『第2回パールカップ(GI)』 決勝戦共同インタビュー

配信日:6月12日
6月13日(木) 12R(発走予定16時40分)
當銘直美(愛知・114期)
當銘直美選手
 (連勝で)ビックリです。(準決は児玉碧衣が)昨日(初日)と違って今日(準決)は隣の枠だったので、やっぱり狙えるものはしっかり狙っていかないとこういうとこでは私は戦えないと思うので、まずは狙っていきました。タテ脚の勝負ではまだ叶わない部分がすごいあると思うので、追走は得意だと思っているのでそこをしっかりと思って走りました。(児玉)碧衣さんが仕掛けたときちょっと口が空いてしまったんですけど、なんとかそこからリカバリーすることができて、日なたになってるとこで後ろとの距離も把握できたので、そこでしっかり自分のタイミングで落ち着いて追い込むことができました。昨日と同じような展開になったんで、最後は集中してしっかり踏み出せば自分にもチャンスがあるかなと思って踏みました。(2走して状態は)まさかこんな大きなレースで1着を連続でとれると思ってなかったので、過去イチ良いと思います。(決勝に向けては)いつも通りケアして挑みたいと思います。今まで何回も予備になったり、久留米(オールガールズクラシック)も微差でダメだったりして惜しい女だったので、なんとかここでそれを脱却できるようにと思ってすごい意気込んで入ってきたので、まずは目標としていた決勝戦に進むことができて良かったです。(戦い方は)何でもやります。
奥井迪(東京・106期)
奥井迪選手
 (準決は)中団くらい取れたらと思っていたんですけど、結構みんなスタート早くて自力選手も何人かいるから、入れてもらえないし、吉村さんが前だったから、吉村さんの前に入れば、一つ動きは押さえられると思ったので前に行きました。(久米詩が単独で仕掛けてきたが)久米さん来なくてもホームでしっかり駆けようっていうのは思ってたので。そこに久米さん1車で来たので、そこあまり慌てず一回入れて、その後ろに尾崎さんとか飯田(風音)さんとかまくり強い選手いたので、合わせて出るという器用なことはできないので。もう自分のタイミングですかさず行こうと思ってました。(あのタイミングだった?)そうですね。後ろの動きとか全く見てないです。(感触的には)気持ちで踏んだって感じですね。お客さんがすごい声援を送ってくれたんで。3着に入るというより1着でここの皆さんの前でインタビューに立ちたいと思いましたね。お客さんに『奥井さん今日は絶対1着取れるよ』と言ってもらえたんで、それに『そうだ、私今日1着取れる』と思って。励まされたんで。もう絶対感謝を言いたいなと思って、今日は1着取りたい気持ちで出切ってから気持ちで踏みました。(それがゴール後のガッツポーズに?)本当にまだ決勝じゃないんですけど。今日はこの瞬間だけは喜んでGIの決勝は初めてだし、こうやって自力で昨日の先行もそうですし、自分の思い描いた通りのレースでこうやって勝ち上がれたんで、ほんとうに嬉しかったです。(2走しての感触は)4月に向けてやってきたことがようやく力になってきた感じなので、失敗があって今回のこの2日間に生きたのかなと思うのでやってきたこと間違いじゃなかったと思います。(状態的に)体調もいいですし、昨日先行したんですけどそこまでそんな疲れは残ってないので大丈夫です。(決勝は)ここでしっかり気を引きしめて明日の決勝に向けて勝ちにいくっていう気持ちで臨みたいな思ってます。(戦い方は)自力でこの舞台で戦いたいと思いでずっとやってきたので、自分のスタイル崩さずやっていきたいと思ってます。
柳原真緒(福井・114期)
柳原真緒選手
 (準決は)6、7番車が自力の選手だったので、前々勝負だなと思って前取りに行ったら誰か来るかなっていうのは予想してました。(山原、尾方真生が前に入って)絶好の位置取れたなっていう感じでしたね。(児玉碧衣がカマしてきて)昨日(予選)の尾方さんを見ている感じすごく強かったんで行ってくれるかなって思ってたんですけど、結構接戦のような形になったので、何回か内も空いてたのでもうそこしかないなと思っていきました。もう本当にただただ結果論だなって走りでしたね。(2走して感触は)ここに向けて最近のなかでは一番調子良く持ってこれましたけど、脚ある選手と比べるとやっぱり2、3段階脚は違うなっていうのは自分のなかで感じるので、今できるレースをっていう感じで考えてます。(自分で動いてということも?)そうですね。(決勝に向けての修正点は)位置取りしっかりしないと。GIの決勝で1つ2つ自分のなかで遅れをとるともう優勝は狙えない形になるので、そこはシビアに考えていきたいと思います。地元地区ですし、地元地区1人しか上がれなかったので本当に優勝だけ狙って頑張ります。(戦い方は)自力自在に走ります。
吉村早耶香(静岡・112期)
吉村早耶香選手
 (準決の初手は)前で失敗してるので悩んでたんですけど、風も強かったのでより前のほうがいいなと思ってました。奥井さんが駆けると思っていたので、早めにきてくれたのでそこは良い感じに判断できました。(久米詩の)スピードも良かったし風も強かったんで、奥井さんの後ろになんとか付いていくって感じでした。二人のやり合いをちょっと見極めていくって感じでした。(奥井がすかさず仕掛けて)強かったです。(ゴール前は)昨日(初日)もそうなんですけど、良い位置回れてるんですけど最後抜けないのでそこが課題だなって思います。(GI初優出で)嬉しいです。しっかり優勝目指して頑張ります。(決勝に向けては)しっかり宿舎帰ってケアして、いつも通り備えるだけだなって感じです。(2走して状態は)反応は悪くないと思うので頑張ります。(決勝は)精一杯力出し切りたいと思います。(戦い方は)自力自在で戦います。
尾崎睦(神奈川・108期)
尾崎睦選手
 (準決は)初手は前の方が欲しかったので一番理想の位置が取れたかなって思います。(展開的には久米詩だけが動くような感じだったが)あまり見てなかったです(笑)。追走に集中しました。2コーナーのところで自分でまくりにいくかどうしようかちょっと迷ったところが良くなかったなって思ってます。勝ち上がりなのでそこでちょっとリスクを…。自分の中でそこをリスクと思ってしまってることが良くないことなのかも知れないですけど、まず決勝に勝ち上がるっていうのを第一に考えていたので追走の方を選択しちゃいました。まくりにいくよりも追い込み勝負の方がいいのかなって思って固くいってしまった感じですけど。(2日間を振り返って)集中し切れていない部分があるので、もう少し修正できることが、細かいところがたくさんあるのでそこをもう一回真剣に自分の中で見つめ直して明日(決勝を)迎えたいです。最後は気持ちだと思うので、しっかり強い気持ちを持って、自分が獲るというのを信じて、そのためにこれからできることを明日の発走までにしっかり準備していきたいと思います。(作戦的には)自力で自分の力を信じて。
山原さくら(高知・104期)
山原さくら選手
 (準決は)行けたら前から組み立てたいかなと思ってました。(狙い通り)前に入れて嬉しかったですね。前のレースで奥井さんが1着取られたのがすごいかっこよくて刺激もらえて。(レースは)4番選手(尾方真生)が最初に動いたかな。ジャン過ぎくらいから1人動いたのが見えたんですけど、出させてたら自分がダッシュがないのできついなと思って。3コーナーちょういくらいから結構 メイチで必死にあとは分からなかった。きつすぎて。(児玉碧衣、當銘に出られたが)メイチで踏んだんですけどやっぱりなかなか(児玉)碧衣のこと合わせられることができないので。碧衣が駆けたら後ろはなかなか3番手はみんな結構きついと思うので。そこの間が空いてくれたので、後ろすぐ前輪、誰かの見えていたんですけど。必死に自分はもう碧衣の速度をどうにか縮まるように車間が。必死で踏んでった感じですね。バックで出ていくか悩んだんですけど。確定板に乗りたい思いが強くて一瞬躊躇してしまった部分があったんですけど。内から来られてやばいなと思ったんですけど。最後一伸びしてくれたので、脚の状態は良かったんじゃないかと思います。(2日間を振り返って)昨日(予選)すごく重く感じて顔見せから、脚は悪くなかった思うんですけど。バンクがすごく重く感じて。昨日刺激が入った分、今日顔見せから軽く感じて頑張ろうという気にはなれました。(決勝は)みんな強いのでしっかり前々に攻められるレースができたら、チャンスが来るんじゃないかと思って挑みたいと思います。(戦い方は)自力で頑張ります。
石井貴子(千葉・106期)
石井貴子選手
 レース(準決)については1番車というのもあって。初日のようには初手位置を考えていなくて、奥井選手より前と考えてスタートしたんですけど、前に入られてしまってああ…って感じになってしまって。本来であれば久米(詩)選手の動きに付いて前に上がらなきゃいけなかったんですけど、動いてくれなかったですね。体がちょっとよろしくなかったと思います。一回自分が前にという基本的なことができなかったなって思いました。(感触としては)3(着)までの権利だったので、3までと思って踏んでたんですけど、内にいっても7で。詰まってしまうし2センターで。踏んでみたけどダメでしたし、もっと前の段階がダメだったなと思います。(敗因は)直線部分じゃなかったなと思います。(4着で最終レースの結果待ちとなったが)待って他人のレースを見るのは自分のレースよりも緊張するし嫌ですね。(初日1着の)坂口選手の着次第な感じだったんですけど、他人のレースよりも自分のことをちゃんとやりなさいっていう反省の方が大きいですかね。(それでもGIの決勝に勝ち上がれて)本当にありがたいなと思います。初日、2日とその日にできることをせいいっぱいやっていこうと思ってスタートはしてるんですけど今日(準決)のことはしっかり反省して、明日もせいいっぱい頑張ります。(状態面は)特に問題はないのかと思います。(決勝は)せいいっぱい集中して走りたいと思います。(戦い方は)自力を基本に走ります。