『第40回共同通信社杯競輪(GII)』 決勝戦共同インタビュー

配信日:9月15日
9月16日(月) 11R(発走予定16時30分)
眞杉匠(栃木・113期)
眞杉匠選手
 中団から考えていました。あれで(打鐘のところで犬伏湧也が)踏んでいなかったので、(窓場千加頼のところは)引いてって考えました。(仕掛けのタイミングは)理想的でした。直線でかくれながら見えないところで行けたので。神山(拓弥)さんが(谷口遼平を)止めてくれてライン(のおかげで)で1着を取れました。自転車をいじって良くなりました。サドル周りですね。(地元のビッグで)優勝を狙って頑張りたい。自力でやります。
古性優作(大阪・100期)
古性優作選手
 (準決の作戦は前を取ってから)まああんな感じですね。(打鐘で町田太我、佐々木悠葵が来て)前2人が強かったですね。(車間を)詰めたら北井(佑季)さんを引き出すなと思ったんで、ちょっと切りながらだったんですけど、切りすぎましたね。(町田が不発で、後ろを警戒して詰めながら)ですね。ちょっとサドルの感じがやばくて最後全く踏めなかったですね。脚はあったんですけど。ちょっとレーパン(レーサーパンツ)を替えました。(決勝に向けては)レーパンを替えたので、ちょっとダウンでやります。(3走して)見てもらった通りなんですけど、期待に応えられてないですし、全く物足りないですね。でも力不足ですね。(決勝は)自力自在に。
郡司浩平(神奈川・99期)
郡司浩平選手
 (作戦は)北井(佑季)さんに任せてましたけど。古性がスタート早かったんで。古性が前だったら、その後ろぐらいの感覚っていう組み立てだったと思います。(町田太我が切った上を叩いた)佐々木(悠葵)の上をいく感じで多分(北井は)踏んだと思うんですけど、佐々木もかなり積極的だったんで、スピード的にちょっと付いていけなかった感じです。あのままだと古性の仕掛けを見る感じになっちゃうんだろうなって思ったんですけど。古性が行った上を行って。正直、一番出ないところで北井さんも外を踏み込んでたんで。前を飲み込めるような踏み出しではなかったので、僕もその外は厳しいかなってところで。内も頭に入れながらの判断でした。後方だったんでちょっと届くかどうかってところで、前の状況がどれくらい車間が開いてるとか分からなかったのでどうかなってところでしたけど、内に切り込んでからは余裕があったのでちょっと見ながら。あとは危なくないようにって感じで行きました。(3日間を振り返って)初日動けたのに動かなかった分、昨日(二次予選A)はしっかり前に出てっていうところで考えて。そういうレースが、5着でしたけどできていたので今日の余裕が生まれたのかなっていうのはあると思います。体的には変わらずなので、あとはしっかり気持ちを入れて、要所、要所の判断とか、行けるところでの判断だけかなとは思っています。(決勝は)自分が自力で。このメンバーでもしっかり勝負できるように(深谷と)話し合って。
山崎賢人(長崎・111期)
山崎賢人選手
 前が取れたので。ちょっと(前団との車間が)空き過ぎてしまったので詰めるのが遅くなってしまったんですけど。(車間を詰めるのが)早ければアタマまでいけたかなって。展開が良くなりましたね。眞杉君が中団から行ってくれたので。(決勝も)自力で戦います。
南修二(大阪・88期)
南修二選手
 (レースは古性にお任せ?)はい。僕は追走だけ集中してって感じです。優作も強かったですし、他の選手もいいスピードやったと思います。(調子は)問題ないと思います。今日(準決)が一番良かったと感じます。(決勝も古性に)しっかりついていきたいです。
恩田淳平(群馬・100期)
恩田淳平選手
 眞杉君が積極的に行ってくれたので。地元の後ろで緊張しましたし、体の使い方だったりペダリングだったり冷静じゃなかったですね。地元の後ろだったので3番手ですけど止められるならと思って一回振ったんですけど。結果、神山(拓弥)さんに仕事をしてもらう形になって。SSの3番手を3日間回って。なかなかこういう経験はないんですけど。ここで生かせて良かったです。(ビッグレースは)準決勝も初めてだったんで。チャンスを作ってくれた方にも感謝をしつつ、自分の努力も含めてですけど嬉しいですね。(決勝は)眞杉君に任せていきます。
荒井崇博(長崎・82期)
荒井崇博選手
 (前受けからのレースになったが)あれがすべてですね多分。(北津留には)前取ってサラ脚で全開で行かせるのが一番いいでしょう。後ろ(攻め)だったら多分なかったと思います。(直線では)ちょっと悩んだんですけど、とりあえずちょっと外に外して良かったです。感触も悪くないと思うし、(決勝も)翼の後ろで頑張ります。
北津留翼(福岡・90期)
北津留翼選手
 (荒井がスタート取りに行ったが)車番が悪かったんで後ろか前も無理だろうという話で諦めてたんですけど、一番前見ると荒井さんが取ってたんで、びっくりしました。(前が理想的な位置だった?)そうですね。僕も出てもあれだから、内に切り込んで行っていたら、誰だったかな。吉田(拓矢)君かな、先に内に行かれたんで無理だなと思って。内からすくうこともできず、荒井さんが前取ってくれていたんで、いい展開になりました。(勝負所が後ろになったが最終)ホームからめいっぱい踏んでいたんですけど。離れたんでもう。前団が強すぎて思いっ切り踏んでるのに離れていくような感じだったんで。やっとバックでレースが折り合った感じになったんでそこで追いつくことができたかなと思います。(3日間を振り返って)最近全然良くないんで、(最終日に)お帰りにならないように走らないといけないなと思いながらきて。まさか決勝乗れるとは思ってなかったんで。ちょっと自分でびっくりしました。(昨年の競輪祭以外のビッグレース決勝は)全然乗れるような脚じゃないんで。奇跡的な感じだと思います。(初日から修正した点は)ハンドルの送りとちょっとサドルを上げたり、ハナをちょっと下げたり、微調整は。ちょっと悪いんでダメ元でいじってはいました。決勝戦もぶっ放れないように一生懸命みんなについていけるように頑張ります。山崎君にいきます。
深谷知広(静岡・96期)
深谷知広選手
 (準決は松井宏佑の番手で)誰か切ったところを先頭に出られればチャンスがあるかなっていうのである程度作戦通りでした。(松本貴治に絡まれたが、松井の番手を死守することが)まずはそこが重要だと思いますし、そこからだった。まずは松井のスペースを確保して、そこから自分のタイミングも含めて踏んだんですけど、もうちょっとなんとかできたのかなっていうのは反省点です。レースを見返してそこの反省点を探りたいと思います。前が前々に踏んで松井が頑張ってくれたので、自分はしっかり脚溜めていい位置から踏めたので伸びはいいと思います。(今回の仕上がりは)抜群ではないんですけど、しっかり戦えているので。直前にここで練習させてもらったのがすごい良かったと思います。(決勝に向けては)リカバリーするだけだと思います。郡司君に任せて。