函館競輪場を舞台にナイターシリーズで開催されている「第68回オールスター競輪(GI)」は、8月16日に5日目が行われた。「シャイニングスター賞」組以外は、これが今シリーズ4走目となる準決の3個レースでは、決勝のキップをかけて熱戦が展開された。太田海也、吉田拓矢、寺崎浩平が白星で優出。また、ファン投票1位の古性優作はシリーズを未勝利ながらも、ファンの期待に応えるべく満身創痍の走りでファイナルまでコマを進めた。6日制のシリーズも大詰め、8月17日の最終日には、今年から変更された勝ち上がりシステムをクリアしてきた9人による決勝が行われる。優勝賞金6500万円(副賞含む)をかけた夢の競演で、栄冠をつかむのは誰だ。
シリーズ最終日の8月17日も、函館競輪場では、様々なイベントで、みなさまのご来場をお待ちしております。第68回オールスター競輪のメインアンバサダー「松岡昌宏」のトークショー、日野未来さんも登場する「ばんえい十勝(帯広競馬)」トークショー、よさこいステージ、「高野太吾」のマジックステージ、オールスター競輪のオリジナルうちわ、抽選でオリジナルクオカードが当たるインタビュー抽選券を配布。餅まき、キッチンカーの出店、各種物産展、北海道グルメブース、選手会北海道支部ブース、りんりんふわふわ、ガラポン抽選会、SPEEDチャンネルトークショー・公開レース展望などが予定されています。また、テレビ、インターネット中継などでの観戦もお楽しみください。
<2R>

小川勇介選手
中団の東矢圭吾にフタをした高橋晋也が、赤板2コーナー手前から再度、踏み込む。打鐘で高橋が主導権を握るも、2センターから東矢が反撃に出る。逃げる高橋が抵抗して、東矢が大外を踏み込む。中団の福永大智は、最終2コーナーから九州勢の内を仕掛ける。まくり切った東矢に小川勇介(写真)が続くが、内を押し上げた福永がからむ。4コーナーで外に張られた小川だったが、伸び返して1着。05年7月のデビューから約20年で、通算300勝を飾った。
「(東矢は)真っ向勝負するっていうんで、任せていました。(高橋)晋也も強かったけど、最後まで信頼していました。(内から福永が来たけど)GIなんで誰かしらからんでくると思っていたんで、集中力を切らさないようにしていました。(東矢が)強かったんで、脚を削られたところもあった。でも、アタマが取れたんで。(東矢の落車があって)初日にお客さんに迷惑を掛けていたんで、リベンジができたんじゃないかと。(通算300勝は)一戦、一戦のなかでGIで達成できたのは、負け戦ですけどうれしい。(思い出のレースは)去年の師匠の冠レースで優勝ができて、もう1個上にステップアップできる雰囲気があった。キッカケというか、あきらめずにコツコツとやれば結果もついてくるんじゃないかと」
九州勢にかぶって、内を踏まざるを得なかった福永大智は、2着もスッキリしない内容だった。
「内に詰まると思ってなくて失敗です。(東矢が外を踏んでいたんで内の)あそこを出たけど、怖くてスピードに乗せられなかった。僕の勢いが死んでから、(小川に)当たった感じになった。弱いし、組み立ても良くなかった。(4走目の)今日が(感覚的に)一番マシだった。日に日にマシにはなってきているけど、うまくいっていない。落車しすぎてフレームがつぶれて、満足のできる状態で挑めていないですね」
「(東矢は)真っ向勝負するっていうんで、任せていました。(高橋)晋也も強かったけど、最後まで信頼していました。(内から福永が来たけど)GIなんで誰かしらからんでくると思っていたんで、集中力を切らさないようにしていました。(東矢が)強かったんで、脚を削られたところもあった。でも、アタマが取れたんで。(東矢の落車があって)初日にお客さんに迷惑を掛けていたんで、リベンジができたんじゃないかと。(通算300勝は)一戦、一戦のなかでGIで達成できたのは、負け戦ですけどうれしい。(思い出のレースは)去年の師匠の冠レースで優勝ができて、もう1個上にステップアップできる雰囲気があった。キッカケというか、あきらめずにコツコツとやれば結果もついてくるんじゃないかと」
九州勢にかぶって、内を踏まざるを得なかった福永大智は、2着もスッキリしない内容だった。
「内に詰まると思ってなくて失敗です。(東矢が外を踏んでいたんで内の)あそこを出たけど、怖くてスピードに乗せられなかった。僕の勢いが死んでから、(小川に)当たった感じになった。弱いし、組み立ても良くなかった。(4走目の)今日が(感覚的に)一番マシだった。日に日にマシにはなってきているけど、うまくいっていない。落車しすぎてフレームがつぶれて、満足のできる状態で挑めていないですね」
<5R>

佐藤慎太郎選手
赤板2コーナーで押さえて出た佐々木豪が踏み込むも、後方から仕掛けていた松井宏佑が叩きに出る。打鐘2センターで出切った松井が主導権を握り、佐藤慎太郎(写真)、川津悠揮まで追走。しかしながら、6番手の伊藤旭が、4コーナーから仕掛ける。松井もペースを上げて、伊藤は3番手の横まで。坂井洋が最終2コーナーからまくるも、前団を脅かすスピードにはない。番手で展開が向いた佐藤が、きっちりと差し切った。
「佐々木豪が先行してもいいかなっていうくらい踏んでいたんで、(松井)宏佑も脚を削られたと思う。(松井は)長い距離をいってくれて、本当にありがたいですね。あとは(伊藤)旭が見えたんで、どこまで来るのかだった。けど、宏佑の掛かりも良かった。連日、たくさんの声援をいただいていたんで、それをモチベーションに来年も頑張りたい。まだまだ強くなれるって、気持ち的にも前向きだし、まだやり残しているトレーニングもある。それをやってどうにか(上位に)追いつけるかどうかですね」
地元の川津まで3人で上位を独占。積極策で2着に粘った松井宏佑は、懸命に息を整えながら振り返る。
「(佐々木)豪君も先行するような感じで駆けていた。ただ、自分も持ち出していたんで、叩かないとっていう気持ちだった。後ろに2車付いてくれてるんで、無理くりですけど行きました。体のコンディションがあんまり良くないのかキツかった。風も強かったし、オーバーペースっていうのもあった。(3走目の)昨日まで全然、良くなかった。今日はいい感じだったので、明日はもうちょっと良くなると思います」
「佐々木豪が先行してもいいかなっていうくらい踏んでいたんで、(松井)宏佑も脚を削られたと思う。(松井は)長い距離をいってくれて、本当にありがたいですね。あとは(伊藤)旭が見えたんで、どこまで来るのかだった。けど、宏佑の掛かりも良かった。連日、たくさんの声援をいただいていたんで、それをモチベーションに来年も頑張りたい。まだまだ強くなれるって、気持ち的にも前向きだし、まだやり残しているトレーニングもある。それをやってどうにか(上位に)追いつけるかどうかですね」
地元の川津まで3人で上位を独占。積極策で2着に粘った松井宏佑は、懸命に息を整えながら振り返る。
「(佐々木)豪君も先行するような感じで駆けていた。ただ、自分も持ち出していたんで、叩かないとっていう気持ちだった。後ろに2車付いてくれてるんで、無理くりですけど行きました。体のコンディションがあんまり良くないのかキツかった。風も強かったし、オーバーペースっていうのもあった。(3走目の)昨日まで全然、良くなかった。今日はいい感じだったので、明日はもうちょっと良くなると思います」
<7R>

岩本俊介選手
中石湊がスタートを制して、3車の北日本勢が前団に構える。赤板で和田真久留を突っ張った中石は、その上を仕掛けた藤井侑吾も出せない。突っ張られた和田真は、北日本勢の後ろに入る。打鐘では中石と藤井の踏み合いになり、4コーナーから鈴木竜士も仕掛ける。が、鈴木は浮いた中近勢のあおりでう回。鈴木に合わせて、和田真が最終2コーナーからまくる。和田圭が和田真をブロックして、外を和田真マークの岩本俊介(写真)が踏み込んで直線へ。ゴール寸前で和田圭をとらえた岩本が1着。
「(後ろから押さえたら)突っ張られるだろうと。そうしたら前中団にいる藤井君をキメようと。うまくキメられたので、僕らにチャンスができた感じです。(和田真が仕掛けた時に)自分は下で遅れちゃった。脚を使ったのに、もう一度仕掛けてくれた(和田)真久留に感謝ですね。ここに来るまでの間に練習はしていたし、脚自体は大丈夫だった。けど、レースで動けていなかったので、今日(4走目)はちょっとしんどかったです」
中石が別線を出させずに敢然と風を切って駆ける。和田真のまくりを2度のブロックで止めた和田圭が追い込んで2着。
「(準々決勝Bも連係した)中石は9車立てが初めてに近いってことで、レースのイメージが上手にできていない感じだった。それもあって(新山)響平に(準々決勝Bのあとに)アドバイスをもらっていた。中石のなかでは、ひとつ(戦法の)カードができたのかなと思います。真久留のまくりにあと1秒くらい早く気づいていれば…。変なところで気づいちゃって、守澤(太志)のコースをつくれなかったのは自分のミスです」
「(後ろから押さえたら)突っ張られるだろうと。そうしたら前中団にいる藤井君をキメようと。うまくキメられたので、僕らにチャンスができた感じです。(和田真が仕掛けた時に)自分は下で遅れちゃった。脚を使ったのに、もう一度仕掛けてくれた(和田)真久留に感謝ですね。ここに来るまでの間に練習はしていたし、脚自体は大丈夫だった。けど、レースで動けていなかったので、今日(4走目)はちょっとしんどかったです」
中石が別線を出させずに敢然と風を切って駆ける。和田真のまくりを2度のブロックで止めた和田圭が追い込んで2着。
「(準々決勝Bも連係した)中石は9車立てが初めてに近いってことで、レースのイメージが上手にできていない感じだった。それもあって(新山)響平に(準々決勝Bのあとに)アドバイスをもらっていた。中石のなかでは、ひとつ(戦法の)カードができたのかなと思います。真久留のまくりにあと1秒くらい早く気づいていれば…。変なところで気づいちゃって、守澤(太志)のコースをつくれなかったのは自分のミスです」
<9R>

太田海也選手
脇本雄太が上昇すると前受けの太田海也(写真)は、誘導を残したまま青板バックから下げる。脇本が誘導後位に収まり、3番手で太田、山口拳矢の併走になり赤板。2コーナーで脇本が誘導を交わしてペースを握る。打鐘を通過して、郡司浩平は7番手で様子をうかがう。2センターで山口を弾いた太田が3番手を取り切って、切り替えた浅井康太が4番手だが郡司も押し上げて最終ホーム。太田は、2コーナー手前からまくりを打つ。後ろは浅井と郡司でもつれて付いていけない。南修二のけん制を乗り越えた太田が、直線で脇本に踏み切って1着。
「前が取れたら自分のいたい位置を主張して、レースをしないとなって思っていました。(山口)拳矢さんが切ったら、その上を行こうと思っていました。けど、展開的に(3番手を)主張する流れになりました。郡司さんの姿が見えたんですけど、脚が折り合わず、一番(仕掛けて)行きたいところでは脇本さんも掛かっていた。こういう風に脇本さんの後ろからレースをしたのが初めてなので、あこがれの選手ですし、脇本さんの強さを実感しました」
3番手のもつれをしり目に積極策に出た脇本雄太は、ラインの南とともに優出。太田との見ごたえの力勝負を演じたが、最後は太田のまくりに屈した。
「太田君が3番手の内で粘っているのがわかったので、後手を踏まないようにと思っていました。(赤板)2コーナーでは自分で1回、切って、郡司君が押さえにくるかどうかだけしっかりと見てでした。(上がりタイムは10秒8であったが)すんなリの展開だったので、自分のなかでは参考にするところではないのかなって。ラインで勝ち上がれたことに価値があると思います」
迫る郡司に微差で先着した南修二は、2月の全日本選抜に次いで今年2度目のGI決勝進出を果たした。
「とりあえずキツかったので、最後はちぎれる感じになりました。(太田がまくってきた時に)もっていくのは普通のことなので、脚力が足りなかったです。ワッキー(脇本)のおかげです。状態はいいと思います」
「前が取れたら自分のいたい位置を主張して、レースをしないとなって思っていました。(山口)拳矢さんが切ったら、その上を行こうと思っていました。けど、展開的に(3番手を)主張する流れになりました。郡司さんの姿が見えたんですけど、脚が折り合わず、一番(仕掛けて)行きたいところでは脇本さんも掛かっていた。こういう風に脇本さんの後ろからレースをしたのが初めてなので、あこがれの選手ですし、脇本さんの強さを実感しました」
3番手のもつれをしり目に積極策に出た脇本雄太は、ラインの南とともに優出。太田との見ごたえの力勝負を演じたが、最後は太田のまくりに屈した。
「太田君が3番手の内で粘っているのがわかったので、後手を踏まないようにと思っていました。(赤板)2コーナーでは自分で1回、切って、郡司君が押さえにくるかどうかだけしっかりと見てでした。(上がりタイムは10秒8であったが)すんなリの展開だったので、自分のなかでは参考にするところではないのかなって。ラインで勝ち上がれたことに価値があると思います」
迫る郡司に微差で先着した南修二は、2月の全日本選抜に次いで今年2度目のGI決勝進出を果たした。
「とりあえずキツかったので、最後はちぎれる感じになりました。(太田がまくってきた時に)もっていくのは普通のことなので、脚力が足りなかったです。ワッキー(脇本)のおかげです。状態はいいと思います」
<10R>

吉田拓矢選手
中四国コンビは前団も、犬伏湧也が早めに下げる。赤板手前で眞杉匠が誘導を追いかけて、4番手が犬伏、嘉永泰斗、纐纈洸翔の3人で併走になる。纐纈は下げて、先行態勢の眞杉は打鐘4コーナーから徐々に踏み上げる。眞杉の先行で最終周回へ。吉田拓矢(写真)が逃げる眞杉との車間を空けて、嘉永は1センター過ぎから仕掛ける。岩津裕介が荒井崇博を張って、嘉永に切り替える。吉田は詰めながら嘉永を止めて、後続を引きつけて追い込む。栃茨3番手の佐藤礼文は、眞杉が空けたインを踏み込む。外から岩津らも詰めるが、吉田が1着。
「4番手に嘉永がいて(最終)ホームで態勢がニュートラルになった。いつ来てもおかしくないなと。眞杉はジャンでフカして、(最終)ホームも踏みすぎていた。いつもの伸びがなくて厳しくなったと。(今回は)ナイターというのもありますし、あんまり暑さを感じず、体調は問題ないです。体はいいけど、自転車がもうちょっと欲しいので微調整をしたい」
今シリーズが4度目のGI出場の佐藤礼文は、冷静なコース取り。眞杉が直線の入口で外に振ると、インを追い込んで2着。初のGIファイナルのキップをつかんだ。
「ラインのおかげ。眞杉のおかげ、(吉田)拓矢のおかげ。拓矢がブロックしている時も内を締めて眞杉が外したので、インしかないように思えてインを踏んだ。間違えないコースには入れたなと。道中は内を締め続けて、やるだけのことはやってと。それで前の選手もやってくれて、ここまでこられた。まさか(決勝の)こんなところまでこられるとは思わなかったけど、良かったです。(今シリーズは)落車明けだけど、いつもバッチリ練習してから戻るようにはしています。(状態は)1走目はあんまりでしたけど、この結果で悪いというとバチが当たるので最高です」
内に差し込んだ犬伏の動きを瞬時に判断した岩津裕介は、嘉永のまくりにスイッチして直線で中のコースを伸びた。
「早くに入れ替わりになって、ジャンあたりで出られるのが理想の組み立てでした。後ろの動きが遅くて、単騎勢もいて思ったような展開にならなかった。内に詰まる形で犬伏君の力を出せないようになりました。ジャンの2センターで内を行ける感じもあったので、行けるとしたらそこでした。けど、位置取りに目がいっていた。(切り替えてから)なんとも言えないです…。すまないという感じです。犬伏君と決めたい気持ちを殺して、そこをいかないとチャンスがないという感じでした」
「4番手に嘉永がいて(最終)ホームで態勢がニュートラルになった。いつ来てもおかしくないなと。眞杉はジャンでフカして、(最終)ホームも踏みすぎていた。いつもの伸びがなくて厳しくなったと。(今回は)ナイターというのもありますし、あんまり暑さを感じず、体調は問題ないです。体はいいけど、自転車がもうちょっと欲しいので微調整をしたい」
今シリーズが4度目のGI出場の佐藤礼文は、冷静なコース取り。眞杉が直線の入口で外に振ると、インを追い込んで2着。初のGIファイナルのキップをつかんだ。
「ラインのおかげ。眞杉のおかげ、(吉田)拓矢のおかげ。拓矢がブロックしている時も内を締めて眞杉が外したので、インしかないように思えてインを踏んだ。間違えないコースには入れたなと。道中は内を締め続けて、やるだけのことはやってと。それで前の選手もやってくれて、ここまでこられた。まさか(決勝の)こんなところまでこられるとは思わなかったけど、良かったです。(今シリーズは)落車明けだけど、いつもバッチリ練習してから戻るようにはしています。(状態は)1走目はあんまりでしたけど、この結果で悪いというとバチが当たるので最高です」
内に差し込んだ犬伏の動きを瞬時に判断した岩津裕介は、嘉永のまくりにスイッチして直線で中のコースを伸びた。
「早くに入れ替わりになって、ジャンあたりで出られるのが理想の組み立てでした。後ろの動きが遅くて、単騎勢もいて思ったような展開にならなかった。内に詰まる形で犬伏君の力を出せないようになりました。ジャンの2センターで内を行ける感じもあったので、行けるとしたらそこでした。けど、位置取りに目がいっていた。(切り替えてから)なんとも言えないです…。すまないという感じです。犬伏君と決めたい気持ちを殺して、そこをいかないとチャンスがないという感じでした」
<11R>

寺崎浩平選手
赤板で新山響平も突っ張り気味に踏み込むが、伊藤颯馬が飛び出して先頭に立つ。新山が3番手に入り、寺崎浩平(写真)は5番手になって、後方の深谷知広を警戒しながら前との車間を空けて打鐘を迎える。伊藤の先行でレースは流れて、隊列は一本棒。詰まった最終ホーム手前で寺崎が外に持ち出すが、3番手の新山も仕掛けて元に戻る。2コーナー手前から新山に合わせて、山田庸平の番手発進。今度は浮いた新山が戻り、そこを立て直した寺崎がまくる。後方から深谷も仕掛けて、まくり合戦。寺崎が山田を3コーナー過ぎにとらえて、古性優作の追走。古性、深谷、さらに松本貴治が迫るが、寺崎が押し切った。
「(新山が)突っ張るにしろ、出させるにしろ、まずは新山君(ライン)の後ろからで、そこに対応しようと。(最終)ホームを目がけて行こうと思ったけど、新山君と仕掛けがかぶった感じだった。それで1回、ニュートラルに入れたので、(そのあとのまくりの)出が悪かった。(自転車は)サドルを修正して、昨日(4走目)よりいいかなって感じます」
ファン投票1位の責務を果たして決勝にまでたどり着いた古性優作は、ラインの力を強調する。
「本当にラインのおかげですね。自分は(体の)痛みが、(1走目から)ずっと同じ感じで力が入らない。練習が全然、できてなかったんで、脚とかも病み上がりみたいな感じです。レースの強度に、体が耐えられていない。疲労度もいつもより格段にある。それでもなんとか人気に応えたくて、今日(4走目)は寺崎君に連れていってもらった。寺崎君のおかげです」
新山に付けた松本貴治は、最終4コーナー手前から追い込んでゴール前で深谷よりもわずかに前に出た。
「(最後の追い込みは)1回、待ってからでした。普段は内に詰まって終わるけど、今日(4走目)は伸びて良かった。感触も良かったです。連日、バンクが重かったけど、今日の最終レースは、すごく軽く感じた。(今回が2度目のGI優出で、前回もオールスターだった。オールスターと相性がいいのは)そうだったらいいんですけど」
「(新山が)突っ張るにしろ、出させるにしろ、まずは新山君(ライン)の後ろからで、そこに対応しようと。(最終)ホームを目がけて行こうと思ったけど、新山君と仕掛けがかぶった感じだった。それで1回、ニュートラルに入れたので、(そのあとのまくりの)出が悪かった。(自転車は)サドルを修正して、昨日(4走目)よりいいかなって感じます」
ファン投票1位の責務を果たして決勝にまでたどり着いた古性優作は、ラインの力を強調する。
「本当にラインのおかげですね。自分は(体の)痛みが、(1走目から)ずっと同じ感じで力が入らない。練習が全然、できてなかったんで、脚とかも病み上がりみたいな感じです。レースの強度に、体が耐えられていない。疲労度もいつもより格段にある。それでもなんとか人気に応えたくて、今日(4走目)は寺崎君に連れていってもらった。寺崎君のおかげです」
新山に付けた松本貴治は、最終4コーナー手前から追い込んでゴール前で深谷よりもわずかに前に出た。
「(最後の追い込みは)1回、待ってからでした。普段は内に詰まって終わるけど、今日(4走目)は伸びて良かった。感触も良かったです。連日、バンクが重かったけど、今日の最終レースは、すごく軽く感じた。(今回が2度目のGI優出で、前回もオールスターだった。オールスターと相性がいいのは)そうだったらいいんですけど」