『第59回日本選手権競輪(GI )レポート』 3日目編
 
配信日:3月23日

■私的明日の展望

9R 二次予選

藤原憲征-諸橋愛
佐々木則幸-合志正臣
伏見俊昭-榊枝輝文-内藤宣彦
舘泰守-吉村和之

先行は伏見か、佐々木だろう。が、2着以上で準決勝確定で3着は選考順位順となると、選考順位で比較的有利な伏見ラインが先手を取ってくると考えたい。となると藤原、舘が先行の番手を狙ってきそう。
ラインが短くなれば、捲りが決まる可能性大と見たい。
よって私は、佐々木の捲りから考えたい。

10R 二次予選

村上義弘-山口幸二-岩見潤
高屋雅彦-平沼由充
赤井学-鈴木誠-手島慶介-須田雄一

ここは先行センス抜群の村上からだろう。一発は赤井学がかました時、手島、鈴木が狙い目か。
私は、村上の番手の山口から。

11R ゴールデンレーサー賞

加藤慎平
岡部芳幸-佐藤慎太郎-有坂直樹
吉岡稔真-大塚健一郎-小倉竜二
稲村成浩-兵藤一也

先行不在のレースで難しいが、先手は吉岡と考えたい。
捲る岡部と、稲村、加藤はどうするのか。インで粘るか、捲るのかだろう。
しかし、私はインで粘るのはないと読み、大塚から、岡部、小倉、稲村に行きたい。


※並びは当日の日刊紙・専門紙・練習走行でご確認下さい。
※展望はあくまで想定であり、実際の並びとは異なる場合があります。



若生武則の 『第59回日本選手権競輪(GI )レポート』 3日目編



今日の立川競輪場は気温も高く、競輪には最高の天気になりました。
そして、バンク内も最高のレースが繰り広げられています。最高の体力、智力のレースは迫力満点です!明日は二次予選2個レースとゴールデンレーサー賞が行われます。立川競輪場に来てくださいね。
こんにちはKEIRINマガジンの若生です。

本日は、ゴールデンレーサー賞に出場する9選手が、場内特設ステージに登場。
9選手をのせたステージは大勢のファンに囲まれ大盛況でした。



特に吉岡稔真選手の出番のときは大歓声と拍手に包まれ、吉岡人気の高さが如実に現れていました。さすが、吉岡選手ですね。


■レースダイジェスト
9レース
神山雄一郎がスタート飛び出し、矢口啓一郎、神山、高橋大作、中井達郎、和泉田喜一、小嶋敬二、濱口高彰、大井啓世、豊田知之で周回。途中、豊田が車をあげ小嶋の前に入る。
赤板から小嶋が上昇すると、矢口が突っ張る。
しかし、矢口が流した瞬間に、再度、小嶋が踏み上げ主導権をとった。
ゴール前、番手の濱口が交わして1着。2着は逃げ粘った小嶋。3着には直線追い込んできた高橋が入った。

10レース
平原康多、後閑信一、坂本英一、西田雅志、吉田敏洋、山内卓也、中澤央治、三宅伸、星島太で周回。
赤板で吉田が上昇するが、突っ張って平原が先行。三宅が捲るも後閑が捌き不発に終わる。平原が逃げ切って1着、2着は後閑、3着に坂本が入り、関東ラインのワン・ツー・スリーが決まる。

11レース
井山和裕、小川圭二、梶應弘樹、山崎芳仁、横田努、川口満宏、金子貴志、山口富生、郡山久二で周回。
金子が上昇し、山崎を抑えると、山崎は車を引いて後方に。
最終ホーム、山崎が追い上げて、金子と叩き合いになるが、最終的に金子が主導権をとる。山口が金子を交わして1着。2着が金子。3着には小川が突っ込んできた。


→ダッグアウトから
→私的明日の展望



■ダッグアウトから

<2R>
  内から切り込んでいって1着の城戸崎隆史
「空いていると思ったんですけど、赤旗があがったんで『ありゃ…』って思ったんですけど、セーフだったんでよかったです。(初日の落車の影響は)ムチウチで身体ガチガチなんですけど、気持ちで走りました。最終日まで走れますし、頑張ります」


<6R>
  先行して2着に粘った久冨武
「2車だったら、どうしようかと思ったけど、渡邊(秀明)さんがついてくれてよかった」
渡邊「離れちゃったけどね(苦笑)」
久冨「でも、3車なら抑えて先行できるし、大きかったです」


<7R>
  直線追い込んで1着の内林久徳
「澤田(義和)も頑張ってくれたし、最後は海老根(恵太)に気をつけておけばと思っていました。廣川(貞治)は飛ばしにいった分、僕の方が出ましたね」
先行した太田真一の番手から抜け出し2着の廣川貞治は「皆のおかげですね。(ダービー準決勝は)4年ぶりですか…。とりあえず目標達成ですね」


<8R>
  先行した武田豊樹を交わして1着の阿部康雄
「武田君のかかりもよかったですよ。(直線)まじめに抜きにいって、あれしか抜けなかったですからね」

  先行して2着に粘った武田豊樹
「自分に自信はなかったけど、先行して捲らせませんでしたね。(ダービーに)来てよかった」


<9R>
  小嶋敬二を交わして1着の濱口高彰
「小嶋にすべて任せていました。もちろん、あいつにも3着まで残ってもらわないといけませんからね」

  矢口啓一郎を突っ張って先行の小嶋敬二
「神山(雄一郎)もいるし、矢口が先行するかと思ったんですけどね、『若手は早くいけ』って。前のレースで武田(豊樹)も先行していたから、いいや行っちゃえと思って」


<10R>
  先行逃げ切りの平原康多
「今日は絶対に先行しようと思っていました。前だったら突っ張って、後ろだったら抑えて行くつもりですね。昨日は朝練習でしかバンクを走ってないけど、昨日よりも今日の方が脚が軽かったんで」
3番手の坂本英一は3着に、「後閑(信一)も頑張って吉田(敏洋)を張っていたし、平原も頑張っていたんで、コースが空いたから突っ込みますっていうわけにはいかないですよ。ちゃんと自分の仕事をしないとですよね。今日は、(関東ライン)それぞれが仕事をしたと思います。(3着は)本当に悔しいですけど…」二次予選3着は7人中4人しか勝ちあがれず、厳しい状況におかれている坂本。


<11R>
  金子貴志を交わして1着の山口富生
「(直線)後ろをパッと見たとき、郡山(久二)さんが浮いていたんで、これは内に誰かいるなって思って、そうしたら横田(努)がいたんですよね」

  山崎芳仁を突っ張って先行の金子貴志
「(山崎との踏み合いは)スプリントをイメージしました。今日はずっと先行が残っていましたからね」

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