『東北地方太平洋沖地震被災地支援 第26回共同通信社杯春一番(GII)レポート』 3日目編
 
配信日:4月9日


 東日本大震災で被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復旧、復興をお祈りしています。
 明日は東北地方太平洋沖地震被災地支援第26回共同通信社杯春一番(GII)最終日・決勝戦が武雄競輪場にて開催されます。
本場では、ザブングルのお笑いライブ、仮面ライダーオーズショー、地元選手の震災チャリティーオークション、優勝者当てクイズ、B級グルメ市等が行われています。
 B級グルメ市は美味しいと評判です。またチャリティーオークションには逸品が出ています。是非、参加しお宝物をゲットしてください。
皆様のお越しをお待ちしています。


<1R>
西谷岳文選手
西谷岳文選手
   坂本貴史の捲りをさらに捲り追い込んで西谷岳文(写真)が1着。
「才迫(勇馬)が行くと思ったけど、守谷(陽介)がどうするのかわからないし、すっごい車間を空けられたらいやなので、前々にいようと思いました。仕掛けようと思ったら、先に前が仕掛けてくれたんで、良かったです。明日も頑張ります」


<2R>
前田拓也選手
前田拓也選手
   脇本雄太、水谷と近畿の若手に前をまかせた前田拓也(写真)が、ゴール直前で水谷を交わして1着にきた。
「前の2人のおかげです! こうやって若い選手が頑張ってくれて1着取れました。嬉しいですね」
 捲ってくる選手に合わせて3コーナーで番手から出た水谷好宏は2着。
「前のレースで守谷(陽介)さんを見ていたから、かぶったら終わりだなと思ったんで、出させてもらいました。でも、番手だし、ヨコもやらないといけないって思いました」


<3R>
島野浩司選手
島野浩司選手
   本日からの補充出走の島野浩司(写真)、先行した永井清史の番手から追い込んで1着を取った。
「永井が頑張ってくれたおかげですね! 自分の調子は、久々のレースなんでどうだろうって思ったけど、大丈夫でしたね。もう1日、頑張ります」


<4R>
鈴木誠選手
鈴木誠選手
   近畿のワンツーかと思いきや、鈴木誠(写真)が直線を鋭く伸びて1着強襲。
「今日は展開が良かったおかげです。自分の調子的にはいいですよ。でも、昨日みたいに、SSと一緒に走ると、今日みたいに余裕を持って走れないですからね。そこは難しいです。また明日も頑張ります」


<5R>
中川誠一郎選手
中川誠一郎選手
   前を任せた坂本健太郎が捲り切れなかったが、自分で追い込んできた中川誠一郎(写真)が、昨日に引き続き1着にきた。
「健太郎がいいところで仕掛けてくれたんで。健太郎が止められた時に、一緒に外に持ち出してタイミングが少し遅れたけど、ここの直線が長くて助かりました。僕は組み立てが下手なんで、今日みたいに、ここで踏むしかないみたいになった方が力が出るのかもしれないですね」


<6R>
市田佳寿浩選手
市田佳寿浩選手
   前の中野彰人が不発も、自ら捲って1着の市田佳寿浩(写真)。昨日の1着を取れなかった悔しさの雪辱を果たした。
「相手は強いし、中野も苦しいかなと思ったんですけど、オッズを見たら、僕と中野まで売れていたから、それでもお客さんが僕に期待してくれているんだと思って、頑張りました」


<7R>
石橋慎太郎選手
石橋慎太郎選手
   単騎の石橋慎太郎(写真)が鋭く伸びてきて1着。
「9番手はきついですね。稲垣(裕之)さんが仕掛けてくれたから、前が短くなったから、そのおかげですね。外だったけど、そのおかげで風を受けなかったです。調子はでも良くないですね。たまたまです(笑)。でも、今年初の1着は嬉しいですね(笑)」
 先行した新田祐大の番手で仕事し、追い込んだ山崎芳仁が2着。
「新田がたれるまで前に踏む気はなかったです。番手で2回仕事して、新田がたれてきてから、踏んだけど、その時には慎太郎がきていましたね。新田が頑張ってくれたのに、1着を取れなかったのは、僕の責任です」


<8R>
伏見俊昭選手
伏見俊昭選手
   最終ホームを物凄いスピードでカマした渡邉一成をマークした、伏見俊昭(写真)が2着。
「一成の踏み出し、踏み直し、全てがパーフェクトでしたね」
 3着の村上博幸
「川村(晃司)さんが行ってくれたから、何とかしたかったけど、あそこは止めるのが難しいです。もう二呼吸早かったらどうにかなったんですけどね。3車全部出し切ったら、だめなんで、(齋藤)登志信さんをどかしにいきました」


<9R>
小倉竜二選手
小倉竜二選手
   三宅達也を交わして小倉竜二(写真)が1着。
「達也が強かったですね。このメンバーじゃ、僕らはノーマークみたいなもんなんで(笑)、その中でワンツーを決められたのは大きいですね」
 深谷知広と佐藤友和が叩き合いの末に深谷が突っ張り切ったが、三宅達也がそれを捲り2着に。
「踏むのはあそこしかなかったですからね。2人で叩き合っていたから、かなり力を使っていたと思いますよ。調子はええんか、悪いんかわからないですけど、明日も頑張ります」


<10R>
長塚智広選手
長塚智広選手
   吉田敏洋の先行を、早めに捲る長塚智広(写真)が1着。ダービーに続き優出を果たした。
「ダービー以降、思うように練習出来てないので不安だったんですけど、ここにきて徐々に良くなってきています。明日も芦澤君、12レースを勝ちあがってくる関東勢と一緒に決勝で頑張りたいと思います」
 長塚マークで2着の芦澤大輔
「長塚さんのおかげです。ダービーでもすぐに行っていたから、今日も行くだろうなって思っていました。(決勝に乗れたのは)連日、前に恵まれているおかげですね!」
 3着には岩本俊介が突っ込んできた。
「今回はいつもとは違う競走なんですけど、どうしても勝ちたかったんです」


<11R>
井上昌己選手
井上昌己選手
   松岡貴久を交わして井上昌己(写真)が1着。
「松岡がいいところで行ってくれました。自分の調子も日に日に良くなってきているので、決勝も頑張ります」
 村上義弘が先行体勢になるも、それを捲って松岡貴久が2着に入った。
「今日は昌己さんに差されました(笑)。僕が弱いというよりも、昌己さんが強いです。僕の調子も昨日よりもいいですね。それにしても、浅井さん強い! っていうか上手い!」
 3着には浅井康太が入り、久々のビッグ優出を決めた。
「あそこで行っても、松岡さんを出させるだけなんで、そこはちょっとタイミングをずらしました」


<12R>
合志正臣選手
合志正臣選手
   空いたコースを鋭く伸びてきて1着の合志正臣(写真)
「2センターで突っ込む腹を決めていたら、コースが空きました。あんなにきれいにコースが空いたのは久しぶり(笑)。荒井(崇博)と乗りたかったですけどね……。でも、貴久いるし、昌己もいるので一緒に頑張りたいと思います。決勝は久しぶりですね。共同通信社杯はなんか縁がありますね」
 平原の番手の武田豊樹が2着に。
「平原があれだけ頑張ってくれているので、残すことを最重要に考えていました。自分的にはしのげた納得のいくレースだったんですけど、1着じゃないのでお客さんには申し訳なかったですね」
 坂本亮馬と接戦になるもタイヤ差で平原康多が3着に入った。
「すっごいきつかったです。(坂本)亮馬が突っ張るのかどうなのかと様子を見ながらだったから、踏んでいてきつかったです」

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