『第47回オールスター競輪(GI )レポート』 最終日編
 
配信日:9月23日
 




若生武則の 『第47回オールスター競輪(GI)レポート』 最終日編


第47回オールスター競輪の優勝は、4年ぶりのGI優勝となった神山雄一郎選手でした。
見事な読みは健在でしたね。スーパースターの復活!ですね。

こんにちは、けいりんマガジンの若生です。

今日の西武園競輪場は、溢れる人で一杯!やっぱりGIの決勝は盛りあがっていました。
小池栄子さんも駆けつけ、選手たちのやる気も倍増!だったのでしょうか。特に伏見選手の笑顔はちょっと意味深? でした。



決勝ダイジェスト

周回

赤坂



神山雄一郎がスタートとり、神山-後閑信一、伏見俊昭-佐藤慎太郎-齋藤登志信-榊枝輝文、稲垣裕之-市田佳寿浩-横田努で周回。

赤板前から稲垣が上昇すると、打鐘で榊枝がイン切りに行くも伏見が主導権うばえず、最終ホーム前から稲垣が先行。最終バックから伏見が捲ると、最終2センターくらいから市田が番手から捲る。しかし、3番手とった直線鋭く伸びた神山が優勝を飾った。2着は神山マークの後閑。3着に市田が入線。神山は前人未踏の4度目同一タイトル獲得となった。

赤坂過ぎ2センター

打鐘過ぎ3コーナー

打鐘過ぎ4コーナー

最終ホーム

最終1コーナー

最終2センター

最終3コーナー

ゴール

表彰



→ダッグアウトから



■タッグアウトから

<1R>
  捲った浜口高彰

「皆に笑われました、はははっ(笑)。もう、ダメだと思って。いやー、久しぶりだと出ないですね」
村本大輔「浜口さん強いよね、スピードちがったよ」


<2R>
  先行して2着の吉川誠

「2連対できたから、今回はよしとします。打鐘からきつかった~。これで寿命縮みましたよ。でも、井上(昌己)さんに点数勝ったからいいや(笑)。次はもっと上のレースでがんばります」


<4R>
  直線鋭く外伸びて1着の坂本英一

「久々の1着のような気がする。もう、最後は『ゴール、ゴール』って、それしか考えないで踏んでいたから、合志(正臣)に一発もらって、失速したんだよね。普段は内しか見てないのに、珍しく外踏んでの1着だからね、良かったよ。今回は、初日から何か考えさせられるところがあったね」


<5R>
  捲った浦山一栄

「もういや、きつい~~。井上に合わされたーって思ったけど、行けて良かったよ」
村上博幸は「今日は位置取り失敗しました。でも、今回は一次予選突破して、自信になりました。それに昨日(小野俊之に競りかけた)もありましたし、正直怖かったですけど(笑)。にーちゃん(村上義弘)には『もうちょっと粘れよ』って言われました(苦笑)。にーちゃんにしろ、今日決勝に乗った稲垣(裕之)さんにしろ、周りにいい目標がたくさんいるので、もっとがんばりたいです」


<6R>
  直線鋭く伸びて1着の坂上忠克

「作戦永井(清史)任せで。何が得意なんだって聞いたら、カマシって言ってたんで、お前の好きなように行けって言ってました。でも、永井は力出し切れてなかったですね。早めに巻き返そうとしてくれたんで、僕に気を使ってくれたのかもしれないですね。僕はダッシュがないんで、永井の番手につくのに緊張しました。これからは番手をまわることも増えるだろうけど、捌きは嫌いじゃないですね」


<7R>
  捲って1着の小嶋敬二

「上がりタイム10秒9の捲りだったのに、ウッチー(内林久徳)に差されそうになってちょっとビックリした(苦笑)。差されたら元も子もないから本当に良かったですよ」と一安心の様子。


<8R>

  捲って、今開催3勝目をあげた荒井崇博

「今回のオールスターは1着、6着、1着、1着だもんなー。あー!! 二次予選が悔やまれる! 二次予選さえ残っとれば優勝もあったかもしれんけんねぇ。いやぁ、でも本当に今日はキツかった~」


荒井マークの加倉正義

「最近、荒井とはワンツーばっかりなんだけど、荒井が1着で俺が2着なんだよね(苦笑)。今日は2センターくらいで、1回仕掛けようと思ったんだけど、それじゃあ、早いけん待ったんよ。そしたらもう抜けん!! 荒井と連携するときは躊躇は禁物やね」


<9R>
  友定祐己の番手から抜け出し1着の三宅伸

岡部芳幸「伸さん、友定を大残しにかかってるんだもん!」
三宅「ばれた(笑)。両はじ見えるくらい余裕があったからね。嬉しい。めっちゃ嬉しいわ。むちゃくちゃ気持ちいいー」
友定「がんばれ言うてくれたけど、ムリやったー」
三宅「俺が余裕あったから、お前も大丈夫かと思ったんだけどな。ありがとな」


<10R>
  村上義弘の捲りに合わせて捲って1着とった石毛克幸

「加藤(圭一)が行くと思ってなかったから、『えっ、行くの?行くの?』って感じだったけど、すんなり3番手とれたおかげで、脚使わずに行けました。(村上さんに)行かれるかと思ったけど、(あれに合わせられたってことは)調子は良かったですね」


<11R>


  2着の後閑信一

「悔しいですね。次がんばります」



3着の市田佳寿浩

「今日は稲垣(裕之)に悪かったですね。悔しかったけど、これをいいステップにしたいです」
先行した稲垣裕之「いい緊張感をもって走れました。あそこまで行ったからには、市田さんに勝たせたかった。力不足です」
伏見俊昭は「自分が弱いだけで、レースが下手なだけです。次気をつけます」

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