オールスター夢の競演。いわき平競輪場を舞台に開催されている平成30年7月豪雨被災地支援「第61回オールスター競輪(GI)」は、16日に2日目が行われた。メインの「オリオン賞レース」では、先行策に出た新山響平を利した諸橋愛が追い込んで1着。ラインの新山、神山雄一郎とともに、3日目の「シャイニングスター賞」に進出を決めた。また、ガールズケイリンコレクション2018いわき平ステージ「アルテミス賞レース」は、長澤彩が鮮やかなまくりで一発勝負を制した。3日目には「シャイニングスター賞」をメインに、二次予選で勝ち上がりが争われる。
本場では開催中の毎日、抽選でオリジナルトートバックが当たるオリジナルうちわ、300円分のお食事券が当たるラッキーカードを先着で配布。女性限定でハワイアングッズの先着プレゼント。レース展望予想会、未確定車券抽選会、地元物産展コーナーなどを行っています。また、17日の3日目には、人気タレント「岡井千聖」によるトークショー、「ガールズドリームレースの出場選手」によるトークショー、いわき市公認ご当地アイドル「アイくるガールズ」によるライブ、「ハーラウ・ラウラーナニ」のフラ&タヒチアンショーなども予定されています。いわき平競輪場では様々なファンサービスとイベントで、お客様をお待ちしています。ぜひ、本場へ足をお運びください。

アルテミス賞レース出場選手 特別紹介

ミキ お笑いライブ

ハーラウ・ラウラーナニ フラ&タヒチアンショー

ガールズケイリンカフェ開催

串田アキラ スペシャルライブ!
アルテミス賞 レース経過
初手は鈴木美教、小林莉子、長澤彩、太田りゆ、石井貴子、尾崎睦、元砂七夕美で周回。赤板の2コーナーから石井が動いて前に出る。その上を太田が叩きに行くと、太田に続いた尾崎が一気に踏み込み最終ホームで主導権を握った。2番手は打鐘の4コーナーで尾崎に飛び付いた鈴木が付ける。しかし、太田を突っ張った石井がインで踏み続けて隊列が短くなると、後方にいた長澤は1センターからスパート。大外を軽快なスピードで進む。2番手から踏んだ鈴木も乗り越えて優勝を手にした。長澤に上を行かれた鈴木は懸命に追いかけるも、逆転ならずに2着。小林が、鈴木を追いかける形で3着に入った。




オリオン賞 レース経過
号砲が鳴ると、村上博幸が誘導員を追いかける。脇本雄太を迎え入れて、近畿勢が前団を形成。以下は、新山響平-諸橋愛-神山雄一郎、太田竜馬-原田研太朗-桑原大志、園田匠の並びで落ち着く。
動きなく赤板を通過すると、太田の動きに反応した新山が1センターで踏み上げて主導権を握る。東勢に続いた太田は、叩きに行かず4番手を確保。8番手に下げた脇本は、最終ホームからスパートする。太田も1センターから踏み込むが、2センターで諸橋愛のブロックを受けて不発に。大外を進んでいた脇本も、煽りを受けて失速。最後は目標を好援護した諸橋が、直線で抜け出した。2着には先行した新山。3着にも神山が入り、ラインで上位独占となった。


動きなく赤板を通過すると、太田の動きに反応した新山が1センターで踏み上げて主導権を握る。東勢に続いた太田は、叩きに行かず4番手を確保。8番手に下げた脇本は、最終ホームからスパートする。太田も1センターから踏み込むが、2センターで諸橋愛のブロックを受けて不発に。大外を進んでいた脇本も、煽りを受けて失速。最後は目標を好援護した諸橋が、直線で抜け出した。2着には先行した新山。3着にも神山が入り、ラインで上位独占となった。


<1R>

柴崎淳選手
赤板の2コーナーで踏み込んだ伊藤裕貴が、主導権を握る。押さえられた佐々木豪は中部3車に続いた単騎の内藤宣彦まで出させて中団まで下げる。すかさず巻き返した横山尚則の反撃を柴崎淳(写真)がけん制して阻む。懸命に逃げる伊藤も最終3コーナーを過ぎた辺りでいっぱい。番手の柴崎が早めの追い込みで抜け出した。
「(伊藤)裕貴と固めてくれた(山内)卓也さんのおかげですね。3番(佐々木)に粘られるかと思った。そのあとは裕貴も(最終)3コーナーから風を受けてキツそうだった。それで踏んだけど、自分の感じはわからない」
三重コンビに付けて中部ラインの3番手を固めた山内卓也がきっちり流れ込んで2着。柴崎の気持ちをくみながら振り返る。
「(前の2人が)いいように走ってくれた。裕貴とも(柴崎)淳とも何回も連係しているから、この辺で(仕掛けて)行くだろうなっていうのもわかっていた。あの展開じゃ、あとは横山君しかカマシしてくるのはいないですしね。淳は迷うと思うけどけど、もう(踏んで)行かないと。あれは番手まくりって感じじゃないし、あれで(別線に)行かれてもね」
「(伊藤)裕貴と固めてくれた(山内)卓也さんのおかげですね。3番(佐々木)に粘られるかと思った。そのあとは裕貴も(最終)3コーナーから風を受けてキツそうだった。それで踏んだけど、自分の感じはわからない」
三重コンビに付けて中部ラインの3番手を固めた山内卓也がきっちり流れ込んで2着。柴崎の気持ちをくみながら振り返る。
「(前の2人が)いいように走ってくれた。裕貴とも(柴崎)淳とも何回も連係しているから、この辺で(仕掛けて)行くだろうなっていうのもわかっていた。あの展開じゃ、あとは横山君しかカマシしてくるのはいないですしね。淳は迷うと思うけどけど、もう(踏んで)行かないと。あれは番手まくりって感じじゃないし、あれで(別線に)行かれてもね」
<2R>

牛山貴広選手
前受けから中団へ下げた山本伸一に赤板からフタをした鈴木竜士は2コーナーから踏み上げて打鐘から主導権を握る。最終2コーナーで3番手の河野通孝が巻き返してきた山本をブロックすると、坂本亮馬がインをすくう。山本マークの川村晃司も自力に転じたが3コーナーで一杯に。同型を完封した鈴木を絶好の番手回りから牛山貴広(写真)が差し切った。
「竜士がホントに強かった。(脚が)ビリビリしましたよ。一応は最終バックで車間を空けてけん制したけど、まくられるような感じじゃなかった」
3着の結果に少し悔しそうな表情を見せる鈴木竜士だが、レース内容には納得の様子。
「最終日まで走りたいからね(笑)。最後はタレちゃいました。でも、2日間は力を出し切る競走はできている。スピード競輪に対応するために、自分の中でいろいろと考えて練習しているけど、やはり実戦で先行しないと真の力は付かないので。今期は特にそこを意識している」
最終バックから狭いコースを突いた湊聖二が2着に突っ込んだ。
「やったほうだと思うけど、前(牛山)が内、外を見て明らかに残しにかけていたので、1着まで欲しかった。2日間ともに目一杯ハンドルを投げているんだけど。でも、この2着はバーディーですよ(笑)」
「竜士がホントに強かった。(脚が)ビリビリしましたよ。一応は最終バックで車間を空けてけん制したけど、まくられるような感じじゃなかった」
3着の結果に少し悔しそうな表情を見せる鈴木竜士だが、レース内容には納得の様子。
「最終日まで走りたいからね(笑)。最後はタレちゃいました。でも、2日間は力を出し切る競走はできている。スピード競輪に対応するために、自分の中でいろいろと考えて練習しているけど、やはり実戦で先行しないと真の力は付かないので。今期は特にそこを意識している」
最終バックから狭いコースを突いた湊聖二が2着に突っ込んだ。
「やったほうだと思うけど、前(牛山)が内、外を見て明らかに残しにかけていたので、1着まで欲しかった。2日間ともに目一杯ハンドルを投げているんだけど。でも、この2着はバーディーですよ(笑)」
<3R>

渡邉雄太選手
初日で勝ち上がりを逃してしまった渡邉雄太(写真)だったが、気持ちを入れ直して2日目は打鐘先行。ラインで上位独占とはならなかったが、力強く押し切った。
「今日は先行って決めてたんで押し切れてよかったです。初日が残念だったけど、調子も大丈夫ですね」
松川高大に追い上げられ8番手になってしまった鈴木庸之だったが2センターから外に持ち出して2着に強襲した。
「ジャンで岡本(総)君が上を走ってたので、差し込んだときに締められてバック踏んだところを松川君に来られた。平原(康多)さんに『3コーナー過ぎに行けば、ここは届く』って言われてたので最悪それでもと思ってました。あれで行かせてもらったからには1着取りたかった。思い切りハンドル投げたけど届かなかったですね」
「今日は先行って決めてたんで押し切れてよかったです。初日が残念だったけど、調子も大丈夫ですね」
松川高大に追い上げられ8番手になってしまった鈴木庸之だったが2センターから外に持ち出して2着に強襲した。
「ジャンで岡本(総)君が上を走ってたので、差し込んだときに締められてバック踏んだところを松川君に来られた。平原(康多)さんに『3コーナー過ぎに行けば、ここは届く』って言われてたので最悪それでもと思ってました。あれで行かせてもらったからには1着取りたかった。思い切りハンドル投げたけど届かなかったですね」
<4R>

小倉竜二選手
赤板ホームで誘導員を下ろした桐山敬太郎がイエローライン付近まで上がって後続をけん制すると、1センターから取鳥雄吾が内をすくって先頭に立つ。一度ペースを落として打鐘過ぎ4コーナーからピッチを上げる取鳥に桐山が2コーナーまくりで襲いかかるが、これを番手の小倉竜二(写真)が好ブロック。直線鋭く抜け出した。
「ちょっと甘かったね。もう少し引き付けて一発で仕留められれば高原(仁志)と決まったかも。ちょっと焦って一発目に持って行くのが早かった。ジャンのところ(取鳥の判断)はよかったね。桐山君はローリング(先行)だから駆けるとしても空けるからね」
桐山が止められると見るや内に下りて小倉に乗り換えた内藤秀久が2着に食い込んだ。
「(桐山は)スンナリ中団を取れたけど、前もかかっていたからキツかったと思う。それでも仕掛けてくれたおかげですね。昨日はノーチャンスだったけど、前回の最終日に自分で動いて1着を取れているし上向いていると思う」
逃げた取鳥雄吾は3着に踏ん張った。
「めっちゃキツかったです。久々にモガいたからしんどかった。(打鐘前に)内が空かなかったらヤバかったけど空いてくれたのでよかったです」
「ちょっと甘かったね。もう少し引き付けて一発で仕留められれば高原(仁志)と決まったかも。ちょっと焦って一発目に持って行くのが早かった。ジャンのところ(取鳥の判断)はよかったね。桐山君はローリング(先行)だから駆けるとしても空けるからね」
桐山が止められると見るや内に下りて小倉に乗り換えた内藤秀久が2着に食い込んだ。
「(桐山は)スンナリ中団を取れたけど、前もかかっていたからキツかったと思う。それでも仕掛けてくれたおかげですね。昨日はノーチャンスだったけど、前回の最終日に自分で動いて1着を取れているし上向いていると思う」
逃げた取鳥雄吾は3着に踏ん張った。
「めっちゃキツかったです。久々にモガいたからしんどかった。(打鐘前に)内が空かなかったらヤバかったけど空いてくれたのでよかったです」
<5R>

山崎芳仁選手
赤板で飛び出した永井清史が主導権を握るが、なかなかペースは上がらない。一本棒の7番手に置かれた小松崎大地が、タイミングを逃さず打鐘の3コーナーから仕掛ける。永井を叩いて小松崎の先行、地元の3車が出切る。小松崎の番手で絶好の展開になった山崎芳仁(写真)が、しっかりと勝ち切った。
「(小松崎は)いいところで行ったし、全然残る感じだった。ただ、パッと見たら(後ろが)踏んできてたんで、後輪で振った。初日がちょっとあれだったけど、それでもやるべきことはやっている」
地元3番手の伏見俊昭が、直線で山崎に迫るも半車身差の2着。
「(小松崎)大地がよく行ってくれた。あそこ(7番手)で構えたら危なかったと思います。山崎君とワンツーが決まったのは、本当に久しぶりですね」
最終バック過ぎに7番手の小川真太郎が外を踏むと、池田憲昭は中のコースを伸びた。
「勝手にあそこが空いてくれましたね。もうちょっと余裕が欲しいけど、伸びました。(伏見を)食って2着まではいきたかった」
「(小松崎は)いいところで行ったし、全然残る感じだった。ただ、パッと見たら(後ろが)踏んできてたんで、後輪で振った。初日がちょっとあれだったけど、それでもやるべきことはやっている」
地元3番手の伏見俊昭が、直線で山崎に迫るも半車身差の2着。
「(小松崎)大地がよく行ってくれた。あそこ(7番手)で構えたら危なかったと思います。山崎君とワンツーが決まったのは、本当に久しぶりですね」
最終バック過ぎに7番手の小川真太郎が外を踏むと、池田憲昭は中のコースを伸びた。
「勝手にあそこが空いてくれましたね。もうちょっと余裕が欲しいけど、伸びました。(伏見を)食って2着まではいきたかった」
<6R>

神山拓弥選手
打鐘過ぎ4コーナーから松本貴治がカマしてライン3車で出切ったが、そこを2コーナー、8番手から杉森輝大がまくる。直線で四国勢に並びかけると、続いた神山拓弥(写真)が抜け出した。
「今日は全て杉森さんのおかげ。すごいスピードでまくってくれた。そこに尽きます」
好回転で前団に迫った杉森輝大だったが、ゴール前で濱田浩司と接触して失速。惜しくも4着に敗れた。
「前受けは作戦。このメンバーならゴチャ付きそうなので、一回は下げても巻き返せるだろうと。初日の感じもよかったので。最後の接触がなければ、神山君といい勝負はできたはず」
「今日は全て杉森さんのおかげ。すごいスピードでまくってくれた。そこに尽きます」
好回転で前団に迫った杉森輝大だったが、ゴール前で濱田浩司と接触して失速。惜しくも4着に敗れた。
「前受けは作戦。このメンバーならゴチャ付きそうなので、一回は下げても巻き返せるだろうと。初日の感じもよかったので。最後の接触がなければ、神山君といい勝負はできたはず」
<7R>

東口善朋選手
中団を狙って赤板ホームから飯野祐太、田中晴基が動くが、打鐘前から田中が切ったうえを石塚輪太郎が叩いて主導権を握る。石塚がペースに持ち込むと、後方になった飯野、中川誠一郎のまくりは不発。4番手から田中がまくりで迫るが、石塚マークの東口善朋(写真)が好展開を生かした。
「かかってたんで来にくいスピードでしたね。自分も待って待って田中君が来たのを確認して踏みました。ワンツーがよかったけど、3着に残ってくれたので。本当は初日走りたかった。コンディションを整えるのが難しかったけど、気持ちで走れたと思う」
中団を占めた田中晴基が2センターからのまくり追い込みで東口に迫った。
「石塚君が強かったんで、たぶん後ろは来ないなと思った。そこからは落ち着いてビジョンを見ながら。3コーナー上ったときにヤベー、合っちゃったと思ったけどね。(今回から新車)初の競走で練習のときより硬い感じがした。いい感じのズレですね」
逃げた石塚輪太郎が3着に粘って二次予選に勝ち上がった。
「僕は初日(1走目)が勝負駆けなんで。(前半戦で)逃げが決まってなかったんで、ジャンで飯野さんが来たら出させることも考えたけど、一本棒だったし(打鐘の)4コーナーが来たんで全開で踏みました。初日、上がれたのは大きいですね。宮杯が二次予選止まりだったので、今回はリベンジしたい」
「かかってたんで来にくいスピードでしたね。自分も待って待って田中君が来たのを確認して踏みました。ワンツーがよかったけど、3着に残ってくれたので。本当は初日走りたかった。コンディションを整えるのが難しかったけど、気持ちで走れたと思う」
中団を占めた田中晴基が2センターからのまくり追い込みで東口に迫った。
「石塚君が強かったんで、たぶん後ろは来ないなと思った。そこからは落ち着いてビジョンを見ながら。3コーナー上ったときにヤベー、合っちゃったと思ったけどね。(今回から新車)初の競走で練習のときより硬い感じがした。いい感じのズレですね」
逃げた石塚輪太郎が3着に粘って二次予選に勝ち上がった。
「僕は初日(1走目)が勝負駆けなんで。(前半戦で)逃げが決まってなかったんで、ジャンで飯野さんが来たら出させることも考えたけど、一本棒だったし(打鐘の)4コーナーが来たんで全開で踏みました。初日、上がれたのは大きいですね。宮杯が二次予選止まりだったので、今回はリベンジしたい」
<8R>

天田裕輝選手
赤板ホームで7番手に下げた南潤が2コーナーから強引に仕掛けるが、番手の椎木尾拓哉が離れてしまい番手には松岡貴久がスッポリ。そこを1センターから仕掛けた和田真久留が飲み込むと、南関勢の仕掛けに続いた天田裕輝(写真)が外を鋭く突き抜けた。
「脚的にも上がってきているし、流れを見ながら仕掛けられるようになってきた。今日は展開が向いたけどしっかりモノにできたので。欲を言えばもう少し自分からレースを動かせるくらいになればいいんでしょうけど、そうなるにはもっと強くないと」
芦澤大輔がきっちりと続いて関東ワンツーを決めた。
「天田君の内かなって思ったけど白戸(淳太郎)さんとアンコになりそうだったので外にしました。その辺も余裕があったし、だいぶ(状態は)いいと思う。天田君が自信を持って仕掛けてくれたおかげですね」
関東コンビの強襲に屈した和田真久留だが、先まくりで3着に粘り二次予選へと勝ち上がった。
「ジャンから南君が仕掛けているのにホームから巻き返すのって勇気がいりますよ。でもあそこで行かないとないと思ったので。2コーナーのあおりがヤバかったけど、諦めずに踏んでよかった。状態的には前回の弥彦よりもいいし、攻めるレースを続けていきたい」
「脚的にも上がってきているし、流れを見ながら仕掛けられるようになってきた。今日は展開が向いたけどしっかりモノにできたので。欲を言えばもう少し自分からレースを動かせるくらいになればいいんでしょうけど、そうなるにはもっと強くないと」
芦澤大輔がきっちりと続いて関東ワンツーを決めた。
「天田君の内かなって思ったけど白戸(淳太郎)さんとアンコになりそうだったので外にしました。その辺も余裕があったし、だいぶ(状態は)いいと思う。天田君が自信を持って仕掛けてくれたおかげですね」
関東コンビの強襲に屈した和田真久留だが、先まくりで3着に粘り二次予選へと勝ち上がった。
「ジャンから南君が仕掛けているのにホームから巻き返すのって勇気がいりますよ。でもあそこで行かないとないと思ったので。2コーナーのあおりがヤバかったけど、諦めずに踏んでよかった。状態的には前回の弥彦よりもいいし、攻めるレースを続けていきたい」
<9R>

鈴木美教選手
打鐘で出た石井貴子を太田りゆが押さえにかかって、その上を尾崎睦が叩いて最終ホームで主導権を握る。2番手に鈴木美教が続くが内に石井、太田もいて隊列が短くなる。最後方に置かれていた長澤彩だったが、2コーナー手前から外を踏み込む。合わせて2番手からアクションを起こした鈴木を長澤がスピードの違いでとらえて一発勝負を制した。
「正直、優勝できるイメージはなかったです。とりあえず自分の力を出せたらなって考えていた。去年(のアルテミス賞)は優勝を狙いすぎて失敗したんで、あんまり狙いすぎないようにと思っていた。仕掛けたら思ったより進んだ。変な力みもなくスッと進んだんで、自分でもビックリしました。体の使い方の部分で、いい筋肉があんまり使えてなかった。最近になってやっと感じが良くなって、それをこのレースで出せてよかった」
「大事に大事にいったのが…」とは、人気を背負っていた鈴木美教(写真)。逃げた尾崎の後ろの好ポジションを確保したが、長澤のまくりへの対応が遅れた。
「あぁ、悔しい。組み立ては悪くなかったと思うんですけど。尾崎さんが行って、2番手を取れていい感じだった。ただ、内も外もいて…。長澤さんが来る前に踏んでたら(優勝が)あったと思う」
併走もあったが周回中から終始、鈴木をマークするような形になった小林莉子が3着に入った。
「展開と位置は良かった。(最終)3コーナーの入り口で(長澤に)切り替えられなかったのが、自分の課題なんですかね」
「正直、優勝できるイメージはなかったです。とりあえず自分の力を出せたらなって考えていた。去年(のアルテミス賞)は優勝を狙いすぎて失敗したんで、あんまり狙いすぎないようにと思っていた。仕掛けたら思ったより進んだ。変な力みもなくスッと進んだんで、自分でもビックリしました。体の使い方の部分で、いい筋肉があんまり使えてなかった。最近になってやっと感じが良くなって、それをこのレースで出せてよかった」
「大事に大事にいったのが…」とは、人気を背負っていた鈴木美教(写真)。逃げた尾崎の後ろの好ポジションを確保したが、長澤のまくりへの対応が遅れた。
「あぁ、悔しい。組み立ては悪くなかったと思うんですけど。尾崎さんが行って、2番手を取れていい感じだった。ただ、内も外もいて…。長澤さんが来る前に踏んでたら(優勝が)あったと思う」
併走もあったが周回中から終始、鈴木をマークするような形になった小林莉子が3着に入った。
「展開と位置は良かった。(最終)3コーナーの入り口で(長澤に)切り替えられなかったのが、自分の課題なんですかね」
<10R>

古性優作選手
前受けから中団に下げた古性優作(写真)は関東勢の上昇に合わせて赤板ホームから動くと、中団4番手を確保する。1センターからのまくりに木暮安由は番手まくりで応戦。直線まで続いたサイドバイサイドの争いを制した古性が1着選手のみが勝ち上がれる「シャイニングスター賞」へ駒を進めた。
「前受けは想定外でしたね。セオリーどおりなら後方になってしまうので臨機応変にいかないといけないと思いました。(関東に2段駆けをされたら)しんどいと思ったので遅ければ、それ(分断)も考えていました。でもあの位置ならいけると思って引きました。まくりに行くタイミングでパッとひらめいた乗り方にしたけど悪くなかったですね。本当はバックを取るくらいのタイミングでいければよかったけど少し遅くなってしまった。でもしっかりと仕掛けられて(稲垣と)ゴール前勝負ができているので」
古性に続いた稲垣裕之が2着に入線。反省点を挙げながらレースを振り返った。
「余裕はありましたけど、佐藤さんが内にいて3コーナーで締めて回れなかったですね。そこがちょっと甘かったし反省点ですね。道中も余裕はありましたし、古性君も(1着権利を)意識せずに仕掛けてくれたので。しっかり反省点を修正して3日目頑張ります」
絶好展開に思われた木暮安由であったが古性に飲み込まれ3着に敗れた。
「吉澤君はかかっていましたよ。でも古性君が来て結果的に番手まくりをする形になってしまった。でも飲み込まれてしまったので力負けですよね。また吉澤君と連係するときはしっかりと援護したい」
「前受けは想定外でしたね。セオリーどおりなら後方になってしまうので臨機応変にいかないといけないと思いました。(関東に2段駆けをされたら)しんどいと思ったので遅ければ、それ(分断)も考えていました。でもあの位置ならいけると思って引きました。まくりに行くタイミングでパッとひらめいた乗り方にしたけど悪くなかったですね。本当はバックを取るくらいのタイミングでいければよかったけど少し遅くなってしまった。でもしっかりと仕掛けられて(稲垣と)ゴール前勝負ができているので」
古性に続いた稲垣裕之が2着に入線。反省点を挙げながらレースを振り返った。
「余裕はありましたけど、佐藤さんが内にいて3コーナーで締めて回れなかったですね。そこがちょっと甘かったし反省点ですね。道中も余裕はありましたし、古性君も(1着権利を)意識せずに仕掛けてくれたので。しっかり反省点を修正して3日目頑張ります」
絶好展開に思われた木暮安由であったが古性に飲み込まれ3着に敗れた。
「吉澤君はかかっていましたよ。でも古性君が来て結果的に番手まくりをする形になってしまった。でも飲み込まれてしまったので力負けですよね。また吉澤君と連係するときはしっかりと援護したい」
<11R>

新山響平選手
後ろ攻めの太田竜馬の上昇が遅いと見るや、赤板1センターから新山響平が踏み上げて打鐘前から先行態勢に。中団には太田、前受けから8番手に下げた脇本雄太は最終ホームから巻き返すが、合わせて太田も1センターからまくって出る。新山マークの諸橋愛が2センターで太田をけん制すると、あおりを受けた脇本のスピードも鈍る。好ブロックを見せた諸橋が直線鋭く抜け出し、ラインで上位独占を決めた。
「バックでは行かれそうな雰囲気だったけど、うまく頭が入ってよかった。うまいことやれました。ラインで決まったんでよかった。ツキがあるね。我慢した分、やっと出てきた。結果が出てよかったです。新山が頑張ってくれました」
諸橋の援護があったとはいえ、新山響平(写真)はこのメンバーで2着に逃げ粘った。
「もう突っ張ろうと思った。奇跡ですね。後ろのおかげです。ちょっと出来すぎですね。ゴール前は脚がいっぱいで残ったか残ってないかもわからなかった。いっぱいで横も見れなかったです」
ライン3番手の神山雄一郎がきっちりと続いて3着に。3日目の「シャイニングスター賞」へ勝ち上がりを決めた。
「新山が強い。それに諸橋のブロックで自分たちが単独になったのも大きい。新山は先行選手だから主導権(を取る)って形だったんだと思う。俺は任せてたんで。(諸橋のけん制で内が空いて)迷ったけど待ってよかった」
人気の脇本雄太は太田のあおりを受ける不運もあって7着に敗れた。
「赤板のあとに押さえに来られたことがなかったので。(それでも下げて)いかに俺がひよってるかわかった。クランクを全換えして新品にします」
「バックでは行かれそうな雰囲気だったけど、うまく頭が入ってよかった。うまいことやれました。ラインで決まったんでよかった。ツキがあるね。我慢した分、やっと出てきた。結果が出てよかったです。新山が頑張ってくれました」
諸橋の援護があったとはいえ、新山響平(写真)はこのメンバーで2着に逃げ粘った。
「もう突っ張ろうと思った。奇跡ですね。後ろのおかげです。ちょっと出来すぎですね。ゴール前は脚がいっぱいで残ったか残ってないかもわからなかった。いっぱいで横も見れなかったです」
ライン3番手の神山雄一郎がきっちりと続いて3着に。3日目の「シャイニングスター賞」へ勝ち上がりを決めた。
「新山が強い。それに諸橋のブロックで自分たちが単独になったのも大きい。新山は先行選手だから主導権(を取る)って形だったんだと思う。俺は任せてたんで。(諸橋のけん制で内が空いて)迷ったけど待ってよかった」
人気の脇本雄太は太田のあおりを受ける不運もあって7着に敗れた。
「赤板のあとに押さえに来られたことがなかったので。(それでも下げて)いかに俺がひよってるかわかった。クランクを全換えして新品にします」