『第37回共同通信社杯(GII)』 決勝戦共同インタビュー

配信日:9月19日
9月20日(月) 11R(発走予定16時30分)
清水裕友(山口・105期)
清水裕友選手
 (準決勝は)北日本が引いてくれたのでいいところで太田(竜馬)君が行ってくれましたね。先行っていうより総力戦って感じで。8番手だけにはならないようにと。シリーズ通してもまくりが決まりづらい印象だったので。あとは太田君の感性に任せていました。小原(祐太)君も巻き返してきていましたけど、だいぶ後ろで止まっていたので。まあ、あれだけ太田君が駆けていたら厳しいだろうと。逆なら同じだったかもですけどね。(郡司が真後ろにいて)やっぱりプレッシャーはありましたし難しかった。太田君もまだまだ踏めていたので。何もせず番手まくりも違うし、躊躇すればのみ込まれてしまうので。道中は今日が一番良かったですけど、1着を取れていないので。このままじゃ厳しいですよね。色々と体を含めて自転車とかを一か八かで思い切って変えてみようと思います。(3走して)まずまずかなというところですね。不安なところはないですけど、準決は太田君に助けられました。(決勝は)単騎で自力で頑張ります。
山口拳矢(岐阜・117期)
山口拳矢選手
 (決勝に乗れて)すごくホッとしています。今日(準決勝)は最後に追い込んだだけなんで、自分で動けなかったのが…。でも、周りは見えてました。(脚の状態は)アップした感じからだんだん良くなっているんで、明日(決勝)にピークにもっていけるかなと。中部は(自分)1人しか残ってない。求められる結果は優勝だけなんで、そこをしっかりと狙っていきたい。(中部の選手をなるべく多く決勝に乗せたいという意気込みだったが)準決勝がすでに自分一人だったので、何とか自分がという気持ちでしたね。(3走して)日に日に良くなっているので、明日ももっと良くなると思います。単騎で優勝を狙えるように頑張ります。
新田祐大(福島・90期)
新田祐大選手
 (準決勝は)タイミングがきたところで行こうと思っていたんで、あそこのタイミングになったのかなっていう風な感じです。(鈴木選手の1車も大きかったように思うが?)その通りだと思います。(3走して)積極的に動けているなという感覚と、あとはしっかり力を出したいタイミングで力を出せているんで、良い感覚で決勝までこれているなと感じています。(レース内容も)悪くないと思います。(決勝は)北3人で並んで、新山君が前で、守澤君が後ろで頑張るっていうところです。(勝てばグランプリ出場も視野に入るが意識する?)特にないですね。本当に一戦、一戦しっかり頑張りたいという気持ちで走っているので。明日(決勝)も3人のなかで優勝者を出せるように頑張るだけです。
鈴木裕(千葉・92期)
鈴木裕選手
 (準決勝は選んだ位置が良かった?)そうですね。鼻が利きました。(ジャンの4コーナーで新田が仕掛けたときは)緊張はそんなになかったです。離れちゃったらしょうがないし。ただ、集中は相当していました。けっこういいスピードだったからスタンディングできる余裕が無くて、シッティングだったのでその分少し遅れましたけど。上で待っていてくれたし、追いついた後はけっこうニュートラルに入ったし、3番手の仕事もちゃんとできたかなと思います。(ここまで3走して)手ごたえはずっといいので変わらずです。(決勝は)郡司君の番手で頑張りたいです。
守澤太志(秋田・96期)
守澤太志選手
 (準決勝の新田は)本当にいいところで仕掛けてくれたと思います。(抜けなかったが)新田君が本当に強くて、結構本気で抜きに行ったんですけど踏み返しがすごくて抜けなかったですね。(直前の松阪記念と比べて)感触はいいんですけど前を抜けていないのでちょっと修正が必要かなと思います(苦笑)。(決勝は)僕は北の3番手で頑張ります。
杉森輝大(茨城・103期)
杉森輝大選手
 (鈴木庸之と)前々に攻める形でって感じでした。(打鐘の所で鈴木が)引いてくると思っていたので僕のミスで離れてしまって。でもそのあとは冷静に脚をためて勝負しようと。なんとか届いて良かったです。連日、前のおかげで勝ち上がれたので。デビューしてから時間が経ってしまいましたけど、やっと(ビッグの決勝に)乗れましたね。素直にうれしいです。(ここまで3走して)状態は悪くないと思うので、明日(決勝)はしっかり力を出し切りたいと思います。平原君の番手で頑張ります。
郡司浩平(神奈川・99期)
郡司浩平選手
 和田(健太郎)さんが1番車ですし組み立てやすい形になりました。北日本が前だったのでその後ろからになりました。ちょっとペースが緩んだので切ってから考えようと思って。あの位置だったら太田(竜馬)君も駆けるだろうと。清水君も余裕がありそうだったのでうまくタイミングが取れなくて見てしまいましたね。本当はバックで行ければ良かったんですけどそこは反省ですね。でも清水君よりも早めに踏み込めたのでギリギリでしたけど届いたのかなって。脚の感じはいいんですけど、レースの感触だったり気持ちの面で弱気な部分が拭えていないですね(ここまで3走して)体調自体は日に日に良くなっているので、あとはしっかり気持ちを強く持って臨みたいと思います。(3連勝での勝ち上がりと、完全優勝した)去年の(当所)記念と同様にいい形で勝ち上がれているので明日(決勝)も期待できると思います。南関で鈴木裕さんと2人いるので僕が前で自力で頑張ります。
新山響平(青森・107期)
新山響平選手
 (準決勝は)考えてた作戦の1つだった。慎太郎さんが北津留(翼)さんをどかして、僕が(番手に)はまった。そしたら吉田(拓矢)君が来たんで踏んだ。そのままいけると思ったけど、外が伸びてこられてしまった。あの距離を踏み切りたかった。でも、最後はタレてしまった。もうちょっと直せるところは直したい。慎太郎さんにあんなに仕事をしてもらって申し訳ない。僕が弱かったんで、慎太郎さんと決められなかった。(3走して)今日が一番軽かったです。(ビッグの決勝は16年の競輪祭以来となるが)今回、ラインの人にお世話になって乗れた決勝なので、僕も決勝ではラインを大切にしたいと思います。北日本3者の先頭で頑張ります。
平原康多(埼玉・87期)
平原康多選手
 (準決勝は)新山君が(番手から)出ていった前のタイミングで、(吉田拓矢は)行ったと思うけど見事に合わされてしまった。もうああなったら後ろから来る人がいないと思ったので、あとはタイミングをとって(佐藤)慎太郎さんに気づかれないようにいこうと。怪我明けだった前回からいろいろと試行錯誤して、体と自転車がマッチしてきた。でも、状態としては最低限ですかね。 (3走して)日に日に体もましになってきたかなという感じです。(ビッグの優勝となると3年前の高知以来だが)そうですね、頑張ります。(決勝の戦い方は)杉森君の前で頑張ります。