いよいよファイナルバトル。静岡競輪場を舞台に輪界最大のイベント、大阪・関西万博協賛「KEIRINグランプリ2024シリーズ(歳末チャリティー協賛)」が、12月28日に幕を開ける。シリーズ最終日の30日には、優勝賞金が1億4000万円(副賞含む)をかけた夢の一発勝負「KEIRINグランプリ2024(GP)」が行われる。27日の前検日は、初日のメイン「ヤンググランプリ2024(GII)」、また昨年からGP格付けとなった「ガールズグランプリ2024(GP)」、さらにシリーズの3日間で激戦が繰り広げられる「第17回寺内大吉記念杯(FI)」のメンバー90人も静岡入りした。今年最後の戦いに備えて、バンクで汗を流すなど選手それぞれが入念な調整を行った。
12月28日のシリーズ初日は、公営競技コラボトークショー、「沙羅・たむたむ」、「中村素也」のものまねライブ、先着ファンサービス、超豪華グランプリ出場選手サイン入りグッズが当たる未確定車券抽選会、大道芸パフォーマンスショーなどが予定されています。静岡競輪場では、みなさまのご来場をお待ちしております。また、テレビ、インターネット中継などでの観戦もお楽しみください。

ヤンググランプリ出場選手集合

ガールズグランプリ出場選手集合
<1R>

小林泰正選手
前回の大宮FIを611着。今年4度目の優勝は朝倉智仁の番手からの追い込みだった小林泰正(写真)は、今シリーズのオープニングでも人気を集めそうだ。
「(前回は)初日は駆けるところをミスって、いい感じじゃなかった。2日目、最終日は自分の動きができて、だいぶ戻ってきているのかなと。8、9割は戻せたかなって思います。セッティングも怪我をする前よりも大幅に変えているし、状態面もいいと思います。大宮が終わって体調を崩して2日間休んで、(練習は)4日間くらいやってきた」
9月の地元、青森記念では3日目に落車に見舞われた嵯峨昇喜郎は、1カ月半の戦線離脱を余儀なくされて、そこから3場所を消化した。
「地元記念の前から股関節が痛くて良くなかったんですけど、地元記念で落車して左鎖骨を骨折して…。初めての骨折だった。フレームは無事だったんですけど、(体のバランスが崩れて)ポジションも悪くなってしまって、感触自体はまだ良くないですね。同期の小林さんも強いですけど、来年につながるような走りがしたい」
「(前回は)初日は駆けるところをミスって、いい感じじゃなかった。2日目、最終日は自分の動きができて、だいぶ戻ってきているのかなと。8、9割は戻せたかなって思います。セッティングも怪我をする前よりも大幅に変えているし、状態面もいいと思います。大宮が終わって体調を崩して2日間休んで、(練習は)4日間くらいやってきた」
9月の地元、青森記念では3日目に落車に見舞われた嵯峨昇喜郎は、1カ月半の戦線離脱を余儀なくされて、そこから3場所を消化した。
「地元記念の前から股関節が痛くて良くなかったんですけど、地元記念で落車して左鎖骨を骨折して…。初めての骨折だった。フレームは無事だったんですけど、(体のバランスが崩れて)ポジションも悪くなってしまって、感触自体はまだ良くないですね。同期の小林さんも強いですけど、来年につながるような走りがしたい」
<2R>

岩津裕介選手
岩津裕介(写真)は、前回の佐世保記念を2381着と戦績をまとめた。追加配分の今シリーズは、そこから中4日でタイトなスケジュール。
「(前回は)だんだん良くなってるかなって思ったけど、力不足を感じました。準決で松浦(悠士)君と走った時に、これじゃ上では戦えないなって。なにか改善しなきゃって。そこを意識しながら(練習では)追い込んだというより、修正しながらやってきました。体のバランスとかですね」
静岡バンク未経験の山根将太にとって、同県の岩津とのタッグは心強いだろう。ポテンシャルはピカイチだけに、スムーズに運べるかが鍵になる。
「静岡は初めてです。(9月の岐阜記念と10月の青森FIで落車しているが近況の手応えは)ボチボチですね。すごく悪いわけではないんですけど、すごくいいっていう感じもない。岩津さんとの連係はかなり久々ですし、しっかり頑張りたい」
「(前回は)だんだん良くなってるかなって思ったけど、力不足を感じました。準決で松浦(悠士)君と走った時に、これじゃ上では戦えないなって。なにか改善しなきゃって。そこを意識しながら(練習では)追い込んだというより、修正しながらやってきました。体のバランスとかですね」
静岡バンク未経験の山根将太にとって、同県の岩津とのタッグは心強いだろう。ポテンシャルはピカイチだけに、スムーズに運べるかが鍵になる。
「静岡は初めてです。(9月の岐阜記念と10月の青森FIで落車しているが近況の手応えは)ボチボチですね。すごく悪いわけではないんですけど、すごくいいっていう感じもない。岩津さんとの連係はかなり久々ですし、しっかり頑張りたい」
<3R>

志田龍星選手
直近の3場所は勝ち星が遠ざかっている志田龍星(写真)は、前回の大宮FIを726着で優出。上積みもありそうで、初日予選は近畿コンビとのタッグから狭き準決への勝ち上がりを目論む。
「(前回は)あんまり良くなかったんで、(そのあとは)ちょっと頑張って練習をしてきました。気持ち的にも出し切れなくて、情けない感じで終わってしまったんで(今回は)頑張りたい。走ってみないとですけど、いい感じで練習はできた」
近況は3場所連続で優出中。結果にあらわれているように、村田雅一が近況に手ごたえをつかんでいる。
「(10月の)寬仁親王牌の2場所くらい前からフレームを換えたんですけど、南(修二)さんのフレームを借りて、真似をしてつくりました。(その前の福井、名古屋と)FIを2場所走った時はまだ自分のモノにできていないなって感じだったんですけど、弥彦(寬仁親王牌)で南さんに見てもらったら劇的に良くなりました。佐世保記念でも決勝に乗れていますし、いい感じだと思います」
「(前回は)あんまり良くなかったんで、(そのあとは)ちょっと頑張って練習をしてきました。気持ち的にも出し切れなくて、情けない感じで終わってしまったんで(今回は)頑張りたい。走ってみないとですけど、いい感じで練習はできた」
近況は3場所連続で優出中。結果にあらわれているように、村田雅一が近況に手ごたえをつかんでいる。
「(10月の)寬仁親王牌の2場所くらい前からフレームを換えたんですけど、南(修二)さんのフレームを借りて、真似をしてつくりました。(その前の福井、名古屋と)FIを2場所走った時はまだ自分のモノにできていないなって感じだったんですけど、弥彦(寬仁親王牌)で南さんに見てもらったら劇的に良くなりました。佐世保記念でも決勝に乗れていますし、いい感じだと思います」
<4R>

脇本勇希選手
前回の玉野での広島記念では6444着でバック奪取も最終日のみだった脇本勇希(写真)は、10日以上間隔の空いたゆとりのローテーション。グランプリに出場する兄、雄太(94期)にいい流れでバトンをつなぐためにも、勝ち上がりたいところだ。
「(前回は)初日から3日目まで動き自体、あんまり良くなかった。ただ、最終日にしっかりといい動きができたかなと。単騎とかもあったんですけど、反省が多かった。(そのあとは)体調を崩しちゃって、あんまりいい練習ができなかった。気持ちだけは切らさずにきたけど、調子はあんまり良くないですね」
前々回の大垣記念では一次予選敗退の途中欠場になった木村隆弘だったが、続く松山FIを433着。優出してリカバリーをした。
「大垣記念は途中欠場してしまったんですけど、しっかりケアをして練習もできたので前回の松山は悪くなかったですね。決勝で3着にも入れました。今回は追加ですけど、状態的には変わらず悪くないと思います」
「(前回は)初日から3日目まで動き自体、あんまり良くなかった。ただ、最終日にしっかりといい動きができたかなと。単騎とかもあったんですけど、反省が多かった。(そのあとは)体調を崩しちゃって、あんまりいい練習ができなかった。気持ちだけは切らさずにきたけど、調子はあんまり良くないですね」
前々回の大垣記念では一次予選敗退の途中欠場になった木村隆弘だったが、続く松山FIを433着。優出してリカバリーをした。
「大垣記念は途中欠場してしまったんですけど、しっかりケアをして練習もできたので前回の松山は悪くなかったですね。決勝で3着にも入れました。今回は追加ですけど、状態的には変わらず悪くないと思います」
<5R>

宿口陽一選手
宿口陽一(写真)は、直近の5場所で2度の優勝。3場所前のGI、競輪祭以外はすべて決勝にコマを進めている。心配は中1日での強行軍による疲労の蓄積だけだろう。
「(前回の優勝は)展開がたまたま向いたんで良かったですね。(その前が)結構、間隔が空いてたんで練習ができた。それで自転車の進み具合も良かった。(中1日で)正直、疲れはあるけど、その辺は気持ちでカバーしたい」
先日、引退を表明した神山雄一郎との連係に思いを馳せながら、吉田有希がこう口を開く。
「(宿口)陽一さんとは連係もあるし、いつも助けてもらっています。静岡はこの時期すごく重いんですよね。(前回の)玉野では調子が悪かったけど、そのあとに治って調子が良くなった。いまは体調だけはすごくいい。神山さんとの連係はたぶん1回でしたけど、自分が全ツッパで1着を取ることができた。いい思い出です」
「(前回の優勝は)展開がたまたま向いたんで良かったですね。(その前が)結構、間隔が空いてたんで練習ができた。それで自転車の進み具合も良かった。(中1日で)正直、疲れはあるけど、その辺は気持ちでカバーしたい」
先日、引退を表明した神山雄一郎との連係に思いを馳せながら、吉田有希がこう口を開く。
「(宿口)陽一さんとは連係もあるし、いつも助けてもらっています。静岡はこの時期すごく重いんですよね。(前回の)玉野では調子が悪かったけど、そのあとに治って調子が良くなった。いまは体調だけはすごくいい。神山さんとの連係はたぶん1回でしたけど、自分が全ツッパで1着を取ることができた。いい思い出です」
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松本秀之介選手
3場所前の武雄FIで落車に見舞われた松本秀之介(写真)は、その後の松阪GIIIを欠場したが、復帰の2場所でそれぞれ1勝。コンスタントに勝ち星を挙げて状態はどうか。
「11月に(武雄で)落車してから、あんまり体の状態が良くなかった。でも、長い距離をいったりができたんで良かった。まだ、完全にってわけじゃないけど、練習でも(前回の)玉野に比べたら良くなってきている」
大垣記念の2日目に落車を喫した新村穣は、そこまで影響はなさそうだ。シリーズ最終日にグランプリを控えている同県の郡司浩平、北井佑季の2人に刺激を受けながらこう口を開く。
「落車の怪我はたいしたことなかったけど、(そのあと)一本欠場しました。昨日まで郡司さんと一緒に練習をしていました。同県にタイトルホルダーが2人出たし、頑張っていくしかない。来年に向けてもっともっとやらないと。自分がどう頑張っていくか、行動に示していかないと」
「11月に(武雄で)落車してから、あんまり体の状態が良くなかった。でも、長い距離をいったりができたんで良かった。まだ、完全にってわけじゃないけど、練習でも(前回の)玉野に比べたら良くなってきている」
大垣記念の2日目に落車を喫した新村穣は、そこまで影響はなさそうだ。シリーズ最終日にグランプリを控えている同県の郡司浩平、北井佑季の2人に刺激を受けながらこう口を開く。
「落車の怪我はたいしたことなかったけど、(そのあと)一本欠場しました。昨日まで郡司さんと一緒に練習をしていました。同県にタイトルホルダーが2人出たし、頑張っていくしかない。来年に向けてもっともっとやらないと。自分がどう頑張っていくか、行動に示していかないと」
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山田諒選手
山田諒(写真)は、直近の5場所で7勝の固め打ち。4、5場所前には連続優勝を遂げていて、前回の大宮FIの551着にも前向きにとらえている。
「(前回は)レース内容としてはすごく良かった。けど、後ろがゴチャついたりして、自分の着が良くなかった。仕掛けるところで仕掛けられているし、500バンクで(仕掛けが)ロングだったんで参考外ですね。(戦い方を)いろいろできるようにやっているけど、気を抜くとダメなので1走、1走、集中してと思っています。今回は体調も完ぺきです」
4場所前のホームの四日市記念では優出の柴崎淳は、その後は乱調ムード。それでも前回の川崎FIの434着では、成績以上の感触をつかんでいる。
「ここの追加が入ればなって思っていたら、川崎の2日目にきたので受けました。前回の準決は7着しそうな展開だったのに、3着までいけている。決勝には乗れなかったですけど、伸びは悪くなかったですね。中2日で疲れはありますけど、1日だけ軽めに乗って調整してきました」
「(前回は)レース内容としてはすごく良かった。けど、後ろがゴチャついたりして、自分の着が良くなかった。仕掛けるところで仕掛けられているし、500バンクで(仕掛けが)ロングだったんで参考外ですね。(戦い方を)いろいろできるようにやっているけど、気を抜くとダメなので1走、1走、集中してと思っています。今回は体調も完ぺきです」
4場所前のホームの四日市記念では優出の柴崎淳は、その後は乱調ムード。それでも前回の川崎FIの434着では、成績以上の感触をつかんでいる。
「ここの追加が入ればなって思っていたら、川崎の2日目にきたので受けました。前回の準決は7着しそうな展開だったのに、3着までいけている。決勝には乗れなかったですけど、伸びは悪くなかったですね。中2日で疲れはありますけど、1日だけ軽めに乗って調整してきました」
<8R>

高橋晋也選手
前回の玉野での広島記念では3連対。前々回の松山記念を合わせて4勝をマークしている高橋晋也(写真)が、9車立てでの立ち回りにも進境を見せている。
「(前回の8着だった)二次予選はもったいなかったですね。体的には疲れがあったかなって。そのなかで動きは良かった。最近は前々に動けている感じはあります。前回が終わって、次の日から練習をして、体調は万全です」
前回の和歌山FIでは、連勝で決勝に進出。冬場の重いバンクを得意としている皿屋豊のパワーには注目したい。
「静岡は卒業記念以来で競走では初めてです。あとは立川を走ればコンプリートです。寒くなって調子が良くなってきた。冬が得意なので。夏には点数を落とすんです。人が重くなって苦手な方が自分はいい。しっかりと練習ができたし、上積みもあるのかなって思います」
「(前回の8着だった)二次予選はもったいなかったですね。体的には疲れがあったかなって。そのなかで動きは良かった。最近は前々に動けている感じはあります。前回が終わって、次の日から練習をして、体調は万全です」
前回の和歌山FIでは、連勝で決勝に進出。冬場の重いバンクを得意としている皿屋豊のパワーには注目したい。
「静岡は卒業記念以来で競走では初めてです。あとは立川を走ればコンプリートです。寒くなって調子が良くなってきた。冬が得意なので。夏には点数を落とすんです。人が重くなって苦手な方が自分はいい。しっかりと練習ができたし、上積みもあるのかなって思います」
<9R>

青野将大選手
青野将大(写真)は、前々回の伊東FIを311着で優勝。前回の佐世保記念でも3度のバック奪取して、2勝をマークした。
「(前回は)二次予選で敗退してしまって、全体的な着もイマイチだった。けど、バック3本でそれなりに走れたかなと。(前々回の)優勝も調子が良くてっていうわけじゃない。いつも通りだし、脚も普通です。(前回のあとは)川崎バンクが使えたので、そこでやってきました。」
多くのファンの視線が集まるグランプリシリーズに気合の入る佐々木龍は、前回、佐世保記念での落車の怪我は問題なさそうだ。
「前回の佐世保で落車してしまったんですけど、幸い大事にはいたらなくて良かったです。骨折とかはなくて、擦過傷と打撲だけでした。フレームも無事だったので良かったです。グランプリシリーズを走るのは初めてですね。いつも以上に注目度も高いと思いますし、自分の名前を売るチャンスだと思う。最終日のグランプリ前の決勝を走れるように頑張りたいですね」
「(前回は)二次予選で敗退してしまって、全体的な着もイマイチだった。けど、バック3本でそれなりに走れたかなと。(前々回の)優勝も調子が良くてっていうわけじゃない。いつも通りだし、脚も普通です。(前回のあとは)川崎バンクが使えたので、そこでやってきました。」
多くのファンの視線が集まるグランプリシリーズに気合の入る佐々木龍は、前回、佐世保記念での落車の怪我は問題なさそうだ。
「前回の佐世保で落車してしまったんですけど、幸い大事にはいたらなくて良かったです。骨折とかはなくて、擦過傷と打撲だけでした。フレームも無事だったので良かったです。グランプリシリーズを走るのは初めてですね。いつも以上に注目度も高いと思いますし、自分の名前を売るチャンスだと思う。最終日のグランプリ前の決勝を走れるように頑張りたいですね」
<10R>

山崎賢人選手
今年は10月に行われた世界選のケイリン種目で金メダルを獲得した山崎賢人(写真)は、前回の地元、佐世保記念を8264着。準決敗退でシリーズ未勝利に終わった。
「別に(状態的には)悪くないと思って(佐世保に)入ってきたけど、もうちょっとでした。決勝にも乗りたかったけど、また来年ですね。(そのあとは)練習は長崎でそのままやってきました。疲れはあるかもしれないけど、感じは良かったので大丈夫かなって思います」
前回の地元、松山記念を制した松本貴治は、今期だけでミッドナイトGIIIを含めて3度のGIII制覇。
「(前回は)状態も良かったし、展開も楽だった。わりかし体の方も動いてましたね。(地元で)移動とかもないので、体もすごい楽でした。(そのあとは)練習もケアもしっかりとできている。(セッティングとかに関しては)練習ではいろいろ試しているけど、まだそれをレースにっていう段階ではない」
前回の佐世保記念では初日特選、二次予選を連勝の坂井洋だが、冷静に自己ジャッジをする。
「(前回は)初日から重たかったんで、結果も良くなかった。状態が良くなくて、調子がいいとは思わなかった。(そのあとは)バンクとウエートトレーニングをやってきた。バンクには入ったんですけど、かなり寒くて(感じが)わからなかった」
「別に(状態的には)悪くないと思って(佐世保に)入ってきたけど、もうちょっとでした。決勝にも乗りたかったけど、また来年ですね。(そのあとは)練習は長崎でそのままやってきました。疲れはあるかもしれないけど、感じは良かったので大丈夫かなって思います」
前回の地元、松山記念を制した松本貴治は、今期だけでミッドナイトGIIIを含めて3度のGIII制覇。
「(前回は)状態も良かったし、展開も楽だった。わりかし体の方も動いてましたね。(地元で)移動とかもないので、体もすごい楽でした。(そのあとは)練習もケアもしっかりとできている。(セッティングとかに関しては)練習ではいろいろ試しているけど、まだそれをレースにっていう段階ではない」
前回の佐世保記念では初日特選、二次予選を連勝の坂井洋だが、冷静に自己ジャッジをする。
「(前回は)初日から重たかったんで、結果も良くなかった。状態が良くなくて、調子がいいとは思わなかった。(そのあとは)バンクとウエートトレーニングをやってきた。バンクには入ったんですけど、かなり寒くて(感じが)わからなかった」
<11R>

太田海也選手
史上初のヤンググランプリ連覇がかかる太田海也(写真)は、前回の玉野で行われた広島記念でも優出。パリ五輪に出場した今年は、競輪の出走機会も限られていたが、さすがのスピードを披露して存在感を見せた。
「(今年を振り返って)去年より今年の前半は走れていたんですけど、もうちょっと後半は自分の実力っていうのを発揮したかったなって感じています。(前回は)今年一番いい感覚があったので、感覚は戻ってきていると。(直前の感触は)体の軽さはすごくあるんですけど、あとはどれだけレースに体が対応するかってところだと。(連覇については)僕のタイプとしてレースを重ねて感覚をつかんでいくタイプなんですけど。単発レースになるのでなにがあるかわからないし、連覇っていうのは意識せず自分のできるレースをしっかりしていきたい」
同じナショナルチームに所属している中野慎詞が、太田にとっての当面のライバル。パリ五輪では落車して怪我にも見舞われたものの、実の詰まった1年を強調する。
「(今年は)いままでにない経験もしました。オリンピックもそうだったですし、自転車に対してもここまで全力になったっていうのがいままでなかった。本当に素晴らしい1年だったと思います。成績は出せなかったですけど、成績に関らずオリンピックだったり競輪だったりと素晴らしい経験ができた。だいぶ競輪に関してはレースに参加できるようになってきましたし、自分の力を発揮できるようになってきている。そこに関しては成長できてるかなと思います」
前回の佐世保記念では4走すべてバックを取っている村田祐樹は、シリーズ途中から手ごたえをつかんだようで、2強にどこまで抵抗できるか。
「(今年は)自分が思ってた以上に、成績を残せたかなって思っています。11月くらいに落車してちょっと調子を落としてたんですけど、(前回の)佐世保の途中くらいからは自分のなかでいい感覚も、こういう感じだったかなっていうのがあった。そこから練習して、ちょっとでも良くなればと。普通に練習してきたんで、(感触は)とくに変わらずです」
「(今年を振り返って)去年より今年の前半は走れていたんですけど、もうちょっと後半は自分の実力っていうのを発揮したかったなって感じています。(前回は)今年一番いい感覚があったので、感覚は戻ってきていると。(直前の感触は)体の軽さはすごくあるんですけど、あとはどれだけレースに体が対応するかってところだと。(連覇については)僕のタイプとしてレースを重ねて感覚をつかんでいくタイプなんですけど。単発レースになるのでなにがあるかわからないし、連覇っていうのは意識せず自分のできるレースをしっかりしていきたい」
同じナショナルチームに所属している中野慎詞が、太田にとっての当面のライバル。パリ五輪では落車して怪我にも見舞われたものの、実の詰まった1年を強調する。
「(今年は)いままでにない経験もしました。オリンピックもそうだったですし、自転車に対してもここまで全力になったっていうのがいままでなかった。本当に素晴らしい1年だったと思います。成績は出せなかったですけど、成績に関らずオリンピックだったり競輪だったりと素晴らしい経験ができた。だいぶ競輪に関してはレースに参加できるようになってきましたし、自分の力を発揮できるようになってきている。そこに関しては成長できてるかなと思います」
前回の佐世保記念では4走すべてバックを取っている村田祐樹は、シリーズ途中から手ごたえをつかんだようで、2強にどこまで抵抗できるか。
「(今年は)自分が思ってた以上に、成績を残せたかなって思っています。11月くらいに落車してちょっと調子を落としてたんですけど、(前回の)佐世保の途中くらいからは自分のなかでいい感覚も、こういう感じだったかなっていうのがあった。そこから練習して、ちょっとでも良くなればと。普通に練習してきたんで、(感触は)とくに変わらずです」
<2日目11R ガールズグランプリ>

児玉碧衣選手
18、19、20年の3連続グランプリ制覇からグランプリVのない児玉碧衣(写真)だが、今年もGIを制してこの大舞台に立つ。
「(今年は)4月の地元のGI(オールガールズクラシック)を優勝してそこだけは良かったんですけど、それ以外はあまり納得のいく成績じゃなかったなと思います。今年もグランプリを決められたことは、ホッとしているんですけど。今年は本当に自分でも意外に繊細なんだなって思うくらい体調を崩すことが多かった。そういうのもあって納得いってないですね。(ここまでは)前回の平はちょっと風邪を引いちゃって熱も出ちゃって欠場した。そこからすぐ練習した時に筋肉もまた落ちてて、戻すのに必死でここで焦ってても年末最後のグランプリで悪いままいきたくないなと。タイムとかあまり気にせずにガムシャラっていう感じです。毎日、毎日、自分に大丈夫、大丈夫って言い聞かせながら練習してきた。(感触は)悪くはないかなと」
坂口楓華は、ここまで獲得賞金ランクでトップ。20回の優勝回数もナンバーワンで、自身でも成長を感じている。
「(今年は)コレクションを獲れたっていうことは、すごくうれしかったんですけど、それ以外では苦しい1年でした。(苦しかったのは)選手としていろいろと考えることが増えた。やっぱりトップ選手として見てもらえるようになって、そこからが結構、大変だった。自分のなかでも成長しないといけない部分がすごく多かった。しっかりと1着の回数だったり、優勝回数だったり1位で来させてもらった。いつもなんですけど体の状態は本当にバッチリ仕上がっているので、あとはもう自分の問題だと。この1カ月変化があって、しっかりと勝負しにいこうって貪欲に切り替えることができたので、そこは本当にいい変化だったと思います」
18年のグランプリ出場から6年ぶりにカムバックを果たした尾崎睦にとっては、感慨深いグランプリだろう。
「(今年の)後半は本数が多かったんですけども、そのなかでもしっかり怪我なくすべてのレースを走り切れた。周りのみなさんのおかげです。みなさんのありがたさを感じる1年でした。6年間、(グランプリを)走りたくて一生懸命頑張って、あとちょっとで出られないってことがすごく多かった。その期間でも一緒に練習してくださるみなさんがいたおかげで、またこうしてグランプリに戻ってくることができた。悔しかった思いが沢山あったんですけど、その思いっていうのがこうしてグランプリにまた出られる原動力になった」
「(今年は)4月の地元のGI(オールガールズクラシック)を優勝してそこだけは良かったんですけど、それ以外はあまり納得のいく成績じゃなかったなと思います。今年もグランプリを決められたことは、ホッとしているんですけど。今年は本当に自分でも意外に繊細なんだなって思うくらい体調を崩すことが多かった。そういうのもあって納得いってないですね。(ここまでは)前回の平はちょっと風邪を引いちゃって熱も出ちゃって欠場した。そこからすぐ練習した時に筋肉もまた落ちてて、戻すのに必死でここで焦ってても年末最後のグランプリで悪いままいきたくないなと。タイムとかあまり気にせずにガムシャラっていう感じです。毎日、毎日、自分に大丈夫、大丈夫って言い聞かせながら練習してきた。(感触は)悪くはないかなと」
坂口楓華は、ここまで獲得賞金ランクでトップ。20回の優勝回数もナンバーワンで、自身でも成長を感じている。
「(今年は)コレクションを獲れたっていうことは、すごくうれしかったんですけど、それ以外では苦しい1年でした。(苦しかったのは)選手としていろいろと考えることが増えた。やっぱりトップ選手として見てもらえるようになって、そこからが結構、大変だった。自分のなかでも成長しないといけない部分がすごく多かった。しっかりと1着の回数だったり、優勝回数だったり1位で来させてもらった。いつもなんですけど体の状態は本当にバッチリ仕上がっているので、あとはもう自分の問題だと。この1カ月変化があって、しっかりと勝負しにいこうって貪欲に切り替えることができたので、そこは本当にいい変化だったと思います」
18年のグランプリ出場から6年ぶりにカムバックを果たした尾崎睦にとっては、感慨深いグランプリだろう。
「(今年の)後半は本数が多かったんですけども、そのなかでもしっかり怪我なくすべてのレースを走り切れた。周りのみなさんのおかげです。みなさんのありがたさを感じる1年でした。6年間、(グランプリを)走りたくて一生懸命頑張って、あとちょっとで出られないってことがすごく多かった。その期間でも一緒に練習してくださるみなさんがいたおかげで、またこうしてグランプリに戻ってくることができた。悔しかった思いが沢山あったんですけど、その思いっていうのがこうしてグランプリにまた出られる原動力になった」