『東日本大震災被災地支援 第27回共同通信社杯秋本番(GII)レポート』 初日編
配信日:10月7日
松阪競輪場は盛り上がっています! レースは無論ですが、イベントでも盛り上がっていますよ! 特に大声コンテストは凄いですね!皆さん、鬱積しているものがある!?
さて、レースです。当然、皆さま、ご観戦いただいていると思いますが、熱い気迫のこもったレースが1レースからスタートしました。
熱いレースは、観戦していて良いですね!熱い気持ちにしてくれます。
また、松阪競輪場内の食堂ではそれぞれお勧めの料理とお得なお料理があるようです。
この機会にぜひ、食されてみてはいかがでしょうか?
本日、10時から第27回共同通信社杯秋本番(GII)の開会式が行われました。
山中光茂松阪市長の挨拶
浅井康太選手の開会宣言
<1R>
稲垣裕之選手
中村敏之輔が打鐘前から一気に先行態勢に。北津留翼がすかさず叩きにいくが、中村が出させない。その3番手を北津留と
稲垣裕之(写真)
で取り合い、なかなか決着がつかず。最終バック過ぎに中村の番手から飯野祐太が捲ってでると、稲垣が3コーナーで北津留をさばききり、さらに飯野を直線で追い込んで、稲垣が1着。
「中村君の先行やる気も感じました。3番手取れたし、恵まれました。昨日の練習では軽かったんですが、今日は風が吹いて重かったですね。でも、それは皆が同じ条件ですからね。1着取れて良かったです」
<2R>
小野俊之選手
伊原克彦が赤板から上昇し、打鐘から先行。池田勇人も打鐘から踏むが、伊原は合わせ、池田は出切れず3番手に入った。最終バック前から池田が捲りにいくが、それに合わせて佐野梅一が番手から発進。その後ろに
小野俊之(写真)
がスイッチし、最後、佐野を追い込んで小野が1着。
「最近は余裕がありますね。梅ちゃんも脚があるから、やっぱり番手から出て行きますよね」
2着には
佐野梅一
が入った。
「誰も来ないでくれって思いながら走っていたけど、池田がきたので、ごめんと思いながら、前に踏ませてもらいました」
3着には
合志正臣
「最後は、中を入っていきたかったけど、あれ以上にいくと落車させそうでいけなかったですね。小野さんは後ろから見ていても余裕ありそうでした」
<3R>
牛山貴広選手
鈴木裕が赤板から上昇していくと、その番手に東口善朋が追い上げていき、結果、番手に入った。だが、最終2コーナー、後方8番手から
牛山貴広(写真)
が捲り、1着を奪取。
「ホームでけっこう風があったんですけど、あそこで行かなければいけなかったですね。久々の1着は嬉しいです。松戸記念からちょっと、踏んで行くのが遅いんですよね。そこを修正していかなきゃいけないですね」
牛山マークで2着の
大薗宏
「牛山強い。前が一本棒になった時はどうなるかと思ったけど、なんてことはない牛山が強かったです。出だしに離れるかと思いました。グレードの高いレースでワンツーが決まると気持ち良いですね」
<4R>
友定祐己選手
赤板で桐山敬太郎が上昇。水谷好宏が打鐘3コーナーで一気に踏んでいくと、竹内智彦が離れ気味になり、桐山が竹内を飛ばして番手に入ったが、
友定祐己(写真)
が後方8番手から捲って1着。筒井敦史が2着に入り、岡山ワンツーが決まった。
「8番手にだけはなるまいと思っていたけど、やっちゃいましたね(笑)。僕はこじんまりとしたレースで勝ち上がっていこうと思ったら、ちょっと派手になっちゃいました。筒井(敦史)とワンツーが決まったのは初めてかもしれないですね。どっちかが良くて、どっちかが悪いっていうことばっかりでしたからね」
4着に沈んだ
桐山敬太郎
。
「先行出来ると思ったんですけど、まさかと思ったところで水谷(好宏)さんに来られましたね。ホームがきつかったです。ちょっと消極的なレースでしたね。でも、とりあえず勝ち上がれたんで、明日頑張ります」
<5R>
中村浩士選手
赤板から田中孝彦が上昇し、そのまま先行。最終ホームで坂本貴史が捲りにいくが
中村浩士(写真)
がブロック。坂本の番手から鈴木謙太郎が捲り発進したが、それに合わせて中村が番手から出て1着到達。
「田中君は、この風の強い中、よく行ってくれました。そういう強い気持ちが、これから強くなっていくうえでポイントだと思います。(鈴木に)合わせられたかとおもったけど、そこは気持ちで踏んでいくしかなかったです」
<6R>
菊地圭尚選手
菅田壱道が赤板からゆっくり上昇するが、打鐘から一気に西谷岳文が先行。木暮安由が内にいくも
菊地圭尚(写真)
が内に締めた。吉本卓仁が捲りにいくも不発に。最後、空いたコースを突き抜け菊地が1着。
「木暮(安由)と絡んだので、あんまり内に締めたことないけど、そこはやるしかないと思っていきました」
2着には西谷の番手の
川村晃司
。
「あれだけ西谷君が頑張ってくれたからですね。最後、内を空けてしまったのが失敗でした。普段、あまり後ろにつくことがないと、やはり難しいですね」
<7R>
五十嵐力選手
打鐘から大西祐が先行するも、それを山田英明が叩いて主導権。最終2コーナー、後方から松坂洋平が捲る。最後、
五十嵐力(写真)
が交わして1着。
「最後はそんなに余裕があったっていうわけではなかったんですけどね。結果、ワンツーが決まったんで良かったです」
2着は
松坂洋平
。
「細切れ戦だったし、流れでいこうと思っていました。モガキ合ってくれていたのも大きいですね。ホームで前と離れたんで、前に追いつく勢いで、そのまま行きました。しっかり練習も出来ているし、悪くないと思います」
3着に入った
伊藤正樹
。
「今は本調子じゃないので、どうしても自力で動くより、流れに乗ってという感じですね。9番手にはならないと思ったのに、なんでか9番手にいましたね(笑)」
<8R>
藤木裕選手
打鐘前から一気に稲川翔が先行。3番手を
藤木裕(写真)
と松川高大が並走。外並走から捲って藤木が1着。
「いつもの(村上)博幸さんとの練習が今日は活きたと思います。また勝ち上がって、名前を売れるように頑張りたいと思います」
渓飛雄馬
が2着に入った。
「恵まれました。最後は、4着までには入れるなと思っていたけど、まさか2着まで届くとは思いませんでした」
3着の
坂上忠克
。
「(藤木が)止めないのは知っていましたよ。でも並走になった時に接触が多くて、怖かったです。(藤木は)さすがです。恵まれました。近畿が別線だったし、これも人徳ですかね?(笑)」
<9R>
岡田征陽選手
打鐘前から柴田竜史が先行態勢に。最終ホーム前、番手の
岡田征陽(写真)
が離れ、柴田の番手に捲ってきていた松岡健介がはまる。岡田は松岡番手の西田を飛ばして3番手を取った。最終2コーナーで山中貴雄が捲ってくると、それに合わせて松岡が発進。最後、追い込んで岡田が1着。
「内を締めていたら、前と離れてしまいました。ここは離れちゃいけないレースだったんですけどね…。内から来たように思えたんですけどね、すぐに追いつけばよかったんですけど、または松岡さんのところまで行けばよかったんですけどね。しょっぱいレースをしてしまいました」
2着には
小倉竜二
。
「2着までいったか! (山中に)出脚で離れてしまって…すごい加速でした。もう一速上がったら、このクラスでも捲りきれるくらいだと思いますよ。良い位置も取れたし、良いモノを持っていますね。良かったです」
捲り追い込んできた
小嶋敬二
が3着。
「西田がどこで下がってくいるかとか、前の動きを見過ぎて、少し行くのが遅れてしまったかもしれないですね。届いたと思ったのに、3着で残念」
<10R>
佐藤友和選手
打鐘から
佐藤友和(写真)
が一旦先頭に立つが、それを叩いて新田祐大が前に出る。最終ホーム前、緩んでいる隙をついて坂本亮馬が一気に仕掛け先行。しかしすかさず新田が巻き返したが、山崎が離れてしまった。ゴール前は混戦になったが、わずかに佐藤が先着。
「作戦通りではなかったですね。新田が良いところ行ったんで、あれで自分が行っていても新田に合わされていたと思います。それだったら4コーナー勝負に行こうと思っていました」
2着に入った
山崎芳仁
。
「新田がかなり流していたから、これは亮馬に来られるなと思っていました。でも、あんなにすかさず行くとは思わなくて、焦ってしまいました」
3着の
神山雄一郎
。
「コースが空いたおかげで行くことが出来ました」
5着に沈んだ
新田祐大
。
「出切ってから、思っていたよりもたれちゃいました」
<11R>
武田豊樹選手
平原康多の番手は
武田豊樹(写真)
に村上博幸、大塚健一郎が競り、番手戦はなかなか決着がつかず。打鐘で、緩んだところを伏見俊昭が内をすくって先行。最終バック前から引いていた武田が捲って1着。
「(選手紹介中に)落車したけど、あれで気合いが入ったね。最後まで競る形にはならなかったけど、伏見が内からいったし、最後は自力を出させてもらいました。また勉強になりましたね。レースは相手があることですし、平原君にも迷惑かけなかったことは良かったです」
2着に逃げ粘った
伏見俊昭
「タイミングが合えば先行することも作戦にありました。平原君は強いし、捲れる選手じゃないですからね。内をあけていたので、しゃくっていきました。久しぶりの先行でしたが、武田(豊樹)さんには行かれてしまいましたね。感じは良くなかったですが、この現状で戦っていくしかないですから。反応が遅くなっているところがありますね」
3着に入った
平原康多
。
「武田さんが気になったから後ろを見ながらいった時に、油断しましたね。伏見さんの先行を考えてなかったので、今日は自分が甘かったです、反省です」
<12R>
松岡貴久選手
深谷知広が先行、番手には飯嶋則之が競りにきたが、浅井康太が死守。だが後方から捲った
松岡貴久(写真)
が1着。
「出切ってからの方がきつかったです。1周駆けたみたいに脚がばたばたになっていました。でも、あの距離を行った深谷がすごいですね。自分は無警戒だった分行けたんですよ(笑)」
2着に入った
村上義弘
。
「展開なので、どこが悪かったとかはないですよ。一つ一つレースを積んでいって、多少なりとも今後のためにも修正していかないといけないですから。とりあえず今日のレースは今日のレースで動けているし、戦えていると思います」
3着に
成田和也
。
「踏み出した感じは良かったですね。最後、もう少し前に行きたかったです。今日は風がきつくて重いですね」
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