いよいよクライマックス。北九州メディアドーム・小倉競輪場を舞台に「第67回朝日新聞社杯・競輪祭(GI)」、「第3回競輪祭女子王座戦(GI)」は、11月21日に3日目を迎えた。女子王座戦の決勝では、4人が落車するアクシデントもあったが最終1センターで先頭に立った佐藤水菜が逃げ切りV。今年グランプリスラムを達成した佐藤が、年間グランドスラムを成し遂げて優勝賞金590万円(副賞含む)を獲得。また、年末に行われる平塚での「ガールズグランプリ2025(GGP)」の出場選手7人も決まった。また、競輪祭では残りの一次予選2が行われ、松浦悠士、松井宏佑、吉田拓矢らが勝ち星を挙げて、2走の合計ポイントでダイヤモンドレースに進出した。11月22日からは、シリーズ後半に突入し、4日目にはポイント上位選手による「ダイヤモンドレース」がメインに行われる。激戦必至の二次予選A、Bからも目が離せない。
開催中の毎日、競輪専門紙「コンドル」による全レース解説会、SPEEDチャンネル競輪専門解説者の予想会、キッズランド小倉、ふとももバルーン・ライドなどが予定されています。また、11月22日の4日目には、「キンタロー。」のお笑いライブ、ボートレーサーの西川貴浩選手・森高一真選手のトークショー、「リンカイ!」声優・ガールズケイリン選手のトークショー、「名輪会」トークショーなども行われます。小倉競輪場では、様々なイベントでみなさまのご来場をお待ちしております。テレビ、インターネット中継などでの観戦もお楽しみください。
レース経過
やや見合ったスタートとなるが、坂口楓華が出ていって正攻法の位置に収まる。以下は那須萌美、仲澤春香、梅川風子で、その後位は尾崎睦が取りに行くが、佐藤水菜が譲らず並走。最後尾に大浦彩瑛の隊列になる。並走は一旦、梅川の前に尾崎が入ってから再度梅川が1車上げる形で決着した。
坂口、那須、仲澤、梅川、尾崎、佐藤、大浦から赤板で仲澤が前との車間を大きく空け始め、同時に坂口も誘導から車間を切って後続の動きに備える。2コーナーを過ぎて佐藤が動く。打鐘で誘導は退避。佐藤は尾崎の横まで上げて様子を窺った後、先に仕掛けた仲澤を追うようにして一気にスパートしていく。スピードを上げて最終ホームで坂口を交わした仲澤を、1センターで叩いて佐藤が先頭に立つが、大浦は追い切れない。2番手には仲澤がハマった。その後ろは坂口、那須、梅川で、梅川の外で大浦が浮き、尾崎は最後方から2コーナーで懸命のまくり。だが、佐藤のハイペースで後続は反撃のタイミングすらつかめないままバック線を通過。3コーナーで仲澤が佐藤との車間を詰め切ったところでアクシデントが発生する。前輪が佐藤の後輪と接触した仲澤が落車し、真後ろの坂口、さらに尾崎と大浦が避け切れずに落車に巻き込まれる。ギリギリ落車を避けた那須の内を突いた梅川が、逃げる佐藤を追い掛ける形に変わって直線へ。詰める勢いで梅川は伸び、ゴール前では鋭く迫ったが、佐藤が押し切った。
坂口、那須、仲澤、梅川、尾崎、佐藤、大浦から赤板で仲澤が前との車間を大きく空け始め、同時に坂口も誘導から車間を切って後続の動きに備える。2コーナーを過ぎて佐藤が動く。打鐘で誘導は退避。佐藤は尾崎の横まで上げて様子を窺った後、先に仕掛けた仲澤を追うようにして一気にスパートしていく。スピードを上げて最終ホームで坂口を交わした仲澤を、1センターで叩いて佐藤が先頭に立つが、大浦は追い切れない。2番手には仲澤がハマった。その後ろは坂口、那須、梅川で、梅川の外で大浦が浮き、尾崎は最後方から2コーナーで懸命のまくり。だが、佐藤のハイペースで後続は反撃のタイミングすらつかめないままバック線を通過。3コーナーで仲澤が佐藤との車間を詰め切ったところでアクシデントが発生する。前輪が佐藤の後輪と接触した仲澤が落車し、真後ろの坂口、さらに尾崎と大浦が避け切れずに落車に巻き込まれる。ギリギリ落車を避けた那須の内を突いた梅川が、逃げる佐藤を追い掛ける形に変わって直線へ。詰める勢いで梅川は伸び、ゴール前では鋭く迫ったが、佐藤が押し切った。
<1R>

松井宏佑選手
西田優大が、赤板1コーナーで押さえて先頭に立つ。中四国勢に続いた山口拳矢と、林大悟が3番手で併走。主導権を握った西田が、そのままペースを上げて打鐘。中団がもつれて、8番手の松井宏佑(写真)は4コーナー手前から踏み込む。最終1センター過ぎにあっさりと松井が、西田をとらえて、和田真久留まで出切る。中四国勢の後ろを取り切った林だが不発。神奈川両者の直線勝負になり、タイヤ差で松井が押し切った。
「車番も良かったんで、(周回中は)後ろより前を取った方がいいかなと。結果、前から2番目で良かった。林君と山口君で併走していたんで、一発叩けばラインで決まるかなと。結構、強引に叩いたけど、最後まで踏めていたんで良かった。(和田)真久留さんも脚があるんで、差されるかと思ったんですけど。(1走したあとに)自転車のセッティングを変えようかと。でも、もう1走してからと。今日(2走目)いい走りができたんで、(セッティングは)このままでいこうかなって思っています」
ゴール線で松井に並んだ和田真久留は、わずかに及ばず2着。
「九州が前だったら突っ張りもあるかなって思っていたら、なかったですね。(松井が)強かった。自分はギリギリで抜きたかったけどみんな強いし、なんとかワンツーだった。脚力不足でした。あんまり二次予選にいけるイメージがわかなかったんで良かったです」
「車番も良かったんで、(周回中は)後ろより前を取った方がいいかなと。結果、前から2番目で良かった。林君と山口君で併走していたんで、一発叩けばラインで決まるかなと。結構、強引に叩いたけど、最後まで踏めていたんで良かった。(和田)真久留さんも脚があるんで、差されるかと思ったんですけど。(1走したあとに)自転車のセッティングを変えようかと。でも、もう1走してからと。今日(2走目)いい走りができたんで、(セッティングは)このままでいこうかなって思っています」
ゴール線で松井に並んだ和田真久留は、わずかに及ばず2着。
「九州が前だったら突っ張りもあるかなって思っていたら、なかったですね。(松井が)強かった。自分はギリギリで抜きたかったけどみんな強いし、なんとかワンツーだった。脚力不足でした。あんまり二次予選にいけるイメージがわかなかったんで良かったです」
<2R>

吉田拓矢選手
中野慎詞の上昇に3番手の吉田拓矢(写真)も動き、赤板過ぎは前受けの取鳥雄吾も踏み込んでダッシュ勝負。吉田を突っ張った取鳥は、2コーナー手前で中野も出させない。それでも強引に中野が叩きに出て、取鳥は番手に入る。一度、4番手に降りていた佐藤慎太郎は中野を追い切れない。最終ホームで佐藤に押し込まれた吉田だったが、4番手をキープ。7番手の伊藤旭は、2コーナー手前からまくる。バック手前から取鳥が出て、久米良は遅れる。伊藤に合わせて4番手からまくり追い込んだ吉田が、突き抜けた。
「(周回中の並びは)想定と違いました。中野君が後ろの想定はしていなかったので、イレギュラーの展開になるかなと。赤板が勝負だと思ったんですけど、取鳥君に隙がなくて厳しかったですね。ジャンでも踏み遅れて(佐藤)慎太郎さんに入られてしまった。(最終)ホームも(押し込まれて)キツかった。それで仕掛けが遅くなってしまった。今日(2走目)は力が入りすぎてしまいました」
前受けから吉田、中野を突っ張った取鳥雄吾は、冷静な判断で中野の1車を受けて番手に収まる。最後は吉田に屈したが、前々に踏み込んだ内容は上々だろう。
「前を取って突っ張ろうって思っていた。キツかったですけど、あそこ(赤板)が勝負だと。(中野が)一人だとわかって、心には余裕をもって走れました。(最終バックで仕掛けたところは)吉田君か伊藤君が来ると思ったので、キツくても行くしかないと思って行きました。体は軽いですし、集中できている」
「(周回中の並びは)想定と違いました。中野君が後ろの想定はしていなかったので、イレギュラーの展開になるかなと。赤板が勝負だと思ったんですけど、取鳥君に隙がなくて厳しかったですね。ジャンでも踏み遅れて(佐藤)慎太郎さんに入られてしまった。(最終)ホームも(押し込まれて)キツかった。それで仕掛けが遅くなってしまった。今日(2走目)は力が入りすぎてしまいました」
前受けから吉田、中野を突っ張った取鳥雄吾は、冷静な判断で中野の1車を受けて番手に収まる。最後は吉田に屈したが、前々に踏み込んだ内容は上々だろう。
「前を取って突っ張ろうって思っていた。キツかったですけど、あそこ(赤板)が勝負だと。(中野が)一人だとわかって、心には余裕をもって走れました。(最終バックで仕掛けたところは)吉田君か伊藤君が来ると思ったので、キツくても行くしかないと思って行きました。体は軽いですし、集中できている」
<3R>

森田優弥選手
周回中、後方になった森田優弥(写真)から切って、その上を佐々木眞也が押さえる。赤板2コーナーで嘉永泰斗が仕掛けるが、佐々木もペースを上げる。小原太樹のけん制をこらえて、最終ホーム過ぎに嘉永が叩き切る。森田は九州勢にスイッチして、スムーズに2コーナーで外に持ち出す。森田がスピードの違いであっさりとまくり切り、迫る佐藤礼文を退けた。
「(周回中の位置は)後ろよりは前の方がいいかなとは思いました。誘導も早くて、脚もたまっていなかった。(嘉永の仕掛けが)思ったよりも早かった。でも、冷静にレースを見られていた。腰がちょっと不安なんで、(4日目以降に備えて)ケアをしていきたい」
終わってみれば関東ワンツーも、スタートで後方に置かれただけに佐藤礼文がこう振り返る。
「スタートは得意な方なんですけど、(結果的に後ろになって)森田に脚を使わせて申し訳なかった。ただ、嘉永も突っ張る気はゼロだった感じで、(自分たちを)出してくれた。(隊列を)1回転させて、森田が落ち着いてタイミング良く行ってくれた。若干、(森田に)空いたところがあったので、そこは修正したい。(最終)4コーナーから思いっきり抜きにいったけど、ダメですね。(森田が)普通に強かったです」
「(周回中の位置は)後ろよりは前の方がいいかなとは思いました。誘導も早くて、脚もたまっていなかった。(嘉永の仕掛けが)思ったよりも早かった。でも、冷静にレースを見られていた。腰がちょっと不安なんで、(4日目以降に備えて)ケアをしていきたい」
終わってみれば関東ワンツーも、スタートで後方に置かれただけに佐藤礼文がこう振り返る。
「スタートは得意な方なんですけど、(結果的に後ろになって)森田に脚を使わせて申し訳なかった。ただ、嘉永も突っ張る気はゼロだった感じで、(自分たちを)出してくれた。(隊列を)1回転させて、森田が落ち着いてタイミング良く行ってくれた。若干、(森田に)空いたところがあったので、そこは修正したい。(最終)4コーナーから思いっきり抜きにいったけど、ダメですね。(森田が)普通に強かったです」
<4R>

松浦悠士選手
切った阿部拓真を押さえた杉浦侑吾が先頭に出る。しかしながら、松本貴治が素早い反応で、打鐘でハイペースのなかを押さえる。杉浦が3番手で立て直し、北津留翼は一本棒の7番手。松本がうまく波をつくって駆けて、最終周回。北津留が2コーナーで仕掛けて、3番手の杉浦も持ち出すが進まない。逃げる松本との車間を空けた松浦悠士(写真)は、後続を引きつけて杉浦をけん制。北津留もあおりを受けて、飯野祐太ともつれた園田匠は落車。雨谷一樹の中割りを阻んだ松浦が、35歳の誕生日に勝ち切った。
「バースデー勝利は、久しぶりだと思います。(松本は)切れるタイミングで切ってっていう感じでした。あのタイミングで切って、北津留さんが来るか来ないかでっていう判断だったと思うんですけど。来なかったので腹をくくった感じだと思います。杉浦君が3番手にいたっていうのもやりやすかったですね。自分がもう少し車間を空ければ、ワンツーを決められたと思う。空ける余裕が欲しかった。まだまだ物足りないですけど、1着が取れることもわかりました。もちろん松本君の頑張りに尽きるんですけど。状態は思ったほど悪くない」
7番手からのまくりになった北津留翼は、直線で大外を強襲した。
「自分が立ち遅れてしまった。初手の並びが考えていたのと違いすぎて、混乱してしまいました。ジャンからホームでタイミングはあったんですけど、松本君も先行して強いので、そのまま行くんじゃないかって。でも、待ってくれていましたね。情けない。後手になってしまったので、後方から上を越えるしかないなって。でも、阿部君の動きが気になって思うように踏めなかった」
「バースデー勝利は、久しぶりだと思います。(松本は)切れるタイミングで切ってっていう感じでした。あのタイミングで切って、北津留さんが来るか来ないかでっていう判断だったと思うんですけど。来なかったので腹をくくった感じだと思います。杉浦君が3番手にいたっていうのもやりやすかったですね。自分がもう少し車間を空ければ、ワンツーを決められたと思う。空ける余裕が欲しかった。まだまだ物足りないですけど、1着が取れることもわかりました。もちろん松本君の頑張りに尽きるんですけど。状態は思ったほど悪くない」
7番手からのまくりになった北津留翼は、直線で大外を強襲した。
「自分が立ち遅れてしまった。初手の並びが考えていたのと違いすぎて、混乱してしまいました。ジャンからホームでタイミングはあったんですけど、松本君も先行して強いので、そのまま行くんじゃないかって。でも、待ってくれていましたね。情けない。後手になってしまったので、後方から上を越えるしかないなって。でも、阿部君の動きが気になって思うように踏めなかった」
<7R>

山田久徳選手
石原颯が小林泰正を突っ張ったところを、小原佑太が仕掛けて赤板2コーナーで飛び出す。北日本勢の動きに俊敏に反応していた寺崎浩平は、ちゅうちょなく叩いて打鐘3コーナーで主導権を奪ってレースを支配。小原が4番手に入り、石原は6番手になる。寺崎が落ち着いて駆けて、最終1センターから石原が反撃。合わせる小原のまくりを山田久徳(写真)が、バック手前でけん制。2センターから渡部幸訓、さらには山田英明も踏み込む。しかしながら、逃げる寺崎の番手で絶好の山田久が、余裕をもって差し切った。
「(寺崎の)仕掛けは抜群でしたし、あとは後ろの自分が付いていってどうするかっていう感じでした。しっかり追走できましたし、落ち着いていけました。結果的に寺崎サマサマですけど、現状は脚の感じも悪くない」
3車のラインか生かして敢然と積極策に出た寺崎浩平が、2着に逃げ残った。
「しっかりと順番が来たらと思って早めにいきました。サドルとハンドルはいじらずに、シューズのサンだけいじった。あとは乗り方を意識しました。1走目はちょっと重かったんですけど、今日(2走目)はすごく軽かったのでペースでいけました。1走目よりも、全然いいですね」
「(寺崎の)仕掛けは抜群でしたし、あとは後ろの自分が付いていってどうするかっていう感じでした。しっかり追走できましたし、落ち着いていけました。結果的に寺崎サマサマですけど、現状は脚の感じも悪くない」
3車のラインか生かして敢然と積極策に出た寺崎浩平が、2着に逃げ残った。
「しっかりと順番が来たらと思って早めにいきました。サドルとハンドルはいじらずに、シューズのサンだけいじった。あとは乗り方を意識しました。1走目はちょっと重かったんですけど、今日(2走目)はすごく軽かったのでペースでいけました。1走目よりも、全然いいですね」
<8R>

菅田壱道選手
原田研太朗が出ると、菅田壱道(写真)は後藤大輝の動きに合わせて切る。主導権を握った九州勢に、単騎の諸橋愛が続く。赤板2コーナー過ぎから巻き返した深谷知広を、後藤が合わせて逃げる。深谷は4番手の菅田の外で浮いて、最終周回。4番手確保の菅田がバック手前からまくり、松岡貴久も止めにかかる。が、直線で伸びた菅田が1着。松岡に当たった守澤太志がゴール前でバランスを崩して、守澤、深谷、池田良が落車。
「先行タイプが深谷君と後藤君で、動きを見ながら自分の位置をしっかり取ろうと思っていました。深谷君が突っ張ってから引いたので、すかさず叩いて後藤君が来るのを待った。深谷君がすかさず来ていて自分の横で止まるような感じでしたし、原田君がフリーになっていたので先にいこうと。自分としては組み立ては良かったですね」
後藤が主導権を握り、深谷を不発に追いやる。番手の松岡貴久が差し脚を伸ばした。
「深谷君を出したらキツいので、誰か切ったら(後藤は)叩く感じだった。思った以上に切りにきて、(後藤)大輝が駆けられたと思う。掛かりも良くて、ちぎれるかなと思いました。車間を切って、ほかのラインがイメージ通りではなかったですけど、自分は余裕がありました。調子はいいとは言えないけど、その分、頭を使って走れているかなと思います」
「先行タイプが深谷君と後藤君で、動きを見ながら自分の位置をしっかり取ろうと思っていました。深谷君が突っ張ってから引いたので、すかさず叩いて後藤君が来るのを待った。深谷君がすかさず来ていて自分の横で止まるような感じでしたし、原田君がフリーになっていたので先にいこうと。自分としては組み立ては良かったですね」
後藤が主導権を握り、深谷を不発に追いやる。番手の松岡貴久が差し脚を伸ばした。
「深谷君を出したらキツいので、誰か切ったら(後藤は)叩く感じだった。思った以上に切りにきて、(後藤)大輝が駆けられたと思う。掛かりも良くて、ちぎれるかなと思いました。車間を切って、ほかのラインがイメージ通りではなかったですけど、自分は余裕がありました。調子はいいとは言えないけど、その分、頭を使って走れているかなと思います」
<9R>

浅井康太選手
前受けの新山響平は、坂井洋を制して赤板過ぎに突っ張る。単騎の中本匠栄は内をすくって3番手を奪う。浮いた坂井は、神山拓弥に迎え入れられて5番手で打鐘を迎える。7番手の志田龍星が、3コーナーから巻き返す。最終ホームで阿部力也が、志田をブロック。空いた内を浅井康太(写真)が突いて、阿部をさばいて番手を奪取。2コーナーからまくった坂井を弾いて追い込んだ浅井が1着。
「新山君(ライン)の後ろから攻めて、新山君が引いてくれば(志田は)その上を叩くっていう感じでした。中本君が内に行って、(志田は仕掛ける)タイミングが遅れたけどしっかりと対処をしてくれた。自分は付け切ってから、(志田が)どういう風に動くかでした。(新山の)3番手をキメにいこうと思ったら、もう1個、内が空いた。タイミングを逃さずに突き抜けられたのは大きいですね」
好スピードでまくった坂井だったが、最終2センターでいっぱい。坂井に付けて2着に入った神山拓弥は、同県の後輩の頑張りを称える。
「(1走目に)落車しているのに、坂井君が仕掛けてくれた。それで自分にコースができて2着に届いた。新山君は勝ち上がりのポイントがかかっていたけど、自分のスタイルを崩す選手じゃない。(突っ張り先行で)型通りにきたけど、坂井君がしっかりとチャンスをつくってくれた。落車の影響で止まってしまって、最後は(坂井を)どかす形になって申し訳なかった」
「新山君(ライン)の後ろから攻めて、新山君が引いてくれば(志田は)その上を叩くっていう感じでした。中本君が内に行って、(志田は仕掛ける)タイミングが遅れたけどしっかりと対処をしてくれた。自分は付け切ってから、(志田が)どういう風に動くかでした。(新山の)3番手をキメにいこうと思ったら、もう1個、内が空いた。タイミングを逃さずに突き抜けられたのは大きいですね」
好スピードでまくった坂井だったが、最終2センターでいっぱい。坂井に付けて2着に入った神山拓弥は、同県の後輩の頑張りを称える。
「(1走目に)落車しているのに、坂井君が仕掛けてくれた。それで自分にコースができて2着に届いた。新山君は勝ち上がりのポイントがかかっていたけど、自分のスタイルを崩す選手じゃない。(突っ張り先行で)型通りにきたけど、坂井君がしっかりとチャンスをつくってくれた。落車の影響で止まってしまって、最後は(坂井を)どかす形になって申し訳なかった」
<10R>

鈴木竜士選手
赤板1コーナーで青野将大が出て、前受けの鈴木竜士(写真)は3番手をキープ。三谷竜生が5番手の太田海也の外に降りて、太田は打鐘手前で下げる。先行態勢の青野が、そのまま踏み上げる。7番手からの出直しを余儀なくされた太田は、最終ホーム手前から発進。あおりもあって清水裕友は車間が空く。鈴木は清水を張りながら太田にスイッチ。まくり切った太田に追いついた鈴木は、冷静に直線勝負で抜け出した。
「昨日(1走目)もスタートをミスって敗因につながったので、今日はしっかり出ようと。切って、切って流れのある展開になるだろと思っていたし、緩んだらいこうと。自分が加速するタイミングで、(太田)海也君が来ていた。それで追えたと思います。呼吸も脚も余裕はありました。ここに入ってから状態も良かったですし、勝負できる状態だと思います」
浮いた清水にも割り込まれることなく、鈴木に続いた吉澤純平がゴール寸前で太田を交わして2着。
「(鈴木)竜士が全部やってくれました。青野君がハナを切ったので、太田君がいつ来るのかなと。そこだけ自分は反応できたと思うし、あのスピードで(鈴木が)スイッチできるのはすごいですね。自転車も体もマッチして流れ良くこられてるけど、GIメンバーなので後方になると厳しいですね」
「昨日(1走目)もスタートをミスって敗因につながったので、今日はしっかり出ようと。切って、切って流れのある展開になるだろと思っていたし、緩んだらいこうと。自分が加速するタイミングで、(太田)海也君が来ていた。それで追えたと思います。呼吸も脚も余裕はありました。ここに入ってから状態も良かったですし、勝負できる状態だと思います」
浮いた清水にも割り込まれることなく、鈴木に続いた吉澤純平がゴール寸前で太田を交わして2着。
「(鈴木)竜士が全部やってくれました。青野君がハナを切ったので、太田君がいつ来るのかなと。そこだけ自分は反応できたと思うし、あのスピードで(鈴木が)スイッチできるのはすごいですね。自転車も体もマッチして流れ良くこられてるけど、GIメンバーなので後方になると厳しいですね」
<12R>

佐藤水菜選手
「うれしくないと言ったらおかしな話ですけど、自分としてはみんな無事に完走して戦いたかった。なんかめちゃくちゃ悔しいです」
4人が落車するアクシデント。オールガールズクラシック、パールカップ、女子オールスター、そして今年のラストGI、女子王座戦。今年の4つのGIを総ナメにして、年間グランドスラムを達成した佐藤水菜(写真)ではあったが、まずはともに決勝の舞台で戦った仲間を気づかった。
新車を投入した今シリーズ。決して自身が満足のいく感覚があったわけではなかった。直前までほんの少しの上積み、一体感を求めて、新たな“相棒”に向き合った。
「ウォーミングアップの途中にまだやれることがあるなと。自信をもって悔いなく走れるっていう自転車の状態をつくって走れました。初めての自転車だったので、初日は自分の状態も悪いですし、初日の感覚より、昨日(2日目)の感覚の方が大事だと思った。それで昨日の結果を経て修正しました」
レースでは赤板を6番手で迎えた。佐藤と同じく連勝で勝ち上がった4番手の梅川風子にプレッシャーをかけるように、2コーナーから動いた。その梅川が仕掛けないと見るや、打鐘2センターからスパート。同じナショナルチームの仲澤春香を最終1センターでとらえて先行策。世界の脚力でピッチを刻んだ。2番手に飛び付いた仲澤が詰めて、3コーナー過ぎに佐藤の後輪に接触。落車のアクシデントが起こった。
「(最終)2センターの一番大事な勝負どころで接触があった。落車があって、そこで力が抜けてしまった。自転車の感覚を確かめることはできなかったです。すぐに(頭を)切り替えて、ゴールまで走りきらなきゃっていう風に気持ちが切り変わった。気持ちの切り替えの早いところは、自分の最大の特長だと思っていたので、切り替えられて良かった」
アクシデントで揺らいだ気持ちを立て直してゴールまで集中。梅川の強襲を退けて、今年の4冠すべてを制した。
「3年前に地元(平塚)のグランプリに挑んで落車して悔しい思いをした。その平塚でまた(グランプリを)走れることはすごくうれしい。今度は優勝できるように」
4冠制覇のその先に、まだ見ぬ年間グランプリスラムのさらなる偉業。世界選手権のケイリンを連覇した佐藤にとっては、それも通過点なのかもしれない。
最終バックの手前では6、7番手に置かれた梅川風子は、その時点で佐藤は遥かに前。落車のアクシデントを内に避けると、直線で猛襲したが4分の1輪差まで。
「佐藤選手を後方に置いてと思っていました。佐藤選手が駆ける瞬間に反応が悪かったし、遅れてしまったので良くなかったです。全然ダメ。転んだ選手もいるし、なにも内容のない2着です。年末(ガールズグランプリ)に向けてしっかりとやっていきたいです。今日のレースは反省しかないし、よく見直して修正点を洗い出して二度とこういうことがないようにしたい」
最終3コーナー過ぎに前の2人が落車した那須萌美は、ほんの一瞬のできごとをこう振り返った。
「正直、落車があってから、コケると思っていました。気づいたらゴールでわからないです。(レースは)誰かの番手と思ったら、昨日(2日目)の自分みたいにされてしまう。後悔がないようにと。(今年を振り返り)気持ちが切れた時もあったが、なんとかたえることができました」
4人が落車するアクシデント。オールガールズクラシック、パールカップ、女子オールスター、そして今年のラストGI、女子王座戦。今年の4つのGIを総ナメにして、年間グランドスラムを達成した佐藤水菜(写真)ではあったが、まずはともに決勝の舞台で戦った仲間を気づかった。
新車を投入した今シリーズ。決して自身が満足のいく感覚があったわけではなかった。直前までほんの少しの上積み、一体感を求めて、新たな“相棒”に向き合った。
「ウォーミングアップの途中にまだやれることがあるなと。自信をもって悔いなく走れるっていう自転車の状態をつくって走れました。初めての自転車だったので、初日は自分の状態も悪いですし、初日の感覚より、昨日(2日目)の感覚の方が大事だと思った。それで昨日の結果を経て修正しました」
レースでは赤板を6番手で迎えた。佐藤と同じく連勝で勝ち上がった4番手の梅川風子にプレッシャーをかけるように、2コーナーから動いた。その梅川が仕掛けないと見るや、打鐘2センターからスパート。同じナショナルチームの仲澤春香を最終1センターでとらえて先行策。世界の脚力でピッチを刻んだ。2番手に飛び付いた仲澤が詰めて、3コーナー過ぎに佐藤の後輪に接触。落車のアクシデントが起こった。
「(最終)2センターの一番大事な勝負どころで接触があった。落車があって、そこで力が抜けてしまった。自転車の感覚を確かめることはできなかったです。すぐに(頭を)切り替えて、ゴールまで走りきらなきゃっていう風に気持ちが切り変わった。気持ちの切り替えの早いところは、自分の最大の特長だと思っていたので、切り替えられて良かった」
アクシデントで揺らいだ気持ちを立て直してゴールまで集中。梅川の強襲を退けて、今年の4冠すべてを制した。
「3年前に地元(平塚)のグランプリに挑んで落車して悔しい思いをした。その平塚でまた(グランプリを)走れることはすごくうれしい。今度は優勝できるように」
4冠制覇のその先に、まだ見ぬ年間グランプリスラムのさらなる偉業。世界選手権のケイリンを連覇した佐藤にとっては、それも通過点なのかもしれない。
最終バックの手前では6、7番手に置かれた梅川風子は、その時点で佐藤は遥かに前。落車のアクシデントを内に避けると、直線で猛襲したが4分の1輪差まで。
「佐藤選手を後方に置いてと思っていました。佐藤選手が駆ける瞬間に反応が悪かったし、遅れてしまったので良くなかったです。全然ダメ。転んだ選手もいるし、なにも内容のない2着です。年末(ガールズグランプリ)に向けてしっかりとやっていきたいです。今日のレースは反省しかないし、よく見直して修正点を洗い出して二度とこういうことがないようにしたい」
最終3コーナー過ぎに前の2人が落車した那須萌美は、ほんの一瞬のできごとをこう振り返った。
「正直、落車があってから、コケると思っていました。気づいたらゴールでわからないです。(レースは)誰かの番手と思ったら、昨日(2日目)の自分みたいにされてしまう。後悔がないようにと。(今年を振り返り)気持ちが切れた時もあったが、なんとかたえることができました」