました。誘導も残っていて、(吉田)有希も自分のもつ距離で踏んでいったので良かったです。あとは車間を切りながら、メリハリをつけて僕が踏めばラインで決まるかなって。道中も余裕はあったので、(最終)2センターからはうまく残せるようにと思って走りました。1走目にしてはいいのかなと。前回から新車にして、今日(1走目)、走って微調整するところが見つかった」
茨栃ラインで上位を独占。3番手の神山拓弥が、流れ込んで2着。
「(村田が)突っ張るかなって思ったら引いた。でも、あんなにすんなりだったんでビックリですけど。(5番手の後ろの併走は)確認できていた。(落車した市橋と)ハウスしたんですけど、車輪が壊れなくてもってくれた。有希もほぼ1周駆けだったんで掛かりも良かったですし、余裕もありました」
<4R>

村田雅一選手
押さえて出た皿屋豊が、伊藤旭の上昇を阻んで中団がもつれる。スペースを見つけた高橋晋也は、赤板2コーナー手前から前に踏み込んで先頭に立つ。北日本ラインが出て、4番手には伊藤との連結を外した山田英明。皿屋は5番手に収まり、村田雅一(写真)、東口善朋となり、伊藤は8番手で最終周回。高橋が風を切り、隊列は一本棒。2コーナーからまくった皿屋は、山田に合わせられスピードが鈍るもさらに踏み込む。逃げる高橋の番手の山崎芳仁が、皿屋を振って追い込む。しかしながら、皿屋にスピードをもらった村田が、突き抜けた。
「皿屋さんが冷静に走ってくれました。(赤板1コーナー)あそこは皿屋さんの踏み方が上手で、(伊藤)旭も迷ったんじゃないかなと思います。皿屋さんの前がヒデさん(山田)になっていたので、嫌な感じはあった。やっぱりいいブロックをもらってしまいましたね。でも、皿屋さんがまた伸びていったので、付け直していきました。自分はあせって踏まずに、ためてから踏んで踏み勝てて良かったです。1走目はいつも重くてフワフワしているけど、今日は良かったです。リラックスできています」
別線をけん制して追い込んだ山崎芳仁は、村田との伸び比べに屈して2着。
「(高橋は)自分のペースで踏んでいって、いい感じだと思った。皿屋が見えてのみ込まれる感じでしたね。伊藤旭も来ると思った。そこが(最終)4コーナー手前だったんで出ていきました。今日(1走目)は展開でラッキーしたけど、フレームを戻してからいい感じですし悪くない」
「皿屋さんが冷静に走ってくれました。(赤板1コーナー)あそこは皿屋さんの踏み方が上手で、(伊藤)旭も迷ったんじゃないかなと思います。皿屋さんの前がヒデさん(山田)になっていたので、嫌な感じはあった。やっぱりいいブロックをもらってしまいましたね。でも、皿屋さんがまた伸びていったので、付け直していきました。自分はあせって踏まずに、ためてから踏んで踏み勝てて良かったです。1走目はいつも重くてフワフワしているけど、今日は良かったです。リラックスできています」
別線をけん制して追い込んだ山崎芳仁は、村田との伸び比べに屈して2着。
「(高橋は)自分のペースで踏んでいって、いい感じだと思った。皿屋が見えてのみ込まれる感じでしたね。伊藤旭も来ると思った。そこが(最終)4コーナー手前だったんで出ていきました。今日(1走目)は展開でラッキーしたけど、フレームを戻してからいい感じですし悪くない」
<5R>

山崎歩夢選手
北日本勢が、前団でレースが流れる。山崎歩夢(写真)は赤板過ぎに鈴木玄人を突っ張り、別線を出させない。鈴木は4番手まで引いて、志田龍星の外で併走。山崎は冷静なペース配分でレースを支配。打鐘を通過して、4コーナー手前から山崎が踏み上げて風を切る。最終ホーム手前で鈴木が4番手を取り切るも、前との車間が空く。渡部幸訓は山崎との車間をとる。詰めた鈴木が3コーナー過ぎから追い込むが、逃げる山崎のスピードは落ちない。後続をシャットアウトした山崎が、GI初出走で勝ち星を飾った。
「(GI初出場で)緊張していましたけど、なんとか走れた感じです。(GI初勝利は)自分が思っていたよりもいけたのでビックリした。(周回中に)前になったら突っ張りっていう作戦だったので、落ち着いてできて良かったです。(前回の富山記念で9車立てを経験して)初めてやる9車立てより、少しは慣れていました。体調はいいので、二次予選でも力を出せるように」
山崎の強じんな粘りに、渡部幸訓は半車身まで詰め寄ったところがゴール。渡部がこう振り返る。
「(山崎は)もともと強いのはわかっていた。あとは9車立ての経験が浅いので、ペース配分がこんな感じかなっていうイメージをしていた。(最終)バックのスピードから、(山崎は)もう少しゴール前でスピードが落ちるかなって思っていたけど、そのまま駆け抜けた。(山崎)歩夢が強かったし、掛かりも良かった。踏み出しのトルク感とか、踏み上がり方は(父親の芳仁と)親子で一緒だなって思いました」
「(GI初出場で)緊張していましたけど、なんとか走れた感じです。(GI初勝利は)自分が思っていたよりもいけたのでビックリした。(周回中に)前になったら突っ張りっていう作戦だったので、落ち着いてできて良かったです。(前回の富山記念で9車立てを経験して)初めてやる9車立てより、少しは慣れていました。体調はいいので、二次予選でも力を出せるように」
山崎の強じんな粘りに、渡部幸訓は半車身まで詰め寄ったところがゴール。渡部がこう振り返る。
「(山崎は)もともと強いのはわかっていた。あとは9車立ての経験が浅いので、ペース配分がこんな感じかなっていうイメージをしていた。(最終)バックのスピードから、(山崎は)もう少しゴール前でスピードが落ちるかなって思っていたけど、そのまま駆け抜けた。(山崎)歩夢が強かったし、掛かりも良かった。踏み出しのトルク感とか、踏み上がり方は(父親の芳仁と)親子で一緒だなって思いました」
<6R>

河端朋之選手
スタート直後の1コーナーで、東矢圭吾が落車して8車になる。赤板1コーナーで渡邉雅也が、河端朋之(写真)を押さえる。南関勢を嶋田誠也が追走して、三谷竜生が4番手に追い上げる。河端が7番手で仕掛けどころをうかがっていると、打鐘3コーナー過ぎに三谷がアタック。最終ホームで三谷が主導権を奪い、渡邉が3番手に飛び付く。河端は2コーナー手前で外に持ち出す。南修二も車間を空けて備えるが、河端のスピードが良く止められない。4コーナーで三谷をまくり切った河端が1着。
「誰が転んだかは(すぐには)わからなかったんですけど、1周回ってきて(東矢が転んだと)気づいた。考えていたことが、なにもかもなくなったなって。このメンバーなら引いて、どこかで一発って思っていました。けど、東矢君が転んで、余計に一撃でって感じでした。小川(勇介)君が(近畿勢に)付いて行くかの判断で迷った部分もあって、岩津(岩津)さんも付きにくかったかなって思います。南さんが車間を空けていたんで、危険なにおいはしていたんですけど。自分はスピードで乗り越えるしかなかった。悪くない感じですね」
河端のまくりは止められずも、南修二は岩津に踏み勝って2着。
「(三谷が主導権を握る展開となったが)あとは河端君が来るかなって思っていたんですけど、対処できなかったですね。(河端のスピードも良かったが)自分の技術も足りなかった。(三谷に)申し訳なかったですね。脚はいいと思います」
「誰が転んだかは(すぐには)わからなかったんですけど、1周回ってきて(東矢が転んだと)気づいた。考えていたことが、なにもかもなくなったなって。このメンバーなら引いて、どこかで一発って思っていました。けど、東矢君が転んで、余計に一撃でって感じでした。小川(勇介)君が(近畿勢に)付いて行くかの判断で迷った部分もあって、岩津(岩津)さんも付きにくかったかなって思います。南さんが車間を空けていたんで、危険なにおいはしていたんですけど。自分はスピードで乗り越えるしかなかった。悪くない感じですね」
河端のまくりは止められずも、南修二は岩津に踏み勝って2着。
「(三谷が主導権を握る展開となったが)あとは河端君が来るかなって思っていたんですけど、対処できなかったですね。(河端のスピードも良かったが)自分の技術も足りなかった。(三谷に)申し訳なかったですね。脚はいいと思います」
<7R>

成田和也選手
菊池岳仁は佐々木豪、山田諒の2つのラインを送り出して、赤板2コーナー過ぎから仕掛ける。菊池が主導権を握り、山田の内をすくった佐々木が4番手を確保して最終周回へ。菊池がリズム良く駆けて、成田和也(写真)、永澤剛が抜かりなく追走。4番手の佐々木は動かず、6番手の山田はバックからまくるが、菊池の掛かりがいい。後続との間合いを計った成田が、きっちりと差し切った。
「基本的に菊池君に任せていました。後ろがもつれていたし、落ち着いて走れました。菊池君は長い距離でしたけど、踏み込めていて良かった。(菊池は)パワーがついていますね。前は先行で強かったイメージですけど、いまは位置を取ってもカマシでもいけるんじゃないかと。(自分は)体が上向くようにしたい」
ライン3人での上位を独占を先行策で果たした菊池岳仁は、手ごたえをつかんで二次予選Bに備える。
「(初手は)前からで(別線が)ゆっくりなら突っ張るし、早くからなら引いてからでした。けど、展開にも助けられた。出切ってからは心強い先輩2人が付いていたし、自分のペースで走れればと。ここ最近のなかでは一番いいので、クールダウンをして2走目以降も頑張ります」
「基本的に菊池君に任せていました。後ろがもつれていたし、落ち着いて走れました。菊池君は長い距離でしたけど、踏み込めていて良かった。(菊池は)パワーがついていますね。前は先行で強かったイメージですけど、いまは位置を取ってもカマシでもいけるんじゃないかと。(自分は)体が上向くようにしたい」
ライン3人での上位を独占を先行策で果たした菊池岳仁は、手ごたえをつかんで二次予選Bに備える。
「(初手は)前からで(別線が)ゆっくりなら突っ張るし、早くからなら引いてからでした。けど、展開にも助けられた。出切ってからは心強い先輩2人が付いていたし、自分のペースで走れればと。ここ最近のなかでは一番いいので、クールダウンをして2走目以降も頑張ります」
<8R>

野田源一選手
赤板1コーナーで高橋築が、切って出る。初手は3番手にいた根田空史は、石原颯を阻んで2コーナーで出て、石原を合わせて駆ける。石原は浮いて、打鐘3コーナーで小倉竜二が和田健太郎の横に降りる。が、和田が番手をキープ。先行策の根田に和田、小倉、阿竹智史になる。5番手の高橋が外の石原を弾くと、内を進出した野田源一(写真)は、5番手から最終バック手前でまくる。ゴール前で和田をとらえた野田が1着。
「石原君と根田君のどっちが先手を取るか。それで高橋君より前にいて、勝負権のある位置からまくりたいなって思っていた。けど、根田君がヤル気で、高橋君より前にはいられなかった。それで宿口(陽一)君より前にいたいなと。詰まった感じがあったので、小岩(大介)君も付いていたので、そのまま(まくって)行った方がいいかなと。6月と前回と富山で2回落車をしてリズムが狂った。(ここまで)計画通りにはいかなかったけど、1走目の1着でモヤモヤしたところは解消されたかなって思います」
切り替えた小倉が真後ろにいた和田健太郎は、野田のまくりと小倉の両方を警戒しながらの追い込みになった。
「根田君の長所を生かしたレースで、あとは石原君をどう攻略するかだった。ただ、根田君があそこまで踏み切れると思っていなくて、自分のミスで小倉さんに入られなければもっといいレースだった。自分が外した時に(後ろにいる)小倉さんがどこを来るかだったし、野田さんも(まくりが)出ていた。自分もジャンで脚を消耗していた。それでも2着なら悪くないのかなと」
「石原君と根田君のどっちが先手を取るか。それで高橋君より前にいて、勝負権のある位置からまくりたいなって思っていた。けど、根田君がヤル気で、高橋君より前にはいられなかった。それで宿口(陽一)君より前にいたいなと。詰まった感じがあったので、小岩(大介)君も付いていたので、そのまま(まくって)行った方がいいかなと。6月と前回と富山で2回落車をしてリズムが狂った。(ここまで)計画通りにはいかなかったけど、1走目の1着でモヤモヤしたところは解消されたかなって思います」
切り替えた小倉が真後ろにいた和田健太郎は、野田のまくりと小倉の両方を警戒しながらの追い込みになった。
「根田君の長所を生かしたレースで、あとは石原君をどう攻略するかだった。ただ、根田君があそこまで踏み切れると思っていなくて、自分のミスで小倉さんに入られなければもっといいレースだった。自分が外した時に(後ろにいる)小倉さんがどこを来るかだったし、野田さんも(まくりが)出ていた。自分もジャンで脚を消耗していた。それでも2着なら悪くないのかなと」
<9R>

阿部力也選手
石塚輪太郎が先に切って出て、7番手の小原佑太は赤板2コーナー手前から踏み込む。小原がカマして先行策。4番手に飛び付いた石塚は、車間が空いて最終ホームを迎える。山岸佳太は6番手。詰める勢いで石塚がまくって、阿部力也(写真)は2コーナーからバック付近で引きつけながらけん制。石塚は不発も、逃げる小原もいっぱい。阿部は、懸命に後続を引きつけて追い込んだ。
「(小原は)流れでいいタイミングで、落ち着いて仕掛けてくれた。付いていくのは楽でしたね。ペース配分もしっかりして、駆けてくれた。(自分は)余裕があったので、しっかりと(石塚を)引きつけて止められたので良かったです。(ラインで)ワンツースリーを決めたかったんですけど、山田(久徳)君が伸びてきたので、しょうがなく前に踏むしかなかった。前回が終わっていいトレーニングをして、しっかり戦える状態にはあると思う」
石塚の余力を見極めた山田久徳は、最終2センターから踏み込んで直線で外を伸びた。
「しっかり石塚君が(切って小原を受けて)中団を取ってくれた。まくれるかなって思ったんですけど、阿部君が強かったですね。(石塚の)外は厳しいかなって思ったので、内にいきました。正直、もうひとつかなっていう感じですけど、2着までは届いた。しっかりと練習はできたので体はいい。ただ、パリッとしなかったというか、ナイターっていうのもある。次からは、もうちょっと良くなると思う」
「(小原は)流れでいいタイミングで、落ち着いて仕掛けてくれた。付いていくのは楽でしたね。ペース配分もしっかりして、駆けてくれた。(自分は)余裕があったので、しっかりと(石塚を)引きつけて止められたので良かったです。(ラインで)ワンツースリーを決めたかったんですけど、山田(久徳)君が伸びてきたので、しょうがなく前に踏むしかなかった。前回が終わっていいトレーニングをして、しっかり戦える状態にはあると思う」
石塚の余力を見極めた山田久徳は、最終2センターから踏み込んで直線で外を伸びた。
「しっかり石塚君が(切って小原を受けて)中団を取ってくれた。まくれるかなって思ったんですけど、阿部君が強かったですね。(石塚の)外は厳しいかなって思ったので、内にいきました。正直、もうひとつかなっていう感じですけど、2着までは届いた。しっかりと練習はできたので体はいい。ただ、パリッとしなかったというか、ナイターっていうのもある。次からは、もうちょっと良くなると思う」
<10R>

菅田壱道選手
7番手の町田太我の動きに合わせて、青野将大が5番手で町田をけん制しながら上昇。青野が赤板1コーナーで先頭に出る。そこを町田が仕掛けて、ペースを上げた青野は中国勢を受ける。前受けの菅田壱道(写真)は、一本棒の6番手で最終周回。青野が1センター過ぎから踏み込んで、前団の隊列が短くなる。菅田はバックからまくり上げる。4コーナーから和田真久留も追い込むが、宮城コンビがのみ込んで菅田の1着。
「スタートで前を取れるイメージはなかったけど、取れていい組み立てができたと思う。和田真久留君にタイミングをズラされて見てしまった。青野君が行ったところを、自分も行ければ良かった。けど、結果(和田圭と)ワンツーで良かった。(前回の落車で)右半身のズレや、歪みがあるけど、できるケアと調整をして挑めている」
菅田のまくりを4分の3車輪まで追い詰めた和田圭が2着。
「青野君が行ったタイミングは詰まっていたところで(最終)バックで(和田)真久留がためている感じだった。そこを(菅田が)行ってくれて良かった。真久留は余裕がありそうで、張ってくるかと思っていた。あそこで行くしかないし、行ってくれて良かった。(前回の)玉野のあとは若い人たちと合宿に行って乗り込んだら体調を崩した。そこから(体調が)落ちたけど、1週間やってきました」
「スタートで前を取れるイメージはなかったけど、取れていい組み立てができたと思う。和田真久留君にタイミングをズラされて見てしまった。青野君が行ったところを、自分も行ければ良かった。けど、結果(和田圭と)ワンツーで良かった。(前回の落車で)右半身のズレや、歪みがあるけど、できるケアと調整をして挑めている」
菅田のまくりを4分の3車輪まで追い詰めた和田圭が2着。
「青野君が行ったタイミングは詰まっていたところで(最終)バックで(和田)真久留がためている感じだった。そこを(菅田が)行ってくれて良かった。真久留は余裕がありそうで、張ってくるかと思っていた。あそこで行くしかないし、行ってくれて良かった。(前回の)玉野のあとは若い人たちと合宿に行って乗り込んだら体調を崩した。そこから(体調が)落ちたけど、1週間やってきました」
<11R>

郡司浩平選手
前受けの太田海也の突っ張りを警戒した深谷知広は、青板4コーナーで太田に併せ込んで赤板過ぎにきっちりと押さえる。南関勢に新山響平が続いて、今度は2コーナー手前で脇本雄太が先頭に立つ。が、6番手になった太田の反応も早く、太田がペースを上げる脇本を打鐘4コーナー叩いて駆ける。脇本が番手で粘り、最終周回。単騎の3人が7、8、9番手になり、深谷は1センター過ぎからまくりを打つ。深谷が抜群の加速で、逃げる太田を3コーナーでとらえる。番手の郡司浩平(写真)の後ろには、新山で直線。郡司がゴール前で余裕をもって深谷を交わした。
「(スタートは後ろになって)申し訳なかった。中途半端になってしまって、前を取るくらいに出ないとダメだった。(深谷が)思ったよりすんなり切れたけど、脇本さんが来た。(脇本は)あそこからじゃ流すだろうし、太田(海也)もすかさず来ていた。あとは単騎勢に追い上げに来られないようにと。来なかったので、深谷さんの(仕掛ける)タイミングを見ていた。脇本さんが内にいたので、古性(優作)が踏むのかなっていうのもあった。でも、深谷さんがすんなり出切ってくれた。自分の体自体は、すごくいい状態で来られたっていう感覚はない。けど、走ってしまえば、集中力が高い状態で走れた。前が深谷さんっていう安心感もありました」
要所、要所での反省はあるものの、深谷知広は持ち前のパワーで別線を仕留めた。
「前の2人(脇本、太田)のダッシュがすごくて、車間が空いてしまったのが反省点です。入られる可能性があった。気をつけないと。そこからはワッキー(脇本)の態勢が整う前に(仕掛けよう)と。単騎が来る前にと思っていたので、いいタイミングで行けた。まくり切るのに(脚力を)すべて使い切ったので、2着に残れて良かった」
前との車間を空けて間合いを取っていた新山響平だったが、結果的には仕掛けられずの流れ込み。それだけに納得のドリームではなかった。
「(単騎で)構えて何回も失敗しているので、動きたいなって思った。けど、あんまりうまく動けなくて、後方になってしまった。深谷さんが(まくって)行く前に詰まったところがあったけど、見てしまいました。(3着には入ったが)内容が伴ってない。もうちょっと自力を出したかった。(今回から換えたフレームは)自力を出してないので、感触はわからない。でも、セッティングはローラー中にいじってわりと出ましたね」
「(スタートは後ろになって)申し訳なかった。中途半端になってしまって、前を取るくらいに出ないとダメだった。(深谷が)思ったよりすんなり切れたけど、脇本さんが来た。(脇本は)あそこからじゃ流すだろうし、太田(海也)もすかさず来ていた。あとは単騎勢に追い上げに来られないようにと。来なかったので、深谷さんの(仕掛ける)タイミングを見ていた。脇本さんが内にいたので、古性(優作)が踏むのかなっていうのもあった。でも、深谷さんがすんなり出切ってくれた。自分の体自体は、すごくいい状態で来られたっていう感覚はない。けど、走ってしまえば、集中力が高い状態で走れた。前が深谷さんっていう安心感もありました」
要所、要所での反省はあるものの、深谷知広は持ち前のパワーで別線を仕留めた。
「前の2人(脇本、太田)のダッシュがすごくて、車間が空いてしまったのが反省点です。入られる可能性があった。気をつけないと。そこからはワッキー(脇本)の態勢が整う前に(仕掛けよう)と。単騎が来る前にと思っていたので、いいタイミングで行けた。まくり切るのに(脚力を)すべて使い切ったので、2着に残れて良かった」
前との車間を空けて間合いを取っていた新山響平だったが、結果的には仕掛けられずの流れ込み。それだけに納得のドリームではなかった。
「(単騎で)構えて何回も失敗しているので、動きたいなって思った。けど、あんまりうまく動けなくて、後方になってしまった。深谷さんが(まくって)行く前に詰まったところがあったけど、見てしまいました。(3着には入ったが)内容が伴ってない。もうちょっと自力を出したかった。(今回から換えたフレームは)自力を出してないので、感触はわからない。でも、セッティングはローラー中にいじってわりと出ましたね」
2日目
<5R>

松谷秀幸選手
前々回のサマーナイトフェスティバルの決勝ではインを強襲して3着の松谷秀幸(写真)。前回の高知FIでも216着で、2連対を果たして優出した。
「前回はサマーナイトフェスティバルから日にちがなかったので、疲れていたかなっていうのがありました。(そのあとは)ここに向けてしっかり調整ができたのでいいんじゃないかと。(近況の調子を)維持できていると思います」
西田優大は、前々回の小松島記念の決勝で単騎で大まくりを敢行。前団をのみ込んで記念初優勝を飾り、前回の高知FIでは初日予選、準決を連勝した。
「(前回は)日に日に体が動くようになった。それでしっかりと勝ち上がれたんで良かった。(小松島記念は)たまたまいろんなことが重なって良くなって(優勝ができた)。ちょっとは自信になりました」
「前回はサマーナイトフェスティバルから日にちがなかったので、疲れていたかなっていうのがありました。(そのあとは)ここに向けてしっかり調整ができたのでいいんじゃないかと。(近況の調子を)維持できていると思います」
西田優大は、前々回の小松島記念の決勝で単騎で大まくりを敢行。前団をのみ込んで記念初優勝を飾り、前回の高知FIでは初日予選、準決を連勝した。
「(前回は)日に日に体が動くようになった。それでしっかりと勝ち上がれたんで良かった。(小松島記念は)たまたまいろんなことが重なって良くなって(優勝ができた)。ちょっとは自信になりました」
<6R>

荒井崇博選手
前回の京王閣GIIIが824着の荒井崇博(写真)は、その後に高知FIを欠場して2週間近く空いた。
「(高知を欠場したのは)腰痛です。そのあとは休養を多めにして、(練習を)やってきました」
直近は京王閣GIIIを含めて初日を3連勝中の栗山和樹は、中4日のタイトなローテーションで初めてのGIにチャレンジする。
「調子は上がってきています。(GI初出場での目標は最終日の)最後まで走れることと、1つでも上(のレース)で走れるように。メンバーが強いですけど、9車立ては成績がいい方だと思います。ここで点数を上げればヤンググランプリも決まると思うし頑張りたい」
「(高知を欠場したのは)腰痛です。そのあとは休養を多めにして、(練習を)やってきました」
直近は京王閣GIIIを含めて初日を3連勝中の栗山和樹は、中4日のタイトなローテーションで初めてのGIにチャレンジする。
「調子は上がってきています。(GI初出場での目標は最終日の)最後まで走れることと、1つでも上(のレース)で走れるように。メンバーが強いですけど、9車立ては成績がいい方だと思います。ここで点数を上げればヤンググランプリも決まると思うし頑張りたい」
<10R>

中野慎詞選手
前回のサマーナイトフェスティバルを2242着。自身としては納得のシリーズだった中野慎詞(写真)には、GIの決勝も視界に入っている。
「(前回は)いままでのGI、GIIのなかで、シリーズを通して一番いい走りだった。(準決4着は)力の配分だったり、そういうところがまだ課題なのかなっていう感じはします。(疲れに関して)いまはあるんですけど、今日(前検日)軽く乗るだけなので、今日、明日である程度、回復するんじゃないかなと。(自転車は)今回は新車に乗ってみようかなと思っている」
2月の全日本選抜を準Vの寺崎浩平は、今年3度のビッグ優出。タイトルに手が届くところまできているのは間違いない。
「(前回の京王閣GIIIは)いい走りできたと思います。(今年のビッグは)いつも通り力を出し切るだけなんで、ようやく結果がちょっとついてきたかなって感じですね。(ここまでは)京王閣の後、腰がちょっと痛くなったんで少し休んで、ちゃんと練習はしてきました。大丈夫だと思いますし、感触は悪くない」
山口拳矢は、前回の富山記念を単騎で優勝。バンクレコードを更新する上がり8秒8のまくりを披露した。
「(前回は)決勝だけですかね、良かったのは。体の状態的にはずっと変わらなかったですけど、決勝だけしっかり動けた。(そのあとは)鎖骨のワイヤーを抜いたので、練習はそんなにできてない。でも、変わらずって感じです。(練習は)3日くらいです。今日(前検日)乗った感じも、とくに変わりなくって感じです」
「(前回は)いままでのGI、GIIのなかで、シリーズを通して一番いい走りだった。(準決4着は)力の配分だったり、そういうところがまだ課題なのかなっていう感じはします。(疲れに関して)いまはあるんですけど、今日(前検日)軽く乗るだけなので、今日、明日である程度、回復するんじゃないかなと。(自転車は)今回は新車に乗ってみようかなと思っている」
2月の全日本選抜を準Vの寺崎浩平は、今年3度のビッグ優出。タイトルに手が届くところまできているのは間違いない。
「(前回の京王閣GIIIは)いい走りできたと思います。(今年のビッグは)いつも通り力を出し切るだけなんで、ようやく結果がちょっとついてきたかなって感じですね。(ここまでは)京王閣の後、腰がちょっと痛くなったんで少し休んで、ちゃんと練習はしてきました。大丈夫だと思いますし、感触は悪くない」
山口拳矢は、前回の富山記念を単騎で優勝。バンクレコードを更新する上がり8秒8のまくりを披露した。
「(前回は)決勝だけですかね、良かったのは。体の状態的にはずっと変わらなかったですけど、決勝だけしっかり動けた。(そのあとは)鎖骨のワイヤーを抜いたので、練習はそんなにできてない。でも、変わらずって感じです。(練習は)3日くらいです。今日(前検日)乗った感じも、とくに変わりなくって感じです」
<11R>

吉田拓矢選手
5月に日本選手権を制した吉田拓矢(写真)は、その後も高いレベルで調子をキープ。前々回のサマーナイトフェスティバル、前回の京王閣GIIIでともに準Vと乗れている。
「(前回は)ちょっと疲れが出た開催だったかなと思います。あんまり良くなかったですね。(そのあとは)練習は充実してました。合宿を何回かやって、いい練習ができた。(仕上がり具合は)この前の京王閣とかサマーナイトフェスティバルに比べればいい状態かなと思います」
岩本俊介は、直近の3場所で5勝と上々の成績が目を引く。前回のサマーナイトフェスティバルからは3週間近く空いて、トレーニングも順調に積み重ねてきた。
「(前回は)脚の調子はいい感じだったので、引き続き練習も同じような感じでやってますし、いい流れかなと思います。(ここまでは)久しぶりに長く空いてじっくり練習もできた。いつもと変わりませんけど、長い間練習ができたってことで上積みできたかなと思います」
今期はFIを3場所こなして6連続優出中の北津留翼にとっては、久しぶりのグレードがGIの舞台。
「(前回の熊本は)最終日にゴール後落車してしまって、ちょっと自転車とかが壊れてしまった。それで部品とかを換えるので、いまからそれをきっちり合わせたいなと思います。(怪我の)擦過傷はもう治りました。(そのあとは)長野に行ってしっかり乗り込んできました。(練習は落車した)次の日から(いつもと)同じ負荷でやってました。(直前の感じも)いつも通りかなと思います」
「(前回は)ちょっと疲れが出た開催だったかなと思います。あんまり良くなかったですね。(そのあとは)練習は充実してました。合宿を何回かやって、いい練習ができた。(仕上がり具合は)この前の京王閣とかサマーナイトフェスティバルに比べればいい状態かなと思います」
岩本俊介は、直近の3場所で5勝と上々の成績が目を引く。前回のサマーナイトフェスティバルからは3週間近く空いて、トレーニングも順調に積み重ねてきた。
「(前回は)脚の調子はいい感じだったので、引き続き練習も同じような感じでやってますし、いい流れかなと思います。(ここまでは)久しぶりに長く空いてじっくり練習もできた。いつもと変わりませんけど、長い間練習ができたってことで上積みできたかなと思います」
今期はFIを3場所こなして6連続優出中の北津留翼にとっては、久しぶりのグレードがGIの舞台。
「(前回の熊本は)最終日にゴール後落車してしまって、ちょっと自転車とかが壊れてしまった。それで部品とかを換えるので、いまからそれをきっちり合わせたいなと思います。(怪我の)擦過傷はもう治りました。(そのあとは)長野に行ってしっかり乗り込んできました。(練習は落車した)次の日から(いつもと)同じ負荷でやってました。(直前の感じも)いつも通りかなと思います」