配信 2003年6月29日
ふるさとダービー京都向日町の決勝はご覧になりましたでしょうか? 村上義弘の逃げ切り優勝は見事でしたね。 近畿先行屋ナンバーワンから、ニッポンの先行屋ナンバーワンに格が一段上がったような気がします。 こんにちは。けいりんマガジンの若生です。 決勝は、村上義弘の後ろをめぐって大激戦になりました。私的には久々に見ごたえのあるレースでした。 各々の選手の持ち味がすべて出ていたレースだったと思いました。皆さんはいかがだったでしょうか。
レース前もくもくとローラーを踏む村上義弘選手。 このときは何を考えていたのでしょうか。 果たしてこの後、他を圧倒して逃げ切り優勝するというイメージを持っていたのでしょうか。 <写真:村上選手>
久々に1着をとった山田英樹 「いやー、たまたまですよ。調子は成績を見てもらえればわかる通りですね。最近忙しくて練習に集中できなかったんです。元に戻るのにあと1ヶ月くらいかかりますね。練習して余裕があれば大丈夫なんですけど、今日は疲れてしゃべれなかったですもん」 <写真:山田選手>
先行した佐野梅一の番手から交わして1着の藤田亨市 「朝早いレースだと、やっぱり(バンクは)重いですね」といいながら、ニコニコしていた。
<写真:藤田選手>
捲った齋藤登志信 「今日は、2人つけていたので先行するつもりだったんですけど、あんな展開になりました」
1着の兵藤一也 「群馬の先輩がきびしいんで、宿舎の方が気を使いますよ…っていうのはウソですけどね(笑)。気楽にやらせてもらいます」
<写真:兵藤選手>
2着の坂本英一 「捲ったんじゃなく、あれはロング捲りです」
3着の有賀高士 「すべて濱口(高彰)さんのおかげです」
<写真:有賀選手>
地元で優勝できて嬉しいです。 来る前から地元勢から優勝者を出そうと決めていたのでプレッシャーでした。自分の思っていた展開と違い、もっと混戦になるかなと思ったけど、意外にすんなりした展開で、小橋さん、濱口さんのところをすぐに通過してしまえばと思ってたんですけど、結果的に松本さんを競らせてしまったんで、そこが反省点です。今後の目標は、先行日本一の選手になりたいです。歴代の先行日本一と言われてきた選手の方はもっと、もっと、まわりに与える印象が強かったので、僕ももっと強くなっていきたいです。 それと、去年のグランプリの後すぐ、松本さんと2人でグランプリでリベンジしようと約束したので、今年もなんとか2人で乗りたいです。
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