『第68回オールスター競輪(GI)』 決勝戦共同インタビュー

配信日:8月17日
8月17日(日) 11R(発走予定20時30分)
古性優作(大阪・100期)
古性優作選手
 (苦しいコンディションのなかでの決勝進出だが)そうですね。本当ラインのおかげですね。(準決は)初手だけ決めて、寺崎にあとは任せてって感じでした。(体は)痛みはずっと同じ感じで、肩が人形みたいになっててぐらぐらやなって感じですね。力も入らないんで。でも寺崎君があれだけ頑張ってくれて、本当にそれだけのおかげって感じですね。練習が全然できてなかったんで、脚とかも病み上がりみたいなしんどさで、出力してもなかなか反応もしてくれない。昨日(4日目)も見てもらったらわかると思うんですけど、ずっと全開で踏んでいてもまったく自転車も出てないですしって感じですかね。本当に(ファン投票)1位で選んでもらってなかったら今回は確実に欠場を出してましたし、走ったとしても結果的に今日(準決)以外はすべて人気を裏切ってしまっていることになってますし、それでも毎日すごい声援を送ってくれて、なんとか毎日人気に応えたくて頑張ってたんですけどなかなかできなくて。今日は本当に寺崎君がしっかり連れていってくれたんで寺崎君のおかげだと思ってます。本当に練習できてなかったので筋肉痛みたいなしんどさもありますし、レースの強度に体が耐えれてないって感じで疲労度もいつもより格段にきてるかなって感じなんですけど、とにかくしっかりクールダウンして頑張りたいなと思います。(決勝は)福井勢に付ける。
太田海也(岡山・121期)
太田海也選手
 (準決は)前が取れたら自分のいたい位置を主張してレースをしないとなって思っていました。(山口)拳矢さんが切ったらその上を行こうと思っていましたけど、展開的に(位置を)主張する流れになりました。郡司(浩平)さんの姿が見えたんですけど、脚が折り合わず、一番行きたいところでは脇本さんも掛かっていたので。こういう脇本さんの後ろからレースをしたのが初めてなので、あこがれの選手ですし、脇本さんの強さを実感しました。ここまでこれたことは良かったですし、タイトルを狙っていけるように。
吉田拓矢(茨城・107期)
吉田拓矢選手
 (準決は)初手が後ろからが…。ちょっと厳しい展開でああなるかなと。4番手に嘉永(泰斗)がいてホームで態勢がニュートラルになった。いつ来てもおかしくないなと。眞杉(匠)はジャンでフカしてホームも踏みすぎていたので、いつもの伸びがなくて厳しくなったと。(今回は)ナイターというのもありますし、あんまり暑さを感じず体調は問題ないです。体はいいけど、自転車がもうちょっと欲しいので、微調整をしたい。(ダービー以来のGI優勝は)練習仲間の佐藤さんと決勝に乗れると思わなかったので楽しみたい。自力でやります。
南修二(大阪・88期)
南修二選手
 (準決は脇本のハイペースに)とりあえずきつかったので、最後は千切れる感じになりました。(太田がまくってきたときに)持って行くのは普通のことなので、脚力が足りなかったです。ワッキーのおかげです。状態はいいと思います。(決勝は)普通にリラックスして走りたい。近畿4番手を回ります。
松本貴治(愛媛・111期)
松本貴治選手
 (準決は新山響平に任せたほうがチャンスがあるなと?)そうですね、はい。(直線でのコース取りは)1回待ってから余裕はあったんですけど、いつも内に詰まって終わるので、今日(準決)は伸びて良かったなと思いますね。(踏んだ)感触は良かったですね。連日バンクが重かったんですけど、今日の最終レースはすごく軽く感じたので良かったですね。(新車も日に日にかみ合ってきている?)そうですね、はい。(GI決勝は23年のオールスター以来2度目でオールスターとの相性が良いのでは?)そうだったらいいんですけど。(決勝に向けては)しっかり寝てコンディションを整えるのを頑張ります。自分は一人でやります。
佐藤礼文(茨城・115期)
佐藤礼文選手
 (準決突破は)ラインのおかげ。眞杉(匠)のおかげ、(吉田)拓矢のおかげ。拓矢がブロックしている時も内を締めて眞杉が外したので、インしかないように思えてインを踏んだ。間違えないコースには入れたなと。道中は内を締め続けてやるだけのことはやって、前の選手もやってくれてここまでこられた。まさかこんなところまでこられるとは思わなかったけど、良かったです。落車明けだけど、いつもバッチリ練習してから戻るようにはしています。(練習で)眞杉のところにいったり、いつも拓矢と練習しているけど、違う環境に行って練習したり、自分を高めたいと思っていたところで結果が出るとやる気につながる。(状態は)初日(2日目6レース)はあんまりでしたけど、この結果で悪いというとバチが当たるので最高です。(決勝は)拓矢の後ろならチャンスがありますよね。得た位置からラインに貢献して直線で踏めれば。
寺崎浩平(福井・117期)
寺崎浩平選手
 (準決は細切れ戦だったが)新山(響平)君の後ろからって感じで。(新山が)突っ張るにしろ出させるにしろ対応しようって感じでした。ホーム目掛けて行こうと思ったんですけど、新山君と仕掛けが被った感じがして、ちょっとあそこで1回ニュートラルに入れたのが結構、出が悪くなっちゃったんで、そこは修正ですね。(前走後に)サドルをちょっと修正して昨日(準々決勝B)よりかは良いかなって感じですね。(自転車は)もうこのままでいきます。(決勝は)脇本さんのハコを回らせてもらいます。脇本さんがハコ回れって言ってくれたので。古性さんからもハコ回れって言っていただいたので。今回は番手ですけど、しっかりタイトルを目指して頑張りたいです。
岩津裕介(岡山・87期)
岩津裕介選手
 (準決は)早くに入れ替わりになってジャンあたりで出られるのが理想の組み立てでした。後ろの動きが遅くて単騎勢もいて思ったような展開にならなかった。内に詰まる形で犬伏(湧也)君の力を出せないようになりました。ジャンの2センターで内を行ける感じもあったので行けるとしたらそこでしたが、位置取りに目がいっていた。(切り替えてから)何とも言えないです…。すまないという感じです。犬伏君と決めたい気持ちを殺してそこをいかないとチャンスがないという感じでした。(オールスターは9年前に優勝しているが)相性がいい大会です。でもそれ(優勝)は昔のこと。今のメンバーと力関係も変わって、どう自分のレースができるか。(GI優勝してから)思うようにいかない時期もあったが、ここ3年くらいはコンスタントに成績が上がっているかなと。(決勝は)太田君と連係できるのはうれしい。残り1走、太田君と力を合わせていいレースをしたい。
脇本雄太(福井・94期)
脇本雄太選手
 (準決は)太田君が3番手の内で粘っているのがわかったので、後手を踏まないようにと思っていました。(打鐘前の)2コーナーでは自分で一回切って、郡司(浩平)君が押さえにくるかどうかだけしっかりと見て。(上がりタイムは10秒8だったが)すんなリの展開だったので、自分のなかでは参考にするところではないのかなって。ラインで勝ち上がれたことに価値があると思います。(準決で長い距離を踏んで体に)ダメージはあります。(決勝は)自分が前で自力。