『東北地方太平洋沖地震被災地支援 第26回共同通信社杯春一番(GII)レポート』 2日目編
 
配信日:4月8日


 東日本大震災で被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復旧、復興をお祈りしています。
 明日(9日)、武雄競輪場では、被災者支援チャリティーオークションや、がんばろう日本!被災地支援義援金募金も行っております。是非よろしくお願いします。
 また、イベントとして、「いっこく堂パフォーマンスショー」、B級グルメ市、また専門解説者の予想会も行われています。こちらもよろしくお願いします。
雨に煙る武雄競輪場裏にある御船山
雨に煙る武雄競輪場裏にある御船山


<1R>
中川誠一郎選手
中川誠一郎選手
   単騎で捲って1着の中川誠一郎(写真)
 「今日は練習みたいな感じだったので、きっちり1着を取ろうと思いました。昨日は悔しかったですね。上手くいかなかったです。最後のところの有賀さんが重かったです(苦笑)。あれがなければ5着には入れたのにな…」
 3着には金澤竜二が入った。
 「自分では2着に届いたかと思ったんですけど、VTRを見たら微妙でしたね」

 



<2R>
吉本卓仁選手
吉本卓仁選手
   初日は仕掛けられずに終わった吉本卓仁(写真)だが、今日は打って変わって、最終バックを取って1着にきた。
 「今日は出切ったら、僕の仕事は終わりって思っていたら、逃げ切れました(笑)」
 吉本の3番手に入った藤木裕が2着に。
 「気が付いたら吉本に出切られたんですけど、(前田)拓也さんが入れてくれました。吉本さんは同期ですけど、強いですね」

 



<3R>
岡村潤選手
岡村潤選手
   直線抜け出し1着の岡村潤(写真)
 「前がやりあってくれたんで、自分は恵まれました。練習はちゃんとやっているし、最近は展開があんまりよくないだけで、調子自体は悪くないです。でも、今日1着を取ったから、気分もいいし、これが浮上のきっかけになってくれればいいなと思います」
 3着の成田和也
 「佐野(梅一)さんだけ止めたかったんですけど、逃げられましたね。2着にはきたかったんですけど…」

 



<4R>
中澤央治選手
中澤央治選手
   桐山敬太郎の捲りに乗り、最後伸びて中澤央治(写真)が1着にきた。43歳ベテランがしぶい競走をみせた。
 「桐山が持ち上げて捲っていくのが見えたので、その後ろに上手くはまりました。いやー、ええ思い出が出来た! 年寄りがあんまりガツガツと行くと可愛くないからね(笑)」
 2着に届いた松本大地
 「展開が早かったです。こんなに早く行くの?って思いながら走りました。こういう展開は苦手なんですけどね。うまく2着に入れました」

 



<5R>
菅田和宏選手
菅田和宏選手
   最後に伸びてきて1着の菅田和宏(写真)。昨日夜に、また東北の方で地震があり不安な夜を過ごしたそうだ。
 「昨日の夜は選手管理を通じて家に連絡がつかなかったんですけど、今日の朝、親父から無事だって伝えてくださいって選手管理に連絡があったんです。家族の無事を確認して走れたので良かったです。なんとか確定板に乗りたいと思ったんですけど、まさか1着にこれるとは思いませんでした。良かったです」


<6R>
岡田征陽選手
岡田征陽選手
   捲って岡田征陽(写真)が1着にきた。
 「単騎だったし気楽に走れたのが良かったですね。僕たちは走りでしか励ますことしか出来ないので、今回は気持ちが入っていました」
 2着には吉田敏洋が入った。
 「十夢が前に踏むと思ったから、最後は内だと思ったんですけどね」
 先行した稲垣裕之の番手の渡辺十夢は3着に。
 「稲垣(裕之)があれだけ突っ張って行ってくれた気持ちが嬉しいですね。2人で決めたかったけど、残念です…」

 



<7R>
芦澤大輔選手
芦澤大輔選手
 

 1着の芦澤大輔(写真)
 「矢口さんが前で頑張ってくれて、後閑さんが前をまわしてくれたおかげです。そうやって信頼してくれたのが何よりも嬉しいです。石橋(慎太郎)さんが来たのはわかったけど、余裕があるし、大丈夫だと思いましたワンツースリーが決まったのが、それが嬉しいです」
 2着には先行した矢口啓一郎がきた。
 「セオリー通り。省エネで、先行で残れるようにって思って走りました。結果、ワンツースリーが決まったんで良かったです」
 3着には3番手の後閑信一がきっちり入ってきた。
 「前が頑張ってくれたので、内をしっかり締めるのは、3番手の仕事ですからね」



<8R>
松岡貴久選手
松岡貴久選手
   捲って1着の松岡貴久(写真)
 「キレはないけど、北津留(翼)もついてくれたし、もう無我夢中で踏みました。行けると思ったけど、合わされて、それでも行けたんで良かった。競輪祭はやられちゃいましたからね」
 松岡マークの合志正臣が2着で、熊本ワンツーが決まった。
 「貴久が落ち着いて行ってくれました。でも、出脚はそんなに良くない、今の俺を千切るくらいでいかんといけん(笑)」
 木暮安由と三谷将太が3着同着だったが、勝ち上がったのは木暮安由
 「3着同着ですけど、でも、僕の方が昨日の着順が上だったんで、僕が勝ち上がりました。運があります!」


<9R>
坂本亮馬選手
坂本亮馬選手
 

 柴崎淳の番手をまわった坂本亮馬(写真)。バックでごちゃついたところ自ら捲って1着にきた。
 「淳があれだけいいレースをしてくれたので渇が入りましたね! バックあたりではレースが見えていて、淳がかぶっていたので、あそこではもう前に踏ませてもらいました。昨年の春一番の決勝は落車しているし、今年は頑張りたいですね」
 2着に入った岩本俊介
 「最後は吸い込まれるようにいきました。共同通信社杯の準決勝は2回目なんですけど、頑張るしかないですね」
井上昌己は3着で、ファンに申し訳ないと恐縮しまくり。
 「申し訳ないです! 人気に応えられれば何も言うことなかったんですけど、3着とは…。亮馬が行くのはわかったけど、(菊地)圭尚と岩本が絡んでいたんで、落車したらいやだなと思って、ちょっと見ちゃったんですよね」



<10R>
長塚智広選手
長塚智広選手
 

 長塚智広(写真)は昨日に続き、捲って1着。
 「小野(俊之)さんに一発もらって止まっちゃったんですけど、なんとか1着にこれて良かったです」
 2着には園田匠が入った。「長塚さんが思ったよりも早かったですね。(小川)勇介と一緒に準決勝にいきたいと思ったんですけど、甘かったです」
 長塚の後ろに入った武井大介が3着に。
 「上手くいい位置が取れたおかげですね。長塚さんが行った時に、(高橋)大作さんが離れたんで、そこにうまくはまりました」



<11R>
海老根恵太選手
海老根恵太選手
 

 直線伸びて1着の海老根恵太(写真)
 「位置を取りにいって脚を使うよりも、単騎だし、脚をためて突っ込んだ方がいいなと思ったんです。ちょっとせこい競走ですけどね(苦笑)。昨日よりも体調いいし、大丈夫です」
 2着に入った武田豊樹
 「ああいう展開の時は、本当は早めに仕掛けたいんですけどね。出来たら1周前くらいから…。最近ちょっと、前を見てから仕掛けることが多いですね」
 中部ライン3番手を固めた山口幸二が3着に入ってきた。
 「深谷(知広)も、浅井(康太)も、もうちょっとでしたね。また、頑張らないと。自分は、若手を盛り上げつつ、最後はきっちりです」



<12R>
伊藤正樹選手
伊藤正樹選手
 

 小嶋敬二を交わして、昨日に引き続き1着の伊藤正樹(写真)
 「小嶋さんのおかげです。1着にこれたのは展開ですよ、展開。小嶋さんが差させてくれたのかな(笑)。いやー、でももう1着はムリだと思いますけどね、どうでしょうね(笑)」
 4着に入りとりあえず勝ち上がった平原康多
 「脚がないですね。でも、村上(義弘)さんの走りを後ろで見ることが出来て勉強になりました」
 佐藤慎太郎が何とか5着に入った。
 「別線でしたからね。でも、終わった後に納得が出来れば、負けても価値はあると思うんですよね、僕は。自分的にはちょっと重いです。たぶん、フレームのせいですね。でも、今回はこれでやるしかないので、なんとかやるしかないですね」


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