今年最後のGI。北九州メディアドーム・小倉競輪場で開催されている大阪・関西万博協賛「第66回朝日新聞社杯・競輪祭(GI)」は、11月22日に4日目を迎え、シリーズも後半戦に入った。メインの「ダイヤモンドレース」では、単騎の松浦悠士が直線でシャープに伸びて3連勝を飾った。また、激しいバトルが展開された二次予選A、Bでは、脇本雄太、深谷知広、窓場千加頼らが白星を挙げた。シリーズもいよいよ佳境、11月23日の5日目には、今年最後のGIファイナルのキップをかけて、準決で熱戦が展開される。
開催中の毎日、競輪専門紙「コンドル」による全レース解説会、SPEEDチャンネル競輪専門解説者の予想会、北九州物産展、未発走車券抽選会、ふわふわ遊具、巨大迷路、ちびっこランドなどが予定されています。また、11月23日の5日目には、「JP」によるものまねライブ、元バドミントン日本代表の潮田玲子さんのトークショー、「リンカイ!」声優トークショー、児玉碧衣選手らによるガールズケイリントークなども行われます。小倉競輪場では、様々なイベントでみなさまのご来場をお待ちしております。テレビ、インターネット中継などでの観戦もお楽しみください。
ダイヤモンドレース レース経過
号砲が鳴ると眞杉匠が誘導員を追って、眞杉-坂井洋の栃木勢が前を固める。この後ろに単騎の郡司浩平、松浦悠士が続き、中野慎詞-新山響平-山崎芳仁-永澤剛の北日本勢が後攻めで、古性優作が最後方で隊列が落ち着く。
青板周回のバックで最後方の古性が上昇し、北日本勢の前に入る。古性はしきりに北日本勢の動きを警戒し、眞杉も誘導員との車間を空けてペースが緩む。そこへ赤板1コーナー付近から中野がスパートし、3コーナーで先頭に立つ。この動きに合わせて踏み上げていた眞杉は中野の番手に飛び付き新山を捌いてしまう。最終ホームで中野との車間が空いた眞杉はどんどん車間を詰めていって、バックで中野を捕らえる。6番手から古性が一気にまくっていくも、郡司のけん制でスピードが鈍る。郡司はその勢いで踏み出したが、眞杉後位の坂井が外に振る。直線では坂井が抜け出しを図るところを、眞杉と坂井の間を割って松浦が一気。鋭く伸び切ってダイヤモンドレースを制した。坂井が2着。外を踏んだ郡司は3着に入る。





青板周回のバックで最後方の古性が上昇し、北日本勢の前に入る。古性はしきりに北日本勢の動きを警戒し、眞杉も誘導員との車間を空けてペースが緩む。そこへ赤板1コーナー付近から中野がスパートし、3コーナーで先頭に立つ。この動きに合わせて踏み上げていた眞杉は中野の番手に飛び付き新山を捌いてしまう。最終ホームで中野との車間が空いた眞杉はどんどん車間を詰めていって、バックで中野を捕らえる。6番手から古性が一気にまくっていくも、郡司のけん制でスピードが鈍る。郡司はその勢いで踏み出したが、眞杉後位の坂井が外に振る。直線では坂井が抜け出しを図るところを、眞杉と坂井の間を割って松浦が一気。鋭く伸び切ってダイヤモンドレースを制した。坂井が2着。外を踏んだ郡司は3着に入る。





<6R>

窓場千加頼選手
吉澤純平に併せ込まれた太田海也は、7番手に引いて赤板手前から上昇を始める。太田が赤板1センターで押さえて出て、前受けの伊藤旭は番手で粘り岩津裕介と併走。6番手に窓場千加頼(写真)が構える。先行態勢の太田の後ろは打鐘で伊藤が奪い、今度は3番手で北津留翼と岩津でもつれる。太田は、最終ホーム手前から踏み上げて駆ける。1コーナーからまくりを打った窓場は一息に見えたが、2コーナーから再度加速。伊藤に張られながらも、ゴール前で逃げる太田をとらえた。
「(3走目のここから8月の)オールスターの時に乗っていたフレームに戻しました。(太田に対して伊藤)旭君がどうするかで、引いてきたら自分がすぐに叩きにいかないとなって。(そのあとは伊藤が太田の後ろで粘り)自分で仕掛けられるところを2つくらいつぶしてしまった。そこは反省です。(まくってからは)練習していた粘り脚みたいのが出た。(ここに入るまでに)しっかり練習をしてきたんで、体調も脚も悪くないと思います」
粘り込む太田を窓場マークの三谷竜生が、交わしたところがゴール。窓場のまくりをたたえる。
「僕は(窓場)千加頼だけを見てって感じでした。あれで(太田の逃げを)越えるんだから、(窓場は)すごいですね。(窓場は)踏んでいたけど、初めは進んでなかった。けど、そこからの伸びがすごかった。なんとか2着に入れたので、自分も調子自体はいいのかなって思います」
「(3走目のここから8月の)オールスターの時に乗っていたフレームに戻しました。(太田に対して伊藤)旭君がどうするかで、引いてきたら自分がすぐに叩きにいかないとなって。(そのあとは伊藤が太田の後ろで粘り)自分で仕掛けられるところを2つくらいつぶしてしまった。そこは反省です。(まくってからは)練習していた粘り脚みたいのが出た。(ここに入るまでに)しっかり練習をしてきたんで、体調も脚も悪くないと思います」
粘り込む太田を窓場マークの三谷竜生が、交わしたところがゴール。窓場のまくりをたたえる。
「僕は(窓場)千加頼だけを見てって感じでした。あれで(太田の逃げを)越えるんだから、(窓場は)すごいですね。(窓場は)踏んでいたけど、初めは進んでなかった。けど、そこからの伸びがすごかった。なんとか2着に入れたので、自分も調子自体はいいのかなって思います」
<7R>

山田庸平選手
3番手の北井佑季にフタをした町田太我が、赤板手前から踏み込む。町田が赤板過ぎに出て、そこをすかさず山崎賢人が仕掛ける。突っ張った町田に松本貴治は車間が空いて、九州勢に割り込まれて打鐘。5番手の雨谷一樹、北井も7番手から踏み込む。しかしながら、主導権の町田の後ろで車間を空けた山崎が、落ち着いて間合いを取る。最終ホーム付近から北井に合わせるように詰めた山崎が、2コーナー過ぎから発進。番手まくりで抜け出した山崎を山田庸平(写真)が追い込んで1着。
「(山崎)賢人もいったんは(町田ラインに)付いて行かず、一気にカマすかなって思っていたんですけど。レースも早くなったので、流れに乗っていく感じで行ったと思います。(町田に突っ張られた山崎が番手に入れたことで)あそこでレースの展開が大きく変わったと思います。北井君に行かれてしまったらチャンスがなくなってしまうので、意識はしていました。(最後の直線で北井が)もう1回踏んできたので難しかったですね」
2着は北井佑季と山崎の同着。浮いた北井は、最終2コーナー手前で空いていた山田の後ろに入って態勢を整える。4コーナーで雨谷にインを突かれたが、外を踏んで準決の権利を獲得した。
「もうなんとかっていう感じですね。長い距離を行くのは僕と町田さんだったので、フタをされることも想定していました。カマしに行ったんですけど、すんなり出られる感じじゃなかった。町田さんも踏んでいましたし、番手に山崎さんが入って厳しい展開になったと思います。踏みながら入れるところを探してっていう感じでした。本当にキツかったんですけど、自分としてはなんとしてもっていう気持ちで臨んでいた。その気持ちを少しでも出せたのかなって思います。不甲斐ないレースが続いているんですけど、警戒されて先行できなかったらダメではなくて、どんな展開になってもあきらめないっていう気持ちをもってですね」
「(山崎)賢人もいったんは(町田ラインに)付いて行かず、一気にカマすかなって思っていたんですけど。レースも早くなったので、流れに乗っていく感じで行ったと思います。(町田に突っ張られた山崎が番手に入れたことで)あそこでレースの展開が大きく変わったと思います。北井君に行かれてしまったらチャンスがなくなってしまうので、意識はしていました。(最後の直線で北井が)もう1回踏んできたので難しかったですね」
2着は北井佑季と山崎の同着。浮いた北井は、最終2コーナー手前で空いていた山田の後ろに入って態勢を整える。4コーナーで雨谷にインを突かれたが、外を踏んで準決の権利を獲得した。
「もうなんとかっていう感じですね。長い距離を行くのは僕と町田さんだったので、フタをされることも想定していました。カマしに行ったんですけど、すんなり出られる感じじゃなかった。町田さんも踏んでいましたし、番手に山崎さんが入って厳しい展開になったと思います。踏みながら入れるところを探してっていう感じでした。本当にキツかったんですけど、自分としてはなんとしてもっていう気持ちで臨んでいた。その気持ちを少しでも出せたのかなって思います。不甲斐ないレースが続いているんですけど、警戒されて先行できなかったらダメではなくて、どんな展開になってもあきらめないっていう気持ちをもってですね」
<8R>

河端朋之選手
伊藤颯馬に合わせて中団から先に切った中釜章成が、先頭に立つ。伊藤が4番手に入り、前受けから引いた小原佑太は6番手。単騎の河端朋之(写真)は最後方。小原は打鐘手前から持ち前のダッシュを利かせて仕掛ける。佐藤慎太郎が付け切れず、最終1コーナーで出切った小原の番手に中釜が飛び付く。近畿勢3人が続いて、4番手で伊藤と佐藤がからむ。まだ9番手にいた河端は、2コーナー過ぎからまくる。山本伸一がインを突いてもつれて、中釜が直線で追い込む。が、外を一気に河端が突き抜けた。
「単騎で内に詰まったりするよりは、後ろで様子を見て一発と思っていました。どのラインも前、前に踏む選手ですし、隊列が短くなったところを一発と。単騎でイチかバチか届くかどうかは、ギャンブルでした。園田(匠)さんが外に持ち出していたのでヤバいと思ったけどなんとかでした」
小原の番手にハマった中釜章成は、東口善朋に当たられながらも2着で2度目のGI出場で準決に勝ち上がった。
「イン切りをしてからという感じで、本線の小原さんを後ろにして組み立てようと。(小原)1人で来るのは頭に入れてなくて、見たら1人だったので出させてでした。(最終)2コーナーで行けたら良かったけど、気持ちの弱さが出てしまった」
「単騎で内に詰まったりするよりは、後ろで様子を見て一発と思っていました。どのラインも前、前に踏む選手ですし、隊列が短くなったところを一発と。単騎でイチかバチか届くかどうかは、ギャンブルでした。園田(匠)さんが外に持ち出していたのでヤバいと思ったけどなんとかでした」
小原の番手にハマった中釜章成は、東口善朋に当たられながらも2着で2度目のGI出場で準決に勝ち上がった。
「イン切りをしてからという感じで、本線の小原さんを後ろにして組み立てようと。(小原)1人で来るのは頭に入れてなくて、見たら1人だったので出させてでした。(最終)2コーナーで行けたら良かったけど、気持ちの弱さが出てしまった」
<9R>

犬伏湧也選手
周回中は7番手になった犬伏湧也(写真)が、青板4コーナーから上昇するが別線も上がってけん制。犬伏は後方に戻り、3番手の山口拳矢が打鐘手前から踏み込んで、そのまま主導権を握って駆ける。和田真久留が3番手、森田優弥は5番手で最終周回へ。森田が1センターから仕掛けて、前団に襲い掛かる。埼玉勢を追った犬伏は、2コーナー過ぎからまくる。浅井康太のブロックを乗り越えてまくり切った森田を、犬伏が直線半ばでスピードの違いでとらえて1着。
「(初手の隊列で)後ろ攻めになってしまったのは、自分のミスかなと。スタートは反省ですね。前が切り合いをすると思ったので、落ち着いて足並みが合ったところで一気に行こうと思っていた。荒井さん、松岡(貴久)さんに付いてもらったので、理想は先行だったんですけど。足並みが合わずにまくりになりました。(まくった)森田君のスピードを見ながらで、どこか止まったところで、その上を行ければと。2走目はしっかり先行で3着に残れているけど、(一次予選の2走で)1着が取れてなかったので、1着は素直にうれしいです」
犬伏の加速に付け切った荒井崇博が2着。イエローラインの付近を豪快にまくった犬伏のスピードに対応するのは容易ではない。
「(状態は)悪くないです」
「(初手の隊列で)後ろ攻めになってしまったのは、自分のミスかなと。スタートは反省ですね。前が切り合いをすると思ったので、落ち着いて足並みが合ったところで一気に行こうと思っていた。荒井さん、松岡(貴久)さんに付いてもらったので、理想は先行だったんですけど。足並みが合わずにまくりになりました。(まくった)森田君のスピードを見ながらで、どこか止まったところで、その上を行ければと。2走目はしっかり先行で3着に残れているけど、(一次予選の2走で)1着が取れてなかったので、1着は素直にうれしいです」
犬伏の加速に付け切った荒井崇博が2着。イエローラインの付近を豪快にまくった犬伏のスピードに対応するのは容易ではない。
「(状態は)悪くないです」
<10R>

深谷知広選手
新田祐大が誘導を残して下げて、赤板手前で寺崎浩平が誘導後位に入る。4番手の外にいた深谷知広(写真)は、6番手に引く。誘導が残ったまま打鐘を迎え、巻き返す深谷に合わせて、4番手の新田も踏み上げる。寺崎がペースを上げるが、最終ホーム過ぎに新田が叩き切る。しかしながら、新田のダッシュに渡部幸訓は車間が空いて、そこに深谷が入る。深谷は番手に飛び付いた寺崎と併走から強引にまくって、バックで新田をとらえる。2センターで動いた新田に接触した渡部が落車。アクシデントで後ろが離れて、1着の深谷が後続をちぎってしてゴールした。
「(寺崎が押さえにいったあとに)ヒデさん(山田英明)が付いてこなかったのは想定外で、ちょっと中途半端になりました。思い切りカマしに行って合わされてしまった。でも、(新田の後ろが)空いているだろうと思ってスイッチしました。落ち着いて状況を見て、あとは自分のタイミングで行きました」
新田に飛び付いた寺崎浩平は、渡部との併走から最終2センターでわずかに空いたインを追い込んで2着。
「(周回中は)深谷さんが前じゃなければ、一番後ろでも動いてっていうかんじでした。誘導が残ってたのが想定外だった。引きつけながら踏んだんですけど、結果的に(新田に)出られてしまった。新田さんも深谷さんも来るのを見ながら踏んでいったんですけど、100パーセントでっていう感じでいけなかった。出られてしまったので、とりあえず踏みながらコースを探して必死でした。脚は悪くないと思う」
「(寺崎が押さえにいったあとに)ヒデさん(山田英明)が付いてこなかったのは想定外で、ちょっと中途半端になりました。思い切りカマしに行って合わされてしまった。でも、(新田の後ろが)空いているだろうと思ってスイッチしました。落ち着いて状況を見て、あとは自分のタイミングで行きました」
新田に飛び付いた寺崎浩平は、渡部との併走から最終2センターでわずかに空いたインを追い込んで2着。
「(周回中は)深谷さんが前じゃなければ、一番後ろでも動いてっていうかんじでした。誘導が残ってたのが想定外だった。引きつけながら踏んだんですけど、結果的に(新田に)出られてしまった。新田さんも深谷さんも来るのを見ながら踏んでいったんですけど、100パーセントでっていう感じでいけなかった。出られてしまったので、とりあえず踏みながらコースを探して必死でした。脚は悪くないと思う」
<11R>

脇本雄太選手
脇本雄太(写真)は周回中、7番手。押さえに出るも、前受けから佐々木悠葵が突っ張る。外併走から赤板2コーナーで再び踏み込んだ脇本をもう一度、佐々木が合わせて打鐘。菅田壱道が3番手を確保して、岩本俊介は5番手。結局、脇本は7番手で最終ホームを通過する。佐々木が後続を一本棒にして駆ける。5番手の岩本が2コーナーでまくるがあまり進まない。脇本も3コーナーから、外をまくり上げる。菅田が2センターから追い込み、成田和也は中を突いて接触した平原、成田が落車。大外を踏んだ脇本が、ゴール寸前で菅田をとらえた。
「後ろから押さえ先行を考えていたので、かなり予想外でした。余裕がなくて、なにも考えずに行けるところまで行ってみた。(状態は)変わっていないですね。(準決に向けて)とくに調整はなく、現状維持で頑張ります」
菅田壱道は、好位確保からの追い込みで2着。佐々木の突っ張り先行で流れも向いた。
「一番強い選手(脇本)を突っ張って、後方に戻す佐々木君がさすがでした。4着(以内の)権利で大事にいって、結果、ああなった。岩本さんが見えて合わせて出て行きました。脚に余裕はありました。展開が良かったので運があるのかなと。自転車はいじるところはないですね」
「後ろから押さえ先行を考えていたので、かなり予想外でした。余裕がなくて、なにも考えずに行けるところまで行ってみた。(状態は)変わっていないですね。(準決に向けて)とくに調整はなく、現状維持で頑張ります」
菅田壱道は、好位確保からの追い込みで2着。佐々木の突っ張り先行で流れも向いた。
「一番強い選手(脇本)を突っ張って、後方に戻す佐々木君がさすがでした。4着(以内の)権利で大事にいって、結果、ああなった。岩本さんが見えて合わせて出て行きました。脚に余裕はありました。展開が良かったので運があるのかなと。自転車はいじるところはないですね」
<12R>

松浦悠士選手
眞杉匠がスタートを出て、栃木コンビが前団に構える。単騎の郡司浩平、松浦悠士(写真)、さらに9番手から追い上げた古性優作を前に見て、中野慎詞は6番手。中野が赤板1コーナーから全開で踏み上げる。察知した眞杉もペースを上げる。中野には出られたものの打鐘2センターでスピードを合わせた眞杉が、新山を大きく外にもっていく。中野はそのまま緩めることなく先行策。車間が空きながら眞杉が追いかけて、坂井洋の外で新山が併走も力尽きる。最終2コーナーで詰める勢いで眞杉がまくって、坂井、郡司、松浦で続いて、その後ろの古性がバック手前からまくる。郡司が古性を張って、松浦は直線で栃木勢の間を踏み込む。松浦が鮮やかに突き抜けて3連勝。
「(周回中は)単騎勢のなかでは一番前か2番目が良かったので、位置は良かった。(北日本勢が)なかなか来なかったので、(眞杉が)このまま駆けるパターンもあるのかなって。(そのあとに眞杉が北日本勢の番手に)飛び付くのも想定はしていました。自分で仕掛けてもいいかなって感じはあったけど、郡司君も待ってだったので、行ったら郡司君に合わされるかなと。その辺を見てでした。(前回、前々回の)京王閣、四日市で乗り方をもう1回見直して、四日市の3日目はかなり良かった。その辺で乗り方が定まった。セッティングを微調整したりはしているけど、握り方とかも変えてやっとキレも出てきた」
眞杉が北日本勢を分断しての大立ち回り。眞杉マークから2着に入った坂井洋だが、課題をあげてこう振り返る。
「(番手の)経験不足ですね。追走にしてもしっかりと付いていかないといけないのに、途中で離れたりしている。(眞杉が)もっていった時に付いていった方がいいのか、内を締めるのか、(ラインが)2車なんで難しかった。感触は悪くない」
栃木勢の後ろを手に入れた郡司浩平は、まくりのタイミングを逸して追い込み。古性を張って外を踏むも3着。
「眞杉が前を取って、(北日本勢を)すんなり出させてっていう感じはないだろうなと。それであの位置でした。自分ではイメージ通り絶好の位置で、あとは(最終)バックで仕掛けられなかったのが反省点です。余力があったんで行かなきゃいけなかったけど、新山が降りてくるタイミングと自分の行きたいタイミングが合ってしまった。あとは古性を張りながら行かないと詰まって終わっちゃうんで。今日(4日目)は気持ち的に余裕をもって臨めているし、一番軽かった」
「(周回中は)単騎勢のなかでは一番前か2番目が良かったので、位置は良かった。(北日本勢が)なかなか来なかったので、(眞杉が)このまま駆けるパターンもあるのかなって。(そのあとに眞杉が北日本勢の番手に)飛び付くのも想定はしていました。自分で仕掛けてもいいかなって感じはあったけど、郡司君も待ってだったので、行ったら郡司君に合わされるかなと。その辺を見てでした。(前回、前々回の)京王閣、四日市で乗り方をもう1回見直して、四日市の3日目はかなり良かった。その辺で乗り方が定まった。セッティングを微調整したりはしているけど、握り方とかも変えてやっとキレも出てきた」
眞杉が北日本勢を分断しての大立ち回り。眞杉マークから2着に入った坂井洋だが、課題をあげてこう振り返る。
「(番手の)経験不足ですね。追走にしてもしっかりと付いていかないといけないのに、途中で離れたりしている。(眞杉が)もっていった時に付いていった方がいいのか、内を締めるのか、(ラインが)2車なんで難しかった。感触は悪くない」
栃木勢の後ろを手に入れた郡司浩平は、まくりのタイミングを逸して追い込み。古性を張って外を踏むも3着。
「眞杉が前を取って、(北日本勢を)すんなり出させてっていう感じはないだろうなと。それであの位置でした。自分ではイメージ通り絶好の位置で、あとは(最終)バックで仕掛けられなかったのが反省点です。余力があったんで行かなきゃいけなかったけど、新山が降りてくるタイミングと自分の行きたいタイミングが合ってしまった。あとは古性を張りながら行かないと詰まって終わっちゃうんで。今日(4日目)は気持ち的に余裕をもって臨めているし、一番軽かった」