『第71回日本選手権競輪(GI)レポート』 5日目編

配信日:5月6日

 東京オーヴァル京王閣を舞台に開催されている「第71回日本選手権(GI)」は、5月6日に5日目が行われた。ファイナル進出への最終関門となる準決の3個レースでは、見応えのある闘いが繰り広げられた。浅井康太、武田豊樹、平原康多のSS班の3人が、それぞれ白星を挙げて決勝にコマを進めた。いよいよシリーズも大詰め、5月7日の最終日には決勝の号砲が鳴らされ、第71代のダービー王が決定する。
 本場では5月7日の最終日も様々なファンサービスとイベントで、お客様をお待ちしています。「つば九郎」のスペシャルステージ、長谷川穂積さんによるトークショー、ヤクルト1000本、ベビースターラーメンのプレゼント、Wチャンスカードの先着配布、予想会などが予定されています。ぜひ、本場へ足をお運びください。

長田真友子 ライブ
長田真友子 ライブ
スピーチーズ ライブ
スピーチーズ ライブ
青空球児・好児 爆笑ステージ
青空球児・好児 爆笑ステージ
ナイツ 爆笑ステージ
ナイツ 爆笑ステージ

<1R>

竹内智彦選手
竹内智彦選手
 早坂秀悟と渡邉雄太の2分戦は、渡邉が赤板で早坂を押さえて出てバトル開始。渡邉ラインに単騎の北野武史、西岡正一が切り替えて早坂は6番手まで下げる。早坂を警戒しながら、渡邉は打鐘からペースを上げて逃げる。しかしながら、4コーナーからから巻き返した早坂がスピードの違いで渡邉をとらえて、竹内智彦(写真)が続く。勝瀬卓也は3番手に切り替えて、筒井敦史と併走。竹内は直線で中を割る勝瀬、外から強襲する西岡を退けてチャンスをモノにした。
 「もう(早坂)秀悟、秀悟のおかげですね。1回追い出しをかけて作戦通り。何回も付いているし、自分は大丈夫でした。今日はクランクを短くしたんですけど、それでキツかった、次の宇都宮でもう1回試してみたい」
 単騎の西岡正一は打鐘で真っ中団の5番手。早坂が出切ると最終バックでは8番手に置かれたが、3コーナー過ぎから踏み込むと外を伸びて2着。
 「4番手を取り切りたかったけど、車番的に厳しかった。もうちょっと早く(踏んで)行っても良かった。でも、(普段)動いてないから体が…。周回中もすごく楽だったし、(仕掛ける)勇気があればよかったですね」

<2R>

稲川翔選手
稲川翔選手
 後ろ攻めの中井太祐が赤板で上昇していくと、これを警戒して各車が前に踏んでいく。前受けした河村雅章は、打鐘前に誘導を下ろして突っ張っていく。中井も抵抗していったが、1コーナーで力尽きて後退した。河村が必死に逃げるなか、2コーナーから稲川翔(写真)が昨日に続いて自力発進。3コーナー過ぎに河村を抜き去ると、先頭でゴールを駆け抜けた。
 「中井君が諦めず踏んでくれたおかげで、自分に仕掛けるタイミングができた。頑張ってくれました。思い通りの展開にはならないのが競輪なので。(連勝で)最低限やれたのかはわからないけど、もっと高いところで結果を出さないといけない」
 2着には松坂英司が入る。目標の山賀雅仁が河村に突っ張られたものの、引いて立て直すと、バック過ぎからスパート。これに乗って直線で外を鋭く迫った。
 「作戦としては前々にいく予定だったけど。河村君はあそこで引いても8番手なんで突っ張りましたね。でも、山賀君ももう1回前に踏んでくれたので。なんとか外を伸びたけど、山賀君は脚を使ってからの仕掛けだったし、周りもみんな、脚を使ってたので」
 「河村君が突っ張るとは思わなかった」と、話すのは友定祐己。河村が突っ張って逃げていくと、内に切り込んで最終的に河村の番手を奪取。しぶとく直線で追い込んだ。
 「作戦としては待って中井君ラインの4番手だったけど。河村君が突っ張ったからとにかく前々と思って。一人だったらあれでいいんだろうけど、後ろ(柏野智典)のことを考えたらあれではダメだね」

<3R>

伏見俊昭選手
伏見俊昭選手
 先に切った松浦悠士の飛び付きを警戒した菅田壱道が、打鐘の3コーナーで勢いよく先頭に躍り出る。田中晴基は松浦が下げて前団のスピードが緩んだところを見逃さず、一気にカマして最終ホームで主導権を握った。すると、叩かれた菅田の余力を見極めた飯野祐太が、最終バックから自力に転じてまくり発進。4コーナーで田中をとらえる。最後は続いた伏見俊昭(写真)が、ゴール前で差し切った。
 「今日は前を取って、タイミングが来たらカマスって作戦でした。松浦君が粘らなかったので、いい感じと思ったら(菅田)壱道が流したので(叩かれた)。でも、飯野が落ち着いて、自分のタイミングで仕掛けてくれましたね。勝ててよかった」
 2着の飯野祐太は、番手回りの難しさを痛感した。
 「松浦君が粘るかってのがポイントだったけど、壱道がしっかり出てくれました。出切って、後ろを見たらすでに(田中)晴基が来ていて。もっと早くけん制していれば…。やっぱり前と後ろは違いますね。(普段の競走で番手を回っていれば)晴基も警戒するでしょうし。前も、後ろも勉強します」

<4R>

川村晃司選手
川村晃司選手
 赤板の2コーナーから踏み込んだ近藤隆司を、中井俊亮が突っ張って主導権をキープ。そのまま徐々にペースを上げて行くが、河端朋之が最終1センター過ぎにスピードの違いで飲み込み中井は3番手に収まる。鮮やかに出切ったものの早々に河端のスピードが鈍り、追い込む中井に乗った川村晃司(写真)が楽に突き抜けた。
 「急に風が強くなってきて、キツかったけど中井君が頑張ってくれたおかげ。河端君がカマしてきたけど、2車ならいいなって思いながら。ホームもバックも車が流れるところがないから苦しかった」
 中四国コンビに行かれた中井俊亮だったが、差し返すしぶとい走りで近畿ワンツーをメイクした。
 「打鐘ではもう出さないと思っていたので、近藤さんを突っ張りました。でも、河端さんのダッシュがすごくて対応できませんでしたね。川村さんに入れてもらって追いつく勢いで行けました」

<5R>

石井秀治選手
石井秀治選手
 赤板でじわりと押さえて出た高橋和也が、ペースを落として後続の隊列を確認しながら先行態勢を取る。石井秀治(写真)は4番手にスイッチして、脇本雄太が8番手。打鐘で単騎の高原仁志がインを進出すると、脇本も反撃に出る。最終ホームで脇本が叩いて、離れ気味の番手に高橋が飛び付いてもつれる。前団の様子をうかがっていた石井が、2コーナーからのまくりで前団を仕留めて3連勝。
 「展開です、海老根(恵太)さんが、こうなるっていう通りになりましたね。隊列が短くなっているところで、(まくって)行けたんでラッキーでした。疲れはあるし、やっぱりそこは若い人と違う。集中力とレース経験でなんとかします」
 打鐘の3コーナーでインから高原に弾かれて石井の番手を明け渡した海老根恵太は、その後ろで態勢を立て直して2着に追い込んだ。
 「勝負とは言え、あんなのは対応できない…。そこから追い上げたかったけど、行くところがなかった。シユウちゃん(石井)と自分で売れていたんで、なんとかしないとっていう思いでした」

<6R>

古性優作選手
古性優作選手
 結束した中近をけん引する稲毛健太が、中団の原田研太朗を警戒しながら上昇して前を押さえると、小松崎大地がすぐに車を下げて誘導の後ろが入れ替わる。原田は中近ラインを追わなかったため、小松崎がすんなり中団に収まった。前の稲毛は誘導を使って、4コーナーからスパート。稲毛は持ち前のスピードで飛ばしていく一方、原田が猛スピードで中近勢に襲いかかる。しかし、番手の古性優作(写真)はうまくヨコに振って勢いを殺すと、直前で追い込んでシリーズ2勝目を手にした。
 「稲毛君が早めに行ってくれましたね。前を残せずに申し訳ないけど、まくりも来ていたし番手で責任ある立場だったので踏ませてもらいました」
 原田研太朗は猛スピードで迫ったが、あと一歩届かず2着に。
 「あそこで仕掛けないとダメだし、あそこしかなかった。自分だけのレースになってしまって後ろに迷惑をかけました。今回はフレームが合ってなくて、まくっても余裕がないです」
 稲毛健太は果敢に先行してレースを作ったが、ゴール直前で失速して4着。
 「出切ってからはずっと踏みっぱなしで、全然ペースに入れられなかった。風が強くてキツかったですね」

<7R>

神山拓弥選手
神山拓弥選手
 赤板で松岡篤哉が後ろ攻めから押さえていくと、吉澤純平が先に上昇し、誘導を下ろして先頭に躍り出た。松岡はもう一度打鐘を目がけて叩いて出ると、吉澤が中団に収まり、人気を集めた郡司浩平は6番手に置かれた。ペースが上がっていくところで落車のアクシデントが発生。隊列に波ができると、山下渡の後輪と郡司の前輪が接触し、郡司が落車。内藤秀久と和田健太郎が巻き込まれた。本線が消え、レースは中部勢と茨栃ラインの攻防となった。松岡が懸命に逃げるなか、吉澤が2コーナーがまくるときれいにライン3人で出切り、最後は神山拓弥(写真)が抜け出して勝利した。
 「初手はあれ(中団から)しかないと思っていたら、郡司君が出たので。レースは全部吉澤さんがやってくれました。(落車の)音がしたけど、それほど音が大きくなかったから(落車したのは)一人なのかなと。でも、後ろの気配がなくなったので。1着はよかったけど、山下さんに(番手を)譲ってもらったので、吉澤さんを残さないといけなかった。(吉澤が)3着になってしまったので。でも、ライン3人で決まってよかったです」
 山下渡がきっちりマークして2着に入る。
 「4コーナーで波があって追突しそうになりましたね。そうしたら後ろの郡司君がハウスして落車して。(自分が)引っ掛けたかと思いました。そこからは離れないように追走して。吉澤君はまくり追い込みかなと思ったら、2コーナーからまくってくれたので。早めにいってくれたおかげですね」
 「落車はわかったけど、見えてなかった」と、話すのは吉澤純平
 「でも、神山さんではないのはわかったので。二次予選で力を出せなかったかったから、今日は行けるところから思い切って出し切ろうと思ってました。中部の番手まくりもあるかなと思ったので、松岡さんが掛かる前に行きました。松岡さんには何度もやられているので、今日はよかったです。今回、先行してないから状態ははっきりわからないけど、落車後で5割くらいですかね」

<8R>

稲垣裕之選手
稲垣裕之選手
 中団の稲垣裕之(写真)にフタをするように併せ込んでから主導権を握った杉森輝大だが、素早い反応を見せた稲垣は関東勢を追って抜かりなく3番手をキープ。そこで勝負の大勢が決した。出し惜しみすることなく最終2コーナー手前からまくった稲垣が、南修二と人気に応える近畿ワンツーで1着。
 「前々に攻めようと思っていたので、いい位置が取れました。ここまで(人気に応えられず)迷惑を掛けてしまっていたんで、なんとかですね。フレームを戻して良かった。(2走目までのフレームは)うまく踏めたら威力のあるフレームだけど、まだ慣れていない部分もあって…。やっぱりいまはこっち(前回まで使っていた)のフレームが合ってますね」
 目標不在で和田圭に託された佐藤慎太郎は、近畿勢を追って直線勝負。南を追い詰めたものの、タイヤ差の3着までが精いっぱい。
 「2着かと思ったけど足りなかったね。でも、どうやっても確定板に乗れないって思ってたからやった方でしょ」

<9R>

浅井康太選手
浅井康太選手
 松岡貴久が打鐘で切ると、その上を深谷知広が押さえて主導権を握る。初手から中部コンビに付けた単騎の桑原大志がこの動きに続き、松岡が4番手。前受けから下げた新田祐大が6番手、木暮安由が8番手で最終ホームは一本棒。木暮が最終1センターから反撃に出るも、深谷の掛かりが良く、中団までが精いっぱい。新田は木暮とかぶってしまい仕掛けられず。絶好の展開となった浅井康太(写真)が、きっちりチャンスをモノにした。
 「作戦的には、みんなが切って、切っての上を叩く感じでした。前が取れたら新田君とモガき合うと(深谷が)言っていて。(深谷は)モガき合ってもいけるっていう自信があったので。その言葉を信じて位置を取りにいきました。深谷がすごかったですね。モーターが付いてるのかって感じで。踏み直しもスムーズですごかったです。深谷が落ち着いていたので、俺も落ち着けました。持つべきものは、中部の後輩ですね」
 深谷知広が2着。別線を完封する力強い先行策で決勝行きの切符を手にした。
 「あれ以上はないくらいの走りができたと思います。先行するのは自分だろうし。わかりやすいレースで、しっかり力を出し切れました。高知(記念の準決勝)で、(浅井と連係して)失敗したので、ここで取り返そうと。昨日の夜に(山内)卓也さんに体をみてもらって。でも、また気を抜くと悪くなるので、気を抜かないように。しっかりダウンして、ケアをします」
 初手から中部勢を追走した単騎の桑原大志は、ライン選択がピタリと的中。3着に流れ込んで、GI初優出を果たした。
 「目標は準決に乗ること。それを目標にやってきたのに、決勝に乗れるとは。(位置は)中部の後ろか、山崎(芳仁)君の後ろで迷ったけど、初手の位置取りで中部の後ろになりました。バックからは記憶がないですね。全部出し切りました」
 木暮安由は初手の位置取りで作戦を変更。後方からまくり上げたが、及ばすのシンガリ。
 「理想は(中部勢の)3番手。それか番手で粘ろうと思っていました。でも、スタートの位置で(作戦が)変わりました。深谷が強いから、(新田が抵抗して)脚を使わせたらと思ったけど…」

<10R>

園田匠選手
園田匠選手
 大方の予想通り、細切れ戦で唯一の3車となった三谷竜生が主導権を握る。三谷が赤板の2コーナーから踏み込んで押さえて出て、武田豊樹は山田久徳、藤木裕までの3車を出させて中団をキープ。阿竹智史と中川誠一郎が6番手の取り合いで入れ替わると、三谷は焦ることなく最終ホーム手前からスピード上げて逃げる。武田は三谷が掛かり切る前の2コーナー手前からまくりを打つ。車間を空けてけん制する山田を乗り越えた武田が、直線で三谷をとらえてゴールデンレーサー賞から連勝を飾った。
 「三谷君の先行が強かった。ある程度すんなりの先行だったし、掛かっていたんですけど。自分は仕掛けて悔いのないように走りました。GIでしっかり活躍できるようにトレーニングをしてきた。それが少しずつ出ているのかなと。(前々回、前回の)松阪、高知と(決勝に)勝ち上がることができなかったけど、(自力の)感覚を取り戻すことができたかなっていうのはあります。(決勝も)与えられた位置でしっかりと」
 一度は阿竹にすくわれて8番手に置かれた中川が、打鐘過ぎにすくい返して6番手をキープ。中川のまくり追い込みは不発も、園田匠(写真)は俊敏にコースを縫って2着に突っ込んだ。
 「昨日(ゴールデンレーサー賞)、落車していなんで、今日はヤル気でした。昨日は(武田の)ペダルが完全に入っちゃった。今日は(中川)誠一郎さんがあそこをすくってくれたのがすべて。誠一郎さんのおかげです。どこからでも突っ込んだ行くつもりだった。我慢して我慢してだったし、コースが空けばあのくらいは伸びる感じはある。1着までいきたかったけど、1着は(決勝に)とっておきます。決勝に乗れたんで、獲れる確率は9分の1はあるんで」
 3着に粘り込んでラインでただひとりの決勝進出となった三谷竜生は、山田の援護に感謝しながら汗をぬぐう。
 「ラインが3車の僕の先行一車のような番組だったんで、しっかりと先行しようと。ラインで決めたかったですね…。山田君の仕事が利いてると思う。山田君は脚があるのはわかっているんで、ラインを信じて走りました」
 武田の踏み出しに一瞬立ち遅れた諸橋愛は、最終3コーナー過ぎに山田にさばかれ万事休す。7着で優出を逃した。
 「今日は重かったです。それで(武田と)空いてしまって、そのぶんです。俺が付いていければ、なんてことはないんで」

<11R>

平原康多選手
平原康多選手
 初周は中団3番手が併走となったが、青板周回で内の竹内雄作が8番手まで車を下げ、赤板から上がっていく。すると、平原康多が先に上昇し、打鐘前に誘導を下ろして先頭に立ち、竹内を受けて楽々と3番手を確保した。竹内が必死に逃げるなか、6番手の渡邉一成が最終ホームからスパートするも平原に阻まれ終了した。一方、前方の吉田敏洋は車間を詰めていくと、バックから番手まくりを敢行。平原康多(写真)はこれについていくと、直線で追い込み勝利した。
 「キツかったですね。初手で前が併走になってたから、訳がわからなくなって。早く引くのかと思ったし。吉田さんが車間を切ってたから、番手まくりをするのか判断が難しかったですね。山田(英明)君が横にいたのが見えたけど、当たってこなかったから二人でゴール前勝負できた。ただ、後ろを連れていけなくて申し訳ない。ヨコにタテにキツかったですね」
 2着は山田英明でGI初優出。8番手に置かれたが、2コーナーからスパートすると、好スピードで平原に迫った。
 「諦めずに踏んでよかった。後手を踏んでしまったけど、あわてても仕方ないと思って落ち着いて。ホームで渡邉君が仕掛けなかったら僕が行こうと思ってたし、そこの判断だけはしっかりと。(平原に当たりにいくなどして)勢いを殺すよりは、行けるところまでと思って踏みました」
 3着には伏兵の守澤太志が入って、3連単は好配当に。渡邉が後退すると位置を求めて下りたが、神山雄一郎に弾かれズルズルと後退。しかし、3コーナーから復活。二の脚を使って中のコースを突っ込んだ。こちらもうれしいGI初優出。
 「決勝はうれしいですね。(渡邉)一成さんがしっかり仕掛けてくれたから、自分にチャンスが来たんだと思います。脚はすごくよかったのでチャンスがあればと思ってました。あの展開では無理かなと思ったけど、突っ込んでいってよかった。今年の冬にやった練習の成果が出たと思います」
 「あー、悔しい」と、吉田敏洋は天を仰ぐ。決勝行きが見えたものの、ゴール寸前で飲み込まれ6着に終わる。
 「竹内と二人で(決勝に)乗るのは難しいだろうから、ある程度2コーナーから出ようと決めてたんですけどね。早いか遅いかは周りの状況によっての判断だけど。脚力不足というか、技術不足というか…。結果が結果なんでね。なにが足りないか考えて、最終日は次につながるレースをします」