『第58回日本選手権競輪(GI )レポート』 最終日編
 
配信日:3月21日
 




若生武則の 『第58回日本選手権競輪(GI)レポート』 最終日編


第58回日本選手権競輪の優勝は、鈴木誠選手でした。先行した伏見選手を追い込み1着優勝。
なんと、13年ぶりのGI制覇!
今年40歳になる鈴木選手は、松本整氏に続く中年の星に輝きました。中年はとっても強いのです。


こんにちは、KEIRINマガジンの若生です。
今日の松戸競輪場は満員のファンで埋まり、ダービーらしい雰囲気の中レースはスタート。選手の一挙一動に歓声が上がり、バンク内で撮影していた私は、ちょっと感動してしまいました。
鈴木選手優勝おめでとうございました!

表彰式には千葉県知事に再選した堂本知事が登場!
優勝した鈴木選手、2位伏見選手、3位合志選手を表彰していました。



第58回日本選手権競輪決勝ダイジェスト
周回は、伏見、鈴木、武田、後閑、小嶋、村上、内林、吉岡、合志。
赤板で、村上が上昇し、武田を抑える。武田は引いて7番手。伏見は打鐘から先行。最終バックで、村上が捲るが不発。4コーナーで内をついた鈴木が優勝。2着は伏見、3着伸びた合志。

周回

赤板

打鐘

最終ホーム

最終3コーナー

ゴール



→ダッグアウトから



■ダッグアウトから

<1R>
1着の志智俊夫

「5211...これが逆ならバッチシやったのに。でも、力の底上げされてるよ。周りの環境最高やからね。風は今日が一番重いんじゃない。最初は3コーナーあたりが向かい風だったけど、徐々に向かい風のところが長くなっていった。風がまわっているんだね」


<3R>
 

今日も1着の高城信雄

「初日、負けた時点で終わりなんで、その後は気持ちを切り替えて、3連勝するつもりで臨みました。今回、勝ち上がりの意味の重大さが身にしみたというか、これからもこういう思いはするかもしれないですけど、それをできるだけ少なくしていきたいですね」



<4R>
  小林大介、稲垣裕之を相手にもがきあった高谷雅彦

「(6日間開催は)勝てればおもしろいけど、負けると長い...。っそれを気合いで乗り切るしかない。あのね、俺の事を抑えない若手とかいるとき、『あれ? 俺の事は?』ってなって、『俺の事をなめるなー!』って、やっちゃうんだよね。俺は挑戦者だから、稲垣君負けないようにって」


<6R>
  1着の久冨武

「今回は収穫が多かったですね。自分はこの舞台でも戦えるみたいな自信も掴んだし」
その時、後ろから友定祐己が「かっこいいー」
久冨「でしょ、言うだけならただよ(笑)。使えん後輩のせいで苦労しますって書いといてください(笑)」


<7R>
  先行した山内卓也

「今日は先行も考えてました。友定(祐己)も山口(貴弘)も僕の先行を考えてなかっただろうし。重かった~。でも、大きい大会で先行すれば、次につながりますからね」


<9R>
  1着の佐藤慎太郎

「風は気にならなかったですね、痛くて、それどころじゃなかったです。やっぱり、決勝に乗らないとつまんないっすよ(苦笑)まぁ、俺ばっかり勝っても悪いからね~」


<11R>





  優勝した鈴木誠

「何年ぶりですかね。自分でも忘れちゃいました(笑)。伏見(俊昭)君に全て任せていましたし、4コーナー勝負かなっと思ったんですけど、まさか先行してくれるとは思いませんでした。やっぱり、こういう大きい舞台で優勝するのは最高ですね!」



先行し、2着の伏見俊昭


「自分の仕事しただけなんで、でも、同型をたおしたのは一番大きいですね」




3着の合志正臣

「一番後ろになったから、ここでいいのかなって思ったけど。やっぱり直線短かったですよ」

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