『ふるさとダービー弥彦(GII)レポート』 初日編
 
配信日:6月25日
 


■私的明日の展望

9R 二次予選

神山雄一郎-阿部康雄-中山善仁
渡部哲男-豊田知之-西川親幸
山内大作-海野晃-眞原健一

今日の渡部の競走は良かった。ただ、神山もここで敗退するわけにも行かないだろう。どちらかの番手もしくは4番手から競走を進めそうだ。私は、一次予選に引き続き渡部が好調を維持し、頭から考えたい。

10R 二次予選

高城信雄-金田健一郎-古原勝己
伏見俊昭-松井一良-大竹信吾
白戸淳太郎-藤田和彦
岡田雅之

なかなか好調かどうか判断をしづらいのが伏見と高城。
初日のレースでは調子落ちかどうか、判別しづらかった。
さてこのレースだが、先行は伏見と見たい。高城と同じバック数だが、印象またメンバー的に見て、 伏見のほうが先行しやすいだろう。その先行で、3着まで残れるのか少し疑問。ただ、あっさり負けるとは思えないので、連に絡めたい。また、本日の決まり手を見ると捲りよりも先行が残っていたことも、リスクをとって考えるだろう。
私的には、伏見-金田の競走得点上位で考えたい。

11R 伊夜日子賞

吉田敏洋-小野俊之-加倉正義-湊崎裕次
武田豊樹-岡部芳幸
三宅達也-室井竜二-香川雄介

武田は強い。その武田に吉田は真っ向勝負を挑む。 早目から叩きあいになると、三宅の捲りが炸裂しそうだ。 私は、先行する吉田の番手の小野と武田、そして三宅の3者で考えたい。武田が来れば岡部の有利は出てくるが、 あえてそこは外して考える。 



    ※選手の並びにつきましては新聞や専門紙、選手紹介等でご確認ください。
※展望はあくまで想定であり、実際の並びとは異なる場合があります。



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若生武則の 『ふるさとダービー弥彦(GII)レポート』 初日編


 今日の弥彦はとても暑い一日となりました。また、競輪も熱かったですね! 特に第5レースの坂本勉の捲りには、場内大騒ぎモードで、喝采が飛んでいました。 なかなか見事な勝ちっぷりでした。
 こんにちは、KEIRINマガジンの若生です。バンク内で第1レースから最終レースまで撮影をしていたのですが、 腕など真っ黒になってしまいました。明日も暑そうです。皆様も暑さ対策をして是非競輪場で、新潟の復興支援をよろしく お願いいたします。



 さて、今日競輪場に来て驚いたのが、入り口や場内に、競輪のユニフォームをモチーフにしたスタイリッシュなショートトップのシャツとホットパンツをはいた女の子たちがいっぱいいました。明日もお出迎えなどをしてくれそうなので、是非競輪場へいかがでしょうか。


初日特選レースダイジェスト
9レース
武田豊樹、阿部康雄、湊崎裕次、竹内智彦、岡部芳幸、稲垣裕之、 金田健一郎、西川親幸で周回。稲垣が赤板前から上昇するも、竹内 が先頭にたった。武田は車を下げ7番手に。最終ホームから稲垣が カマす。竹内が内に切り込んだが、岡部は自ら捲り、その番手には まった武田が直線交わし1着。2着は岡部。3着には直線伸びた湊 崎。


10レース
三宅達也が正攻法に構え、室井竜二、香川雄介、山田裕仁、有賀高 士、坂本英一、伏見俊昭、佐藤慎太郎、兵藤一也の並びで周回。赤 板で伏見が上昇するが、最終ホームから山田がカマした。前団が短 くなったところを三宅が一気に捲った。ゴール前、三宅の番手の室 井が交わして1着、2着は三宅、3着は香川で中四国ラインのワン ツースリーが決まった。


11レース

神山雄一郎、小橋正義、吉田敏洋、小野俊之、加倉正義、石毛克幸、 栗原厚司、高城信雄、中澤孝之で周回。赤板で高城ラインが上昇す る。吉田がカマシて主導権をとった。直線で吉田を交わした小野俊 之が1着、2着は3番手の加倉、3着に逃げた吉田が入った。


→ダッグアウトから
→私的明日の展望



■ダッグアウトから

<1R>
  先行逃げ切りの小松剛之

「浦山(一栄)さんに先行されたら、自分じゃ捲れないと思ったん で、自分で行きました。伊藤(保文)に捲られたらしょうがないと 思って、そんなにたくさんのことは考えられないですからね」


<2R>
  先行して1着の野田源一

「ホッとしました。前のレースで小松さんも先行で残っていたし、 思いっきり行けて粘れたんでよかったです」


<3R>
  水書義弘の先行を交わして1着の曾田正一

「水書君強かったですよ。(捲ってくるの)見えたけど、ちょっと波 をつくってね、ぎゅーんってスピードじゃなかったからね」 3着に入った西郷剛は「粘れるスピードじゃなかったですよ、出足 はよくなかったけど、とりあえず二次予選の権利とれてよかったで す」


<4R>
  捲って1着の松本一成
「いっつも初日で失敗してたんで、今日はよかったです。明日も頑 張ります」 先行した牧剛央の番手から2着の島田竜二 「牧が強かったですよ。福井でもがいたよりもきつかった...。やっ ぱり松本さんも強かったです」


<5R>
  捲って1着の坂本勉

「今日は先行するつもりだったんですけど、あそこでいってもダメ だなって、で、先行できなかったから、すぐ行こうと思ってました。 先行、先行って気持ちがよかったんですね、きっと。朝から北日本 にいい流れだったんで、それを壊したくないな。これで上(のレー ス)の人たちに怒られなくてすみます(笑)」


<6R>
  平原康多を交わして森田進が1着

「後輩(平原)が気を使ってくれたおかげですね」 萩原孝之と叩き合ったが、主導権をとりきった平原は「萩原さんが 粘るとは思わなかったですね」


<7R>
  捲って1着の渡部鉄男

「流れが戻ってきましたよ! もうワンテンポ遅かったら先行も考 えていたんですよ」 テツオラインでワンツー決まった増田鉄男は「やりました! 踏み 出した瞬間に『うっ、離れる?』って思ったけど、辛抱やって、『ガ マン、ガマンや』って頑張りました。明日も、この調子で恵まれま すわ」


<8R>
  矢口啓一郎

「行こうと思ったら前がガッシャンって、離れてたから避けれまし たね。今日は残れたけど、組み立て悪かったですね。初日で緊張し ているせいか脚が動かないんですよ。でも、明日になればもっとよ くなっていると思います」


<9R>
  直線追い込んで1着の武田豊樹

「今日は稲垣(裕之)君がカマシて、それをですからね、きつかっ たですよ。前で岡部(芳幸)さんが車輪外していたから、これは自 分が行ったら、それに合わされるなって思って、スイッチしてから 行きました」


<10R>
  三宅達也の捲りを交わし室井竜二が1着

「三宅が強かったね。最近、(最終)4コーナーをハコでまわってこ れること自体珍しいからね。今年で2回目くらい(笑)」 三宅は「えらかった~(きつかった)。いい展開になりましたね。山 田(裕仁)さんが流したのが見えたんで、うまく仕掛けられました。 最後、かなりたれちゃいましたけど」


<11R>
  先行した吉田敏洋
「最後、もうフラフラでしたよ。小野(俊之)さんが残してくれま したね」 小野俊之は「脚の感じはいいですね。明日も今日と同じく吉田君に 任せます」 神山雄一郎と中団争いした石毛克幸は「乗り切ったと思ったんです けどね。さすが神山さんです」

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