『第66回日本選手権競輪(GI)』
決勝戦共同インタビュー

配信日:3月23日
3月24日(日) 11R (発走予定16時30分)
村上義弘(京都・73期)
村上義弘選手  (準決勝は)脇本(雄太)君がいつも通り自分のレースをしてくれましたし、僕も車間を斬りながらいったけど、勝った佐藤(友和)選手が強かったと思います。今回は特に体が重く感じて宿舎生活から体が重いですね。ラインに助けられてここまで来れたんで。(決勝は)深谷が空いてますね。でも、こうやって後輩の頑張りでここまで来れたんで、自分はいつも通り自分で。これが後輩や仲間たちに対する礼儀かなと。どんなレースでも自分の力をしっかり出して頑張りたいと思います。
武田豊樹(茨城・88期)
武田豊樹選手  (準決勝は)川村(晃司)君が強かったですね。僕もまくるタイミングだったんですけど、被ったら負けると思ったんで、何とか川村君を止めながら遅いまくり追い込みしかなかったですね。今回は厳しいなと思ってたんですけど、何とか乗れたって感じですね。長丁場ですからね。休みもありますし。そういったことがプラスになったんじゃないかと。戦える状態だってことは再確認しました。ちょっと今日は厳しかったですけど。G1の決勝ってのは目標ですから。(牛山が)成長してくれて嬉しいですね。一緒に練習してますし、いつも怒ってばっかりいるんですけど、ああいった自在性を使いながら決勝に乗ったってことは評価できますね。(決勝は)ちょっと悩んだんですけど、僕も先行、まくりの選手ですし。彼が力で勝ち上がってきた訳ではないですから。任せるか任せないかでちょっと悩んだんですけど、やっぱり普段一緒にトレーニングしてますから。トレーニングしてない仲だったら僕が前で走るんですけど。彼も苦しい練習に諦めることなく付いてきてくれる後輩ですから。連係したことがないんで、G1の舞台では。まずは1回、任せます。彼の立場も考えて、やっぱりやり方ってのを考えると、やっぱり先輩としてそれ(自分が前)はダメなんじゃないかと、僕の結論ですね。(相手は強いし)ましてやグランドスラムですか。これは僕の前を任せた牛山も大変ではって気もしますけど、ここは関東でのダービーですから、何とか自分も決勝に乗りたいと思ってましたし、それを果たせてホッとしてます。あと1戦あるんで、気持ちを入れ直して優勝目指したいですね。
成田和也(福島・88期)
成田和也選手  今日は新田(祐大)が先行して掛かりも良くて、自分も落ち着いてレースを運べたと思います。(新田が残るかと思われたが)武田さんも後ろにいるんで、ゴール目掛けて来るんだろうなって感じもあったし、自分ではあのくらいかなと思います。脚は問題ないです。(決勝は)自分は北の4番手になります。(平記念の決勝に続いて)また前が強力なんで、後ろには先輩もいるんで、また集中したいと思います。(ダービー連覇について)グランプリが終わってからそこを目標にやってきたんで、練習の成果を明日自分の位置から出せればと思います。
佐藤慎太郎(福島・78期)
佐藤慎太郎選手  今日は新田(祐大)が頑張ってくれたし、成田もコースを空けてくれたんで余裕がある2人のおかげですね。(G1決勝は)嬉しいですね。久しぶりですね。久しぶりに乗って優勝戦の雰囲気を味わえて良いですね。嬉しいです。前回落車してるんで思うようなトレーニングはできてないんですけど、それを考えるとそんなに悪い状態ではなかったかなと思います。今回は成田の連覇も掛かってるし、山崎のグランドスラムも掛かってるってことで、若手で決めてもらって、(自分は)回れるところを回るって感じですね。何と言っても山崎が一番格上なんで、山崎が走り易いように優勝できるようにっていう並びで走れば良いと思うんで。ラインを作るときは山崎を中心にいって、あとは4コーナーを回ってからは皆が勝ちにいけばいいなって感じです。固めるっていうより5番手ですね。
佐藤友和(岩手・88期)
佐藤友和選手  今回は4.25っていうギアを初日から使ってみて4日間走れるか試してみたんですけど、3日目(3走目)になってもしっかり踏み切れてるんで、結果よかったと思います。今年はだいぶ調子が良い状態です。玉野記念と同じような結果は嫌なんで、今回は負けたくない気持ちと、あとは自信がありました。(決勝は)皆で話し合った結果、僕が一番前で5車並びます。とりあえず自分のやれることをやります。
牛山貴広(茨城・92期)
牛山貴広選手  (G1初めての決勝は)緊張してます。(前回の奈良が終わってからは)武田さんと一緒にやらせてもらいました。感じは良かったですね。3走とも自力で逃げたりとか力強い競走ではなかったんですけど、目標にしていた準決勝が達成できて、そこからはただ目一杯準決勝を走りました。二次予選は上原(龍)君のがんばりに尽きます。(準決勝は)しっかり位置を取れたと思います。(武田には)本当にいつも厳しく指導してもらって感謝してますし、その結果がこうやって前で走れることが恩返しだと思うんで、明日はそういう意味でも大事なレースだと思ってます。自分は仕事っていうか、やりたいレースっていうか、やることは一つしかないと思ってるんで。あまり気にしないというか。そんな感じですね。
山崎芳仁(福島・88期)
山崎芳仁選手  何とか今年も(決勝に)来れました。初日、2日目と4.58のギアで2日目の日は新しいフレームを試したんですけど、すごく重たかったんで今日戻して(鈴木)謙太郎君の先行に乗って3着に入れたんですけど。謙太郎を残したかったですけど、一人白いの(深谷知広)が届いて来ちゃったんでどうしようもなかったですね。尋常ではなかったですね。ギリギリまで待ったんですけど。流れは見えてました。僕が先に踏んじゃったら飯嶋(則之)さんのコースを作ってしまうし。もうダメだなと思って。(決勝は)友和君、圭尚の3番手で。話し合ったら友和君が頑張りたいって言うんで、圭尚も頑張るって言うんで3番手っていうことになりました。(グランドスラムについて)そうですね。頑張りたいです。
菊地圭尚(北海道・89期)
菊地圭尚選手  (6年ぶりのG1決勝は)嬉しいの一言です。(ここ数場所成績が良いのは)フレームを換えたのとギアを変えたのが噛み合ったのかなという感じで。2場所優勝してるんですけど、自力を出しての優勝なんで。それでここに来て(人の)後ろを回ることになって、その流れと前の人が強いことで勝ち上がれてよかったです。(準決勝は)前を走ってくれた後輩のおかげだと思うんで。嬉しいです。4コーナー踏んだ感じは悪くなかったし、道中も余裕があったんで、今回は調子が良いと思います。(決勝は)友和君の後ろで。
深谷知広(愛知・96期)
深谷知広選手  (準決勝は)気付いたら8番手になって、浅井さんには申し訳ないです。最近、自分の悪いレースで(ワンツーが)決まってないんで決めたかったですね。仕上がりは問題ないと思います。(立川バンクは)いつも走らせてもらって良いですね。(北日本5車は)かなり強力なんで、何とかしないといけない。(平記念の決勝は)完敗だったんで、それをしっかり考えて。難しくなると思うんですけど。崩すのも大変だと思うけど。とりあえずしっかり考えて頑張りたいと思います。
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