『第33回共同通信社杯（GII）』　決勝戦共同インタビュー

　（準決は）後輩の山田（久徳）が前々にしっかり攻めてくれたおかげで、なんとか決勝に乗れたと思います。もちろん、怪我をしてから、まだ1カ月ちょっとなので。ベストとは言えないですけど、一戦一戦上がっていけばいいかなと思います。
　（3走して）修正しながら、良くなっていけたと思います。（決勝は）近畿の先頭で頑張りたいと思います。どこまでできるかわかりませんけど、しっかりラインの先頭で力を出し切りたいと思います。

　（準決は）小松崎（大地）さんが前で頑張ってくれるってことだったので、（番手を）回らせてもらった。結果、決勝に乗れたのでうれしいですし、ちょっと自分の技術不足っていうのも感じました。（中止順延で）休めたのはすごく大きいですし、直前の練習の疲れも（中止順延で）全部抜けたかなっていう感じがしました。
　（決勝は）今回、僕が前で頑張りたいと思います。新田君の強さは知っているので、僕に任せるよりも自分で前を走った方が堅いと思うならそれでもいいし。僕自身、前で走る準備はいつでもしてるから、（新田に）任せてもらえれば頑張るって。（新田は）それならと。
　僕が前ってことで、ほかのラインにいろんなことを読まれやすいかなと思うんですけど。でも、それを覆すようなスピードとパワーで、僕と新田君の持ち味を最大限に出せる展開にもっていければいいかなと思います。頑張ります。

　（準決は）ちょっと仕掛けたんですけど、1、2歩で（渡邉に）合わされちゃって。そこから態勢が整ったので、抜き返すことができたと思います。（打鐘前で）脚は使ったんですけど。しっかり勝負しようと思っていたので、体が勝手に動いていましたね。
　（3走して）準決が一番（状態が）良かったです。（決勝は）諸橋さんと優勝を獲れるように、力を出し切りたいと思います。前で自力で頑張ります。

　（準決は）わりと落ち着いて、自分のなかでは冷静に判断していたかなと思います。（体は）思ったように動いているし、シミュレーションの想定通り内で動いているので、反応はいいですね。（状態は）絶好調ではないですけど、全然勝負できる力はあると思うので。しっかり頑張っていきたいと思います。
　（決勝は）平原君の番手にいきたいと思います。優勝目指して頑張ります。

　（準決は）先輩2人がすごい競輪のお手本みたいなレースをしてくださった。僕はいいレースをできたかはわからないですけど、ゴール前は必死に踏みました。日韓競輪に参加させてもらって、あまり日程もなかったんですけども。逆にそれがレース間隔が詰まっているぶん、調子も上がってきたのかなと思います。
　（決勝は）尊敬する村上兄弟の後ろで、しっかり自分のやることはやらせてもらいます。チャンスが来たら逃さないように、しっかり自分らしく走れるように頑張ります。

　（準決は）新田君がすごいいいレースしてくれて強かったです。新田君にしっかり付いていけたんで、（感触は）いいと思います。徐々にコンディション上がっているかなっていう感じがするので、（準決も）走ってていい感じがしたんで大丈夫だと思います。
　（決勝は）北の3番手なんで、しっかり迷惑を掛けないようにまず付いていくことをしっかりして。できたら仕事をして頑張りたいです。
　北の3番手ですごいいい位置なんで、しっかり付いていって確定板にのれるように頑張りたいと思います。

　（準決は）稲垣（裕之）さんの先行のおかげです。余裕もあったので、3番手の後ろのコースと、前の稲垣さんのスピードを考えながら抜いたんですけど。ちょっと稲垣さんが4着だったので、そこはちょっと残念です。脚の感じは悪くないです。（ビッグレースは昨年の全日本選抜競輪で優出しているが、同年の）寬仁親王牌（の準決）で3着失格があるので、その前は覚えていないです。
　（決勝は）兄（義弘）の後ろで。しっかり自分の力を出し切れる様に。役割を果たせるように頑張りたいです。練習の成果が出てきたと思うので、決勝戦もしっかり頑張りたいと思います。

　（ビッグレースを初優出した感想は）本当に乗れると思っていなかったんですけど。ここに来る直前にCSC（日本サイクルスポーツセンター）で合宿をはって、その成果が出たと思っています。（準決は）前の鈴木（裕）君が、絶対位置は確保するので、あとはコースを見極めていってくださいと言っていたので。そこだけ集中していきました。初日、2日目と重く感じたんですけど、準決は脚の感じも良くて、一番いい状態でした。
　2日目、準決と前の人が頑張ってくれたので、自分も悔いがないように（決勝は）単騎でやりたいと思います。

　（準決は）すごい早い展開でレースが始まり、そのなかで目まぐるしい展開になったんですけど。一瞬、緩んだ場面がジャンからホームだったんで、そこで仕掛けたいと思っていたところもありますし。ここはたぶん勝負どころだっていうことで仕掛けてみました。
　（3走した感触は）すごく疲れているなかで、なんとかここまで勝ち上がれているんですけど。おそらく見ている側からしたら、すごく調子がいいんじゃないかなという風におそらく見えているのかなと。（周りの）話を聞いているとそう思うんですけど、まったく調子は良くなく。すごく疲れているなかでの戦いが今回のレースになっていて。そのなかで必ず勝ち続けることっていうのが、今後に重要になってくる部分だと思っていたので。本当に全レース、気持ちでなんとか走り切っている感じですね。
　（決勝は渡邉）一成さんと守澤と3人でライン組むんですけど、今回は僕が番手で走ります。僕が後ろ回って、一成さんが前でっていうのもいままでもあって。今年に入ってからは、（渡邉が前を回るのが）ウィナーズカップで最後だったのかな…。それ以降、僕がずっと前を主張してやらせてもらってたんですけど。お互いにタイトルも獲れましたし、いろんな意味であらためて…、調子も悪くないところもあるんで。しっかりどっちが前でも勝負できるっていうのと、3番手が守澤でしっかりしてるってことで。今回は僕が番手を回りたいってことを主張しました。
　3分戦っていうことで、敵は強いですけど。まずは連結を外れないことを集中して、走りたいと思ってます。そのなかでおそらくしっかりレースをできれば3人で勝負できると思うので、ゴール前3人で独占できるように、なんとか頑張りたいと思っています。