『第58回日本選手権競輪(GI )レポート』 3日目編
 
配信日:3月18日
 




若生武則の 『第58回日本選手権競輪(GI)レポート』 3日目編



■私的明日の展望
9R 二次予選

赤井学-冨田卓-遠澤健二、吉岡稔真-合志正臣、浦山一栄-佐久間仙行、山内卓也-金田健一郎

333mバンクで強引に仕掛けそうなのが、浦山か赤井。そこを捲りに出るのが吉岡だろう。山内も同じか。私的には、浦山の番手の佐久間から山内、冨田に抜けたい。

10R 二次予選

城戸崎隆史-小野俊之-阪本正和、大内達也-齋藤登志信、山口貴弘-幸田光博、三宅伸-豊田知之

ここは城戸崎の先行力に期待か。小野が前をかばうようだと、三宅、大内にかわされそう。私的には、齋藤、小野、三宅のボックスで考えたい。ちょっとバンクの特徴から離れてしまうが。

11R 二次予選

小嶋敬二-加藤慎平-山口富生、村上義弘-一丸安貴、岡部芳幸-新藤敦、神山雄一郎-後閑信一

小嶋と村上の叩き合いを、捲るのは岡部?神山か、先行は村上で、後は好位置から捲りか。私的には、ここは叩き合いと読み、捲る岡部に期待したい。



小嶋、村上の叩き合い?捲るのは岡部、神山か勝ってゴールデンレーサーに輝くのは誰?

春ですね~。朝、競輪場に向かうときにはかなり暖かく、もう、コートなんかいらない!なんて思いましたが、11レースが終わったら肌寒くなってきました。皆さんくれぐれも体調管理に気を付けてくださいね。
今日の松戸ダービー三日目は、皆さんいかがだったでしょうか。
特に11レースの武田選手は強かったですね。前団をあっさり捲り1着。写真に撮っていたら、後ろは入りませんでした。
かなり強い選手たちが揃う中でこれだけの強さを発揮できるのですから、準決勝、決勝と楽しみですね。

こんにちは、KEIRINマガジンの若生です。
明日は2次予選2レース、ゴールデンレーサー賞レースが準決勝への道となります。激戦が期待できますね。


今日の二次予選結果と写真
二次予選は2着までと、3着4名が準決勝に進出できます。3着の選手の準決勝への選抜方法は、前走の格(初日特選出場選手)、着順で上位の選手から4名が選抜されます。二次予選は全部で7レース。どうなることでしょうか。明日も楽しみですね。

7レース

市田の捲りが炸裂し、1着3番市田、2着9番内林、3着5番高木。

8レース

稲垣の先行を中団から坂本が捲り、番手の有坂が差した。1着3番有坂、2着7番坂本、3着1番浜口。

9レース

久富の先行を中団から捲った伏見。ラインでワンツースリー。1着9番伏見、2着2番佐藤、3着4番佐々木。

10レース

大田が先行。番手の川口が好ブロックを見せたが、内を潜り込んできた鈴木。1着9番鈴木、2着7番前田、3着6番中井。


11レース

金山が逃げ、番手から高原が出たが、武田が強力な捲りで決着。1着1番武田、2着3番小川、3着4番高原。




→ダッグアウトから
→私的明日の展望



■ダッグアウトから

<1R>
  1着の渡辺十夢

「スーパー恵まれでしたね。最終日まで残れるのは大きいです。これで市田(佳寿浩)さんのカバン持ちの役目が果たせるかと(笑)。でも、補欠で入って、初勝利だし、恵まれていますね。ラッキーボーイで(笑)」


<4R>
  山田裕仁の番手にはまるも、3着に終わった新田康仁

「(山田さんを)抜きにいこうとしたら、ウイリーしちゃたよ。前輪が浮いちゃった。絶好の展開だったのに。前輪浮いたまま5メートルは走ったよ(笑)」
3着でがっくりの新田康仁(3着)と2レースの村本大輔(3着)。


<5R>
先行した佐々木則幸

「久しぶりにこんな先行したんで、えらかった(きつかった)です。ただ、後ろの紫原(政文)さんまで連れてこれなかったのが悔いが残りますけど。次が地元の高知記念があるんで休めないんですけど、でも、そこまでは気を張って頑張ります!」


<7R>


  矢口啓一郎の先行を捲って1着の市田佳寿浩

「思った通りのレースになりました! ここまで俺にあてるかーって思ったけど、内林(久徳)さんも『それは耐えろ』って言われて。ちょうど自信をなくしていた時だから、やっぱり負けると、どうしても、自信がなくなってくるから」



市田マークで2着に入った内林久徳

「(矢口に)いかれた時はどうなるかと思ったけど、市田強いな!」


<8R>
  捲る坂本勉を追走し2着の有坂直樹

「自分でもよくいったなって思いますね。坂本さんが『中団、中団』って言ってたから、作戦通りにいきました」
先行した稲垣裕之は「僕は自分が勝つように行ったんですけどね...。少し慌ててましたね。ちょっと7番(坂本さん)を意識しすぎましたね」


<9R>


  1着は伏見俊昭

「作戦はラインの慎太郎と健司さんが考えてもらったんで、冷静にいけました」





佐藤慎太郎

「伏見さんは、先行は差せますけど、捲りはかわせないですよ。出来は悪くない」


<10R>
  3着に入った荒井崇博

「(仕掛けるの)遅くないでしょ。両方(太田真一さん、海老根恵太さん)とも気になるし。海老根さんがどっか飛んでいったんで、これはどっか突っ込んでいかないとと思って」


<11R>


  捲って1着の武田豊樹

「難しいレースでしたね。誰も駆けないんで、行っちゃいました。なんか全然車が出なくて、捲れないかと思ったけど、でも1着なんで」





3着に入った高原仁志

「金山(栄治)さんが行ってくれたおかげです。ラインでもないのに行ってくれて。武田さん強くて、こうでもせんと勝てん、それでも勝てなかったけど。武田さんがいったのはわかったんですよ。1人ならいいなって思ったら本当に1人来たんで、って実際はそんなこと考えている余裕なかったです。頭真っ白でした(笑)」

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